バカと人間とオルフェノク   作:成龍

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第2話 俺とロボと初めての変身

雄二Side

 

誰があんな台詞言うか…クソっ

そういえば珍しく翔子の奴追い付いていないな…何かあったのか?

それにしてもアイツ大丈夫なんだろうな!?あの二人絶対尾行続けてるだろ…

 

「はぁっ…はぁっ…雄君たち速いよ…はぁっ…アレ!?翔子ちゃんは?」

 

何を言ってんだコイツ?

一緒に来たんじゃなかったのか!?

 

「翔子と一緒に来たんじゃなかったのか!?」

 

「翔子ちゃんも雄君全力で追いかけてたし…

はぁ…てか二人に俺の足で追い付けるわけないでしょう!?」

 

「はっ!?じゃあ翔子は今どこに?」

 

雄二SideOut

 

翔子Side

 

私は雄二を見失い、知らない人たちに道を案内している。

正直わざわざ私じゃなくてもいいはずなのに、しつこく頼まれて仕方なく教えている。

 

A「ありがとう飲み物おごってあげるよ。

なんか飲みたいのある?」

 

B「俺も行くよ!!」

 

「……じゃあお茶お願いします」

 

A「了解!みんなの分も買ってくるから待ってて!!」

 

モブ達「了解」

 

C「ねぇ君、名前聞いていい?」

 

「……霧島です」

 

D「霧島ちゃんありがとね。

おかげで助かったよ!迷わずに済んでさ」

 

「……イエ別に大丈夫です」

 

A「お茶買ってきたよ~はい」

 

「……ありがとうございます」

 

A「はいみんなの分」

 

モブ達「ありがとよ」

 

するとモブBが戻ってきた

 

なんだか様子がおかしい

私はすぐ彼のもとへ行き

 

「大丈夫ですか?…

顔色悪いみたいですけど」

 

B「えっ?そう?大丈夫だよ!!大丈…」

 

突然彼の体が青色に燃え始め、サラサラの灰になり消えた…

 

「ウソ!?」

 

そして周りを見るとA以外いなくなっていた。

 

「……一体何が起こってるの!?」

 

A「あ~アイツらならさっきの奴みたいに燃えて消えたけど!?」

 

翔子は驚いていた

 

なんでこの人は何事もなかったかのように…

 

「……なんで貴方はそう当たり前の事のように言えるの!?

あの人達になんかしたの!?」

 

A「あ~アイツら目障りだったから俺が殺っといた!!この手でな」シュオーウ

 

そう言って目の前の男は怪物に姿を変えた。

その姿はまるで魚のような…

でも人型の姿をした異様な姿をしている。

色は遺灰を思わせるような不気味な灰色をしていた。

 

「……化け物!?」

 

なにこの人?なにこの化け物!?

逃げなきゃ!?でも足が震えて動かない。

 

スティングフィッシュオルフェノクがゆっくりと翔子に歩み寄る

 

…ダメ殺される

 

「助けて雄二…」

 

オルフェノクが手を振り上げた瞬間

 

「ウォオオオォオ」ドガッ

 

雄二がオルフェノクをタックルで突き飛ばす。

 

「翔子!何やってんだ!?逃げるぞ早く!」

 

来てくれた!!雄二がちゃんと来てくれた

 

「へぇ~彼氏が居たんだぁ…勇気ある彼氏だねー。

まあ無駄だけど…鬼ごっこの始まりだぁ~!」

 

翔子は雄二が来てくれたおかげで安心したのか

 

足も動くようになった早く逃げなきゃ!!

 

翔子SideOut

 

雄二Side

 

アイツ危ねぇ…さすがに素手で戦うのは無理があるな。

逃げないと二人とも殺られちまう。

 

「翔子!まだ走れるか?」

 

「……雄二…そろそろ はぁ…キツいかも」

 

どこかに隠れるしかないか…

 

「みーつけたっ」

 

ピエロのようなポーズを取りながらオルフェノクは喜んでいた。

 

クソッもう後が無ぇ…こうなったら悪あがき…

 

『パラララララララドドドド』

 

んっ!?

 

「ロボット!?」

 

なんだあのロボ!?空飛びながら

ガトリングぶっ放してやがる

 

「なんだ!?誰だ!?」

 

オルフェノクは驚いているが

すぐに戦闘体制に入った

 

するとロボはケースのような物を翔子に投げた。

 

「……何コレ!?『カチャ』……携帯とベルト!?それと説明書…?」

 

アイツ、何か読んでいるようだな。

 

「……………分かった」

 

すると翔子はベルトを巻き付け携帯に番号を打ち込んだ。

 

《Standing by 》

 

「……変身」

 

アイツ今変身って言った?何にだ!?般若か!?雪女か!?

 

翔子は、携帯を持っている手を上にあげて携帯をベルトに嵌めた。

 

なんだアレ!?ポーズか!?必要なのかっ!?

 

《Error》

 

『ガチャ』

 

するとベルトが外れ翔子をふっ飛ばした

 

「……グッ」

 

「翔子!どうしたんだ!?」

 

「なんで?説明書通りにやったのに」

 

アイツはロボみたいな奴が抑えてくれているな!今がチャンスだ。

 

「翔子!さっきお前が見ていたの多分説明書だろ!?見してくれ」

 

そう言って雄二は説明書を読み始め…

 

「…………まあ少し分かった!今度は俺が着ける。」

 

「っ!?雄二大丈夫なの!?」

 

「まあ物は試しさ」

 

雄二は説明書通りの動作を行い555と打ち込みStand byボタンを押し…

 

『ピッポッパッ』

 

《Standing by》

 

携帯を閉じて

右腕を上に上げて

 

「変身!!」

 

携帯をベルトに嵌めて横に倒す。

すると体を赤い光が包みこみ全身にアーマーが形成され装着された。

 

《Complete》

 

 

おぉ…なんだコレ!?コレならアイツを倒せるかも!!

 

雄二555「オラっそこのロボ、下がってて良いぞ!!翔子を頼む」

 

ロボは頷くと翔子の元へ行く。

 

「なんだお前は?」

 

「まあなんだ!?お前の敵ってとこだ」

 

雄二は手をブラッとさせた後、オルフェノクめがけて走っていった。

 

「返り討ちにしてやる」

 

オルフェノクが雄二を目掛けて殴りかかったが、避けられ膝蹴りを入れられて怯んでいた。

 

コイツ見た目アレだが…

弱い弱すぎる…ヤバイ笑いが…

 

雄二は、思わず肩を震わせて笑いを堪えるが…

 

「プフッ…ハハハ」

 

我慢出来なくなり声が出てしまった。

 

「何笑ってやがる!?」

 

オルフェノクは首をかしげ

 

怒ってるのか?このまま挑発してみるか

 

「んっ!?いやなぁ!?

最初はお前の事化け物だと思ってヤバいと思ったんだがな!?

この姿になって戦ってみると…お前喧嘩素人だろ!?

弱すぎて思わず笑ってしまったという訳だ…悪いなハハハ」

 

一応事実だ

 

「何だと!?」

 

よしキレた!

 

「俺は昔悪鬼羅刹って呼ばれてたんだぜ!?

お前みたいな見た目化け物の喧嘩素人に簡単に

負けるわけねぇだろ!?」

 

「うるせぇっ!!」

 

オルフェノクはヤケになり

大振りで殴りかかってきたが…

 

「これを狙ってたんだよ!スキだらけだ!」

 

雄二は簡単にその拳を避けてボディブローの連打を与えて蹴り飛ばした。

そして起き上がろうとするオルフェノク目掛けて思いっきり助走をつける。

そして起き上がってきたオルフェノクの腹に渾身の横蹴りを喰らわせた。

 

「このクソ野郎がっ…」

 

オルフェノクの体が燃え始め、灰になって消えた。

そのオルフェノクの消えていく姿を最後まで見た後

雄二は変身を解いて翔子の元へ行き

 

「意外と弱かったな…翔子、怪我してないか!?」

 

「…大丈夫、雄二が来てくれたから。

怪我する前に助かった。」

 

「そうか…じゃあ啓太郎のとこ行くぞ!」

 

「…うん、雄二ありがとう」

 

「さっさと来ないと置いてくぞ!」

 

「…待って雄二そういえば

さっき失礼な事考えなかった?」

 

まあ翔子が無事で良かった

質問はスルーだ

 

「ああ…お前さっきありがとな」

 

ロボは頷くとそのままバイクに変形した

 

「あっ?お前バイクになれんのかよ!?

お前気に入ったぜ!!

ヘルメット1つしか無いのか…翔子被れ!」

 

「……雄二ノーヘル運転は交通違反」

 

「あぁ!?今日ぐらいは良いじゃねぇか!!またあんなの出るかもしれんだろ!」

 

「…次は許さない…」

 

「分かったから

そんなに殺気を込めないでくれ…」

 

 

雄二SideOut

 

啓太郎Side

 

啓太郎の家

 

雄二達が帰ってくると丁度電話がなった

 

「はい菊池クリーニング………

はい…?えっ?アッ君が?

はい…分かりました………

はい…… ガチャっ

嘘でしょ……?アッ君が…」

 

啓太郎はそのままへたりと床に座り込み

 

「おい啓太郎…明久がどうした!?」

 

あぁ雄君翔子ちゃん帰ってたんだね

 

「…どうしたの?」

 

「雄君達帰ってたんだね」

 

「ああっ…

それより明久がどうしたんだ!?

何かあったのか!?

何かやらかして警察に捕まったのか!?」

 

「違うよ!!あっ君がそんな事なるわけない

って雄君も分かってるでしょ!?」

 

今は冗談言ってるような状況じゃないんだ…

 

「…じゃあなんなの!?」

 

「飲酒運転の車に轢かれて意識不明だって…」

 

「なんだと!?病院は?」

 

「文月病院…」

 

「何しれっとしてやがんだ!?急いで行くぞ!!」

 

確かに急がないと…アッ君が心配だ

 

「分かった!!」

 

こうして啓太郎達は病院へ急いだ

 

啓太郎SideOut

 

予告

 

えっ?姫路さんに島田さんどうしたの!?

 

お仕置きよ吉井

 

二人共っ危ない!!

 

なんでテメェらがここにいるんだ?

 

 

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