独りにしませんいつまでも   作:残念G級

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城戸の想い

真昼が会議室を去り、部屋にはただ三上の泣き声と重い空気だけが残っていた。

その沈黙を破ったのは、玉狛支部長の林藤だった。

 

「…迅、どれくらい視える」

 

「…勝てる未来に関しては現状全く。トリガー構成は視える範囲である程度絞れるとは思いますが」

 

「今はそれでいい。把握できる限りは全部だ」

 

「…了解、ボス」

 

迅は林藤の指示に従って自身のサイドエフェクトで視た真昼との戦闘のあらゆる可能性を挙げていく。

孤月やスコーピオン、バイパーなどのいつものトリガーはもちろん、アイビスやスパイダーなど普段の構成ではあまり使っているところを見ないものまで。

それらの未来を視たうえで迅が導き出した答えがあった。

 

「…おそらくだけど、今回の真昼はレイジさんみたいにトリガーチップを拡張してる」

 

それは本来ならメインとサブ合わせて8つしかセットできないはずのトリガー枠を拡大するというもの。

そもそもトリガーはセットするだけでもトリオンを消費し、さらには戦闘中の切り替えが難しい。そのため、通常はトリガーセット枠を4つにするのだが、玉狛支部の隊長である木崎レイジは、自身の専用トリガーの効果を最大限発揮させるため、トリガーセット枠を拡張しているのだ。

その拡張を、今回は真昼も使ってくることが、迅は視えていたのだ。

 

「枠はおそらく14…いや、16。メインは色んなパターンが視えてるけど、一番確率が高いのはオルサイズだな。他にも孤月にスコーピオン、バイパーもある。…既存のトリガーは一通り可能性があるな。とりあえず、今視えている状態だと上手く絞れない。ここからさらに絞る、かつ勝率を少しでも上げるためには、ある女の子(・・・・・)の力が必要なんだけど…」

 

ちらりと迅は視線をある少女へと移す。その視線の先には、先ほど真昼に辛い言葉を受け、泣き崩れている彼のOPである三上だった。

一ノ瀬隊として誰よりも長い時間、真昼の戦闘を近くで視て支えてみた彼女なら、真昼の戦術を深く理解できている可能性がある。

だからこそ、迅はこの戦いの鍵は三上にあると踏んでいるのだが、その本人は最も愛する者からの拒絶に心が折れかけていた。

 

「…今はできることをやろう。まず、戦術だけど…」

 

それから、迅を中心にこれから一週間の事を話し、隊員たちは部屋を後にした。

そして残った上層部は真昼の資料を前に険しい表情を浮かべる。

 

「ううむ、しかしめんどうなことになったわい」

 

「一ノ瀬君との戦闘、勝ち目はあるのでしょうか…」

 

鬼怒田と根付が頭を抱える。この上層部の中で真昼との関わりは浅いが、彼の実力は十二分に理解していた。

あの一ノ瀬真昼に勝つことはほぼ不可能。それがこの二人の、強いてはボーダーに所属する一ノ瀬真昼という人物を知る者全員の共通認識であった。

 

「忍田本部長と林藤支部長、そして城戸指令は真昼君とは旧ボーダーからの付き合いなのでしょう?私は戦闘は専門外なので個人としての見解ですが、今回集まった隊員総出なら可能性はあると踏んでいるのですが、実際どうなのでしょう?」

 

唐沢が煙草に火をつけては質問する。彼はこのボーダーという組織で主に外務・営業を担当しており、資金調達や三門市、県、国、外国との協議や交渉を一手に担っている。

特に戦闘員を経験していたわけでもないので、真昼の戦闘ログを観ても桁違いに強いという認識はあれど、今回集まったボーダーの精鋭が束になればチャンスはあるのではないか、と考えていた。

唐沢の質問に最初に答えたのは、林藤だった。

 

「正直に言えば、迅の言う通り絶望的でしょーね。もちろん今回集まってくれた本部の隊員もうちのやつらも強いとは思うが、あいつは別だ。昔からあいつら(・・・・)は特別強かった」

 

あいつら(・・・・)っていうと、もしかして先ほどの話にも出ていた彼の双子の妹である一ノ瀬陽菜ちゃん、ですか?」

 

「…ああ、あいつらとその父親は俺たちと同じボーダー設立のメンバーなんですが、あの兄妹は俺たちのなかで、誰よりも才能に溢れていた。トリオンの知識も技術も、戦闘も何もかも、メキメキと力をつけていった。最初は大人の意地ってことで勝ってたんだけど、次第に勝てなくなりまして。今となっては私は現役じゃないので勝率はほぼ0ってところですかね」

 

「私も林藤支部長と同じですね。真昼くんと陽菜ちゃんとは何度も手合わせをしましたが、お恥ずかしながら勝率は低い。それに、今の彼は当時とは比べられないほど強くなっている。今戦っても勝ちは二割程度でしょう」

 

二人の言葉に唐沢は顎に手を当てて「ほう…それは凄い」と笑みを浮かべている。

唐沢と真昼は以外にも面識はあり、何なら時々一緒にご飯を食べに行くぐらいには仲がいい。普段の真昼は温厚でなにより頭が良い。そのため、唐沢自身の仕事の話を真昼にしてみたらなかなか興味深く面白い話が聞けるということで、唐沢は個人的にかなり真昼を気に入っているのである。

 

「そうなると、迅君が言った通り勝率は厳しそうですね。このままうちが負けたら今後はどうするんです?」

 

唐沢は視線を先ほどから真昼の資料を眺めている城戸へと移した。

 

「今はまだ決めかねている」

 

「…そうですか。それでは、私が出来ることは無さそうなので、お先に失礼させていただきます」

 

「そ、それでは私もここで失礼します」

 

「うむ、わしも仕事が残っておる。なにかあれば連絡してくれ」

 

唐沢と同時に根付、鬼怒田も退室していく。残ったメンバーは偶然か真昼と長い付き合いのある創立メンバーである城戸、忍田、林藤。三人は沈黙のまま、ただ重い空気だけが流れていた。

 

「…城戸さんさ、なんで今回の遠征計画を真昼に伝えなかったんです?」

 

その空気を破いたのは先ほどと同様、玉狛支部の林藤だった。

 

「…彼にとっては理解し難い、そう判断したためだ」

 

「いやいや、それだけじゃないでしょ。真昼はこっちに戻ってきてから、失っていたモノを取り戻そうと一生懸命だったのは城戸さんも見てたでしょうよ。あいつは昔みたいに皆を大切にしてる、まるで当時の真昼と同じように皆を家族のように想っていた。それが今回みたいにあいつだけ除け者みたいな扱いされたら誰だって寂しいでしょうよ。しかも内容がよりによって遠征だ。あいつの辛い記憶のトリガーと言ってもいいものだ。…まずは大人である俺たちだけで、あいつに伝えるべきだったんじゃないんですか」

 

グッと拳を握る林藤。その表情はいつもの明るく優しいものとは違い、眉間に皺が寄っていた。

 

「…もしかしてだけど城戸さん、|わざと全員の前で真昼を怒らせたか?」

 

決して視線を城戸に向けることは無く、林藤は煙草に火をつけると重い煙を吐き出した。

林藤が城戸にかけた疑惑を、忍田もまた感じていた。思い返してみると、先ほどの話し合いで城戸は必要最低限の受け答えしかしておらず、基本の流れは隊員たちに委ね、そのやり取りを傍観していた節があった。

だがそうなると、なぜわざわざ真昼とボーダー組織を対立させたのかが分からない。隊員の力を上げたいのなら、ちゃんと自分達上層部と真昼で話をして彼に隊員たちを鍛えてほしいと伝えれば、あの心優しく聞き分けの良い真昼のことだ、今回同様に反発するだろうが、あそこまで怒るようなあことは無いだろうと忍田は考え居ていた。

ならば城戸が求めているのは別の結果(・・・・)だ。

だが、城戸にとってメリットになる結果など容易に想像はできない。

そうして忍田は城戸と林藤、そして自身の立場などを今一度考えた。

 

(今のボーダーという組織は一つになっているようでなっていない。それこそ真昼君がいた頃とは正反対もいいところだ。それを踏まえると、まず城戸さんと林藤の考えが真逆のスタンス。現在真昼君は本部と玉狛を行き来しているため、所属派閥に関しては大まかには決まっていないが、彼の存在一つで派閥のバランスは一気に傾く。…!。まさか、城戸さんの狙いは…)

 

「城戸さん、まさか真昼君を派閥に引き込もうと…いや、これはさらにその先。あの子を使って近界諸共、近界民を葬り去る、それが狙いでしょうか」

 

忍田がたどり着いた仮説。それは真昼の怒りの矛先を向こうへと向けさせ、近界に行かせる理由を造らせ、そのまま真昼と陽菜がなったブラックトリガーで近界全てを失くすこと。

そうすれば、こちらの世界がこれ以上侵攻されることは無くなり、近界民によって引き起こされる悲劇はなくなるだろうと。

近界民を心の底から憎む城戸だから、そしてボーダー創立からという彼と長い付き合いだからこそ、そうなるに至った過去を知る忍田だからこそ、その手段を取ってもおかしくないと考えたのだ。

そしてそれは同じく創立メンバーである林藤も、その考えに至り忍田同様の仮説を立てていた。

 

長い付き合いである二人が立てた仮説を聞いた城戸は、表情を一切崩すことなく、ただ手を組み、前方を鋭い目つきで睨む。何もないはずの空間を、まるでそこに忌むべきものが視えている(・・・・・・・・・・・・)かのように。

 

しばしの沈黙の後、城戸は紡がれた口を開いた。

 

「…そうだ(・・・)

 

「「っ!!」」

 

二人の仮説が肯定される。その城戸の返答に驚いた二人。すると林藤は、握った拳を机に振り下ろし殴りつけた。

 

「何を考えてる!?あいつをまた孤独にさせようってのかあんたは!?」

 

殴りつけた拳からは皮がめくれ血が出るも、林藤は気にせず怒りのままに言葉を放つ。

 

「城戸さん!あんたも視たはずだ!あの子の記憶を!真昼の地獄を!ショック死してもおかしくない、むしろ正気を保っているだけで奇跡と言えるほどの拷問を受けた!本来ならあいつはもう戦わなくてもいい身だ!それぐらいあいつはもう戦った!誰よりも血を浴び、傷つき、身を削った!この世界に帰ってきたその瞬間に真昼の戦いは終われたはずだ!それなのに今もまだこの世界のために、そしてなにより俺たちのために戦ってくれてる!十二分すぎるその行いを、あんたはまだあいつにやらせる気か!まだ血を浴びろと!大勢の命をあんな小さな独りの背中に背負わるって言ってんのかっ!?」

 

「落ち着け林藤!」

 

今にも城戸に殴りかかろうとする林藤をなんとか抑える忍田。一方の城戸は、林藤の怒号を浴びてもなお、その表情は変わらず、前を見続けている。

 

「…君たちが私に怒りを向ける気持ちは理解している。至極全うな感情だ。だが、何も最初から真昼を近界に送るわけではない。それはあくまで最終手段(・・・・)だ」

 

城戸が話始めたことで、一旦冷静さえを取り戻した林藤は、席に座ると腕を組み俯いたまま黙った。

話せという意思表示だ。忍田も席に座り視線を城戸へと向ける。それを理解した城戸は再び話を続けた。

 

「今回の遠征計画、この話を進めると判断したその瞬間に私は真昼と我々ボーダーが対立するよう仕向けることをきめた」

 

「…っ!どういうことだ」

 

「現在、ボーダーという組織は全員の働きによってその規模を拡大しつつある。職員が増え、技術者が増え、なにより隊員が増えた。それは望ましいことだ。いつまた大規模侵攻が起きるかわからない今、戦力は多いに越したことは無い。だが、現在のボーダーはその規模が拡大しているからこそ生じる問題が徐々に発生していると私は考えている」

 

「生じる問題…」

 

城戸の発言に、険しい顔で考える忍田。

 

「トリオンとは若いうちに行使することで鍛えられトリオン量は増えていく。その特性上、我々ボーダーは若者の力を借り、彼らに戦場へ出てもらう必要がある。本来なら経験しなくても良い、命のやり取り(・・・・・・)を我々ボーダーは隊員たちに強いている」

 

今まで創作物などでしか出てこないような存在であるトリオンという力、そしてそれを使わないと倒せない侵略者という名の明確な敵。その言葉だけを聞いたら、若者はまるで物語の主人公だと思って喜々としてボーダーに入隊するだろう。直接的な被害を受けた者は復讐を胸に抱くかもしれないが、入隊してくる者の中には、一種の好奇心で入る者もいるだろう。

直接的な被害を受けた者と被害を受けず興味で入る者で、おそらく日頃抱く感情は違うだろう。

 

「…なるほど、人が増えたことによる隊員たちの危機感の低下(・・・・・・)、ですか」

 

気付いた忍田が納得したように呟く。

 

「その通りだ。若者に限らず、人が増えることで人は安心感を抱き、平和を望む。強者と弱者に分かれ、強者は周りを見ては強さに酔い成長の機会を減らす。弱者は強者と比べて自信を無くし努力を諦める。これが今の隊員たちに必ずしも当てはまるとは思っていない。だが、これに似たモノが近くまで来ていると私は考えている。

隊員が増えたことにより明確なランクが定められた。これは良くも悪くも隊員たちに様々な効果を与える。どんな脅威が来ても、自分たちは上のランクだからと力を過信する者、上のランクの者が戦ってくれるからと油断する者。こういった感情を抱く者はどうしてもこの先出てくる可能性は強まる。

これは仕方ないことだ、。だが、それをわかっていて何も対処しないわけにはいかない」

 

城戸は今回の遠征計画で呼び出した隊員たちが乗っているリストを卓上に出した。

 

「今回集まってくれた者達はこれからのボーダーにおいて大きな影響を与える者が多いと私は判断した。いずれは彼らが新しく部隊を作り、力を蓄えてもらいたい。そのために、まずは彼らに試練を与えなければいけない。圧倒的脅威を前にどうすればいいか、ボーダーとは遊びではなく命を失くすかもしれない、友達が仲間が家族が消えてしまうかもしれない、そういった環境に身を置いているという自覚を持ってほしい。そういった覚悟を、彼らを中心にこれからのボーダーに所属する全員に持ってほしい。その最初の段階として、私は真昼の怒りを利用し、彼らにぶつけた。この方法が完全に正しいとは思わないが、必要なことだと私は考えている」

 

「…城戸さんの考えはよくわかった。納得できる部分はある…だがよ、事前に真昼だけには伝えた方が良かったんじゃねえか!?そうすれば、真昼はわざわざ自分を傷つけるようなことしなかったはずだ!」

 

「…戦場に出れば嫌でも血を見る。平和な日常を過ごしてきた者がいきなり血や死を目の当たりにすれば、それは致命的な隙になり、確実に動きは鈍る。戦場でそうなったらどうなるか、君は痛いほど知っているはずだ、林藤」

 

「…っ!」

 

「真昼が行った行動は確かに過激だったかもしれないが、隊員たちに現実を教えるという意味ではあれが一番効果的だ。我々はお遊びで戦っているわけではない。こういった場面が起きる可能性があることは再認識してもらい、、それでも前を向き歩こうとする者でなくては、ボーダー隊員は務まらん。戦闘員が我々のような大人であるならば私もここまではしない。自己責任だ。だが、私たちが戦わせているのは間違いなく、これから無数の未来が広がっている若者なのだ。厳しいようだが、今回ので折れる隊員を私は遠征などに連れていく気もなければ、このままボーダー隊員としていさせる気もない。今回選んだ者のなかで折れた者がいたのなら、私の目が良くなかったというだけのことだ。真昼には後日、私の方から謝罪はする。ただ今は、彼らを見届けたい。これが今回の私の考えだ。異論があるなら言ってくれて構わない。君達にはその権利がある」

 

城戸の考え。それが誰よりも隊員の事を思うからこそだということは、聞いていた忍田と林藤は理解していた。

長い付き合いだからこそ、昔とだいぶ雰囲気や考え方が変わってしまってもなお、彼がずっと大切にしているものは一貫していると知っているから、二人は城戸の言葉を信じ、受け入れることが出来た。

 

「…もういい。一週間しかねえんだ。俺は支部戻ってサポートに入るんで、緊急時以外は支部に籠ります。レイジは大丈夫でしょうけど、恐らく迅と小南とゆりは、内心かなり滅入ってると思うんで。あいつらがいないと、僅かしかない勝率が無くなるんで」

 

「…ああ、頼んだ」

 

「…私も防衛任務のシフトを見直してきます。なるべく今回の隊員たちには万全の状態で臨んでもらいたいので」

 

「…苦労を掛ける」

 

林藤と忍田はそれぞれ部屋を出ていき、残ったのは城戸ただ一人。

彼はゆっくりと背もたれに身体を預けると、そっと自身の顔に刻まれた傷跡を指でなぞった。

静寂に包まれたその空間で彼が抱く感情を知る者は居なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時は進み、真昼対ボーダー精鋭部隊の決戦当日。

 

舞台は市街地A、時刻は昼、天候は晴れ。

 

マップの端に迅たちボーダー精鋭部隊は集まっていた。

スナイパーは一旦高台に集まり、それ以外の戦闘員はスナイパーの下で臨戦態勢を取る。

 

「それじゃ、手筈通り太刀川さん、風間さん、小南の近接。二宮さん、加古さん、出水の中距離。東さん、佐鳥の遠距離。サポートに嵐山隊三人と風間隊二人、秀次、京介、そしてレイジさん。俺は単独で動く、これで大丈夫かな、三上ちゃん(・・・・・)

 

迅が今回の作戦立案を立てた三上に通信を入れる。

 

「はい、大丈夫です。各隊のOPはそのまま自隊のサポートをお願いします。わたしは真昼さんの動きを観て随時皆さんに指示を出します。タイミングが来るまではお互いにフォローをお願いします」

 

いつもの明るい彼女の声音とは違い、どこか覚悟の決まった強い声が全員の通信から流れた。

 

「ありがとう三上ちゃん。…全員、いつでも動けるようにしてくれ。今回の真昼は最早みんなが知る今までのような動きをしてこない。一瞬でも隙を見せれば終わりだ」

 

迅は自分達とは反対の位置にある高層ビルに視線を移す。

 

そこに佇みこちらを見下ろす一つの影。

血のように赤い瞳が光り、美しく輝く白銀の髪が風に靡いている。いつも羽織っているオーバーサイズのパーカー隊服はそこにはなく、それを脱いだ状態である身体のラインが目立つ黒いインナーのようなものを着ていた。

 

その瞳にはいつもの優しさはなく、ただ目に映る者全てを斬り捨て殺す殺戮人形(死神)のソレだ。

 

迅の瞳は写した者の未来が視える。

それが彼に与えられた力。

そしてその死神を視た瞬間、迅の力は発動した。

その未来は果たして勝利か敗北か。

 

「悪いな、真昼。今回は何が何でも勝つぞ。もうお前を独りにするわけにはいかないからな」

 

 

死神が動き出した。

 

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