あれから早数年*1俺の子供の頃の話なんて興味ないだろうし〜今俺がいるのは
「ここが雄英……いや〜デカイな〜」
ヒーロー科最難関の高校 〝国立雄英高等学校〟倍率300倍とか頭おかしい学校である
「まぁ気楽にいこうか〜」
難しく考えてもしかたないしな〜、今日もヘッドホンから流れる波の音を聴きながら門をくぐる
[今日は俺のLIVEへぇぇぇ!ようこそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!]
すげー声だよねぇプレゼント・マイク、ラジオよく聞くけど
ってか試験なのにLINE扱いでいいのか?…まぁMC?みたいなもんだしいいのか
そこから説明されるのを冊子読みながら聞いてるとロボの所でおかしい所が、冊子には三体と書いてるのに今プレゼント・マイク四体って言った???
「質問よろしいでしょうか!! この冊子にはロボは三体と書かれています! ですが今の説明には四体と言われました説明をお願いします!!」
真面目くんだ〜
「そしてそこの縮れ毛の君!ここは神聖なる雄英試験会場だ!!さっきからボソボソうるさいぞ!気が散る記念受験なら即刻さりたまえ!」
「ごっ ごめんなさい」
おわ〜怖、真面目くんってああいう所あるよなぁわざわざ人前で言うところ
「そこのヘッドホンをつけてる君もだ!!真面目に聞かないなら去りたまえ!!!」
うわ〜絶対俺じゃん…よしっ
「〜♪」
「おい聞いてるのか!! おい!!」
こういうのは気付かないふりが一番よなぁ〜なんかギャイギャイ言ってるけどそっちのが迷惑じゃないか?
[HeySTOPリスナー! そこまでにしときな?四体って言ったのはようはおじゃま虫気0ポイントだし気にせず他のロボを狙うのを勧めるぜ〜!]
「ッゥ〜!!ご質問に答えていただきありがとうございます!!」
おぉ〜綺麗なお辞儀
あの後説明が終わり渡された紙の通りのバスに乗り会場に移動する、校内にバスが走ってるってすごいよな〜
「ん〜っとさていっちょやるか〜」
説明の時もだけど座ったままだから腰が痛いぜ
「なぁ!そこの君」
およっ なんか嫌な予感
振り向けばオレンジの髪をした女子が鋭い目つきで見てくる
「さっきの態度何さ、ここは受験会場なんだぞ?ヘッドホンもずっと付けてるし」
真面目くん否真面目ちゃんだ〜運ないなぁ
「ちょっと聞いてんの?」
「あ〜聞いてる聞いてる、ただあの時はプレゼント・マイクの声が大きくてよ〜耳が痛くなっちまってつい」
手でスマンのジェスチャーをしなが喋るとムッとした表情の女子
「ならあの時そう言えばいいじゃないか、あの時アンタに注意してた男子凄く睨んでたぞ?」
「それは音流してたから気づかんかったな〜(大嘘)」
「じゃあ結局ダメだろうが!」
しまったやぶ蛇[はいSTART]およ??
「んじゃそゆことで!」
「あっコラ!」
なんかいいタイミングでスタートされたしこれはチャンス〜っておよ?
「なんで皆走んないんだ?」
「はっ?アイツなんで」 「待って今スタートって」 「まっ まさか」
[おいおい何してんだ?もう賽は投げられたんだぜ?]
そのプレゼント・マイクの声と共に門にいた生徒達が走り出す、な〜んだやっぱり俺間違えてないのかよかった
「排除!哀レナ人類!」
「おー言葉遣い悪くないか?」
「抹殺ダ!」
2と3ポイントね、左右から囲むようにいるしなら
「S.O.F」
両手に重なるように紅蓮の腕が重なり2ポイントと3ポイントの頭をつかみジワリジワリと溶かしていく
「ギッ ガ!?」 「溶ケ ル…」
跡形もなく頭が溶けるとロボは機能を停止させる、動かなくなったらいいんだよな?
「ヨクモ!」 「ガタガタニ シテヤル!!」
更に奥から2ポイント二体が走ってくる
「よっと」
3ポイントを掴みそのまま振りかぶり、迫る一体に投げつける
「グガッ!?」
「おまえは…これだ」
右手を開き手刀の形にし2ポイントのボディを貫く
熱によりドロリと溶けたボディに突き刺さった手を引き抜くとガタンッ!っと音を立てロボが後方に倒れる
「はは…あーちっちぇなぁ…」
さてこの調子ならさっさと終わらせてのんびりしたいな〜
じわじわと小物*2を倒していくがまだ終わんないのかねぇ
「抹殺! 仇ダ!!」
叫び突っ込んでくる1ポイントの体を見向きをせず左手に出現させたS.O.Fの手で掴みあげ持ち上げる
「ウッ ゴッガ!?」
〝ドシーン!〟っと音を立て近くのビルが崩れ去る、なんだ?
「ってデカ!…あれがおじゃま虫か」
掴んだままの1ポイントを握りつぶしスクラップにする
「ちょっと近くで見てみるか」
足にS.O.Wを纏い近くのビルに風の力で浮かび屋上に着地する
上から見下ろせば逃げ惑う生徒、あれでヒーローになろうとは笑える
「逃げるよ!」
「私はいいの…貴女だけ逃げて」
さっきのオレンジ髪の子が足を怪我したのか右足を引きづる銀髪の子を肩で担いでいる
あれじゃ0ポイントにすぐに追いつかれるな、でもあの子ヒーローっぽいなぁ
「ああいう子は助けないとなぁ」
俺はビルから飛び降り2人の女子と0ポイントの間に着地する
「ちょっアンタ!」
「おー 無事かぁ?」
振り向いて聞けば目を見開く2人
「無事そうだし…ちゃっちゃと片付けるか」
「片付けるって あの大きいのを?」
銀髪の子がボソボソっと呟くので笑って答える
「まぁなんとかなるよ〜 この程度ならね」
個性を少しだけ本気にする、体に一瞬だけ岩に似た生命体S.O.Eが重なる
「圧殺」
右手を開いた状態で0ポイントに向け一気に握る
するとパキパキっと音を立て、0ポイントがどんどん内側に潰れていき最後は少し大きめの石のサイズまで圧縮し少し鈍い音を立て地面に転がる
後ろでぽかーんとした顔のふたりに振り向き
「なっ? なんとかなったろ〜?」
とりあえず二へらっと笑っておいた、その時試験の終了を知らせるブザーがなる
主人公は片手に五大精霊を纏わせる時は10%くらいの力しか使ってません