康太Side
「ねぇ康兄…私に好きな人が出来たらどうする?」
いきなり陽向は聞いてきた
「ブフッ…いきなりなんだ? …とりあえずどんな奴か探る」
「でも私顔しか分からないし」
「特徴は?」
「一応康兄と同い年ぐらいで…………」
「…文月にいるかもしれないって事か?」
「まあ優子さん達が可能性は無くはないって…」
陽向に好きな人か…どんな奴か気になるな…
康太SideOut
翌日
平賀Side
そういえば木下君は吉井君がオルフェノクで病院を抜け出した事を知ってるって聞いたんだが…
とりあえず後から会いに行ってみるか…
確か吉井君は後から学園長室に向かうはずだ
それから休み時間
そういえばクラス聞いてなかったんだ…
このクラスであってるかな?
1年Aクラス
「失礼しまーす…えーっと木下君は居ますか!?」
「…アタシの弟ですけど何かご用件でも?」
弟だと…?間違えたか…
「えっとまあ会わせたい人が居まして…」
「会わせたい人?秀吉なら1年Cクラスだけど…」
どうしよう…なんか怪しまれてる気がする…
「えっと…じゃあ…ありがとう…Cクラスに行ってみます…」
平賀は1年Cクラスのドアの前に立っていた
『おいっ!聞いたか?最近坂本達はずっと霧島さん達と一緒に帰ったりしてるらしいぞ』
『須川!それはホントか?』
『ああ!俺も何回か見たことあるな』
『具体的には?』
『木下優子や工藤愛子…長田ちゃんとからしい』
『なんだと?全員美少女じゃねぇか!ムキーッ…羨ましい…妬ましい…憎たらしいっ!』
三人の内二人は後にFFF団のリーダー格となる
嫉妬か…醜いな…
「失礼しまーす。木下君は居ますか!?」
「秀吉~誰かが会いに来たみたいだぞ」
『アイツまさか木下に告白する気か?』
『むぅ…許せんっ』
何を言ってるんだ…秀吉ってどう考えても男の名前じゃないか…
平賀SideOut
優子Side
秀吉に会わせたい人ってまさかまた秀吉に告白しようとしてる男の人?
アタシはBLは好きだけど秀吉は普通に女の子が好きでいつも男に告白されて嫌がってるし結花の事もあるんだから邪魔しにいかなくちゃ…
優子はコソコソ近づいていた
『ワシが木下じゃが…』
『君が木下……君かい?』
『その間はなんじゃ?』
勘違いされてもしょうがないわよっアンタ…可愛いんだから…
『誰かが失礼な事を考えてた気がするのじゃ』
『?実は君に会わせたい人がいてね… ……君の事は知っているだろ?ボソッ」
『っ?』
なんであんなにビックリしているのかしら?
『放課後、部活が終わってからでも良いんだが…旧校舎の屋上に来てくれないかい?』
『お主は……の知り合いなのか?結構遅くなると思うんじゃが…』
会話が良く聞き取れないわね…
『ああ…昨日知り合ったんだが…構わないさ…彼も用事があるようだし』
知り合った?誰?
『そうか…なら分かったのじゃ』
まさかその人に脅されたりとかはしてないわよね?
『じゃあ放課後に旧校舎の屋上で』
今日は図書館に行かないで秀吉の部活が終わるまで見学して待っていよう!
優子SideOut
結花Side
「島田さん…姫路さん…あの…」
「もう話しかけないでよっうっとうしいから」
「結花ちゃんは坂本君達と仲良くしてれば良いじゃないですかっもう話しかけないでくださいっ」
なんで?私が悪いの?
釘バット使ったりする姫路さん達が悪いんじゃないの?
はぁ…
結花SideOut
明久Side
そして放課後の夕方、明久は…
「誰だお前は?って吉井か?
今まで一体どこに?何故私服なんだ?」
やっぱりか…行方不明って事になってるんだね…
「げっ…鉄人?」
「はぁっ鉄人と呼ぶなと何度言えば、で私服で学校になんの用だ?」
なんかこのやり取り懐かしいな
「その突然友人に会ったらパニックになるかと思って変装を…」
「そうか…俺ですらパニック状態だからな…」
「そんなっ西っ鉄村先生がですか?」
「合っていたのに何故間違えたんだ…」
「わざとじゃないですよ?久しぶりに学校へ行くので学園長に挨拶をと…」
「学園長にだと?まあ…いいが…案内してやる…
そういえば吉井っ!木下姉がとても心配していたぞ
後で謝っておけよ…幸せ者めっ ボソッ 着いたぞ」
木下さんそんなに心配してたんだ…へっへ~ん良いだろ~鉄人!でも木下さんとは本当にあの日しか話してないはずなんだけどなぁ…
『コンコン』
「誰だい?入りな……」
「失礼します」
「誰だいクソジャリ…」
「あの…私服ですいません…今帽子を…吉井明久ですが…」
なんだ…この口の悪いクソババァ
「吉井かいっ?今までどこに行ってたんだい?なんでここに来たさね?」
「あの…実は僕最近まで入院してて…久しぶりに学校に行こうかと思ってとりあえず学園長に挨拶をと…」
僕の事知ってるの?とりあえず学園長はどこだろう…
「はぁ…そういうのは一応職員室で良いんだけどねぇ…まぁ私もアンタには用事があるからね…丁度良いさね…あと…ある意味アンタがここに来たのは正しいよ、事が起こってからじゃ手遅れだからね…」
私も?このクソババァが学園長ってこと?
「はぁ…僕に用事があったんですか?」
事が起こってからってなんの事だろう
「ああその通りだよ…とりあえずアンタの手術を担当したのは私だからねっ」
どういう事?このクソババァが手術をしたの?学園長って学校の偉い人で医者では無いでしょ?
「そうなんですか?学園長なのにですか?」
「私は本業は学園長じゃなくて科学者さ!それに医者の免許も持ってるよ!アンタみたいな致命傷の患者のみ担当しててね…アンタの時に呼ばれたって訳さ」
「…はぁ?」
「ところでアンタどこ行ってたんだい?1度心配停止して死んだと思えば急に起きて突然窓から逃げ出したそうじゃないか…」
今死んだと言わなかった?
「死んだ?そんなまさか…それは…その」
「まさかとは思うが…覚醒したのかい?」
まさかこのクソババァ知ってるの?
「覚醒って…何にですか?」
「そんな芸当が出来るのはオルフェノクぐらいさね」
やっぱりか…
「っ!?」
「確かあの病室は6階だったはずだ!オルフェノクはその高さから落ちた程度じゃ死なないね
落ちて着地に失敗してもすぐに治るからね…病気も治りは早いよ」
そんな高さから落ちたんだ…
「学園長…オルフェノクの事を知ってるんですか?」
「ああ…知ってるとも…場合によってはアンタを始末しないといけないね…ウチの生徒の生命がかかってるからね」
「始末って…そんな…僕は人を襲おうなんて思ったことありませんよ!」
「本当かね…今から質問することにちゃんと答えなよ?嘘言ったら承知しないからねっ」
「?…はい…質問とは?」
「…あの声はまだ聞こえるかい?」
なんで知ってるの?この人まさかオルフェノクじゃ…
「えっと…前よりは収まってますがたまに…」
「収まってるのかい?珍しい奴もいたもんだ…
アンタ人を殺した事はあるかい?」
「人はありませんが…」
「なんだい?ハッキリしな」
「オルフェノクなら……殺した事があります…」
「そうかい……じゃあしばらく様子を見てから始末するかどうかは考えておこうかね…」
もしかしたら始末されるって事?
どうやってだろう…
「そうですか…分かりました…」
「それとアンタはどうせFクラスさね」
「どういう意味で…」
「バカ『観察処分者』で有名な吉井が2ヶ月以上も昏睡状態で入院して2週間も行方不明になって勉強に着いていけるわけ無いさね」プチンッ
「なんだとクソババァ」
「ガチャッ 止めろ吉井」ガシッ
「落ち着きなクソガキッ西村先生!連れていきな!」
「落ち着け吉井っ!とりあえず明日からちゃんと制服で学校に来い!あと補修はしないが一応補修室に来いよ!勉強の件はそこで明日考えるからな!」
「フーッフーッ…分かりました…さらば鉄人」ダッ
そういえば平賀君から秀吉を呼ぶから旧校舎の屋上へ来いってメール来てたっけ
「コラッ…西村先生と呼ばないかっ!廊下を走るな!全く…懐かしいやり取りだな」
明久SideOut
Open your eyes the next Faizφ