にゃむ「ここからフェリー乗り場までどんぐらいなの?」
海鈴「調べました、徒歩三十分、走れば二十分ほどです」
にゃむ「よし!じゃ走ろう!」
男使用人C「あ!お嬢様が居たぞ!」
男使用人D「報告!D町八丁目にお嬢様を発見!至急応援を!」
睦「見つかった…!」
祥子「二人なら突破は可能ですわ!」
女使用人C「お嬢様視認しました!」
女使用人D「囲んで確保します!」
にゃむ「後ろからも来たぁ!」
男使用人E「上空A部隊お嬢様を視認」
女使用人E「合流します!」
にゃむ「うっそ!ヘリ!?」
祥子「お爺様本気ですわね!」
睦「…どうする?」
祥子「正面突破しか…!」
海鈴「いえここは私が行きます。ふっ!」
男使用人C「ぐあっ…!」
男使用人D「なっ!こいつ…!」
海鈴「はぁぁっ!」
男使用人D「ガアッ…」
モーティス「海鈴ちゃんつよーい!」
海鈴「ふふ…もっと褒めてもいいんですよ。皆さん!ここは私に任せて三角さんのもとへ!」
祥子「一人で残る気ですの!?それは…」
海鈴「こうしてる間にもここにどんどん追っ手が集まってきます!逃げ場がなくなる前に早く!」
祥子「八幡さん…」
海鈴「必ず向かいます!」
にゃむ「ちょっ…!ウミコそれフラグ!」
祥子「〜〜ッ!約束ですわよ!八幡さん!」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
モーティス「あー!見えたよ!乗り場!」
にゃむ「追っ手は来てないみたいね!」
祥子「ええ!このまま一気に…」
男使用人F「お嬢様!」
男使用人G「報告、お嬢様らはフェリー乗り場に来ました推測通りです」
にゃむ「そうは問屋が卸さないみたいね…」
女使用人F「お嬢様!さあ帰りましょう、定治様が心配しておられます」
女使用人G「フェリー乗り場付近のエリアにいる者は直ぐにこっちへ来て周囲を囲んでください」
睦「これは…!」
祥子「万事休す…ですわね」
にゃむ「あ〜〜〜〜!!!」
祥子「!?祐天寺さん?どうされ…」
にゃむ「オラッ!」
女使用人F「ッ!な 何…カッ…!」
にゃむ「しゃあ!」
男使用人F「ガァッ…」
祥子「ゆう…てんじさん…」
にゃむ「サキコ!ムーコ モーコ!行きな!」
睦「にゃむ…!」
祥子「祐天寺さん!貴女も一人で…!」
にゃむ「あんま言いたかないけど!絶対に追いつくから!行け!!」
モーティス「祥子ちゃん…!」
祥子「…ええ!お願いしますわ!祐天寺さん!」
男使用人G「お嬢様!お待ちください!」
にゃむ「行かせないってぇの!!!ハァッ!」
男使用人G「ぐうっ…!」
女使用人G「…貴女なかなかやるのね」
にゃむ「お姉さん強そうですね…」
女使用人G「ええ、それなりには、通してくれたら怪我することもないと思うけど?」
にゃむ「残念ですけど、約束なんで」
女使用人G「…いい目ね貴女。名前はなんて言うの?」
にゃむ「祐天寺若麦です。お姉さんは?」
女使用人G「西元寺米花よ」
にゃむ「なんか親近感ありますね…いきますよ、西元寺さん…!」
米花「名前でいいわよ、にゃむ!」
にゃむ 米花「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
祥子「着きましたわ!小豆島!」
睦「ここが初華の…」
モーティス「早く行こ!」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
祥子「不思議ですわね…」
睦「うん…」
モーティス「だーれもいないね〜?」
???「この島に人はおりませんよ」
祥子「!誰ですの!…貴方は!」
老使用人「お迎えに上がりました。祥子お嬢様」
モーティス「このおじいちゃん誰〜?」
祥子「お母様の…いやお祖母様の代から豊川家にお仕えになってる源太郎さんですわ」
睦「…祥この人」
祥子「ええ…強いですわ。とても」
源太郎「祥子お嬢様、帰りましょう、定治様が心配なさっております」
祥子「そこをどいてください!私は初華と話がしたいのです!いるのでしょう?この島に!」
源太郎「確かに初音お嬢様はこの島にいます。しかし、会うことは叶いませぬ。どうしてもというのならば…」
睦「ッ!」
モーティス「うぅ…!」
祥子「くっ…!(なんというオーラですの…!)」
源太郎「私めを超えてゆきなさい」
祥子「くぅう…!行きますわよ!睦!モーティス!」
睦「うん…!」
モーティス「はぁ…わかった!」
祥子「ハァッ!」
源太郎「ふむ…スピード 重さどれをとっても一流の部類だ。強くなられましたな祥子お嬢様…」
祥子「くぅぅぅ…!(そう言いながら全部さばかれると自信なくしますわ!)」
睦「祥!私がやる」
祥子「わかりましたわ!」
睦「ふっ…!はっ…!」
源太郎「ほう…空手ですか(いや違うな…これは…)」
睦「かぁぁぁっ…!」
源太郎「!(成程…)」
祥子「凄い…!一発当てましたわ!」
源太郎「空手をベースにボクシング ムエタイ を織り交ぜた複合ですね。素晴らしい…」
睦「…(見破られた…!でも…)どうってことない…!ふぅぅぅ…!ハァッ…!」
源太郎「しかし」
睦「ッ!(止められた!)」
源太郎「まだまだ青い…シュッ…!」
睦「くうっ…!(蹴りが重い…!)」
源太郎「繋がりますよ」
睦(左足でかかと落とし…!防御…!)
源太郎「違いますよ」
睦「ぐあっ…!」
祥子「あんな体勢から…右足でハイキックですの!?」
睦「…」
祥子「睦!」
源太郎「気絶してるだけですよ、さあ帰りましょう」
祥子「くっ…!」
源太郎「…!」
???「いぃぃぃやっ!!」
源太郎「ぐぅっ…!」
???「ハアアアッ!!」
源太郎「ぬうう…!」
祥子「!睦…!」
睦?「選手交代だね!睦ちゃん!」
祥子「!モーティス!」
モーティス「第二ラウンドだよ!おじいちゃん!」
源太郎「あの蹴りをまともに食らって動けるとは…大した耐久力ですね」
源太郎(いや待て…今の足技…)
モーティス「ふんっ!」
源太郎「!」
モーティス「はいいいいいっ!やあっ!」
源太郎(中国拳法…!先程までとまるで違う…!)
モーティス「はあっ!やあっ!ふうっ!」
源太郎(だが練度はそこまでみたいだ、隙が多い)
モーティス「いやっ!」
源太郎(腹への正拳突き…!これを避けてカウンターをとる)
モーティス「…」ニッ
源太郎「なっ…!(フェイント!?懐に入られた!)」
モーティス「本命はこっち!はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
源太郎「がぁぁぁぁっ…!!!」
祥子「八極拳…!」
モーティス「はぁ…はぁ…疲れた〜おじいちゃん強すぎ〜!」
祥子「モーティス凄いですわ!」
モーティス「ふふん!早く先行こ!」
祥子「ええ。…!モーティス!頭を下げて!」
モーティス「ええ!?なになに!?」
祥子「…やはりしぶといですわね。源太郎さん。」
源太郎「久しぶりですよ…まともに食らったの…」
モーティス「投げナイフ!?」
源太郎「使う必要はないと思ってましたが…本気を出さねばならないようです」
祥子「(また一段とオーラが増した…!)モーティス二人ががりで…」
モーティス「いや、祥子ちゃん。行って。」
祥子「何を言ってますの!?わかるでしょう!?先程までとはオーラが違う!下手をすれば…」
モーティス「こんな所で時間食ってる場合じゃないでしょ!!私たちに任せてモタモタしないで早く行って!!!」
睦「モーティス…やさしく言って」
祥子「…!〜〜〜!!分かりましたわ!!!」
源太郎「行かせませぬぞ」
睦 モーティス「こっちのセリフ!!」
祥子(海鈴…!にゃむ…!睦 モーティス…!必ず全員幸せにしてみせますわッッッ!!)
続く