英雄王成り代わりin魔法科高校の劣等生   作:海のホニョ

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遅れて本当に申し訳ありません!

説明として、部活の合宿&体調不良で最近更新できなかったです。

もしここがおかしいよとかがあれば感想へ書いてください!まだ私としてギルガメッシュの設定やfateを完全にわかっていないので、ぜひそういうのに詳しい人がいれば助かります!


追憶編:天地乖離す開闢の星

さて、どうしたものか。

 

我は元々護衛と一緒に沖縄へ行き、そのままパーティーに参加するだけで終わるのかと思ったがなんと我はどうやら『司波家』と同行するらしいのだ。

 

そう、四葉本邸で少し話し合ったあの兄妹たちの家であり、この世界の主人公ポジションにいる奴らだ。

 

別にあの兄妹に関してはどうでも良い。この機会でもう少し仲良くなればよかろうと考えていたのだが問題はその二人の母の方だ。

 

司波深夜、旧『四葉』深夜。お母様のお姉様であり、我の叔母にあたる人。実は我、この女に対して苦手意識があるのだ。

 

なぜ?それは深夜様が我に対してお母様同様なぜか甘いのだ。おそらく我の母が二人から愛されていたからこうなったと思うんだが、やはり距離感がおかしい。

 

まだお母様は当主としての自覚があるからそこまで過激ではないのだが、深夜様は出会った初っ端から我にハグしてきたのだ。

 

お母様ですらハグするために一年かかったと言うのに初めて出会ってそれを実行する深夜様に対して軽い恐怖を感じた。

 

ちなみにお母様なんか我が部屋を出た後深夜様と口論したとか、してないとか。とにかく、距離感がおかしいせいでちょっと苦手だったりする。

 

もしギルガメッシュの性格がなかったら恥ずかしさのあまり頭がパンクしていたかもしれない。言うがお母様と深夜様どちらも超がつくほどの美人である。

 

そんな前世で健全な日本人男性がこんな美人に囲まれたら誰だって緊張するだろ?とまー色々とギルガメッシュの性格に助かっている今です。

 

と言うわけで今は飛行機に乗っている。もちろん我は偽名を使っている。そんな四葉の名を使ったら司波家に迷惑がかかってしまう。

 

今の我の名は『森田友咲』と言う名だ。なんとも普通の名だな。いやむしろ我の名がおかしいだけか。

 

そしてなんと深雪が我の隣にいるのだ。いやなぜ?元々結構離れているところの座席だったのだが深夜様が席を交換しないかと尋ねてきたのだ。

 

最初は断ろうと思っていたが、見えない深夜様からの圧力によって仕方なくその提案を受け入れたのだ。やはり姉妹だからか、お母様の面影が見えた。あー怖い怖い。

 

だがこの前の我のクソキモ言葉のせいで途轍もなく気まずいのだ。現に話すことなんてないのだから。

 

当然の報いかと考えながら『王の財宝』の中身を調べることにした。舐めるんじゃない。『王の財宝』が貯蔵している宝具はもはや万をも超える。

 

いざこの世界の強敵と戦うことになったらその弱点となる宝具を瞬時に出さなければ死んでしまう。まー適当に宝具ブッパしたら大抵の人物は死んでくれるのだがな。

 

だが念の為ちゃんと知っといた方が良い。ギルガメッシュだって『王の財宝』の内容を知っているのに油断や慢心で格下に負けたのだから。

 

そんなことで『王の財宝』を漁ってから三十分後、深雪から突然に話しかけられてきたのだ。

 

「その、ギルガメッsー「今は仮の名を使え」・・・友咲さん」

 

あぶねー。これで全くの違う名を深雪が言ったら警察どころじゃねーぞ。

 

「友咲さんはあの兄のことをどう思っていますか?」

 

あの兄?ああ、達也のことか。どう思っているか、か。それりゃもちろん、

 

「なかなか興味深い存在だな」

「興味深い?」

「ああ。人間、あそこまで感情を削ぎ落とされている姿なんて我ですら初めて見る」

 

或いもそれは四葉によって起こった悲しいことだがな。

 

「それでも尚大切な主人である深雪を守ろうとするその姿勢は尊敬に値する。例え目の前に絶対的実力を持っている相手がいようともな」

 

あの時、達也は絶対にその『精霊の目』で我に勝てないことを悟っただろう。だが、それでも守ろうとするのは少し父のことを思い出すな。無理だろうとも怪物たちを足止めしてくれた我だけの英雄。

 

「そ、そのようには思ったことはありませんでした」

「何大丈夫さ。お前らの関係を見る限り深雪は達也のことをサーヴァントとしか見てなかっただろう」

 

ふむ、見る限り深雪は達也の『誓約』について知らない様子だな。深夜は意図的に隠しているのか?今の我の『全知なるや全能の星』はただ情報しかわからず、相手の心理などはまだわからない。

 

だから今回は意外だった。深夜様は絶対に我が子を愛しているはずだ。なら深雪が傷つかないようにしているのか?愚かだな。

 

「これから兄として接すればわかるだろう。我が名において保証しよう」

「ッ!か、考えてみます」

 

まぁそこまで心を動かせれたら上出来だう。深雪は深夜様から大分「達也を兄として見るな」と言う教育をされてるな。

 

確かに可哀想だが深雪は四葉の後継者候補。そんな四葉全員から忌まわしきものとして見られてる達也と仲良くなれば四葉直系が大問題になってしまう。

 

この話が終わった後、深雪はそのまま我に色んなことを話してきたのだ。

 

その中に我の『王の財宝』についての質問をしてたがそれは流石に答えれないと言った。

 

なんせこれ国家機密情報だからな。お母様にこの能力の概要について全て話したら速攻に「絶対言っちゃダメですわ」と本気で言われた。

 

こんなこともあり、飛行機から出た後の我は達也と軽く話したあと、司波家とは別行動をとった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついにパーティー当日になった!

 

と言っても我はただの挨拶程度にしかいかなく、その後は普通にイリヤと話す予定だ。いくら『四葉』の代表としていくとしても我はまだ子供。それぐらい許されるだろう。

 

実はパーティー当日より少し時間があったので沖縄を少し観光した。前世ではろくに旅行に行ってないから海を見た時はテンション爆発した。

 

あまりにも爆発しすぎたあまり間違えて『王の財宝』を解放してしまった。おかげで山一つ吹っ飛ぶところだった。

 

そんなことはともかく、今回我はいつもの普段着とかではなくスーツを着用した。うわ、スーツを着るなんて前世振りだな。

 

「ギルガメッシュ様。車の用意ができました」

「うむ。すぐに向かう」

 

我の(一応の)ガーディアンが車の準備ができたことを伝えにきて、会場へと向かった。ふむ、何か一つぐらい手品を披露しようか?いや下手に何かすればお母様の迷惑になるか。

 

そんなことも考えながら会場へとつき、スタッフによって案内された。行く途中、大量の視線を感じ、やはり十師族はなんとも面倒くさいものだなと感じた。

 

そしてやっとパーティーの広場へときたのだが、うむ。やはり四葉の分家なだけあって豪華だな。前世の性格のままだったら緊張のあまり何もできなかっただろう。

 

とりあえず何か食べようとフードコーナーへと行こうとした時、懐かしい気配を感じ、後ろを振り向くとイリヤがそこにいたのだ。

 

「イリヤ!」

「?あ!お兄様!!」

 

実に三年振りとなる妹との再会でつい大声を出してしまった。だがイリヤも我と同じ感情だったのか、我同様に大声を出してしまった。

 

「元気にしておったか?」

「ええ、それはもう。黒羽家の皆さん本当に優しくて楽しく生きています」

「それは良かったな」

 

頭を撫でながら我はそういった。やはり黒羽家の養子として用意してくれたお母様には感謝しかないな。これで他の分家だったら速攻で壊滅してたかもしれないな。

 

「そういうお兄様だって昔と比べれば随分と大人しくなりましたね」

「やめろ。当時はちょっと色々あったからな」

「なんでしたっけ?「我は唯一無二の王でー「やめろ!」

 

この妹。調子こいて。何か罰を与えようか?

 

「ビンタが欲しいか?」

「ひぃぃぃぃ!ひ、卑怯ですよお兄様!私がそれが怖いと知ってながら」

「何戦いにおいて卑怯も何もないぞ?覚えとけ」

 

とりま三発ビンタを喰らわせた。あまりの痛さにイリヤも涙目になってたがすぐ回復して我の背中を叩き続けた。

 

そんな戯れ合いをしてたら、黒羽家の当主がこちらへときたので。

 

「これはギルガメッシュ君。来たのなら私自ら迎えに来たのに」

「どうもこんにちは貢さん。妹のイリヤがお世話になってます」

「大丈夫さ。うちの家族もイリヤのおかげで毎日が楽しくなっているよ」

 

あのマナー教育が役に立って良かったー!おかげでギルガメッシュ部分がだいぶ抑えられて普通に話せるようになった。

 

「それなら良かったです」

「お兄様ー?私はそんな野望な娘ではありません」

「どうかな。昔はいつも駄々こねてお菓子をゲットしようとしてなかったではないか」

「そ、それはまだ私が幼い頃ですよ!今は成長したんです!」

「そうなんですか貢さん?」

「え、あ、ああ。イリヤは大人しい子だと私は思ってるよ」

 

ふむ、貢さんがそこまで言うなら本当に成長したんだろうな。まだ信じられないが。

 

しばらく貢さんと話していたら今度はイリヤの義姉弟がこちらに来たのだ。

 

「ギルお兄さま!」

「こんにちはお兄様」

 

そう、黒羽亜夜子と黒羽文弥だった。実は黒羽家が本当に信用できる家か訪問した時にたまたまその二人と出会って、話したらそのまま仲良くなったのだ。

 

その仲良くなれた要因は達也であり、実際亜夜子と文弥はある種の尊敬を達也に向けてるのだ。だから達也の話題を上げたらすぐに噛み付いてきたのだ。

 

「ご無沙汰してます。まさかギルお兄様もこのパーティーに参加おられたんですね」

「ああ。と言ってもめんどくさいものだがな」

「そんなこと言えるのは兄様ぐらいですよ」

 

なんか亜夜子から呆れられている気がするのだが気のせいか?

 

「ムー。お兄様は私だけのお兄様なんです亜夜子!文弥!」

「えーずるいよイリヤお姉ちゃん!僕だってギルお兄さまとお話がしたいのに!」

「そうですよ姉様。いくら姉様でも私も兄様と話したい時があるのですよ」

 

ん?なんかバチバシしている気がするのだが?我別に何もしてないぞ?ただ少しだけ話したのにここまで仲良くなれたとは微塵も思わなかったのだが。

 

「み、貢さん?」

「こればかりは私もどうしようもなくてね。昨日なんてギルお兄さまに会えるってうるさくてね」

「は、はー」

 

しばらくこの状態が続き、我の体力も保てなかった時に知ってる気配がした。

 

そちらの方を向くと深雪と達也がいたのだ。これで少し安心したのだ。なんだって達也が来たら自動的に亜夜子と文弥がそちらの方へといくのだから。

 

ほら現に貢さんだって既に深雪の方へと行ってるから安心していたのだが、まだ口論が続いていたのだ。なぜ?

 

「亜夜子、文弥。そしてイリヤ」

 

ここで救いの手。貢さんが3人のことを呼び出してくれたのだ。お父様の呼び掛けに反応し、やっと深雪が来たのを理解して急ぎでそちらの方へと向かったのだ。

 

暇になったし達也の方へ行こうかと思ったが今は四葉として出席していることを思い出した。ここで仲良く振る舞ったらお母様に迷惑をかけてしまうなと考え、仕方なくいくことをあきらめた。

 

こんな幼少期からドロドロとした家庭内問題や権力争いに巻き込まれる子供達が可哀想だな。

 

なのでここは達也の方ではなく深雪の方へ行くとしようか。

 

「久しいな深雪。飛行機以来だな」

「ぎ、ギルガメッシュさん!?」

「なんだ。そんなに驚くことか?」

 

一応四葉であることは教えたはずなんだがな。

 

「い、いやそのスーツ姿が似合っているなと」

「?それはありがたいな」

 

よし。ここでギルガメッシュならなんか「当然だろ」とか言いそうで怖いな。やはり人間関係にとんでもない影響を及ぼすな。

 

「・・・・・お兄様って鈍感なんですね」

「え、鈍感?」

「はい。鈍感です」

 

鈍感って。我に不敬だぞ!

 

「よしイリヤよ。ビンタを食らうが良い」

「い、いやーー!」

「おら!来い!」

 

そのまま我はイリヤのことを追いかけ回した後、貢さんに謝った。そこらへんの常識は弁えてるつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ、所属不明の水艦に攻撃された、か。なんとも馬鹿馬鹿しい」

 

パーティーの後は普通にホテルへと帰り、少し沖縄を観光した後に帰ろうとしたがまさかの沖縄に水艦からの攻撃を受けるとは。

 

おかげで避難命令が来て家に帰れなくなった。別に瞬間移動系の宝具はあるがこの世界では擬似瞬間移動しか判明されてない。だから使ったら使ったでめんどくさいことが起こるのため、躊躇している。

 

使うかどうか悩んでいる時に電話がなったのだ。ガーディアンがすぐさま電話に出て、こう言ってきたのだ。

 

「ギルガメッシュ様。真夜様からです」

「お母様?」

 

もしかしてあのニュースを見て我に基地とかにでも避難しなさいとか言ってくるのか?

 

「はいもしもし?」

「ギルちゃん!大丈夫からしら!?」

「だ、大丈夫だお母様。別にまだ攻撃が来たとかではないし」

「そう、なら良かったわ」

 

やはり我のお母様は親バカであった。別に我の実力を知っているのにまだ心配してくれるなんてな。

 

「で、要件はなんだ」

「ギルちゃんにはね、基地内のシェルターに避難して欲しいわ」

「基地内のシェルター?・・・もしかして司波家にもこれを伝えたのか?」

「ええ、そうわ。よくわかったわね」

「ふん、これぐらい少し頭を回したらわかるものだろう」

「ギルちゃんって意外と頭が良いのわね。まー良いわ。ちゃんとシェルターに行くのわよ?」

「もちろんだ」

 

それを最後に通話を切った。なるほど。運良ければあの宝具を試せれる機会かもしれないな。実に良い!

 

そうと決まればすぐに移動開始をし、ガーディアンに話を通して無事基地内へと入れた。

 

なんともシェルター内を案内するのに準備が必要であり、時間がかかると。十中八九お偉いさんたちが優先されているんだろう。この我より先に。

 

そして待合室に行くとそこには司波家が既にいたのだ。そして初めて見る顔ぶれもいる。ふむ、桜井穂波。調整体で、魔法の強度はあの十文字にも匹敵すると。つまらんな。

 

「こんにちはギルガメッシュさん。あなたも真夜によってここに来たのですか?」

「ああ。なんかお母様が勝手に手配してくれてな」

 

多分シェルターへ行きなさいとか言わなければそのまま瞬間移動で家へ帰っただろう。秘密だが。ちなみに黒羽家は既に沖縄から本土へ帰っているのでイリヤは無事である。

 

しばらくそこにいれば達也は深夜様の命令で外へと出向き、どこか気まずい雰囲気となった。無理もない、達也は半ば強制的に危険なところへと行ってしまったのだ。

 

しかも深雪の名前を言ったため深夜様から説教され、深雪は罪悪感を抱いているだろう。ふん、我が子を実は愛しているのにくだらん演技をして。

 

だが達也が敵の方へと行った瞬間に四人の軍人が部屋へと来たのだ。曰くシェルター内へと避難するために来たと。

 

「ディック!」

 

何かもう一人の軍人がここに来たら急に銃を撃ち、そしてその男の仲間もこちらへと銃を向けてきたのだ。

 

本当ならここで『王の財宝』を展開しあの軍人たちを殺した方がいいとわかっているのだが、ここにはもう一家の一般人がいる。

 

下手したら我の魔法が漏洩され、国家機密とされている情報が全国へと渡る可能性がある。最悪我が四葉と発見され、日本に各国の宣戦布告があるかもしれない。

 

だからここは好き勝手できないのだ。まぁ十歳の時だったらそれ構わず殺していた可能性があるがな。

 

別にあの穂波がここにいる。彼女の魔法があれば深雪と深夜様を守れると思ったがなんとあの軍人、キャスト・ジャミングを発動したのだ。

 

それのせいで穂波と深夜様は倒れてしまい、絶体絶命な状況へと陥った。・・・もうちょっと泳がせよう。我が直々に倒すほどの人物ではなかろう。

 

だから少し油断したのかもしれない。

 

深雪が精神凍結魔法『コキュートス』を放った後、あの軍人本当に銃を使ったのだ。油断していたあまり反応が遅れてしまい、『王の財宝』の展開が遅れてしまったのだ。

 

くそ!どうする!いや、待てよ。確か宝具を宝具を漁っていた時にあの宝具があったな。よし、作戦を実行しよう。

 

そして我は穂波より前へ出て全ての銃弾を受けた。理論的に考えれば銃弾を全て受け止めるなんて無理にも等しいがそのための宝具がある。

 

そうして銃弾全てを受け止めた我は意識が遠のく。なんか深雪の声が聞こえる気がするが気のせいだろう。

 

そうして我は目を閉じ、死んだのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ。とある少女を救おうと身を投げたらそこは冥府みたいなところへと我は行ってしまった、か」

 

へー。我死んだんだ。なんとも拍子抜けだな。

 

「・・・・・などどと言っている場合か!本当に死んでいるではないかワレェ!!」

 

どうしてこうなった!あの宝具は我の身を守るものではなかったのか!?待て。まさか違う宝具を使ったとかではないだろうな?

 

いやありえるな。宝具がありすぎて間違えたものを使う可能性がある。と言っても本当に死ぬとは思わねーだろ!!

 

ふむ、どうしたら良いんだろう。我は死に、このよくわからないところへと漂着した。

 

・・・探索しよう。もしここに永久的に閉じ込められるというのなら冒険をしないとはな!

 

ということでしばらく歩いたのだが、灰色、灰色、灰色しかなかった。なんだこの空間!

 

なんか面白いものないかなと思った瞬間、目の前にどうやら目みたいなものがあったのだ。

 

・・・これ千里眼じゃね?直感がそう言っているのだが、え。こんなチートみたいな目をゲットして良いんですか?

 

そして触れた途端、目がくそ痛くなった。

 

「グァぁぁぁああ!!」

 

数分経った後、ついに目の痛みがなくなりちゃんと見れるようになった。今んところ千里眼の効果を感じれないが、おそらく現世で使わないといけないんだろう。

 

だが我は生憎死んだ身。例えこれをゲットしようとも現世に帰れねーからな。

 

ついにやることがなく、体育座りをしていたら上からなんか光が発光したのだ?あ?なんだあれ?

 

そう思っていると、なんか急に体がうき、光の方へと吸い込まれたのだ。なんだ、天国とかにでも行くのか?早すぎないか?

 

そして気づいたらまた現世へと帰ってきた。

 

・・・・・我は疲れているんだろうな。こんなしれっと生き返れるわけがなかろう。やはりちゃんと八時間睡眠をしなければ寝不足でおかしくなるな。

 

そんなことを考えながらも隣を見ればなぜか深雪がおり、泣いていたのだ。え?深雪?

 

「どうして泣いてるんだ深雪?」

「え、あ、う、うぁぁぁぁぁん!」

 

我のことを見るや否やなんかハグしてきたのだ。ふむ、泣きながらハグをされるなんてイリヤぶりだな。

 

・・・あ、現世へと帰ってこれたのか。まじか。死者蘇生なんてこの世界でできるのか。fateの世界ですらほぼ無理と言われてるのに。

 

そして上を向くとそこは達也がいたのだ。

 

「達也が我を蘇生してくれたのか?」

「ああ。そして感謝する、深雪を守ってくれて」

「何。父との約束を果たしたまでだ」

 

正確にはちょっと違うが、それでもこの場では『英雄』にはなれただろう。

 

そんなことを思っていると国防軍の人たちが来て、叛逆者は来たお詫びとして我らからの要求を一つ聞くと。

 

達也は家族の保護、現在の状況、そして戦争に加担する要求。これはなかなか怒っているなと思った。

 

ふむ、ならば。

 

「おいそこの雑種」

「ざ、雑種?」

「我からの要求はただ一つ。我を戦場に送らせろ」

 

このことを口にした途端、全員が驚愕の表情を浮かんだ。まぁーたかが十三歳の少年、しかもさっき死にかけた者の言葉ではないだろう。

 

だが、

 

「さっきの雑種どもは我に攻撃を仕掛けた。この我を殺そうなど万死に値する」

 

確かに死にそうにはなった。だからどうした?

 

「・・・・ああ、わかった。だが本当に良いんだろうな?あそこは戦場。遊びとは違うんだぞ?」

「だから言っただろ。あの雑種どもは万死に値すると。一人残さず全て殲滅する」

 

我の本気度をわかったのか、風間大尉と呼ばれている人物は我の参戦を認めた。ふん、ついにあの雑種どもを殺せれるのか。

 

「真田。アーマードスーツと歩兵装備一色二つの準備を・・・」

「ああ、我は別にアーマードスーツなど要らぬ。アーマードスーツは達也のための分だけで良い」

 

これを言った瞬間、またもや驚愕の顔を浮かべた。あの達也ですら少し驚いた表情を浮かばせた。

 

「本気で言っているのかね。アーマードスーツなど着ないと、」

「黙れ雑種。とっとと我を戦場へ送らせろ。そろそろ我慢の限界がくる」

 

あまりにもしつこいので『王の財宝』を一瞬で展開し、風間大尉の周りには無数の武器が展開されたのだ。

 

「わ、わかった。ではアーマードスーツなどのものは司波達也だけを用意しよう。それではこちらへ」

 

達也は最後の挨拶をするのか司波家の方へと行ったが我は別にそんな用事もないため、風間大尉と一緒に行くことにした。

 

「にしてもさっきの魔法はなんだったのかね。あんな魔法は初めて見るぞ」

「ふん。これは国家機密に関わるものだ。もし知りたければ命懸けで入手することだな」

「はぁ。本当に、司波達也と良い、君たちは異常だな」

 

ふん、舞台は整った。ついにあの宝具を試せる機会が来たぞ。精々我を楽しめるがいい、雑種ども!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふむ、こいつらがあの大亜細亜連合の奴らか。なんとも腑抜けた奴らだな。

 

風間大尉と一緒に拠点へと行き、ギルガメッシュがよく着用する黄金の鎧を身に纏い、戦場へと行った我のあの軍隊の第一印象だった。

 

これならば適当に宝具を撃ち落としたらすぐに殲滅するだろう。まぁーこれは余興としよう。本命はあの戦艦たちだからな。

 

そう思いながら我は上空へと上がった。

 

我は習ったのだ。この世界には油断は絶対にしないということ。今まで通りふざけた態度をすればいつか死ぬということ。

 

だからこの戦いでは出し惜しみなどしぬ。現に加重系魔法の技術的三大難問である飛行魔法みたいな能力を軍隊に披露しているのだから。

 

後ほどに色々と言われるんだろうなと思いながら千をも超える宝具を『王の財宝』によって出現させた。

 

「いいか雑種ども!この我に歯向かった天罰を下そう」

 

そう言い、指を鳴らしたその宝具たちを全て地上へと飛ばした。この大量の宝具を捌けるはずもなく、相手軍隊は次々と殺されていくことになった。

 

まさに地獄絵面。時には人体が無数に刻まれ、時には爆発が起きる、時には頭を突かれて死んでしまう。血が全てのところへと行き、恐怖を与えた。

 

まさしく『蹂躙』という言葉が似合う。血が地面を濡らし、肉片が風に舞い、悲鳴すらも空へと溶けていく。

 

だが、その中で一部の敵兵は確かに、震えながらも、武器を構えてこちらを睨みつけていた。

 

「……ほう。恐怖を前にしても逃げぬか。雑種にしては悪くない根性だ」

 

彼らに敬意を表すべきか否か、一瞬だけ迷った。

 

が、すぐに結論が出る。

 

「ならばその矜持、力に刻んでやろう」

 

我は宝具を収め、手を掲げる。王律鍵が宙に浮かび、周囲の空間が黄金に染まり始めた。

 

「来たれ、我が偉大なる宝庫よ。万象を収めし真理の倉庫――」

 

その瞬間、空間が『割れた』。

 

黄金の旋律と共に、空に浮かぶ門が開き、宝具の嵐とは違う『神秘』溢れるものが世界へと満ちていく。

 

「――天の鎖よ、来い!」

 

その言葉と共に、天空より無数の鎖が降り注ぎ、次々と敵を絞めていく。本来、天の鎖は相手を拘束するためのものだが鎖の先端部分を宝具に締め付けたらそれは凶器へと化す。

 

もはやこれを戦争とも呼べるのか。大亜細亜連合の軍隊はそう質問しざるおえなかった。ここまで圧倒的な戦力差。これも全てあの子供一人だけで。

 

こうしてこの蹂躙は数十分にも及び、全ての人間はこの世からなくなったのだ。ちなみに遺体などは達也の『分解』によって元素程度へと分解された。

 

「なかなかやるな、達也よ。それこそ我が友に相応しい」

「別にこれぐらい大したことないです。むしろギルガメッシュ様の魔法の方が圧倒的でした」

 

まぁ我の能力はもはやチートだからな。そう容易く対策できるまい。そんなことだが、

 

「我のことを様付けするな。貴様はもう我の友、つまり同等ということだ。そこに様などつければ我が気持ち悪くなる。あとタメ口で良い、敬語などいらん」

「それならギルガメッシュ、ありがとう。深雪を守ってくれて」

「貴様どんだけ妹のことが好きなんだ?」

 

このような会話をしていると海の方から不穏な気配がし、そこを見たらなんと十八隻の戦艦が近づいてきたのだ。

 

だが突然、未来が見えたかのようにある光景が見えた。

 

・・・ふ、ハハ、フハハハハハハ!!まさか達也、そんな隠し切り札を持っていただなんてな!まさに主人公らしいチートの顕現のようなものだな!

 

なるほど。なら礼儀を持ってしっかりとあの宝具を見せつけよう。

 

他の軍隊は拠点へと帰ったが、我と雑種二人は達也の射的ポイントに滞在したのだ。

 

「ギルガメッシュ。悪いことを言わないがここを離れた方が良い。最悪死んでしまう危険がある」

「何をいう貴様。我はちゃんと貴様のことを援護する」

 

数ある並行世界を見たが、一つには桜井穂波が死ぬ未来があった。まだ出会って間もないが、彼女は司波家に愛されている存在。そんな人物を殺すなど勿体無い。

 

「では司波達也!我がサポートするからお前の戦略級魔法を放て!」

 

そして達也が魔法式を組み立てている間、我は防御系の宝具を出現させ、戦艦からの攻撃を全て無効化した。

 

やはり宝具ってチートだな。改めて思う。

 

数分が経ち、ついに魔法式を完成させたのか目を開いたのだ。

 

「うむ。準備し終えたな。なら余すことなく全て殲滅しろ!」

 

そういうや否や、達也は自身の戦略級魔法『質量爆散』を発射し、見事に六隻の戦艦を破壊できたのだ。

 

そう、六隻だけ。まだ十二隻残っており、止まる気配が全くない。

 

「すみません。今は六隻が限界でして。また次の発射に少し時間がかかります」

「大丈夫だ、達也。あとは我に任せるがいい」

 

何を言っているのか理解できなかったのか、達也と残ってくれた二人の雑種はポカンとしている。

 

そんなことも気にせず、我は上空へといき、ある宝具を出現させた。

 

「見ろ雑種ども!これはこの世界で初めて披露するものだ!!」

 

我の手には、乖離剣エアがあったのだ。

 

「この一撃を以って決別の儀としよう!!

 

『エア』よ、存分に詠うがいい!

 

・・・原初を語る。天地は分かれ、無は開闢を言祝ぐ。世界を裂くは我が乖離剣。

 

星々を廻す臼、天上の地獄とは創世前夜の祝着よ!

 

死を以て靜まるが良い。

 

『天地乖離す開闢の星』(エヌマ・エリシュ)!!」

 

それは一瞬だった。

 

暴風を引き起こしてたあの剣からとんでもないエネルギーのビームが解き放たれ、あの十二隻の戦艦を全て海ごと壊滅させたのだ。

 

もはや戦艦がいた場所は無人の地となり、海も、生態系も、空間も、全てなくなった。

 

もはや戦略級魔法という名称自体が彼のその攻撃を過小評価しているほど圧倒的だった。そして達也は理解したのだ。自分の叔母様同様に、彼も『触れてはいけない存在』なのだと。

 

こうして沖縄海戦は無事終わり、我はついに家へと帰れた。この後にとある軍隊に所属するのだが、それはまた別の話。

 

ちなみに司波達也は『悪魔の右腕』『神の左手』と称されたが、ギルガメッシュはなんと『人類の厄災』(ビースト)というどこからその二つ名がつけられたのかわからないものがついた。

 

本人が言うに、「なんだその二つ名!なぜ我が人類の悪役なのだ!!我に王とつけろ!!」とほざいてる。

 

 

 




追憶編一気にやろうと考えたらまさかの一万字超えてしまった。

もしギルガメッシュの二つ名のアイディアがあれば感想へ書いてください!まじで良い感じの名前が考えれなく、くそダサ二つ名になってしまいました。

そしてヒロイン!

深雪、リーナ、雫で物語を進めます。アンケート協力ありがとうございます!!

*千里眼導入クソでごめんなさい

ヒロイン誰にした方がいいですか?

  • 司波深雪
  • 北山雫
  • 千葉エリカ
  • 七草真由美
  • 中条あずさ
  • アンジェリーナ
  • その他キャラ(感想へ)
  • オリヒロ
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