これ以上先の話は考えてるんですが
春休みの話は考えてなかったんで長引きました
すいませんOrz
雄二Side
夕方
源二の過去を知り
立ち聞きしてしまったとゆう
罪悪感からか少し言いづらそうに
聞き出した
「あのよ…昨日何があったんだ?」
「ああ…まあ朝も聞いたと思うが
俺は一度家族と一緒に殺されたんだが…」
やっぱり聞いていたのはバレてたか
「ああ…」
「その時の犯人が…」
話を聞いた限りだと
雄二が遭遇していたオルフェノクと
源二が遭遇したオルフェノクは、
同一人物だという事が分かった。
そして昔、源二を殺した
犯人だという事も分かった。
二人が出会った場所も一致した。
土屋兄妹は事情を話して
翔子の家にしばらく居てもらう事になり
雄二と源二は話し合って
一日二回、巡回する事にした。
雄二は少し面倒そうではあったが、
前に取り逃がした悔しさと
源二にあんな辛い思いをさせた
犯人への怒りを考えると
面倒だなんて気持ちはすぐに無くなった
それから3日以上巡回を続けた
だがいくら探しても犯人は見つからない…
まあさすがに毎日はやらないだろな
気分で殺してるのか?
イライラしてる時に殺すのか…
それとも別の場所か…
もしあのオルフェノクが
何かあって苛立ってる時に
殺人行為をしているとしても
雄二達には相手が今、
どこにいるかすら分からない。
別の場所になると巡回範囲が広くなり
もしもの場合
間に合わなくなるかもしれない。
今、雄二が知る限り
オルフェノクと戦えるのは
自分と源二だけ
もし遠いところまで行って
翔子達に何かあったら…
あの青い光弾の奴が現れたら
どっちか片方だけでは
守りきれないだろう
だから迂闊に巡回範囲を
広げられないのだ
それから3日が経った
二人はまた見回りに出掛けていた
その間、明久達は
いつも通り勉強会をしていた。
・
・
・
それから見回りを続け
一時間が経とうとしていた時
「やっぱ今日もいねぇな…」
「おや…アナタは…」
ケースを見ながら
雄二に話しかける眼鏡の男
「あん?」
『雄二!ソイツに近付くな』
数十メートル先から源二の声が聞こえる
「君達二人は
友人みたいですね
これは面白い情報を見つけましたね」
誰だコイツ
急いで走ってくる源二
「どうしたんです?
そんなに息を切らして」
「近付くな!
お前の臭いは覚えてる」
「まだ何もしませんよ
私の仕事は
オルフェノクの護衛ですから
ただ平賀君でしたっけ?
これ以上我々の仲間を殺すと
アナタ死にますよ?」
死ぬ?
それになんでコイツ源二の名前を…
源二が狙われてるって事か
「人間を襲うお前らが悪い」
眼鏡の男を睨み付けながら源二は言う
「やだなぁ
怖い顔しないで下さいよ
襲っているんじゃありません
仲間を増やそうとしているんですよ!?
それにアナタだって
人間を襲った事ありますよね?」
「そ…それは…」
なんでコイツそんな事知ってんだよ?
「それより奴はどこだ?」
「奴とは誰の事ですか?」
「惚けるな
お前のせいで逃げられたんだ」
「あぁー…彼なら今頃
絞られているんじゃないですかね」
「「?」」
雄二SideOut
村上Side
村上は田中を見つけ
SMART BRAIN製の高級感ある
黒い車の中で話していた
「確か私は仲間を
増やす為に協力して欲しいと
頼んだはずですが
アレは一体どういう事ですか?」
「だってオリジナルの方が
有能だって聞きましたし
使徒再生なんか使ったら
蘇りやすくなっちゃうじゃないすか?
殺した意味無いっつーか
平賀みたいに復讐してきそうで怖いしー」
これはただの言い訳
田中はただ純粋に殺しがしたいだけ
もし使徒再生を使って
蘇れば殺した意味が無いからだ
「オリジナルで蘇った
オルフェノクの方が
怖いと思いますが?
アナタより有能ですからね」
「まあ確かにそれは…」
「とにかくアナタは
もう協力しなくて結構です。
信用できませんからね…
仲間を増やす手伝いは
他の方に手伝ってもらいます。」
「そんな?
今度はちゃんと使徒再生使いますって
大丈夫ですよ!」
「聞こえませんでしたか?
アナタには別の仕事を用意しますから
それまで大人しくしてなさい!」
「人が下手に出てれば
調子に乗りやがって」
田中はオルフェノクへと変身し
車を止めて
村上に襲いかかろうとするが
村上も車から降りて
余裕そうな表情を浮かべた
「下の下ですね…
上の上のオルフェノクとなれば
人間態でもこういう事が
出来るんですよ!」
村上は胸の前に手を出し宙に浮き始めた
「っ!?」
村上の手の中に
巨大な青い光の玉が出来上がる
そしてその光の玉を
ハイエナの足元に投げつけた
その玉は、爆音と共に
地面に大きな穴を空ける
それを見たハイエナは、
腰を抜かして荒い息を吐き怯えている。
「言う通りにしないなら
このまま殺しても構いませんが?」
冷めた目でハイエナを見ながら村上は言う
「ハァハァ…
言う通り…言う通りにします…」
下の下…ですね…
村上SideOut
雄二Side
「まあいい情報が手に入ったんで
僕は帰らせていただきますよ!」
「待て!」
源二が追おうとするが
眼鏡の男は謎の光弾を地面にぶつけて
消えていた
光弾が当たったところは
かなり抉れていた
アイツがあの光弾の正体か…
当たってたらただじゃすまねぇな…
「源二…
お前…狙われてるのか…」
「ああ…みたいだな
俺は人間を守るようになってからは
裏切りもの扱いされているらしい」
「はっ…
なんだよソレ?
なんでオルフェノクは
人間を襲うんだ?
人間を守る事の何が悪いんだ?」
「オルフェノクの中には…
俺と同じように
殺されて覚醒した者もいれば
生きている時に
イジメにあったりして、
自殺した人間なんかも
いっぱいいる」
「…」
なるほど…
無差別に殺すのはどうかと思うが
関係者を殺すのには充分な理由だな…
それもそうだ
殺されて恨まない筈がない
自殺したくなるほど
自分を傷付けてきた人間を
あんな力を手に入れて
ほっとく筈がない
例外もあるがな…
「それに最初は、
俺のように人間を守っていたが
助けた人間には恐れられて拒絶され
人間を助けるのが
馬鹿馬鹿しくなったんだろうな
その結果、襲いはしないが
守りもしない奴もいるんだ」
「じゃあなんでお前は人間を守るんだ?
それにお前と同じように
殺されて
オルフェノクになった奴もいるんだぞ?」
なぜ俺はこんな事を聞いている…
「それは…」
「お前と同じように家族ごと…」
源二は少し嫌そうな顔をした
「雄二…それ以上
同じ話をするんなら
黙ってくれないか…」
「………スマン」
しばらく沈黙の時間が流れた
「でも君達に出会えてよかったよ
出会えていなかったら
すぐにとは言わないが
あと半年後ぐらいには
ヤバかったかもね…」
「…」
「帰ろうか!」
「ああ!」
雄二SideOut
明久Side
最近雄二と源二はよく一緒にいるね…
あの時雄二も聞いてるとは
思わなかったけど…
そんな時優子がボソッと
耳打ちで話しかけてきた
「明久君?
どうしたの!?
最近ずっとボーッとしてるけど…」
「ううん
なんでもないよ…
ゴメンね優子さん
毎日いろいろ教えてくれてるのに
僕だけボーッとしちゃって…」
いつもの明久なら
優子に耳打ちなんかされただけでも
耳が紅くなるだろう
だが源二の過去を聞いてからは
それどころでは無かった
「何か悩んでるの?」
「ううん…
ちょっと疲れてるのかも」
なんであんな事があったのに
源二は人間を守り続けるの?
僕なら…
人間に殺されてたら
どうなってたかな…
普段は皆に優しい結花さんでも
家族に無意識に手を掛けたのに…
「そう…明久君
たまには休まないと
勉強しても頭に入らないわよ」
「でも優子さんが
頑張って教えてくれてるんだから…」
明らかに無理してるような笑顔で
明久は言うが…
「明久君…
心が疲れてるなら
休まないと
頭に入るのも考え事で
いっぱいになったりして
頭に入らなくなるわよ…」
優子は小さな声で
以前の私もそうだったから…
と呟いた
「ん~じゃあ気晴らしに
皆の夕御飯作ってくるね!
美味しいの作るから!」
「まあ明久君がそれでいいなら…」
「次は頑張るから!
優子さんと映画見に行きたいし!」
純粋に楽しみにしている
明久の笑顔に
「っ!?」
優子は顔を赤らめ
フリーズしてしまった…
「お主ら…
ワシもいるんじゃが…」
呆れるように言う秀吉
「私もです…」
呆れたように言う
結花の存在を忘れていた
二人であった
Open your eyes the next Faizφ