どうもみなさんこんにちは、ついに十歳となりましたギルガメッシュもどきです。
いやー、ついにこの世界で年齢二桁に行きましたね。子供ながら時間の進みが本当にはやい。
と言うことで今日は家族全員で日本観光をしに行こうというこうとになりまして、まさかの 島根県出雲市に決定したのです。
まさかの東京から、京都やら、大阪とかではなく、島根県とは。別に普通と言われれば普通かもしれないが、今このご時世で神社に行くとかはかなり珍しいことになってるのだ。
というのも、『超能力』(『魔法』のもとみたいな感じのやつ?)の発見以降、世界の技術進歩が凄まじく、もはやSF映画とかに出てきても良いぐらいの文明レベルを成し遂げたのだ。
そして科学やらが進捗していくにつれて、こういう科学的立証などがないただのお参りは不人気になってしまう。
なので通常、若い人たちや子持ちの家族は大体東京とかで最先端のものを体験に行くのだ。
だが僕の家族はそんな常識を真っ向からぶっ壊して、こうして家族みんなでお参りや出雲市を観光しようとなった。
確かに東京とかの最先端技術なども見たかったが、こうして静かな場所で観光することも悪くないな。
強いて文句があるとするなら、
「お兄様!あれは何ですか!?」
「うん、あれは普通に牛だね」
「まー、『牛』とは!初めて見ましたわ!」
そう、妹であるイリヤが僕にめちゃくちゃ質問攻めすると言うことだ。
もちろん可愛いよ?可愛いんだけど、そろそろ質問に答えるのに疲れてしまう。
今は新幹線に乗っていて、席の窓から見る素晴らしい景色は息を呑むほどなのだが、それ以上にイリヤにとって新鮮なものばっかりが映ってたのだ。
確かに田舎かもしれないよ?でも流石にあれは何ですか、あれ何ですかと言われ続けて仕舞えば流石に体力がついてしまう。
現に父は二時間もイリヤと話通し、燃え尽きてしまった。父よ、ホテルに着いたらつまみとか買ってくるよ。
でもこうしてみれば、景色は本当に絶景だな。自然豊か、空気も多分美味しい、そして静か。
東京などの都会とはまた違った、捨てがたい魅力がいっぱい詰まった場所。
そういえば前世は仕事とかに忙しくてあんまり旅行とかに行ってないな。最後はいつだろう、大学のみんなと卒業祝いの時ぐらいか?
あー、これで死ぬなんてことがわかればもっとみんなと遊んだらよかったな。本当に、惜しいことをしてしまったな。
そんなことを思っていると急に静かになったのだ。
周りを見てみるとイリヤが僕の肩に乗っかっており、健やかに寝ていたのだ。
「あらあら。さすがのイリヤも寝ちゃいますか」
「まーあんだけ景色をぶっ通しで見たらね。本当に、困った妹だ」
「それにしては満更でもない顔をしてるわよ?」
「当然だ、我の妹は可愛いのだからな」
はい、ここで違和感に気づいた人もいるかもしれませんが僕の第一人称は『僕』から『我』、もとい『オレ』になりました!
流石に脳内では普段、というか前世で使ってた『僕』というが八歳から『我』デビューを果たしたのだ。
いやいや、痛いぞとかうるさいですね雑種ども?こんな、ギルガメッシュ完璧コピーのような外見で我とか言わないの正気を疑うわ。
もちろん、最初は親たちもショック受けて、
「どうしちゃったのギルちゃん!!あんなに僕っ子で可愛かったのに〜!!!」
「なんかその『オレ』って『俺』ではなくないか?!」
と言われてしまい、妹に至っては
「え、なにお兄様。きも。何で『我』と書いて振り仮名が『オレ』なんですか?」
とあまりにもどストレートな暴言に三日落ち込んでしまった。だが頑なに変えなかった結果、親は慣れた、妹は諦めたのだ。
おい妹よ、諦めたとはなんだ。かっこいいじゃないか、我と言う一人称。は?厨二病だって?乖離剣ブッパしますよ?持ってないけど。
ーまもなく終点の出雲市です。お出口は左側です。山陰本線大田市浜田方面と一端電車をご利用のお客様はお乗り換えです。
ーお忘れ物がないように今一度お手回りをお確かめの上お降りください。今日もJR西日本をご利用くださいましてありがとうございました。
と、まもなく出雲市に到着するアナウンスが車内に流れてきたのだ。
父は夢から起きたがイリヤは未だに深く眠っており、表情を見るにかなり幸せな夢を見ているに違いない。もうしばらく寝かせようと決めて、ギリギリまでイリヤを起こさなかった。
ちなみに降りる直前で起こしたらめちゃくちゃ怒られた。なんで僕だけ、父と母だって起こさなかったんだよ!と言ったら余計叩かれた。
何で僕だけ?????
出雲大社に着いたぞー!
いやー、やっぱり動画で見るのと生身で来るのはやっぱ違うんだなー!この圧倒的迫力よ!!
実は幼少期の頃、なぜか出雲大社に行きたい行きたいと強く思ってて、親に何度も行くように促した。
だが今だからわかるのだが、僕の家庭はそこまで裕福ではなかった。今の生活を送ってることすら奇跡なもんだった。
そんなに危ない状況だったのに僕の両親は、せめての思いで僕に出雲大社のミニスケールの模型を買ってくれたのだ。
でも純粋で無知だった僕はそれを見た時、「何でいけないの?」と泣いてしまい、両親に酷いことをしてしまった。
・・・こう思えば、僕ってちゃんと親孝行できたのかな?
いや、こんな早く死んでいる時点で失格しているのと同じか。あーあ、やっぱり未練がありすぎるな。
こんな物騒な世界よりよっぽど僕の世界の方が好きだわ。いや、確かにここの世界の家族も好きだけど。
そんなことを思っているとき、突然イリヤに話しかけられた。
「ねーお兄様!何であの縄は長いんですか?」
と、出雲大社の神楽殿の大しめ縄を指差しながら僕に質問しにきたのだ。
ふふふ、妹よ!この出雲大社準オタクの我が完璧に教えよう!
「まずあの縄は大しめ縄と言うんだよ。そんで何で大きいかというとここ出雲大社はな、10月の時に全国の神々が集まる場所なんだよ。そんな重要な場所を他の神社と同格にするなんて流石に悪くてな、神社の規模と歴史、そして神聖な場所を区切る結界としての役割を果たすため、という理由があるんだ」
もちろんもっと他の理由もあるし、ただそれだけではないのだがまだ七歳のイリヤにはちょっと難しいかな。
「ちなみにあの縄は長さ13.6メートル、重さ5.2トンと日本最大級の超特大大縄なんだぞ?」
「へぇー、そうなんですか!お兄様意外と物知りだったんですね」
「え、なんか酷くない?」
最近妹のイリヤ、僕の対応とか雑になってきてない??なんか『我』と言い始めてから明らかに言葉の棘鋭くなってるよね???
「こら、イリヤ。お兄ちゃんがせっかく答えてあげたのにそれは酷いよ?たとえ事実だとしても」
「そうだぞ、イリヤ。例え本当だとしても、言っちゃダメな時もあるんだぞ?」
「わかりました!」
うん、なんか家族全員揃って酷くない!?うえ!??僕なんか変なことした!!??
やっぱり『我』デビューしたのは早すぎたのか?やっぱり高校生までに『僕』と言い続けといた方が良かったかな?
「にしてもギル、どこからそんな豆知識を知ったんだ?お前いつもゲームばっかりしてて、そんな時間なんてあったか?」
「我だって本を読む時は読むんだもん!」
流石に、はい前世の知識から知りましただなんて口が裂けても言えない。というか言っても信じてくれるんか?
「じゃー何でここに全国の神様たちが集まるんですか?」
「それはね、ーーーー」
イリヤの尽きぬ質問に一つひとつ答えながら、ゆっくりと境内を歩いて行った。
拝殿、神楽殿、そして御本殿へと足を進め、しめ縄の下で記念撮影をして、なんてことのない、静かで、温かい兄妹の時間だった。
観光客もそこそこいた。修学旅行らしき学生、老夫婦、外国人観光客まで。
だが、突然何か『違和感』を感じた。直感が引っ掛かった、言葉にできないざらつきがあった。
何というか、この『世界』では絶対にないはずの存在がいるかに感じたのだ。
うーん、どうしたんだろう僕。やっぱり寝不足か?
・・・・・まっ、大丈夫でしょ。ただの悪感だけだし、別になんか大騒動が起きるとかじゃないし。
そういえば今日って10月だよね。神無月じゃん。へー、偶然ってあるんだな。
どうもみなさんこんにちは!
なんか自分の小説ページを見たらまさかの80お気に入り、4000以上のUAアクセス数でびっくりです!
本当にみなさん、ありがとうございます!
そしてお願いなのですが、ちょっと今んところヒロイン誰にするかわからなくて。アンケートを取りたいです。
とりま原作開始前までには確定したいので、ご協力お願いします。ぜひアンケートか、感想をください!
ヒロイン誰にした方がいいですか?
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司波深雪
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北山雫
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千葉エリカ
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七草真由美
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中条あずさ
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アンジェリーナ
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その他キャラ(感想へ)
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オリヒロ