本当に申し訳ございません。
島田Side
姫路と明久と結花がくるまでの間に、秀吉と一緒に前線部隊を任されていたが島田はやや押されていた。
木下の奴、数学はウチより点数は下だけどなんであんなに点数取れてたの?それにウチより点数低いくせに意外と強いし…
Fクラス 木下秀吉
数学35点
Fクラス 島田美波
数学23点
今は、このぐらいの点数ではあるが最初は島田が186点、秀吉は106点ぐらいだった。
その他Fクラス約40名平均25点
点数が危ない…木下は確か古典が得意だったはず…
「ちょっとアンタ!」
指示を出すためにFクラスの男子に声をかける。
「ひゃい?須川です。」
情けない声あげないでよ気持ち悪い。
「アンタは古典の教師を呼びなさい!」
「分かりました!」
「すーがーわー貴様ー!」
今にも須川に殴りかかろうとしている奴がいたが島田は気にせず彼にも声をかける。
「ちょっとアンタ!アンタはあの数学教師をなんとかして戦場から遠ざけて!」
「はっ…はい!」
するとその男子生徒はどこかへ走り去って行った。
??? どこに行ったの?
後に島田は、この男子に適当に指示を出したことに後悔することになるのをまだ知らない。
島田Side out
優子side
源二君には悪いけど明久君たちに勝って欲しい!
と考えながら自習をしていた優子
「……優子!答えがズレている」
「えっ?本当だ」
「大丈夫だよ優子!康太が勝利に導くから」
「……さりげなくノロけながらちゃかさない。
雄二がなんとかする!」
翔子もちゃっかりノロけないで、まあ付き合ってないけど…
Fクラスはいも…弟もいるし大丈夫よね!
結花もたくさん頑張ったけど、姫路さん達が、また何かやらかしそうで怖い
『マイクテスッ…船越先生!吉井明久という生徒がお呼びです!』
何コレ?船越先生って確か…
『生徒と教師の垣根を越えた大事なお話が…』
「マズイ…」
「……優子!」
『コレは不味いぞ!吉井君!』
なぜだか野太い声が聞こえてきたけど、BL好きだけど、吉井君はやめて欲しいわ
すると突然『ゴト、バタン!』と音が聞こえてきた
『今のはこの生徒の照れ隠しだ!ガムテープであちこち縛っておいた。
船越先生とやらは放送室に来て欲しい』
今の声って、確か…天道さん?なぜこんなところに?
「……この声って確か」
「良かったね!優子と久保君」
「良かったねって何がかな?工藤さん?何を言ってるのか僕には全然…」
えっ?久保君?嘘でしょ!?
優子からおかしな視線を感じた久保は慌て出す
「木下さんも、そんな目で僕を見ないでくれ!
僕には本当に好きな人がいてね?」
と焦る久保に
「……久保の好きな人、気になる」
優子Side Out
雄二Side
「ねぇ雄君!今のって…」
「ああ、Fのバカだな」
「自分にも言ってるようなもんだよね、ソレ」
「ほっとけ!んで康太はどう思う?」
「…あの声は多分、横溝って奴だが、島田が指示した可能性もある。」
アイツら…もう足引っ張り始めたか…
「チッ…」
「…探ってみるか?」
「ああ…これ以上、何かやらかされると困る」
「…行ってくる」
そう言うと康太はあっという間に天井裏に消えていった。
その光景を見た雄二と啓太郎は約20秒ほど口をぽっかり開けていた。
「今どうやったんだ?」
「知らないよ!こっちが聞きたいよ!」
雄二Side out
明久Side
明久と結花はまだ回復試験を受けていた。
一緒に受けていたはずの姫路は、あっという間のペースでテストを解いて先に戦場へ向かった。
結花はいつも通りのペースで問題を解いていたのだが…「さっきの放送なに?僕の貞操が…なんで天道さんが?」と先生には聞こえないぐらいの小さな声で頭を抱えながら呟いている。
全くテストに集中できていなかった明久に結花は大袈裟に溜め息を吐く。
それに気付いた明久は両手で頬を二回叩いて気合いを入れ直す。
そういえば天道さんっぽい人が解決してくれた?かもしれないし、もうテストに集中してもいいよね?
少し安心した明久は再び目の前の紙とにらめっこを始めた。
結花もそれに安心したのかいつも通りのペースに戻っていた。
明久Side out
源二Side
いくら戦争を有利に進めたいからってアレはなぁ…
苦笑いを浮かべて源二はDクラスの机に座りながら戦況報告を待っていた。
雄二があんな指示は出さないはずだ。
だとすると、本当にあんなクラスでAクラス戦まで行けるのか?
姫路さんは本当だったらAクラス並みだが雄二達とは仲が悪いし振り分け試験の時の事を考えると不安だろう。
他の連中は、さっきの放送みたいに勝手に行動する時がある。
島田さんは…分からないけど、雄二が信頼できるのは5人だけか…
2つも上のDクラス相手にFで頼れるのが5人っていうのは相当厳しいだろうな…
『代表!Fクラスの士気が上がった。
押されてはいないがペースが落ちてきているぞ。』
なぜ士気が上がる?Fクラスは、本当によくわからん。
「それぐらいなら大丈夫だろう。焦って余計な攻撃を貰わないよ…」
源二が言い終える前に戦況報告に来た生徒の後ろにやけに息を切らせて冷や汗をかいた生徒が息を整えてからこう告げた。
『代表!大変だ…』
源二Side out
雄二Side
雄二が退屈そうに寝そべりながら啓太郎と待機していると突然天井から康太が降ってきた。
「うおぉっ?お前か…いきなり現れんなよ…」
「ビックリしたでしょ!でっ康君、どうだったの?」
「…アイツが暴れている。」
まあそろそろアイツが暴れる頃だとは思っていたがな…犠牲が少なけりゃいいが…
「アイツって?」
「よし啓太郎!康太と一緒に行ってこい。」
「雄君は来ないの?」
「馬鹿野郎、いいか?俺の点数はFクラスに相応しい点数に調整してある。代表である俺が討ち取られたらお前らがどんなに頑張っても負けなんだぞ!」
「…Fクラスのレベルの代表が戦場へ行くのは自殺行為。」
「そういえばそうだった…」
さっきの説明でもだいぶ時間を取ったな。
「さっさといけバカ太郎!」
「バカって言わないでよ!」
「康太、引っ張って連れてけ」
雄二がそう指示すると康太はコクリと頷いて啓太郎を引っ張っていく。
啓太郎は引っ張られながら雄二に言葉を続ける。
「バカって言った方がバカなんだからね?アレ…バカっ?」
啓太郎は手を腹話術のように動かして何か考えている。
「はぁ…アイツも先が思いやられるな…」
雄二Side out
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