「いぃぃっやほう!!」
一人の男が大声を出して
「やっと…やっと手に入ったぞ、
男は先程届いたAma〇onの箱からガンプラの箱を取り出し、目を輝かせながら恍惚とした表情で見つめていた。
男は小さい身体と細い腕でガンプラの箱を抱きしめる。
「ふへ…えへへ…」
男はそのまま立ち上がり、自分の部屋へと向かって行く。
「ふへへ…組み立ては明日にして…ふへ…明日が楽しみだ…」
男は自室のドアを開けると、素早い動き*1でシャー*2っと動いて静かに箱を作業机の上へと置いた。
男は未だに気分が上がっており、寝れそうにもなかったのでTwit〇er(新〇)*3でネットの海を彷徨うことにした。
ベッドに寝転がり、スマホをいじる。
スマホに映るのは、新しいガンプラの情報と様々な絵師が描いた男共が喜びそうな
青と紫のオッドアイをキラキラ*4と輝かせながらネットの海を泳ぎながら、久々の連休の予定を組み立てていた。
「明日は〜
少しづつ、少しづつ時間が進み、男が段々と意識を落としていく。
だが皆様、お忘れではなかろうか。
この男、横になりながらスマホを見ているのだ。
ならもう感のいい皆様ならお分かりだろう。
意識を手放そうとした瞬間、未だに手の中にあるスマホがスルスルと手を離れていき…手からスマホが落ちていく。
ベチンッ
スマホは綺麗に線を描きながら男の顔面に当たり、とても痛そうな音が部屋に響く。
スマホを持ち上げ、目を潤ませながら少し鼻先を擦る。
「…いたい」
痛みによって目が覚める…事はなく、未だに強い睡魔に襲われていた。
男はスマホの電源を落とし、ベットの端へと追いやった。
足下に適当に折り畳められた布団を広げ、身体全体*5を布団で包む。
「オヤスミ
布団による暖かさに包まれて、男は完全に意識を落としていった。
男はここで起きる事はもうないだろう。
何故なら、次に目を覚ました時には、自身の自室ではなく…
治安が大昔に終わりきっている不思議な場所で目を覚ますのだから。