明久Side
どうしよう…
このプリクラの僕
顔が赤い…照れてるのがバレそう
んっ?優子さんも顔赤くない?
体調悪いのかな?
…てかトイレに行きたいっ…
突然モジモジしはじめる明久
「明久君モジモジしてどうしたの?」
「ゴメン優子さん!僕ちょっと…」ダッ
「明久君っ?どこ行くの?」
「ちょっとその辺に座って待ってて!」
明久SideOut
優子Side
ああ…おトイレね
気を使いすぎよ
ちゃんと言ってくれればいいのに…
『おいっ!テメェ聞いてんのか?』
『俺に話かけてたの?』
うるさいわね…
何かしら…
優子は騒がしい方を見る
すると不良三人が
一人の普通の高校生ぐらいの
少年に集っていた
「テメェ以外に誰がいるんだよ?」ガシッ
不良が胸ぐらを掴むと
「手を離せ…
まあ離してもお前らはもう
手遅れだからいいや」シュオーウ
嘘っオルフェノク?
少年はウツボのような
オルフェノクへと姿を変えた
「「ギャアーば…化け物だぁー」」
ゲームセンター内はパニックになった
逃げなきゃ…でも明久君が…
とにかく翔子に電話を…
『お掛けになった電話番号は
電源が入っていないため
かかりません』
嘘っ?こんな時に?
ちゃんと充電しなさいって
前言ったはずなのに
「お前らビビんな!
こっちは三人だし
凶器になりそうなのなら
沢山あるだろうが」
「無駄だよ…」
オルフェノクはウツボの尾のような鞭を操り
不良の一人の口の中にねじこむ
鞭はそのまま体内に入り込み
不良の心臓に刺さった
「ギャアー!」
「ひぃっ?ノブヒロが…灰になった?」
不良は灰に変わった
「まあ君達は
運が良ければ俺みたいになれるよ
本当に運が良ければだけどね
彼は失敗だったみたいだけどね」
「嫌だ!俺達が悪かった
許してくれ!」
少年は1度人間態に戻り
不良達に握手を求めた
「「許してくれるのか?」」
少年は無言でニコッと笑い
握手をするように促す
「「ありがとう」」
残った不良二人は握手をするが…
「嫌だね」シュオーウ
少年はもう1度ニコッと笑うと
変身しながらそう言った
そして片方の少年の足を
思いっきり蹴り
『ボキンっ』
「ギャアー…足…足がああぁあぁあ」
「シゲオ?なんだコイツ
馬鹿力にもほどがある…
全然手が離れ…「ふんっ」
『ボリッボキッ』ギャアー…
手が…手があぁあぁあ!?」
オルフェノクは握手した
手を離さずに握力で
不良の手を握り潰す
「お前は後で殺るから待っててね?
まずはお前からだね」
「ひ…ひぃ!?」
今度は鞭をそのまま胸に突き刺した
背中まで貫通している
「ああ…あぁ…」サラー
またしても不良は灰になった
優子は惨劇を目の当たりにし
ぬいぐるみを
顔を覆うように抱き締め
怯えていた
嫌だ…怖い…怖いよ…
明久君…早く来て…
「次はお前だ!
この力に目覚めてまだ
二日三日ぐらいだけど
殺すのって結構楽しいな
どうせならゲームセンターにいる
全員殺っちゃうか?」
「ひぃっ!?嫌だ…止めてくれ」
「はっ?なんて?聞こえないな!」
『ザッ』
オルフェノクは不良に鞭を振るおうとする
「やめろー!」
嫌…もう止めて…
怖いよ…
オルフェノクが不良に鞭を向けた瞬間
『ドカァっ』
何かがぶつかった音がした後
ウツボのようなオルフェノクは
近くのゲームにぶつかっていた
優子は音が気になって見てみると
えっ?何が?アレは…
前にアタシ達を
助けてくれた馬のオルフェノク?
「誰だ?ってオルフェノクか?」
「ひぃ…化け物が二匹になった?」
「なぜオルフェノクが
邪魔をするのか知らないが
俺の邪魔をするなぁ!」
「アナタはあの時の?
無事だったのね!?」
ウツボのオルフェノクは
ホースオルフェノクに殴りかかるが
ホースオルフェノクは疾走態に
姿を変え両足の馬蹴りを喰らわせる
ウツボのオルフェノクは吹っ飛ばされ
そのまま壁を破壊して
店の外の裏路地に行った
するとホースオルフェノクは
優子を見て不良に指を指して
何やら指を動かして
親指と小指を立て耳元に近付ける
何?何かの合図?
首を傾げる優子
ホースオルフェノクは焦りながらも
再び合図を出す
不良に指を指し
足を痛そうにスリスリし
指を一本を二回
パーにチョキをくっつけ
耳元に親指と小指を立てて近付ける
足が痛い
怪我した不良?
足を痛めた不良って言いたいのね?
でも117!?に電話?
なんで時報なの?
怪我した不良…時報に電話?
電話?
救急車を呼べってことね…
「117は時報よ!?
救急車は119よっ!」
思わずツッコむ優子
ホースオルフェノクは
しまった!?と口に手を当てる
「テメェ…クソッいてぇな」
ホースオルフェノクは
電話して逃げてと
ジェスチャーで優子に伝えながら
ウツボのオルフェノクのところに
向かった
「フフッ」
あのオルフェノク
いい人みたいだけど…
バカなのね…
ちょっと明久君みたい
そう思いながら
さっきの恐怖を忘れたように
頬が緩む優子だった
優子SideOut
明久Side
来るのが遅かったかな
優子さんとても怖がってた…
でも僕の事は
もう怖がってないのかな?
本当にあの時心配してくれて…
「オルフェノクの癖に
なんで邪魔をするんだ!?
ぶっ殺スゾ!?」
「君はゲームセンターにいる
全員を殺すって言ったよね?
あそこには僕の大事な友達で…
大好きな人がいるんだ」
「それがなんだ?
殺すとは言っても
運が良ければアイツらも
オルフェノクへと進化できる」
「僕はこの力を
人間を…好きな人を守るために
使うって決めた」
「こんな力をそんな事に使うのか!?
お前バカなんじゃねぇか?」
「ああ…バカだよ…
でも君みたいなクズよりはマシさ!」
「なんだとぉ?」
ウツボのオルフェノクは
明久に向けて鞭を放つ
明久はそれを右に転がって避ける
「チッ」
「君がこの力で人を殺すのが…」
今度は鞭を貫くように
鞭を振るってくるが
「当たり前だと思ってるのなら…」バチンッ
間一髪…右腕でその鞭を弾いた
オルフェノクは再び明久に
鞭を打ち付ける
『シュビッ』
明久は剣を召喚し
オルフェノクの鞭を斬る
「僕は君の…
その幻想をぶち殺す!」ザシュッ
明久はそんな事を言いながら
オルフェノクに向かって
走り居合い斬りを決めた
「グアァアァ」サラー
オルフェノクは
青く燃えて灰になり消えた
「ふぅ…」シュオーウ
変身を解き表通りに出ようとすると
『明久君?
トイレに行ったんじゃないの?
そこは確かオルフェノクが
戦っていたはずよ…』
タイミング悪く優子がやってきた
げっ…マズイ…どうしよう…
「トイレから出たらさっきの騒ぎで
パニックになった客に押されて…
抜け出せなくて気づいたらここに…」
「そう…なんだ…うぅ…」
「優子さん!?」
「明久君…アタシ…うぅ…
怖かった…怖かったよぉ…
死ぬかと思った…ぐすっ」
さっきの惨劇を思いだし
走って明久に抱きついて
泣きまくる優子
「はっそういえば…
側にいなくてゴメンね?
怪我してない?」
明久は怖い思いをした優子に
恥ずかしいから離れてなど言えない
むしろ今はこれぐらいの事をするのが
当たり前だと思っていた
「うぅ…ひぐっ…大丈夫…」
「とにかくここを離れよう?
救急車は呼んだよね?」
「ぐすっ…呼んだ…ひぐっ」
「とりあえず公園に行って休もうか」
明久達は源二達が行く公園の
反対側の公園に向かった
・
・
・
「誰もいないわね…
なんか眠くなってきちゃった…」
「泣きつかれたのかな?
目が赤いよ!?
もう家に帰ろうか?
送るからさ!」
「まだやだ!」
「でも眠いんでしょ?」
「明久君さっき
側にいなかった罰よ//
膝貸して!」
突然優子はそんな事を言いだした
事故に遭う前
優子をからかう秀吉が
優子に腕を掴まれ
間接技をかけようとしていたのを
見ていた明久は勘違いをしていた
これって島田さんが
間接技をかける時の
感じに似てるような…
でも今回は本当に僕が悪いんだし
しょうがないよね…
「わ…分かったよ…
あまり痛くしないでね!?
お手柔らかにね?」
「?…何を言ってるの?
明久君はベンチに座って
手をどけて!」
「え?分かった…
って…えぇ?何してるの優子さん?」
優子はだ〇ご大家族のぬいぐるみを
顔を隠すように抱き締めながら
明久の膝に頭を預けた
「うぅ…見ないで//」
優子の顔は見えないものの
耳は真っ赤になっていた
可愛いぬいぐるみを抱き締めながら
恥ずかしがる好きな人
明久にとっては
ただのご褒美だった
そんな事言われても…
間接技だと思ってたのにまさか//
これはこれで…
でも嫌じゃない//
こんな罰なら何回受けてもいいかも//
「あの優子さん?」
「…スー」
寝てる…
よっぽど疲れてたんだな…
・
・
・
1時間後
空もだんだんオレンジ色に
染まり始めた夕方
「いなく…ならないで…明久君…」
寝言かな?僕の夢?悲しそうな声…
「もう…アタシの前から…
いなくならないで…ぐすっ」
…っ?
優子さんの前から
僕がいなくなる夢?
僕は優子さんから
距離を置こうと思ってた…
『アナタはあの時の?
無事だったのね!?』
でもあんな風に
心配してくれてたなんて
思ってなかった
でも…どうしたらいいんだろうなぁ…
・
・
・
結局30分いろいろ考えても
答えは出てこなかった
とりあえず明久は優子を起こす
「優子さん!
起きて!暗くなってきたから
そろそろ帰ろうよ!」
「おはよー明久君…」
寝起きの声可愛いすぎてヤバい…
「く…暗くなってきたから
そろそろ帰ろう?」
優子はついさっきまでの
自分の状態を思いだし
顔を赤らめる
「ええ…早く行きましょ?//」
「待ってよ優子さん!」
照れて早足になる優子
そんな優子の背中を見て
あの夢が一瞬フラッシュバックする
『まさか…そんな…
明久君がオルフェノク?
嘘…でしょ…!?』ダッ
『待って…優子さん…』
どんなに追い付こうと頑張っても
優子の背中しか見る事の出来なかった
あの夢…
「ゴメン…明久君?
どうしたの暗い顔して?」
「あっ…ううん
なんでもない…
もうちょっと話したいし
ゆっくり行こう!?」
「そうよね…分かったわ//」
それから明久は今日の事
2年から出来る試召戦争の事など
いろいろ話しながら
優子を家に送り帰った
「「またね」」
Open your eyes the next Faizφ
シーンに合わせて
BGMになる曲を選ぼうと
思っているのですが…
つけた方が良いですかね?
それと…
キャラ設定を書く予定ではあったんですが…
未だに書いてなくて…
下書きはある程度出来てるんですが…
やっぱあった方が良いですよね?
ご意見 感想 待ってます!