優子Side
助かったのよね?
「あの化け物が…アタシ達を助けてくれたのよね?」
「う…うむ!」
『ブォン ブオォォン ドカァッ』
えっ!?雄二君?ダメ…その化け物は…
「…っ!?アレはなんじゃ?」
「ダメよ…その化け物はアタシ達を助けてくれたの!」
バイクから降りてホースに攻撃を仕掛ける雄二
「聞こえてない?」
格闘態になりファイズに防御体制をとる明久
「ダメよ!」
激しい攻防を続けるファイズとホース
「アレはなんなんじゃ?」
ファイズは場所を変えようとバイクに乗った
優子SideOut
雄二Side
翔子から電話が来た雄二は
急いで川原の方に向かっていた
どこだ優子…オルフェノクは?
んっ?アレは優子か?秀吉もいるのか…
優子は…足を怪我してるのか!?
アレはオルフェノク?
優子達の方に向いてるっ!?
ヤベェな助けないと…
《Standing by》
「変身」
《Complete》
『ブォン ブオォォン ドカァッ』
『シュオーウ』
疾走態から格闘態へ変化するホース
雄二は右手をブラっとさせてホースにパンチを叩き込むが左腕で払われそのまま右パンチを叩き込まれる
「うぐっ!?」
なんだコイツ?
いつものオルフェノクより強くないか?
更にホースはパンチを叩き込もうとするが
雄二はそれを避けて右脇腹に
蹴りをいれるがホースは盾を召喚して
それを防ぐ
雄二はファイズフォンを銃に変えて距離を取る
《Single mode》
『パンッ パンッ パンッ』
とりあえずあの二人から離さないと
雄二はバイクに跨がり川の方へと向かった
雄二SideOut
明久Side
オルフェノクじゃないみたいだけど
コイツは一体なんなの!?
それに今までのオルフェノクより強い!?
いきなりバイクで突っ込んで
攻撃仕掛けてきて…
それに、あの手をブラってさせる
戦い方…懐かしい気がする…
誰かと喧嘩した時みたいな…
えっ?逃げる気?
いきなり攻撃されて
僕も頭に来てるんだ
逃がさない!
『シュオーウ』
再び疾走態へ変化しファイズを
追いかける明久
明久SideOut
雄二Side
なんだコイツ?めちゃくちゃ速いぞ?
バイクに乗り優子達から引き離す為
川原の方へ誘導しようとする雄二だったが
ホースは追い付き雄二をバイクから降ろそうと
魔剣を振るう
『パカッパカッパカッ ブオン』
「うおっ!?あぶなっ…」ゴロゴロ
体制を崩し草むらに転がる雄二
「クソッ…痛ぇ…脇腹打ったか?」
雄二にゆっくり向かってくるホース
「チッ…」
ファイズショットを拳に付けて
ミッションメモリーを差し込む雄二
《Ready》
《Exceed charge》
そのまま腰を低くして構えを取り
手をブラっとさせたあとに
ホースに向かって走り、
渾身のパンチを叩き込んだ
ホースはなんとか盾でガードするが
ヒビが入り盾が壊れる
なんだと?アレを防いだ?
こうなりゃ最後の攻撃にかけるしか…
雄二SideOut
結花Side
その頃…結花と源二は…
「これはあっちに置いといてくれ」
昨日平賀…源二君は
怒っていた気がしたんですが…
やっぱり私が人を殺してしまったから…
馴れ馴れしく源二君なんて
呼んで良いんでしょうか?
「はい…あの…」
「なんだい?」
「私は馴れ馴れしく源二君…
って呼んで良いんでしょうか」
「なんでだ?」
「あの…昨日…
怒ってるように見えたので…」
「怒ってないと言えば嘘になる…
確かにあの家族は最低だったが…
でもどんな理由でもやっぱり
人を殺すのはやりすぎだと思うんだ…
でも君はオルフェノクの力に慣れて無いし…
無自覚でやってしまったんだから
しょうがないと思った…
だからあまり今は怒ってない…
ただあんな事が起こらないためにも
力の使い方には気を付けて欲しい」
「…はい」
「だが二度目は無いとは言ったが…
本当は俺もそんな偉そうな事は
言えない…言っちゃいけないんだ」
「?…それってどういう意味ですか?」
「俺も…二人ほど人を殺した事があるんだ…」
「えっ?」
結花SideOut
明久Side
盾が壊れた?
あのパンチなんて威力?
んっ!?なにして?足に何かつけてる…
んっ!?足?さっきのパンチの蹴りバージョンってこと?
マズイ…蹴りはパンチの3倍ぐらいあるって聞くし
《Ready》
《Exceed charge》
ファイズの足のポインターに赤い光が集まる
マズイ…防がないと…
明久は再び盾を召喚し
後ろの剣で盾を支える感じに盾と
クロスさせて防御体制を取った
ファイズはそのまま飛び上がり
明久に向けて赤い円錐状の光を放つが
明久はなんとか直撃寸前に盾と剣で防御し
ファイズはそれに気づかずにそのまま蹴りを放ち
激しい攻防戦となった
マズイ…盾がまた壊れてきて…
「うおぉおおお」
更に力を込めるファイズ
『バキン』
クソッ盾が…こうなったら…
明久は剣を両手で力いっぱい握りしめ
「うおぉおおお!」
明久は魔剣でガードし渾身の力で
赤い円錐状の光に向けて蹴りを放つ
ファイズを力任せに振り払う
「なにっ?ぐあぁっ…」ドポォン
雄二は変身が解けてそのまま川へ飛ばされ気絶した
「うぐっ!?胸が…熱い?うぅ…」ガクン ザザッ
明久は痛みと疲労で
崩れるように草むらに倒れ込んだ…
明久SideOut
啓太郎Side
『……啓太郎?雄二はそっちに来てる?』
「来てないけど雄君どうかしたの?」
『……二時間ぐらい前に優子から
オルフェノクに襲われてるって連絡が来て
向かったはずなんだけど電話取らないから…』
まさかオルフェノクに
やられたなんてことないよね?
「そうなの?どこに行ったの?」
『……川原の方だと思う…』
「俺探してくるよ!」
嘘だよね?雄君
『……啓太郎?私も…』
啓太郎SideOut
結花Side
「えっ?それって」
「俺は二人の男に家族を殺された…
ある日家に強盗が押し掛けてきた…」
源二君にそんな辛い過去が…
回想
俺には両親と1つ下の妹がいた
家庭はそれなりに裕福で
両親、妹みんな仲が良かった
それなりに幸せな家庭だった
『源兄、勉強教えて!ここなんだけど…』
『俺最近少ししか勉強してないんだが…
友達に教えてもらったらどうだ?』
『みんな今日は用事あるんだって…
それに最近は友達と
遊んでばっかで
源兄とコミュニケーション
取れてないし…』
『…………まあここぐらいなら
覚えてるし教えきれるかな』
『本当に?じゃあ教えて~♪』
『ああ!分かった』
・
・
・
『そういえば源兄…』
『なんだ?』
入れてきたコーラを飲もうとする源二
『彼女いるの!?』
『ブフォッ なんだ急に?
いるわけないだろ?』
『え~っ?いないの~!?
家族だから
毎日見るから
よく分かんないけど…
源兄もカッコいい方だと
思うけどな~優しいし』
『//そっそうか…ありがとな//』
『照れてるの?』
『なっ…?違う』プィッ
回想終了
「妹の名前は優李って言うんだがな…中学の時『ダメだ…今笑ったら…殺される…』すまない電話取っていいかい?」
「いいですけど…『ダメだ…今笑ったら…殺される…』なんですか?このシリアスな空気を壊す着信音は…」
最初は平気だったが2回目から
笑いを必死で堪えるので精一杯な結花
「面白いかと思って…すまない…『ダメだ…今笑った』 ピッ
…もしもし?秀吉かい?」
『源二か?明久は帰ってきてるかの?』
「まだだが…」
『そうか…さっきオルフェノクに
襲われて明久が助けてくれたんじゃが
バイクに乗った黒い奴が
明久に突っ込んで戦っていての…』
「そうか…どの辺だ?」
『川原の方じゃと思うんじゃが…』
「分かった探してみる」ピッ
「どうしたんですか?」
「いや明久の帰りが遅いと思ってな…
ちょっと探してくるから
結花さんは休んでていいよ!
それとこれからも気軽に
源二って呼んでよ」
「あっ…はいありがとうございます!
行ってらっしゃい」
From啓太郎
啓太郎さんお元気ですか?
私は…環境は変わりましたけど
少しずつ楽しくなってます。
明久君も優しく接してくれるし
源二君も…悪い人じゃなさそうだし…
でも源二さんも人を…
でも辛い事を話し合えるのもいいかな…
あの人達には気を使ってばかりだったから…
結花SideOut
Open your eyes the next Faizφ