女子高生ギタリストはギターヒーローの夢を見るか!?   作:はま0821

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結果の発表を待つバンドの面々。

箸休め回。


47 幕間劇に興じよう

 

 

「なあ。俺たち先週カッコよかったよな?」

 

「いきなり何言ってんのさリーダー?ついに頭でも沸いた?」

 

用のない生徒は殆ど下校し、いつもより静かな空気が流れる放課後の秀華高校、そのとある教室。一つの机を挟んで雑談する、二人の男。その片方、茶髪にピアスの男が唐突に切り出す。少しパーマがかった金髪を弄くりながら、もう一人の男はそれを呆れ顔で聞いていた。

 

「簡潔に失礼!いや、アレだよユウマ。こないだ柳さんに誘ってもらって池袋行ったヤツ」

 

「ああ〜。はいはい!あったあった!」

 

ユウマと呼ばれた男は、左の手のひらを上に向けて、そこに握った拳を落とす。それを見てリーダーと呼ばれた男は人差し指を立てて続きを話そうとする。

 

それぞれ、金髪の名は、伊勢原ユウマ。そして、リーダーと呼ばれた男の名は、黒井彼方。

 

そう。この二人は四獣相のメンバーの二人。ついこの間、池袋にて結束バンドとしのぎを削りあった、バンドの主力メンバーだ。

 

「…あの後俺思い出したんだよ。どっちが先に言ったかは忘れたんだけどさ。後藤さんと売り言葉に買い言葉で、未確認ライオットで決着つけようぜみたいな流れあったじゃん?」

 

「あ〜。あれ。彼方が、変なポーズしながら俺はヴィランだぜ?なんて言ってたヤツ。いつも通りイタかったよね。あれが?」

 

「オイなんてこと言うんだカッコよかっただろ!?」

 

「寝言?まだ夜には早いんじゃない?」

 

鼻から息をふんっと吹き出し、ユウマはせせら笑う。それを眺めていた彼方は、最初こそ憤ったものの、重要なところはそこではないと言わんばかりに切り替える。

 

「いや違うんだよ。あの後俺考えたんだけどさ。なんかどっちも、未確認ライオット出られるの前提。みたいなテンションで喋ってたじゃん」

 

「あ〜。うん。そうね」

 

「よく考えたら結束バンドも俺等もまだ未確認ライオット出れるか決まってねーよな」

 

「…あ」

 

ピシッと。教室の空気にヒビが入る。

 

「これでさ。ちゃんと俺等も結束バンドも予選突破して、本選で顔合わせられりゃいいよ?いや、かなり盛り下がるが、俺等が突破してアイツラが落ちりゃまだ面目保てるってもんだわ。…だが、その逆は?」

 

「うわっ痛い!?イタすぎる!!」

 

「だ、だよなあ!?ヤッベ〜テンション任せに言うんじゃなかったそうだよまだデモテープの結果帰ってきてねえじゃん、これで結束バンド受かって俺等落ちたらいい笑いもんだぜ!?」

 

「…等じゃないだろ?それ言ったのリーダーじゃん」

 

あまりに熱を含まない割れたての硝子みたいな言葉をユウマは吐き捨てる。彼方は思わずマジかこいつとばかりに目をかっぴらいた。

 

「リーダーが勝手に言ったんだからさ、ぷふっ、もしそん時は一人でドブ泥かぶってよ」

 

どこか含み笑いをしてるように見えるこの男。たぶん気の所為ではない。

 

「おいコラふざけんな!?仲間だろうが!?」

 

「仲間だからこそ、自分が言った言葉には責任持ってもらいたいな〜!大丈夫リーダー!もしそうなったら笑ってあげるから!いっつもステージ上じゃピエロのメイクしてるんだから笑われるのは得意だろ!?」

 

「てんめぇユウマ!!それだったらテメエは馬だろうがお得意の360°見える視野でいいアイディアでも見つけてこいよ!?」

 

「アンタの意向だろこのイカれた馬マスクは!?僕だってできれば自前のハンサム顔で勝負したいわ〜!?」

 

ポカスカポカスカ。ステージの上ではカナリのやり手な彼等も、一枚めくればただの男子高校生なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、それは恐らく、結束バンドもである。

 

時と場所は変わり、場所はSTARRY。そして今日は、未確認ライオットのデモテープ審査の結果が通知される日であった。

 

「…落ち着かない」

 

いつものダベリテーブルに頬杖をついて、指をリズミカルにコツコツ鳴らす伊地知先輩。逸る気持ちが身体から溢れ、オーラとして立ち上っている。

 

本日は、店長の計らいにより、STARRYの営業は休み。私たちのバンドの関係者のみで未確認ライオットの結果を待つための日となっている。…当然だろう。ハッキシ言ってとてもじゃないがバイトや練習をするような気分にはならない。

 

「…。まあそらそうだろうが、今更ジタバタしても仕方ねえだろ?もっと堂々と構えとけよ」

 

冷蔵庫からパックのリンゴジュースを取り出しつつ、苦笑いを浮かべながら店長が妹を諭す。

 

「そうそ〜う!どんな過ごし方しても結果が変わる訳じゃないんだし〜!妹ちゃんたちは出来ることはやったでしょ?開き直ってド〜ンと構えときな!」

 

チュウチュウとこちらも紙パックの日本酒を吸いながらきくりさんが同調する。その佇まいからは今の私たちに欠けている、落ち着きに溢れていた。

 

「てゆ〜かきくりさん。居てくれるのは心強いんですが、よくヨヨコに咎められずに抜けてこれましたね?ヤツらも今日通知来るから気が立ってるはずですが…」

 

「志麻とイライザに丸投げして抜けてきちゃった!モチロンシデロスも通ってほしいと思ってるけど、私としちゃ君たちにも残ってもらいたいのさ!コーチングした縁もあるわけだしね!」

 

「…その説は本当にありがとうございました」

 

「私からも!何だか見えてる世界が広がった様な気がしましたよ!」きた〜ん!

 

喜多さんと二人でお礼を言う。おかげで喜多さんはボーカリストとしてさらなるステップに踏み出せた。いいっていいって〜!と手を振りなが照れていたきくりさんだが、少しずつ表情には影が差してきていた。…どうしたんだろう。

 

「…それにね。毎日FOLTにいると重いんだ…。大槻ちゃんの愛が」

 

…ああ〜。あのクレイジーサイコきくり信者ね。

 

「いやほんと。好いてくれてるのはうれしいよ?だけどね?結束バンドの話をする度に人でも殺しそうな目をして、私の方が上手いですよね?とか、こないだ貸した五千円、まだ返してもらってないですよね?とか」

 

いや二個目は普通に返したらよろしいだけの話じゃ?

 

「とんかつや家系ラーメンとおんなじ系列なんだよ、愛ってさ。時たま無性に欲しくなるけど食べ過ぎるともたれてくるっつ〜か」

 

「クズだなコイツ」

 

私が何かを思うより早く店長がきくりさんを断ずる。

 

「だ、だから私としてはよりフラットに応援できる君たちを推そうかな〜って!い、今言った話マジで大槻ちゃんにはオフレコで頼むよ!?もしバレたら私殺されちゃうからね!」

 

悲鳴にも似た懇願。よほど怖い目にあったみたいだね…。

 

「全く、あいつもよく分からないわね。そこまで他人の行動にいちいち執着するなんて」

 

「はあ?一体、どの口が言ってるの?」

 

ナイフよりも鋭い喜多さんのツッコミ。…はて?何のことかしら?

 

「…やっぱり今日ばっかりは皆平静にってわけにはいかないか」

 

そうして談笑していると、こころなしか少し表情が固いリョウ先輩に話しかけられる。…流石のリョウ先輩にも体の節々に緊張の色が見て取れる。

 

「は、はい。私もなんとか黒井さんと話して平常心心掛けてますけど、ふとした拍子にまろび出そうですもん。心臓が」

 

「喜多さん。怖いからやめてよ?うちのバンドで人外なのはひとりさんの特許技術なのだから」

 

「ふふ…。ところで、そのぼっちは?」

 

そう問われたので私は、店長の隣のカウンターバーの一席を指し示す。頭を抱えて机に突っ伏したひとりさんが貧乏揺すりの足かの如くガタガタ震えていた。

 

「あああああ〜…!後になって冷静に考えてみたらなんて怖そうな人たちに喧嘩を売ってしまったんだ一人得体のしれない馬一人ゴリモンウサギ一人バケピエロ唯一話通じそうな女の人もコスプレしてたし怖い人だったらどうしようどどどどどどどどどうしよう私死ぬのかな殺されるのかな他人の恋路なんか邪魔してないのに馬に蹴り殺されるかウサギに足と手をもぎ取られてダルマになるのかバットマンの悪役みたいな人に光り方が派手だからってプラスチック爆弾の実験に使われちゃうのかな〜!?」

 

「…ヒーローの姿か?アレが…」

 

「あ、あはは。まあヒーローにも休暇は必要でしょ」

 

「んもう!こないだはすっごくカッコよかったのに!ほらひとりちゃん!いつまでも怖がってないの!こないだカッコよく切ってた啖呵は嘘だったの!?」

 

言いながら喜多さんが無理やりひとりさんを机から剥がしにかかるが、こういう時のひとりさんの机に引っ付く力はフジツボ並であるため、大体徒労に終わる。

 

「あっ、喜多ちゃん…ちょーどよかった私今から遺書書きますから、私の変死体が見つかったら世間に公表してください…」

 

「いやーっ!そんな役目負いたくないわよ!未確認ライオットでアイツラに勝てばそんなの書かなくてもいいでしょ!?」

 

ドタバタとすったもんだする二人をどこか遠くの風景の一部のように眺めていると、その隣に座っていた店長がおもむろに言葉を発する。

 

「…アイツラに勝てば、か。中々難易度高えぞそりゃ」

 

そう言いながら店長は立ち上がる。ドタバタしていた二人もソワソワしていた伊地知先輩も、リョウ先輩も。気付けばSTARRYの全員の耳目が集まっていた。

 

「アイツラかなりの腕前だ。ベースもドラムもキーボードも、メトロノーム内蔵してんのかってくらいリズムが正確だし、何よりバンドとして合わせ慣れてやがる。相当練習してやがるんだろうな…」

 

その言葉を聞きながら、先の彼方たちのライブを思い浮かべる。…キーボードの女の子だけよくは知らないが、ユウマも義一も、変わらぬ腕前で、しかも中一から組んでるバンドだ。チーム力は最早熟年夫婦。グルーヴ力でいえば右に立つバンドはないだろう。…あのシデロスでさえも、だ。

 

「へえ〜。バンドに関しちゃ辛口な先輩がそこまで言うバンドがいたんだ?相当な腕前ですねそりゃ」

 

きくりさんが目を丸くして驚く。

 

「…いるだろ。後々、あの時期はアイツラの世代だなって語られるような、そんなバンドが。アイツラからはそんな風格を感じる。しかも未確認ライオットに出てくるってことはアイツラまだ未成年だろ?二十歳にも満たねえのにあそこまで世界観ってーか?完成形を色濃くイメージ出来る。そんなバンド、今まで私は見たことねえな。間違いなく十年に一組、出てくるかこねえか。そんなレベルのバンドだ」

 

「へえ〜。凄いですね?是非ウチでもライブして欲しいですねっ」

 

店長の話を聞いたPAさんが指を立てて提案する。

 

「ああホントにな。いつか出てもらいたいもんだぜ」

 

「むっー!!お姉ちゃんどっちの味方なの!?」

 

あ、ついに怒った。あまりに他のバンドを褒めすぎたため、伊地知先輩から抗議を受ける店長。

 

「ゔっ。に、虹夏…。まあ?でも、ある種踏ん切りはつきやすいだろ、正直。お前等は負けるつもりなんかサラサラないんだろ?」

 

「モチロン!!って、言いたいんだけど…、ハッキリ言って段違いだよね…。レベルが…」

 

勢いよく答えるが、言葉が尻すぼみになる。その様子を見た店長が、伊地知先輩の背中を景気よく叩いた。

 

「今更迷うなよ虹夏。出来ることなんざ最初から決まってるんだ。相手がどんだけ上手かろうがお前等がやることは変わんねえ。ぶち当たって盛大に玉砕してこい!骨は拾ってやるから!」

 

「んもー!だから!それだと負けてるじゃん!私たちは勝つよ!シデロスがなんだ!四獣相がなんだ!だから!…早く来い…!通過通知…!」

 

それだけを言うと、伊地知先輩はテーブルの真ん中に置いてあるスマホに向けて手を合わせて、祈るように目を閉じる。

 

今日までに通過のお知らせが来なかった場合、残念ながら落選だ。現在時刻は、午後六時。…落ちたか?

 

ガタン!私の隣に座っていたリョウ先輩が勢いよく立ち上がる!

 

「…ど、どしたんすか?リョウ先輩?」

 

「ラジオ体操第一〜。元気に始めましょ〜う!」

 

「なんでこのタイミングで朝の体操だよ!?」

 

「だ、だって!?ジッとしてたら身が持たないよこれ!」

 

「わ、分かる!!気持ちすっごく分かる!えいリョウ!私も一緒にやる!!」

 

スマホから流れる夏休みの朝の定番の音楽を聴きながら割とガチ目にラジオ体操に取り組む二人。…なんだコレ。

 

「お願い…!通って…!!」

 

固く目を瞑って祈りを捧げる喜多さん。…私もおんなじ気分だ。

 

もし主催の人が、私たちがこんな気持ちで待っていると知りながら焦らしているのだとしたら、大分性格悪い。

 

そんなわけないのにそんなことまで考えてしまう。

 

ピロン♪

 

「!!!!!!!!!」

 

早かった。全員凄まじい反応で伊地知先輩のスマホに目を向ける。そしてそれより早く伊地知先輩がスマホを立ち上げメッセージを確認!

 

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グギギギギギギ!!!!!

 

「やめて虹夏!!気持ちは分かるけど、今虹夏のスマホ壊れたら結果分かんなくなっちゃうから!?」

 

「うぐぐ〜!今じゃないだろクソ詐欺広告があ〜!!ふざけんな〜!!」

 

振りかぶって床にスマホを投げつけようとしている伊地知先輩をリョウ先輩が必死に止めてる。いつもとなんか役割逆だな。…全く。心臓止まるかと思った…。

 

「すっ〜。ふっ〜。ちょっと深呼吸…」

 

「わ、私も…はあ〜!怖いわ〜!!」

 

呼吸を深くして気持ちを落ち着ける。運動なんかしてないのに鼓動がうるさい。は、早く来ないかしら。

 

「だ、大丈夫だよ。喜多ちゃん。黒井ちゃん」

 

その言葉に顔を上げると、我がギターヒーローのご尊顔。なにやら先程より憑き物が落ちたかのような精悍な顔をしていた。

 

「き、九字切っといたから!ぜ、絶対通りますよ!」

 

「ひとりさん!?あんまり九字には頼らないほうがいいですよアレはある種の捨て身の覚悟みたいなヤツなんで!?」

 

「う、嘘!?ダメよひとりちゃんやめて!?そんなスナック感覚で命を放り投げないで!?」

 

「うおおおお!ツキを引き寄せるのは信じる力と進む勇気!臨兵闘者皆陣列在前!!キエエエーイ!!!!!」

 

かたや第二まで取り組み始める先輩組。かたや髪まで逆立てて白目を剥きながら全力で九字を切るひとりを止めようと奮闘する後輩組。

 

「…ふっ。な〜にやってんだか」

 

「先輩。でも気持ちは分かりますよ。そりゃ落ち着かないでしょこのシチュレーションは」

 

「まあ、そりゃなあ」

 

「…羨ましい」

 

「あん?どしたんだ?PA」

 

「…私、あんなに本気になって何かに取り組んだこと。なかったなって。きっと、受かっててもダメだったとしても、あの子たちがオトナになって振り返ったら、…凄くいい思い出になるんだろ〜な…」

 

「…ああ。それだけは、間違いないな」

 

それぞれ必死の思いの若者たちを、微笑ましげに見守るオトナ組。

 

「はああああ…!!!!キエエエー!!!!!!」

 

そして、何度目かは分からない。白目を剥いたひとりが、ありったけの念を虹夏のスマホに込めた時。

 

ピロン♪

 

「っ!?こ、今度こそ!?来たぁ!?」

 

「に、にににににに虹夏!?おおおおおおちけつ!?」

 

「り、リョウこそ落ち着け!?」

 

「あ、もうダメです私…。心臓爆発しました。私の代わりに結果は確認して下さい…」

 

「いやーっ!!ダメひとりちゃん死なないで!?」

 

「ひとりさーん!!いやまあそれはそれとして!伊地知先輩結果は!?」

 

全員でスマホの前に集まり通知の文面を確認する。こ、今度こそ!!

 

「み、未確認ライオットの通知だ…!!よ、読むよ…?」

 

「お、お願い虹夏…!私もうどうにかなっちゃいそう…!」

 

「え、えっと…、結束バンドの皆さんこの度はご応募ありがとうございます…!げ、厳正なる審査の結果…!!」

 

その場にいる誰もが息を呑む。空気をすべて呑み込んでしまったかのように、その場は音を亡くした。

 

「審査を通過となりました…!!や、やったぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

「マジかよ虹夏!!いよっしゃあ!!!」

 

「う、うそ…!?うそうそっ!!やったああああ!!!ひとりちゃんやったわね!!分かんないけどひとりちゃんの九字のおかげかも!?」

 

「す、凄い!!ひとりさん!!やはり貴女は只者じゃないですよ!貴女の九字切りの後に通知ロイン来ましたもんやはり貴女は持っている!!」

 

「……………」

 

「し、死んでる…!!!!」

 

「このタイミングで死ぬな起きろぼっちちゃん!!いやったああああ!!!通過だああああ!!!」

 

それぞれに歓喜の雄叫びをあげる結束バンドのメンバーたち。

 

「…良かったなぁ。虹夏」

 

「ホントですね〜!せんぱ〜い!今夜は祝杯だ〜♪」

 

「…ふふふ。あはははは!」

 

「おん?どしたPA」

 

「ふふっ…。皆!今日は私が奢ります!お寿司でも取っちゃいましょう!!」

 

「えっ!?いいのPAさん!」

 

「モチロンです。良いもの見せてもらったお礼ですよ…。どんな高いのでもいいですよ?」

 

「やった!ありがとうございますPAさん!!」

 

「おいPA。一人でカッコつけんな。私も出すぞ。お前たち。今日は特別。ウニやら、イクラやら。高級ネタでも頼んでよし!!」

 

「マジでか店長!!いよっしゃあああああ!!!今夜は宴だあ!!!!!」

 

「…。…………。う、うぐぅ…!!わ、私も出す!!だから仲間外れにしないでぇ…!」

 

「きくりさんまで!?明日隕石落ちるのかしらこれ!?」

 

STARRYはかつてないほどの祝賀ムードに包まれる。かくして、結束バンドは、なんとか未確認ライオットの、デモテープの審査を通過となったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピロン♪

 

「きた!?きたのあくび!!」

 

「ま、待ってヨヨコ先輩…!!来た!通過だ!!」

 

「嘘!?やったね!!皆!!」

 

「ふ、ふふ〜!私にはこの未来見えてたし〜!」

 

「その割には顔色悪いっすよ幽々〜!やりましたねヨヨコ先輩!」

 

「ふ、ふふふ…!!あ、当たり前の結果よ何動揺してんのよ皆!私たちの真の目的は優勝でしょこの程度で浮かれてるんじゃないわよ!!」ガクガクガク!!!!

 

「よ、ヨヨコ先輩大変です!ドリフ見た小学生くらいに膝が笑ってます!!」

 

シデロス。第一次審査。通過。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あっぶね〜。何とか通ったか…!」

 

「ち。つまらない。結束バンドに土下座するリーダーが見れると思ったのに…」

 

「お前ってほんといい性格してるよな…」

 

「当たり前でしょ?可愛いこの私を擁しているのよ!こんな木っ端大会の一次審査で落ちるわけないじゃない!」

 

「…」

 

「な、なによ…」

 

「なんだろう。仲間だけど、俺、お前の負けた顔見てみたいかも…」

 

「何を言ってるわけ!?」

 

「……………」ヤレヤレ。

 

四獣相。同じく一次審査突破。

 

幕間はこれにて終了。戦いは次なるラウンドに進むこととなる。

 

 

 






原作通り遊ばせてあげてもよかったけど…。

わたくしヨミウリランド行ったことございませんので書けません!!

取材に行こうにも一人で入るの憚られるし!
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