バカと人間とオルフェノク   作:成龍

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第14話 明久と優子の再会

秀吉Side

 

「姉上?今日はどうしたんじゃ?」

おかしい…

 

「いや…気晴らしにね♪アンタの部活を見学しに来たの!あと結花の邪魔者退治にね…ボソッ」

まずいのじゃ…なんでよりにもよって今日なんじゃ?

まあ…でも明久が学校に来てるとゆうことはまた通うって事じゃしのう…別にいいんじゃ…?

 

「そっ…そうなのか?まあゆっくりして行くと良いのじゃ!」

「そうさせてもらうわ!」

 

そして部活が終わり

 

「のうっ姉上よ?ワシはこれから用事があるのでの…先に帰っててくれぬかのぅ!?」

 

「先にって…最近この辺物騒だし…翔子達は菊地君の店手伝いに行っちゃったし…待っておくわよ」

何故かビクビクしてる気がするのぅ…お化け屋敷とかは苦手じゃなかったはずじゃが…

 

「そうか…分かったのじゃ…とりあえず用事に行ってくるからのう…」

 

「分かったわよ…とりあえず職員室に行ってくるわね」

 

「分かったのじゃ!用事が終わったらメールするからの!行ってくるのじゃ」

 

秀吉SideOut

 

優子Side

 

それから数分後

 

旧校舎屋上

 

秀吉にコソコソ着いて来ちゃったけど…

 

『明久っ』

 

『やあ木下君』

あれってさっきの…それにあの帽子の人、

明久って…えっ?

 

『秀吉っ…2週間ぶりぐらいじゃないか…』

 

『また学校へ来る気になったのじゃな?』

本当に吉井君?なんで秀吉は…2週間ぶりって吉井君

病院を転院した時期よね?

 

『う…うん、やっぱ寂しくてねみんなに会いたくて…でも僕って今行方不明だと思われてるでしょ?』

どこぞの怪しい医療施設に転院したはずよね?

 

『そうかの…いや…今お主は行方不明とゆうか…別の医療施設にいるという事になっておるんじゃが…まあ…確かにある意味行方不明じゃのう』

例の医療施設にいるという事になっている?

 

『木下君、別の医療施設って?』

 

『看護師が言うには、そこは人に教えられないような場所らしくての…昏睡状態の患者のみを扱う施設らしいんじゃが…』

 

『そこ怪しすぎるよね!?僕秘密結社に改造されてる事になってるの?』

 

『いや…さすがに改造されてるとは思われておらんじゃろうがワシにも分からんのぅ…』苦笑

 

『ハハッ…嘘にしては、下手すぎるね…』苦笑

嘘?どういう事?

 

『ところでさっきから隠れて見ているのは誰かな?』

 

『そういえば秀吉以外にもここに来る足音があった気がするね』

なんでバレてるの?

 

『何がじゃ?』

 

「ガチャッ…なんでバレたの?って本当に吉井君なの?」

さっきはコソコソ離れて見てたからわかりづらかったけど…髪は伸びてるけど本当に吉井君じゃない!

 

「姉上っ?」

 

「木下さん?あの…えっと…その…どこから見てたのかな?」

 

「2週間ぶりのとこからよ…秀吉っどういう事よ?2週間前も会ってたの?吉井君は医療施設に移ったはずじゃなかったの?なんで黙ってたのよ?」

本当になんなのよ?意味がわかんないっ

 

「姉上っ…それはじゃな…えっと…なんて説明したらいいのやら…」

 

優子SideOut

 

秀吉Side

 

会わせてもいいかと思ってたのじゃが

まさか明久の2週間ぶりのところから見ておったとは…盲点だったのじゃ…

どう説明すれば…

 

「何っ?なんなのよ?説明してよ?もう意味がわかんないわよ…」泣

まずいのじゃ…どう説明したら…

 

「あの…姉上?」

 

「ううぅっひぐっ…一体なんなのよ…意味がわかんないわよ、アタシがどれだけ吉井君を心配したか…秀吉は分かるでしょ?うぅっ」泣

それは良くわかっておる…

 

「姉上…あの…」

 

「あの…木下さん?ゴメンね…心配してくれて…ありがとうね…本当にありがとう」

 

「アタシのせいで…アナタが姫路さん達に絡まれて…ひぐっ…えぐっ…事故にあって…目を覚まさなくて…病院から突然いなくなっぢゃうじ…ひぐっ どこにいるのがも…ひぐっ分がらなぐなっちゃうし…ひぐっ」

 

「木下さんのせいじゃないよ…突然いなくなったりしてゴメンね?泣かないで?」ナデナデ

 

明久は優子の頭を無意識に撫でていた…

 

「吉井ぐんっ…ひぐっ…ぐすっ…うぅ~…え~ん」

 

優子は明久に抱きついて泣き出してしまった

 

「ちょっと木下さん?」

 

「吉井君…とりあえず今はそのままにしておいた方がいいよ…」

 

「平賀君?うぅっ…分かったよ…嫌ではないし…」ボソッ

 

「俺は適当に飲み物買ってくるからね」

 

「ワシも行くのじゃ」

 

 

「ところで平賀と言ったかの?なんで姉上がいる事が分かったんじゃ?」

 

「木下君は…オルフェノクの事を知ってるんだよね?」

確かに知っているのじゃがまさか平賀も?

 

「知っているが…まさかお主っ…」

 

「多分君が思っている通りだよ…俺もオルフェノクなんだ…やっぱ怖いよね…」

 

「そうじゃったか…いや…まあ怖くないといえば嘘になるのぅ…」

でもなんで分かったんじゃ?

 

「だよね…まあオルフェノクにはいろいろいてね…全く同じ奴は見たことないんだけど、どんなオルフェノクかによって人間より視力や聴力…嗅覚が数倍あったりするんだよ…木下君が見た吉井君の姿は馬みたいだったでしょ?」

そうなのか…という事は…

 

「つまり明久は馬並みの聴力や視力が備わっておるという事かの?」

 

「まあそうなんだけど…その他に馬の特性とかも持ってるんだ…変身したらとても速く走れたりもするはずだよ!あと人間態でも変身態には結構劣るけど速いはずだよ!まあ慣れたらその聴力とかは調整できるんだけどさ…あまり聞こえすぎてもうるさいしね…」

 

「お主はどんなオルフェノクなんじゃ?」

 

「ん~…犬かな?ドーベルマンだと思うよ!だから犬並みの聴力や嗅覚はあるよ!ホントは臭いで木下さんがいるのも分かってたんだけどまさか会話が筒抜けだったとはね…盲点だったよ…」

 

「なるほどのぅ…」

 

「ところでひょっとして木下さんって吉井君の事が?」

 

「うむ…好きみたいじゃ」

 

「そうかい…出来れば応援してやりたいが…」

 

「どうしたんじゃ?」

 

「俺達は人から見たら化け物でしょ…?だからバレた時どういう反応をされるか怖くてね、吉井君も同じ気持ちのはずだよ…それで友人達に会うのを怖がってたからね…」

 

「そうかっ…」

 

「でもさすがに孤独な方がもっと辛いはずなんだ…彼も辛かっただろうね…」

 

「ワシらに比べたらマシなのじゃ…明久からしたら2週間ほどでもワシらは2ヶ月と2週間じゃぞ?」怒

 

「ハハッまあ許してあげてくれよ…いつ化け物だってバレるかも分からない…バレたら避けられるかもしれないって怖さは分からない訳じゃないだろう?俺だって君に避けられないかって…言った時は怖かったからね」

 

「まあ…確かにのぅ」

 

「とりあえず吉井君は木下さんにオルフェノクだってバレる事を恐れているはずだ…木下さんだって好きな人が化け物だったと知って普通でいられるかどうか分からないし…吉井君が木下さんを好きになった時期にバレて吉井君を避けるような事になった場合を考えるとあまり応援出来ないんだよ…」

う~む…前途多難じゃのう…

 

「俺達だってかろうじて人間の心はまだ残っているけどね…人間の醜い部分ばかり見せられると…いつか人間に絶望して木下君を襲ったような化け物として目覚めるかもしれないって考えたら怖いんだ…君や木下さんや君の友人が吉井君の優しさを裏切らなければいいんだが…」

ワシらが明久の優しさを裏切るはずがあるかっ

姫路達とは違うからのぅ

 

「大丈夫じゃっ!明久の優しさならワシらが守る」

 

「彼は幸せ者だね…」

 

「もちろんお主もじゃよ」ニコ

 

「そうかいっ…ありがとう」

 

秀吉SideOut

 

明久Side

 

まさか木下さんが来るとは思ってなかったな…

とにかく…暖かくていい匂いがするんだけど理性が…っ

 

「ひぐっ…」

 

「//あの…木下さん?//そのいい匂いとかしてそのって何を言おうとしてるんだ僕はっ!?とりあえず離れて?//あと本当にゴメンね?お願いだから泣き止んで」

 

「//あっあの…その…抱きついちゃってゴメンなさい//でも吉井君…本当に今までどこに行ってたの?」

良かった…泣き止んだようだ…

でもなんて言ったら…僕はオルフェノクになってケガは何故か完治したなんて説明しても信じてもらえないだろうし…信じたとしても化け物なんだよ?怖がって避けるに決まってるじゃないか…

んっ?でもそもそも僕は化け物で、その僕が木下さんの近くにいることがよくないんじゃ…

 

「それは…」

 

「それは?」

 

『すまないが…今は言えないんだ』

 

「平賀君?」

 

「ほれっコーラとオレンジジュース買ってきたぞ!」

 

「ありがとうございます…でも今は言えないってどういう事?」

 

「時が来たら教える…とりあえずいつか必ず話すからそれまで待ってほしい」ペコッ

 

「ちょっと平賀君?君が頭下げないでよ!そういうのは僕がやるべき事だから!木下さん!とりあえずゴメンなさい今は言えないんだ」ペコッ

平賀君ありがとう!

 

「ちょっと吉井君に平賀君、頭あげて!本当にいつか話してくれるのよね?」

 

「うん、いつか話すよ!とりあえず今はゴメンね…」

 

「納得いかないけど…まあいいわよ…とりあえずお願いがあるんだけど…」

助かった…本当に平賀君には感謝だよ

 

「お願いって何?木下さん」

 

「その…最近この辺りいろいろ物騒なの…だからその…家まで送ってくれないかしら?」

昨日の不良二人といい確かに危ないよね…まあ僕もオルフェノクなんだけど…

 

「吉井君…君なら大丈夫だ!君は人間じゃないか」ボソッ

 

「でも…僕は…」ボソッ

 

「明久よ…お主は化け物なんかじゃないぞい…自信を持つのじゃ」ボソッ

 

「………分かったよ」ボソッ

 

「なにコソコソ話してるの?」

 

「姉上よ…平賀も一緒でよいかの?」

 

「ええいいわよ!」

 

「俺もかい?まあいいけど…」

 

「じゃあ木下さん達帰ろっか!」

 

それからみんなで一緒に帰った

木下さんはたのしそうだった…

平賀×吉井君もアリねとか聞こえた気がしたが聞こえなかった事にしよう…

 

「吉井君に勉強を教えるのは大変そうね…」

 

「でも木下さんは俺より上手く教えられると思うよ!俺は頑張ってもCに行けるかどうかぐらいだし…木下さんはAクラスレベルなんだからなんとかなるよっ」

 

「とりあえず吉井君っ次からはアタシも一緒に勉強見てあげるわね!」

 

「えっ?木下さんも?」

 

「アタシじゃ嫌?」

 

「嫌じゃないっ!」

勉強は嫌だけど木下さんみたいな美少女が一緒なら

 

「むしろ天国かもしれない」

 

「//天国って//」

 

「ちょっと木下さん?熱あるの?大丈夫?」

 

「//だ…大丈夫よ…//バカ//」ボソッ

 

「はぁ~…」

 

「木下君…吉井君って…」

 

「鈍感じゃ…」

 

「そうなんだ…ハハハ」

 

明久SideOut

 

Open your eyes the next Faizφ

 

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