鉄仮面の魔法少女   作:17HMR

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サイコパス面白い・・・・
でもこれってディックの「マイノリティリポート」とスタローンの「ジャッジ・ドレッド」のパクリじゃね?


死闘

 

バァァァァァァッァァァァァ!!!!

 

黒鋼の狂銃が、肉を引き裂き骨を砕く、鋼鉄の嵐をまき散らしていた

それを黒髪の少女「和紗ミチル」が魔力を通した四肢で壁を飛び、ほんの少しでも触れれば死を招く嵐から紙一重で避ける

まるで華麗なダンスをするかのようなそれはまさに「戦いのアート」

それを追うのは、踝まである金色のツインテールを獰猛なライオンの鬣のように揺らしながら、謎の魔法少女は黒髪の少女に無数の銃弾を叩きこむ

少女の手にあるのは「MAC10 イングラム」

拳銃サイズのこの短機関銃は9mmパラべラム弾を使用するMAC11と比べると、知名度はあまりないが使用弾薬である45ACPの弾幕は驚異的だ

反面、その凶悪過ぎる反動からくる低い命中率はいかんともしがたいが、「彼女の作戦」においては最良の選択と言えた

 

「ハハッ!逃げなよ逃げなよ!!!逃げなかったらトマトピューレになっちまうぞ!!!!!」

 

追われる黒髪の少女は魔力を使っての防御をしなかった

魔力を使った結界なら銃弾程度を跳ね返すことは造作もない

しかし、それは相手の出方がわからない場合は悪手でしかなかった

結界の維持には魔力を多くつかう

おまけに自由に動くことはできず、一方的な攻撃となる

敵のカードが見えない以上、此方もカードを切る必要はない

彼女は冷静に状況を理解していた

魔力と銃弾は基本相性が悪い

魔力を弾丸として放つと、一撃必殺のパワーがあってもその魔力を回収することができない

銃を使う魔法少女が少ないのはそこに理由がある

彼女の「弟子」である飛鳥ユウリが魔力切れを起こしたのもそれだ

しかし、目の前の魔法少女は実弾を発射する銃を使用している

彼女は複数の銃の展開と弾丸のリローディングに魔力を使用しているのみで、魔力弾らしきものは一発も放っていない

魔力を極力セーブしているのだ

これは彼女が戦闘慣れしていることを意味している

ならなぜ、威力はあっても命中率が低いオープンボルトのサブマシンガンを使うのか?

それが指し示すのは・・・

 

「イル・トリアングロ!!!」

 

廃ビルの隙間、ミチルが足を止めた瞬間を狙って、金髪の少女が叫ぶ

その声に呼応するかのように地面に魔法陣が浮かび上がり広がる

その刹那

 

ドガッガァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!

 

灼熱の爆風が辺りを覆った

近距離でTNT火薬に匹敵する熱量と爆風が少女を包む

 

「ヒャッハァァァァl!!!!!マギカ・アッラビアータの完成だ!!!!」

 

勝ち誇るように彼女が叫ぶ

 

 

「何・・・・この魔力波」

 

魔力を持たない一般人では感じられない波動

それが周囲を覆う

金色のツインテールが特徴的な少女「飛鳥ユウリ」はすぐさま変身する

今は「師匠」の元に行き、彼女が見出した記憶について聞きたかったが、この魔力を放置しておくことはできない

真紅に染められたタイトミニのナース服に変身したユウリは地面を蹴りあげ、赤い月の元空を舞った

 

 

少女の目の前にはズタズタに引き裂かれた黒い三角帽

それは今しがた爆発の中に消えた黒い魔法少女の物に間違いなかった

イングラムの弾幕で対象を誘導

そしてあらかじめ設置したトラップで仕留める

そして勢子であった少女は使い魔の「コルノ・フォルテ」で安全な空に逃げる

よしんば致命傷を与えられなくとも、その時はコルノ・フォルテで仕留めればいい

あれだけの爆発だ・・・生きてはいまい

彼女は慢心していた

それこそが彼女の最大の欠点だということに・・・

 

「料理人は料理を作り終えた時に満足してはならない。していいのは料理がお客の口に入った時だけだ」

 

土煙舞う中、凛とした声が響く

 

 

 

NGシーン

 

ある日のプレアデス聖団の稽古場にて・・・

白いひげが特徴的なコメディアデラルテのストックキャラクターの一つ、「パンタローネ」の仮面をつけた黒髪の少女が演技をする

声を一言も発しないパントマイムではあるが、その動きがストーリーを物語っていた

背が低いのを気にした金持ちのパンタローネが学者のドットーレに背を高くする薬を作らせるくだりだ

 

「ちょっと休憩しない?サキ」

 

パンタローネが声を発した

 

「ああ、ちょうど喉が渇いていたんだミチル」

 

二人が仮面を外すとそこからは今までの演技がウソだったかのように、二人の少女が現れた

二人とも汗だくだ

 

「ごめんねサキ。ちょっとアドリブ入れちゃって・・・」

 

「いや、演劇にアドリブは付き物さ。私もいい経験になったし・・・」

 

サキは知らず知らずに汗だくになったミチルを見つめていた

スポットライトに照らされたミチルの白い肌は光り輝いていた

 

「なぁに見ているのサキ?」

 

「いや・・・さっきの演技と別人だなって・・・」

 

「それってオヤジっぽかったってこと?」

 

「いやそんなつもりじゃ・・・・」

 

責めるミチルと責められるサキ

そんな二人を一人の少女が見つめていることを彼女達は知らなかった

 

 

ガスッ!ボスッ!

 

大道具置き場

何か柔らかいものを殴りつける音が響く

 

「何が!なぁに見ているのサキっだ!!!ボクと!いうものがありながら!!!!」

 

鬼面の表情の少女が一心不乱にクマのぬいぐるみを殴り続ける

自称「サキちゃんの妹」若葉みらい

 

彼女のこの奇行がのちに「大道具室の拷問官」という都市伝説となったのを彼女は知らない・・・

 

 

 

 




クレしんの「ねねちゃんのうさぎがしゃべったぞ」
まじ怖ぇぇぇぇぇ

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