雄二Side
振り分け試験が終わり
学校に残っていつもの
メンバーが集まるのを
待っていた雄二達は
「ゴメン雄二…迷惑かけて」
「ああ…気にすんな
そういやお前風邪長かったな
バカの癖に」
「うん…まあね…
あといちいちバカにすんなアホ雄二」
「テメェよりは賢いわバカ久」
まさか姫路が
あそこまで時と場合を
考えられない奴だったとはな
本当に勉強出来るだけで
頭おかしい奴だな…
「うるさいアホ二!
先に人にバカって
言った方がバカなんだ」
「アホ二って言うな!
なんか…切れ痔とか
イボ痔みてぇだろうが」
「はぁ…
お主らはなんで試験後に
そんな低レベルな
争いをしとるのじゃ?」
「「コイツが悪いんだ!なんだと?」」
「はぁ~…
なんでアナタ達は…
とりあえず明久君風邪治ったのね」
「っ?
あっ…………うん
休んだからだいぶよくなったよ!
優子さん試験どうだった?」
なんだ今の間は…
「ええ!今回は自信あるわよ
みんなで勉強して楽しかったし
頭に入りやすかったわ!
勉強会のおかげね!」
「そうなんだ!
じゃあ優子さんは
Aクラスで決まりだね!
おめでとう!」
「まだ決まったわけじゃないわよ
もしかしたら答えがズレてるとかの
間違いがあるかもしれないし…」
「絶対大丈夫だよ!」ニギッ
優子の手を握る明久
「//っ?//」
「自信持って!?ねっ?」
「//あっあの…うぅ//」
「優子さんどうしたの?」
「はぁ…どうしたのじゃねぇよ」
「えっ?なにが?
あっ…ゴメン優子さん//」
あわてて手を離す明久
『霧島翔子さん…
まだ学校に残っていたら
至急学園長室に来てください』
「翔子さん何かしたのかな?」
「まさか…アイツが
何かやらかすなら
俺に対してだけだ」
「雄二君達ってアツアツなのね」
「違う!アイツが勝手に
ピッキングで部屋に侵入してきたり
俺が風呂に入ると
覗いてきたりするだけだ
俺はアイツの被害者なんだぞ?」
そこに啓太郎が遅れてやってきた
「被害者ってそれは
流石に言い過ぎだよ雄君」
「だったらお前も
同じ事されてみろよ啓太郎」
「雄君だって
翔子ちゃんから逃げる為に
朝っぱらから俺んちにピッキングして
入ってきてるよね?
昔は布団の中まで逃げ込んで来たしさ」
「うぐっ…否定できん…」
「布団の中まで?
雄二君と啓太郎君が…」
「優子さん?」
「一緒に布団の中に…
雄二ムグムグ」
「待て姉上落ち着くのじゃ!」
「優子さん落ち着いて!深呼吸」
「スーハー…なんでもないわ…」
「?」
『坂本雄二君
学校に残っていたら
至急学園長室に来てください』
雄二SideOut
翔子Side
「……学園長が何か用事? 」コンコン
『霧島かい?入りな!』
この声…聞き覚えが…
「ガチャッ ……失礼しま…す。」
翔子はビックリしていた
「んっ?どうしたんだい?」
「……アナタはあき…
吉井君の手術を担当していた
お医者さんですよね?」
「なんだい…
あの時アンタもいたのかい?」
「……はい、
吉井君は今までどこに?」
「別の医療施設に
移したって聞いたろ?
簡単には教えられない場所でね
それよりそんな話をするために
アンタを呼んだんじゃないんだ!
アンタのところに
ベルトを送ったって聞いたんだが
使えたかい?」
なんで分かるの?
「いえ、
使おうとしたら弾かれました…」
「それは本当かい?
だったらそのベルトを渡しな」
「っ? ……なんでですか?
それに私は持っていません…」
「なんだって?誰に渡した?
オルフェノクに奪われたのかい?」
「……いえ、1年Cクラスの
坂本雄二が持っていますが…
オルフェノクをご存知なのですか?」
「ああ…知ってるよ
この学園の生徒かい?
アンタの友達か?
まだ学校には残ってるのかい?」
「……多分」
「もしもし?高橋先生かい!?
坂本雄二を呼びな」
・
・
・
翔子SideOut
雄二Side
翔子の次は俺かよ!?
なんもしてねぇぞ…
ここが学園長室か…
「失礼しまーす
ってアンタはあん時のクソババァ!?」
「……はぁ…雄二…」
「ハァーまだ私は入っていいとは
言って無いさね…
そしていきなり
クソババァ呼ばわりとは
口の悪いクソガキだよ全く」
「ドクタークレハ?」
「確かに医者の免許は持ってるが
私はまだ100才越えてないよ…
それでなんでアンタが
そのベルトを持ってるんだい?」
「なんでババァが
このケースの中身を?
それは俺が使えたからだ」
「なっ?そんなはず無いさね…
もしかしてアンタ
小学校の時、塾に通っていたかい?」
「通ってねぇよ
つかベルト使うのと
塾は関係ねぇだろ」
「関係ならあるさね!
なんでアンタが使えるんだい?」
「知らねぇよ
用ってそれだけか?」
「そのベルトを
アンタは何に使っている?」
「オルフェノクとかいう
化け物と戦ってんだよ」
「そうかい…
ならいいんだが
ベルトの力を
悪用するんじゃないよ!?
悪用したら
ただじゃおかないからね」
「わーってるよ!
当たり前だろが」
「だったらアンタを
信用してやる
ただし1つ頼みがある」
「なんだ?」
「これから放課後と
夕方の休日
学校の周りを毎日
一時間以上見回ってくれないかい?」
「なんでだよ?めんどくせぇ…
いや待てよ!
2年に上がったら出来る
試召戦争の報酬を
設備の交換以外でも出来るなら
考えてもいい」
「まあ内容にもよるがね…
いきすぎた内容じゃなければ
いいさね…聞いてやるよ」
「ああ…いきすぎた内容じゃねぇ
自信ならある!でもまだ
考えておくだけだからな!?」
「はぁ…分かったよ
ただし考える時間は3日以内だ」
「短いな!?」
「私も忙しいんだ
用は済んだんだから帰りなクソガキ」
「邪魔したなクソババァ!」
「……待って雄二!
失礼しました。」バタン
雄二SideOut
明久Side
雄二達が呼ばれてから
康太と愛子、源二も合流し
二人を待っている明久達
「雄二達何かしたのかな?
康太何か知らない!?」
「…知らない」
「そういえば愛子達
最近オルフェノクに
襲われたそうね?」
「そうなの康太?」
「…オルフェノクって
あの化け物の事か?
多分だが…
アレが初めてじゃないかもしれん」
「康太君?
初めてじゃないってどういう…」
「…愛子は
気づかなかったかもしれないが
何度かつけられていた事が
あった気がする
多分最近見た
嫉妬の塊みたいなのとは別の奴だ」
「そうなの?」
「…いや…ただ何度か
つけられていた気がしただけだ」
だとするとこの二人は
オルフェノクに狙われている?
それともどちらか片方が?
とりあえずこの二人の周りを
見張っておいた方がいいのかな?
「だとしたらさ?
二人だけで帰ったら
危ないんじゃない?
ねぇ源二?」
「そうだな…
今しばらくみんなで帰った方が
いいと思うぞ」
「じゃあ源二君は
一緒に帰ろうか!
陽向ちゃんも会いたがってるヨ?」ニヤニヤ
「なんで陽向ちゃんが
出てくるんだよ?」
「だって康太君の妹だし
一緒に帰ったら家にも
寄って行けるじゃん?」
「ま…まあそうだが…」
「そうだっ!
源二君が陽向ちゃんの学校に
迎えに行ってあげたらいいんだよ!」
「ええっ!?」
「だってボク達は学校も学年も
同じだからいいとして…ねぇ?」
「陽向ちゃんは友達いるだろうけど
毎日一緒に帰れるかは
分からないじゃない」ニヤニヤ
「優子さん楽しそうだね…」苦笑
「でも陽向ちゃんは
もう中学卒業して
文月に来るんでしょ?」
「陽向ちゃん受かったのかな?」
「もうそろそろ発表って言ってたよ」
「そうなんだ!」
「ねぇ明久君?
体調はもう大丈夫よね?」
「えつ?一応もう大丈夫だけど」
「本当に?
じゃあ振り分け試験終わったし
明日か明後日、買い物に
付き合ってもらえないかしら?」
「えっ?あーえと…明日か明後日は…」
「なんか用事があるの?」
「あっうん、そうなんだ実は
「明久は明日か明後日
暇だって言ってたぞ」
源二ー!貴様ぁー!」
「あっ…明久君は
やっぱアタシと買い物行くの
嫌だったの?」
「あっその嫌じゃないよ全然…
ゴメンね…ただちょっと訳ありで…
嘘つこうとしてゴメン…」
「訳って…なに?」
源二を睨む明久
そんな明久に
ジェスチャーで伝える源二
(君は化け物じゃないんだ
いらない事は考えるな!)
(でも…)
(見ろよ!君がいらない
嘘つこうとするから
優子さん悲しそうな顔に
なってるじゃないか!)
「あっゴメン優子さん
本当にゴメン!買い物行こう?
前も約束したしね!
悲しそうな顔しないで!」
「本当に?」
「うん本当だよ!」
「明久…貴様…姉上を悲しませたら
ただじゃおかないからのぅ!?
のぅ明久…分かっとるよな?」ゴゴゴ
「秀吉!?アタシは大丈夫だから…」
「わ…分かってるよそれは
とにかく秀吉?その殺気抑えて?」ブルブル
秀吉が殺気を出した瞬間
校門近くに生えている木が
ミシミシと音を立ててるのは
気のせいじゃないよね?
もしかして秀吉は
〇王色とか持ってるの?
周りを見渡すと
啓太郎なんか…あれ?
啓太郎気を失いかけてない?
「秀吉!僕が悪かったから
その殺気抑えて
啓太郎が大変なんだ!」
「あぁ…すまぬ啓太郎
ワシとした事が…」
「何があったの?
ものすごく息苦しかったよ!?」
「おいなんだ今の殺気は?
誰が出した覇気だ?」
「あぁ雄二達なんかやらかしたの?」
「俺の質問はスルーかよ?
まあいい…
ただ頼まれごとをされただけだ
源二ちょっといいか?」
「ああ」
頼まれごとって何だろう?
源二も関係あるのかな?
「明久君!」
「えっ?なに優子さん?」
「明日と明後日どっちがいい?」
「あーうん…
どっちでもいいんだけど
振り分け試験終わったばっかりだし
明日は休んで買い物は明後日にする?」
「どっちでもいいの?
分かったわ…
でもどっちでもいいって事は
明日も一応時間はあるのよね?」
「あーうん!そうだね」
「じゃあ明日はお昼一緒に食べて
遊びに行かない?」
「ええっ?僕と!?他には?」
「アタシ達だけなんだけど…
二人は嫌?」
「嫌じゃないんだけど…
嫌じゃない!」
「じゃあいいわよね?」
なんだろう
さっきから
秀吉の目が怖い気がする
「あ…うん!いいよ!」
「ほぉ~前から思ってたけど
優子って結構積極的だな」
「雄二君!?//別にそんなんじゃ//」
「…明久も満更でも無さそうだしな」
「康太?//」
「まあ姉上をよろしく頼むぞい」ニヤニヤ
「もうっ//」
「まあ今日は試験で疲れたし…
帰ってゆっくり休もうよ!ねっ!?」
「そうだな…帰るか」
Open your eyes the next Faizφ
えぇ~今、
島田と姫路の扱いに大変困っております…orz