また、前回の感想でR18版の要望をいただきました皆様も本当にありがとうございます。
せっかくこうしたご要望をいただいたので、時間を見つけて作成できたらなと思っております。
引き続き本作品をよろしくお願いいたします。
虎杖悠仁は死の淵から復活したものの、五条悟は上層部に報告したらまた命を狙われると危惧し、彼の生存は一旦秘匿して修行を受けることになった。
地下室のような場所へ連れられた虎杖は、少々照れくさそうに五条を見つめていた。
「いや、授業つけてもらうなら五条先生がいいなって」
高専に入ってからこれまで、虎杖は呪術における戦いで自分がいかに弱いかを思い知った。その上、同級生である伏黒と釘崎に今のままでは顔負けできない、と俯く。
そして何より、自分を生かしここまで期待を向けている宿儺のためにも……
「最強を教えてくれ、五条先生」
言われた当人の五条は一瞬面食らっていたが、すぐに誇らしい笑みで「さっすがお目が高い」と頷く。
「おい待て悠仁。今のは聞き捨てならぬな」
突如として響く、女性の声。いつの間にか虎杖の頬に目と口を生やして話しかけていたのだ。
「“呪術を教わるなら奴がいい”、だと?ふざけるでない、もっと身近におるではないか。叡智と美貌を兼ね備えた、誰よりも呪術を極めしこの私が」
少々拗ねた様子で虎杖に捲し立てる宿儺。虎杖本人は思わぬところから思わぬ言葉を投げかけられて思考が停止しているようだ。
「だというのに、こともあろうにお主は
「いや違ぇって!変な勘違いすんな!宿儺が直接教えてくれるなんて思ってなかったんだよ」
あらぬ方向に勘違いしそうになっている宿儺を虎杖は慌てて制する。
「まったく……私がいつ悠仁に呪術を教えぬなどと言ったのだ?そも悠仁は私の器なのだから、何処ぞの奴に教わるよりは私自ら手解きした方が良いであろう」
むすっと頬を膨らませながらそっぽを向いていじける宿儺。
「フフッ、いいね!宿儺自ら教えてくれるなんて百人力だ!むしろこちらからお願いしたいくらいだよ、頼めるかい?」
「お主に言われずともそのつもりだ」
五条の問いに宿儺は二つ返事で了承。虎杖は2人の最強の師匠の指導のもと、さっそく修行を始めることになった。
手始めに、まずは呪術に関する基礎的な知識の教授から始まった。五条は用意した2つの缶ジュースを指し示し、それぞれ呪力による攻撃と術式による攻撃で破壊してみせた。前者は単純に押し潰れ、後者は何か見えざる力に捻じられたように潰れてしまった。この違いがわかるかどうかという問いに虎杖は
「なるほど、わからん」
と、首を傾げて頭に「?」マークを浮かべている。虎杖にしてみればどちらも「潰れた」という同じ結果にしか映らなかったようだ。
「まあ待て、よく観察してみるのだ悠仁よ。あの2つの缶、一見どちらも“潰れた”という同じ結果であったが、その過程はどうだ?例えば、潰れ方の違いとかな」
宿儺の助言を受けてもう一度二つの缶を観察し、そこでようやく壊れ方の違いに気付いた虎杖。
「そ!宿儺の言う通り、この2つは違う力で壊したんだ」
そこで五条は呪力を電気、術式を家電に例えてこの違いを説明すると、現代人である虎杖はすんなりと飲み込めたようだ。
「つまり、俺もチョベリグな術式を身につけると!」
と、期待に満ちた瞳でいう虎杖だったが、「悠仁に呪術は使えないよ」と五条からの残酷な宣言にピシリと顔が固まる。
「残念だが、術式というものは産まれながら身体に刻まれているものでな。つまり、呪術における強さというものは、ほぼ才能で決まってしまうのだ」
やや目を伏せ気味に、しかしあくまでも事実を淡々と述べる宿儺。それを受けて虎杖は「ダーメダコリャー」と力無く地面に横たわってしまう。
(まあ、“今は使えない”だけだ。いずれ悠仁には私の術式が刻まれることになるだろう)
確証があるわけではないが、こうして虎杖の身体に受肉している以上いつかは宿儺がもつ術式も虎杖の肉体に刷り込まれるという予感を持っている宿儺は、あえてそれを口に出さずに五条に目配せすると、どうやら彼も同じことを考えていたようで口角を上げてコクリと頷く。
「出来ないことはガン無視していこう!今はとにかく長所を伸ばす。悠仁の体術に呪術を上乗せするんだ!下手な呪術より、こういう基礎でゴリ押しされた方が僕は怖いよ〜」
「そうだな、うむ」
五条のフォローに宿儺は何か経験があるのか、少しやつれた目を伏せて首肯する。
その後、まずは呪力を一定状態にコントロールする訓練をするため、五条は「とびきりきついやつをやってもらうよ」とあるものを用意してきた。
「キミには今から、起きてる間はぶっ通しで映画鑑賞をしてもらう」
「映画鑑賞?」
イマイチピンときていない様子の虎杖に、五条は「もちろんただ見てもらうわけじゃないよ」と、ひとつのぬいぐるみを手渡す。両手にグローブを嵌めた、黒いクマのぬいぐるみ。しかもそれは、野太いいびきを立てて鼻提灯を立て、まるで本当に眠っているかのような奇妙な愛らしさを醸し出していた。
「む、それは呪骸か?」
「そ!夜蛾学長お手製のやつ」
悠仁は手渡された呪骸を手元で転がしてみたが、特に何も反応は起こさなかった。しかしその数秒後、突然目を覚ました呪骸は雄叫びをあげて虎杖に殴りかかった。
「それはね、常に一定の呪力を流していないと呪骸がそうやって襲ってくるからね」
それを聞いて意図に気付いた宿儺は「なるほどな」と合点する。つまり、ここにあるさまざまな映画を見る中で、さまざまな感情を揺さぶられても一定の呪力出力を流す訓練なのだ。
「これなんてオススメだよ!ヒロインがスッゲーむかつくんだけど、最後ド派手に死ぬの!」
「言ってはおしまいではないか」
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さっそく、部屋に備え付けられたテレビで映画を見始めた虎杖。内側にいる宿儺も、せっかくだから暇つぶしにと頬の目で一緒に鑑賞を始める。虎杖の肉体に受肉した際にある程度の現代知識は得ていたが、随分と文明も進化したものだと感心しながら作品を見ていた。
その途中で虎杖は「映画といえば」とコーラとポテトチップスを持ち出し、それらをつまみながら映画を見ていると、
「おい悠仁。それはなんだ?」
「ん、これ?ポテチとコーラだけど」
長時間映画を見続けたせいで少々小腹が空いた宿儺は、初めて見る食べ物に興味を示す。
「試してみる?」
とポテトチップスを一枚摘んで頬に生やした宿儺の口元に運ぶ虎杖。差し出されたポテトチップスをポリポリと齧ってみると、宿儺の口内に初めて味わうしょっぱさとその味の濃さに思わず顔を歪める。
「なんっっ……この……っ、頭の悪そうな味はっ……!」
「まあ待てって。このしょっぱい味を食った後にコーラで流し込むんだよ」
と、缶の飲み口にストローを差し込んでまた同じように宿儺の口元に持っていくと、頬の口がそれを咥え込んで「ズココー」と吸い上げ始める。
しかし……
「あ゛っっ……ま……!う゛っわ……しかもなんだ……歯にギトギトまとわりつくっ……クソ不味い!」
目を見開いて大不評と言った様子で叫ぶ宿儺。「ええ、そうか!?」と心外と言った様子で反論する。
「悠仁お主……こんなもの食べていたら身体を壊すぞ!」
「良いじゃねえか別に!おめえは俺のお母さんか!」
尚もまだポテトチップスとコーラを摘もうとする虎杖にもう我慢ならんと言った様子で宿儺は叫ぶ。
「契闊!」
「あっ、ちょっおま……」
虎杖と交わした縛りの効果を発動した宿儺。彼の静止も虚しく、その肉体は宿儺に取って代わられる。
「もう我慢ならん……こんなもの食わすくらいならいっそ私が作ってやる」
部屋に備え付けられた冷蔵庫を物色し、これまたなぜか設置されていたキッチンで簡単に料理を始めた。冷蔵庫を漁って取り出したのはにんじん、きゅうり、大根と味噌、マヨネーズ。
「“解”」
自身の術式、“御厨子”の斬撃を使って丸々一本あった野菜を切り刻んでいく宿儺。第三者から見れば術式の無駄遣いだと笑うものもいるだろうがそもそも御厨子とは厨房、すなわち台所を意味する単語であるので本来の使い道と言ってもあながち間違いではないだろう。
今回宿儺が作っているのは、簡単なベジタブルスティックの味噌マヨディップ。尚、ディップソースを作る際に砂糖を見つけたのだが、彼女が生きていた時代は非常に貴重で高価なものだった砂糖が大量にストックされているのを見てショックを受けかけたのはまた別のお話である。
1分という限られた時間で手際よく作り上げた宿儺は、仕上げに冷蔵庫の中にたまたま置かれていた烏龍茶を一緒にテーブルに置き、「ほれ、これをつまんでおけ」と最後に言い残し虎杖の内に引っ込んでいく。
「お、おお……!?」
いつのまにか目の前に広がっていた、色とりどりの美食。宿儺にこんな特技があったとは、と野菜スティックに宿儺お手製のソースをディップして齧ってみると、濃厚な味噌とマヨネーズの味わいと野菜の爽やかな甘みが絶妙に組み合わさった旨みが口の中に広がった。
「うっっ……めえぇぇぇ〜〜!!」
それは心からの叫びだった。思わぬ人物から差し出された、真心込めた手料理の味。虎杖の心境は大いに舞い上がっていたが、しかしそれがトリガーとなってしまい呪骸が起動して虎杖の顔を思い切り殴りつけた。
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その後、五条は用事があると言って席を外し、虎杖は宿儺が作った料理をつまみながら映画鑑賞という名の修行を継続していた。しかし、彼はのみこみが早く、ものの数本映画を見通した段階でコツを掴み、どんな映画を見ても一定の感情を保つことに成功していた。
そこへ、急遽部屋に戻ってきていた五条悟は、虎杖の成長能力の速さに感心している一方、見覚えのない手料理がテーブルに広がっていることに気づき「悠仁が自分で用意したのかな?」と訝しむ。
「悠仁!」
背後から突然話しかけられて背筋を震わせた虎杖だったが、呪骸の方は問題なく眠り続けているのを見て五条はうんうんと頷く。それはそれとして、虎杖の頬に生えた宿儺がなんだなんだと言った様子で瞳をこちらに向けながら頬の口で「ズココー」と音を立てて烏龍茶を吸い上げている絵面には流石に吹き出しそうになったが。
「五条先生!?用事は???」
「出かけるよ、悠仁」
突然の誘いに悠仁は「へぇ!?」と素っ頓狂な声をあげる。
「課外授業だよ。呪術戦の頂点ーー“領域展開”について教えてあげる」
その後、一瞬でどこかへの山奥へ転移させられた虎杖。彼の内側にいた宿儺も、これには流石に驚きを隠せないでいた。
(何が起きた?転移系の術式か?いや、それでは我々が水面に浮かんでいることに説明がつかぬしな……おまけに、目の前のあの呪霊……)
彼らの前に立っていたのは、火山の頭のような形状をした一つ目の呪霊。その纏う空気でわかる圧倒的な呪力は、彼が明らかに特級であることを周囲に感じさせていた。どういうわけかすでにもうボロボロの様子であるが。
「なんだそいつは、盾か?」
「盾?違う違う。言ったでしょ?見学だよ。今この子に、いろいろ教えてる最中でね」
呪霊側の問いに、五条は飄々と返す。
「自ら足手纏いを連れてくるとは愚かだな」
「ハハっ、大丈夫でしょ。だって君……弱いもん」
火山頭の呪霊の嘲笑に対し、五条は最大限の挑発を持って返す。どうやらそれは向こうに大いに効いたようで、みるみるうちに顔から言葉通りの意味で炎を吹き出す形で怒りを爆発させた。
「舐めるなよ小童が!そのニヤけ面ごと呑み込んでくれるわぁーっ!!」
目の前の圧倒的とも言えるその光景に虎杖は思わず気圧される。彼にとって目の前の呪霊は、今まで出会ってきた化け物よりも、はるかに化け物であるように感じられたからだ。
しかしそんな彼の不安を感じ取ったのか、五条は虎杖肩に優しく手をおく。
「大丈夫。僕から離れないでね」
そしてその直後、2人を囲む風景が一変する。先ほどまで湖の中央にいたはずが、気がつけば岩が聳り立つ小さな空間へと変化した。そして岩の隙間からは、超高温度の溶岩が噴き出しており、そこはまさしく“火山の中”とでも呼ぶべき異空間と化していた。
「領域展開ーー『蓋棺鉄囲山』」
ニィ、と2人を領域内に引き摺り込んだことで勝ち誇った笑みを浮かべる呪霊ーー“漏瑚”。
「これが領域展開。術式を付与した生得領域を、呪力で現実世界に構築する技だ」
以前少年院で虎杖たちが遭遇したのは、術式が付与されていない領域だった。もしもあれが術式が付与された完全な領域であれば全員死んでいた、と五条は付け加える。
「領域を広げるのはめちゃくちゃ呪力を消費するけど、もちろん利点もある」
そう言って五条は、既に敵の領域内にあるにも拘らずにいつもの余裕を崩さず、領域展開について簡単に説明を始めた。
領域展開の主な利点は次の2つ。
①環境要因によるステータスの上昇
領域とはいうならば術師本人にとってのホームグラウンドである。そのため、ゲームにおけるバフのようなものがかかり、より洗練された120%以上のステータスでパフォーマンスを発揮することができる。
②領域内における術式の必中効果
領域内で発動された付与された術式は絶対に当たる。術式が付与された領域内にいるということは、それ即ち“術式が当たっているもの”と見なされるため、領域内では術式に基づいた攻撃は必ず当たるようになる。
「一見隙がないように見える領域展開だけど、もちろん対処法もいくつかある」
五条は領域内で次々に襲いかかってくる溶岩や岩石による攻撃を難なく防ぎながら説明を続ける。
①領域内における攻撃を呪力で受ける
必中効果を持つ領域展開だが、その攻撃自体は呪力で防ぐことができる。ただし必中効果が消えるわけではないので、例えば物量で畳み掛けられた場合はそのまま押し切られる可能性がある。
②領域外に逃げる
領域外に脱出することができれば、もちろん領域の効果は適用されなくなる。しかし、領域展開は閉じ込めることに特化した結界術であるため、内側から呪力で壁を攻撃しても普通は突破できない。
「キサマの無限も、ワシの濃い領域で中和すれば届くのだろう?」
「うん。当たるよ」
五条の説明に割って入る形で漏瑚が口を挟む。彼が口にした“無限”という単語に虎杖は首を傾げたが、宿儺は(……まさか)と何かに気づく。
「そして3つ目。領域に対する最も有効な手段……『こっちも領域を展開する』。同時に領域が展開された時、より洗練された方がその場を制するんだ」
相性や呪力量にもよるけどね、と言いながら五条は目元を覆っていた眼帯をゆっくり下ろしていく。
「領域展開ーー『無量空処』」
眼帯が外れて現れたのは、透き通った蒼の瞳。そして右手の中指と人差し指を交差させて手印の“帝釈天印”を結ぶ。
その直後、彼らを覆っていた岩の山は一瞬で塗り替えられ、まるで宇宙のような神秘的な空間が広がる。
「ここは、無下限の内側。“知覚”と“伝達”、生きるという行為に無限回作業を強制する」
先ほどまでの威勢の良い動きが完全に鳴りを潜め、目を開き切ったまま全く動かなくなった漏瑚の頭を五条が掴み取る。
「皮肉だよね、全てを与えられると何もできずに緩やかに死ぬなんて。でもキミには聞きたいことがあるから、これくらいで勘弁してあげる」
そして五条はぐぐっ……と漏瑚の頭を引っ張ると、そのまま首ごと引きちぎった。
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「さーて、誰に言われてここに来た?」
領域が解かれ、湖の岸辺に無造作に放り捨てられた漏瑚の頭を五条が踏みつける。
「僕を殺せば、何かいいことがあるのかな?ーーどちらにせよ、相手は誰だ?」
凄みを見せて問いただすが、漏瑚は「誰が言うか」と一向に口を開かない。喋らないのであればここで祓ってそれで終わり。そう考えた五条だったが、突如として木の幹のような物体が空から飛来する。地面に突き刺さると同時に、彼らの周囲を美しい花畑が包み込んだ。あまりに美しい光景に五条と虎杖は一瞬惚けてしまう。
「おいお前たち!しっかりせぬか、明らかに呪術だろうが」
宿儺の一喝を受けてハッと意識を取り戻した2人。だがその直後、虎杖の足首を植物の触手が絡め取り、空中へと放り出す。その隙に、どこからか現れた別の大柄な特級呪霊が漏瑚の頭を攫っていく。
「先生!俺は良いからあいつを追っ、うわあぁーー!」
自分を一旦置いて奴らを追うよう叫ぶ虎杖だったが、彼の目の前に大きく口を開ける不気味な植物が現れた。
「ゴメン!嘘、ヘルプ!!!」
「“捌”」
しかし、その植物を虎杖の内側にいる宿儺が術式で切り刻んだことで彼はことなきを得た。だがもう、特級呪霊の不気味な気配は消えてしまっていた。
「チ、逃げられたか」
忌々しそうに舌打ちする宿儺に対し、五条は「でも」と続ける。
「このレベルの特級が徒党を組んでるのか……楽しくなってきたね」
腕を組んで愉快そうに言う五条に対し、やれやれとため息をつく宿儺。そして「ドウモスミマセンデシタ」と自分のせいで逃げられたことを土下座を以て詫びる虎杖。
「悠仁。キミ達にはアレを倒すくらい強くなってもらうよ」
「え゛……アレにかぁ……」
五条の言葉に、先ほどの圧倒的なまでにレベルの違う呪霊の顔が浮かび、思わず顔を歪める。
「まあまあ、目標は高くないと!それから宿儺……悠仁を助けてくれて、ありがとね」
「フン。悠仁も悠仁だがおまえも油断しすぎだ。戦いの最中にあの程度の術式で呆けるようでは足元を掬われるぞ?」
ジト目で返す宿儺に対し「ハハっ、これは手厳しい」とヘラヘラと宣う五条。
(それにしても……あの火山頭といい、五条悟……よもや無下限呪術の使い手とはな。それも、何百年に一度だかの六眼持ちとは……どうりであそこまで動けるわけだ)
宿儺は生得領域の中で1人考え込む。そして心底愉快と言った様子で歯を剥き出しにして笑い出した。
「全く、つくづく人間は面白い!悠仁に伏黒と来て、五条悟まで!いやはや、これは退屈せずにすみそうだ」
「これは……私自ら壁になる日もそう遠くはなさそうだなぁ」
「期待しているぞ。五条悟、伏黒……そして悠仁。いつか必ず……
……私を斃してくれる日をな」
なんか筆が進んでしまった上に結構文字数が多くなりました。
五条と宿儺が師匠になった虎杖はもう無敵だと思うんです。なのでもしかしたら、原作よりも早い段階で虎杖が成長していくかもしれません。
次回も何卒宜しくお願いします。
さて、順平どうしようかなぁ……
幕間でみたい話
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