「えーっと………ここか。1024号室」
俺は部屋番号を確認してドアに鍵を刺す………字が違うって?気のせいだ
「ん?………」
なぜだ?なぜ俺の部屋のはずなのに鍵が開いている?……
…………侵入者か?
俺はそっと脇の下と後ろ腰、脹脛に装備しているナイフを確認する
よし、ちゃんと装備している。これなら不測の事態にも対応できるな……
俺はナイフをすぐに抜ける状態にして部屋の扉をそっと開け足音をたてずに中に入る
……キィ……
よし侵入成功……自分の部屋なのに侵入ってなんだ?
部屋に入りまず目に入るのが大きめのベッド、それが二つ並んでいる。さらに注意深く見廻し人が隠れられるような位置がないか探す………クリア
……特に問題はないが………なんなんだ?………ん?ベットが二つ?
「相部屋なのか?」
…………いやいや、それはないだろ…
IS学園には俺と一夏の二人しかいないんだから。俺と一夏が別の部屋なんだ二人部屋になることはないだろ常識的に
「誰か居るのか?」
やばい、つい声に出しちまった
「………あり?…」
………もしかして……「誰もいない?」
ああ
ただの勘違いだったんか
もともと鍵が開けっぱだったのかな?
管理が適当な気がするが……まあいいか
今度からは俺が閉めたりすんだし………トラップでも仕込んでみるか?…おいおい考えよう
さてと、じゃあ荷ほどきでもするか
そこまで荷物があるわけじゃないが…
ズドン!……ズドン!
「うおっ!?」
なんだ?
さっきの音は……隣の部屋か?
気になったからドアを開けて隣の部屋の方を見てみると「……なにやってんだ?一夏」
「あ、ああ、ユウヤか、ちょっと箒に殺されかけてな……」
「…なんかやったのか?」
「…いや、ちょっと……な」
「そうか」
「あああああ、織斑くんとローゼンベルグくんだ~」
「あっ、ほんとだー、あそこが織斑くんの部屋で、あそこがローゼンベルグくんの部屋なんだー、いい情報ゲット~」
ちっ
めんどくさいことになりそうだな…
「…よし、じゃあな一夏、俺は荷ほどきとかがある、頑張れよ」バタン、ガチャ
「って、ちょおおおおおおおおお、俺を放置しないでくれよユウヤアアアアアアア」
知るか
めんどくさそうなんだよ
巻き込まれてたまるか
散るなら一人で散れ、俺は知らん
まあ、安らかに眠れ、織斑一夏よ
さてと、荷ほどきの続きをやりますか
ジーーーーーー
おお
千冬が鞄を投げたって言ってたけど…中身は大丈夫そうだな、よかったよかった
さてと、必要なもんだけ出してっと……どうすっか
……飯でも食いに行くかな
騒がしくないといいんだが…