五大精霊の持ち主   作:妖狐アルル

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S.O.Wのいいフォントの色が見つからない


2話 入学と個性把握テスト

桜舞い散る中今日から通う学校の門に着く

「相変わらずでかい門よなぁ」

「日本一のヒーロー科があるマンモス校だからね…行こ?」

ちなみに横にいるのは柳レイ子、入試の時に助けた銀髪の方であれから懐かれたのか頻繁に連絡を取りあっている

 

「まずはクラス表…一緒だといいね」

「知り合いがいた方がいいもんな〜」

俺も誰も知り合いがいないより柳か拳藤*1がいたら気が楽だ〜

 

「現実は残酷よなぁ〜」

「麻海だけ違ったね……残念」

まさか柳と拳藤はB組、俺だけA組とは…

「まぁ教室が隣だからそこまで気に病む必要も無いか〜」

「……私は残念

内心は俺も残念だよ、どうせなら一緒がよかった

 

「ほんじゃあまた後でな〜」

柳と別れA組の教室ドアを見る、これまたでかい扉 バリアフリー意識なのだろうか?

まぁ見てても仕方ないし

「おはよ〜ございます〜」

中にはチラホラと人が、パッと見ればあの時の眼鏡君や鳥頭*2の男子やなんか触覚生えてる女子なんかがいる

「君は!…おはよう!!俺は飯田天哉!」

あの時の眼鏡君やっぱり真面目くんだぁ

「俺は麻海遊 よろしくな〜」

 

手を差し出されたので握手を返し黒板に席順が乗ってるそうなので前に、大体俺は名前的に前の方なんだけどなぁ

「やっぱり俺が一番前か〜およよぉ」

分かっちゃいたがなぁ…

 

「おはよう!私芦戸三奈だよ!」

「俺は麻海だ〜よろしくさん」

後ろの席の子だし仲良くしとかないとな〜

「尾白猿尾だ 俺もよろしく頼むよ」

尻尾の生えた男子、お隣さんだ

 

「よろしくモフモフの尾白〜俺は麻海」

「モフモフって(汗)なんか緩いやつだな、麻海って」

初対面で緩いと見抜くとは中々やるなお主

 

そんな感じで2人と話していると、なんかヤンキーみたいな子やあの時のぶつぶつ喋るモジャンボ頭くんが来たりと飽きないクラスだ〜

「仲良しごっこがしたいなら他所にいけ」

 

およ?声がした方に振り向けば寝袋に包まれた無精髭の男…ん?不審者??

「ここはヒーロー科だぞっお!?」

寝袋からでて立ち上がった男をS.O.Eの右腕を具現化させ不審者を掴む

「ぐわああ…これは」

 

「不審者が侵入できるのも驚いたけど、堂々と前に出てくるのはもっと驚いたよ」

とりあえずコイツをさっさと職員室にでも

「ま……待て俺は担任だ」

「「「「担任!!?」」」」

「およ?」

 

「へへへっ なんかすんません」

「いや…気にするな」

そうは言ってるが顔が険しいですよ担任、こりゃあ目つけられたかなぁ…

「とりあえずこれに着替えてグランドに出ろ」

 

「た 体操服?質問「却下」ッ!」

入学式に体操服? しかもグランドって

「まぁ着替えるか〜」

行けばわかるよなぁ

 

「「「「個性把握テスト!!??」」」」

「入学式は?ガイダンスは!?」

「そんなもん時間の無駄だ、合理的ではない」

効率厨か??ってか入学式欠席なの保護者に言ってんのかね?

 

「入試1位は 麻海だな」

おーおー何人か睨みつけてくるのがいるよぉ あのヤンキー君隠す気ないくらい睨んでくるし

「これを投げてみろ デモンストレーションだ」

機械が着いたボール…あーボール投げね

「個性有りでだ はよ」

 

飛ばすならあいつかな、さぁ出番だ

S.O.W

風が吹き荒れ右手からS.O.Wの腕が出現し、ボールを掴み風の力で吹き飛ばす

「……ボールの限界値を超えた か」

手に持つ端末には∞のマークが

 

「個性使っていいとかやばー!」

「いや∞ってあんのかよ!?」

「面白そー!!」

相澤先生*3のこめかみがピクっっと動く、なーんか嫌な予感

「面白うか…よし」

 

「最下位は除籍としよう」

「「「「「はああああああああ!?」」」」」

ほーらやっぱり…

「そんなまだ初日!いくらなんでも!!」

 

「ここはヒーロー科 放課後マックで談笑したかなったなら残念だな」

ニヒルよなぁ…先生アングラヒーローなんだろか?

「教員にも自由が与えられている、除籍の有無も俺次第乗り越えてこい Plus ultraだ」

そんな便利な言葉じゃないやろ

 

「50mも走るの面倒よなぁ」

「いやいや中学でもしてたでしょ…麻海もしかして面倒くさがり?」

もしかせんでもそうだね〜

[START]

 

「まぁ気楽に」

S.O.Wの力で自分を風で押し出しゴールまで飛ぶ、走ってはないなこれ

[記録 2秒]

「走ってないじゃん!」

俺の後にゴールした芦戸の文句を受けつつ列に戻る、次なんやろかぁ

 

「……S.O.E

続いて握力測定俺と同じサイズの手で出したS.O.E54で握ると、ミシッミシッっと音をたてバキン!!っと音をたて握力計が吹っ飛ぶ

「測定不能 記録無限」

「また無限でた!?」 「負けたか…」 「なんですのあの手!?」

 

反復横跳び、まぁS.O.Wで両手から弱風を出し行ったり来たりを左右繰り返す

[記録 111回]

「流石に範囲狭めたらこうなるよなぁ」

「あれで加減してんのか……」 「風神の如し…」

 

ボール投げ、あれ俺したよね?

「またするん?」

「さっきはデモンストレーションだ、別の力でやれ ほとんど風しかつかっていないだろ」

ギラりと赤く光る眼でこちらを睨む相澤先生、やっぱりあんたアングラ系だろ子供泣くぞ

 

「これは個性把握テストだ、出し惜しみなどするな」

出し惜しみねぇ……そんな事したら

「吹き飛ぶよ……みーんなね?」

顔をビクつかせた相澤先生の横を通り右手からS.O.Fの手を出現させる

 

「あれ入試の時の!」 「あれアイツのだったんだ…」

何人か見た事あるのいるのか…さて出し惜しみね

「じゃあちょっとだけ…玉火玉

本当は球状の火を打ち出す技やけど、うまーくボールに火を纏わせてっと

 

「今度は火だ!」 「チッ…」

打ち出した火は登っていき視認できない所まで飛んでいく

「もういいかなぁ…炭火衣

フィンガースナップと共に視認できないところまで飛ばされた火は一瞬紅蓮に燃えボールが炭となって散る

 

「測定不能…」

「またかよ!!」 「麻海…ただの緩い奴じゃないんだな…」

尾白は俺の事なんだと思ってる??

 

この後緑モジャンボ君が指を犠牲にアホな記録を叩き出したりと色々ありテスト終了

「結果は各自で確認しろ」

端末からビジョンが浮かび順位と名前が掲載される

 

「おぉ~俺1位」

「たり前だろ…あんなにボコスカ測定不能だしてたのに」

横から半目で黄色に黒メッシュのチャラ男君に言われる

「そんな凄いことはしてないけどなぁチャラ男君」

「うぇっ!?それ俺の事?俺の事なの!?」

横でワーワー言う中緑モジャンボ君が凹んでいる

 

あー最下位なのか、ふむ緑谷っと

「最下位除籍は嘘だ……合理的虚偽ってヤツだ」

「「「合理的虚偽ー!?」」」

嘘くせー明らかにする気満々だった癖に

 

こんなそんなの初日、こりゃ飽きなさそうだ

*1
入試の時のもう1人

*2
見た通り

*3
さっき名前聞いた




玉火玉 (たまびだま)
球体定の火炎弾

炭火衣 (すみびごろも)
燃やした相手を炭になるまで焼き尽くす技(人には使えない)
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