転スラ×ダイの大冒険(オリ主)   作:FIRST COMES ROCK

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しばらく連投する予定です。
なんで他の人達は一万字とか書けるんだろう。すごいなあ(約2300字)

※編集しました。


目覚め

「…ん?」

 

目を覚ますと、知らない病院の天井………ではなく洞窟が見えた。

ということは…

 

「俺、ほんとに転生した?」

 

マジか…マジかよ…!マジで転生してるよ!良かった、聞こえてきたあの声は幻聴でしたとかなくて…!

 

「そんで俺はどこに転生したんだ?オリ異世界か、原作ありか。はたまた二次創作の世界か」

 

まあ今んとこはわかんないし、とりあえず探索を─────あ。

 

「ここ転スラだ!」

 

そうじゃんなんで忘れてたんだよ俺。あの声聞こえてきたときにもう分かるだろ。………いや死にかけだしわからないか。

 

「それにしても転スラか。「痛覚無効」と「超速再生」をゲットしたことは覚えてるんだけどユニークスキルをもらった覚えがないな…え、やばくね?」

 

転スラでユニークスキル初期獲得なしとか詰んでる以前に魔素の溜め込み過ぎで死ぬじゃん。どないしよ…はっ、毎日ユニークスキル欲しいって思い続けてればもらえるんじゃね?よし、早速やってみよう。

 

「ユニークスキルユニークスキルユニークスキルユニークスキルユニークスキルユニークスキルユニークスキルユニークスキル………」

 

今回だけじゃまあ駄目だった。あと息が続く限り言ってみたが10分近く言い続けられた。俺は人間じゃないかもしれない。一体何になったんだ…?

 

その後転スラなら必須だろう「魔力感知」をゲットするために全神経を集中させ、3時間ほど経ったところで声が聞こえた。

 

《確認しました。エクストラスキル『魔力感知』を獲得…成功しました》

 

苦節3時間、ようやくゲットだ。

 

《エクストラスキル『魔力感知』を使用しますか?YES/NO 》

 

なんか選択肢にNOが見えたが気にせず早速使ってみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その途端、とてつもない頭痛がした。

 

「ぐああああああ!?!?!?!?!?あ、たまがわれ、る…!!!」

 

そうだ忘れてた、本来はすげえ情報量だった!そういえば!とりあえず早く切らなきゃやばい…!

 

そうして「魔力感知」を切ると今まで感じていた苦痛が一気に引いた。

 

「あー…やばかった。死ぬかと思った。ていうかあのままだと死んでたな。転生者的にわかる」

 

うん、マジでやばかった。なんとか切れてよかった。

 

「でも使えるようになっとかないとあれだし、前だけに範囲をしぼって使ってみるか」

 

そして目を閉じて再び「魔力感知」を使うと、今度は少しふらつくだけで済んだ。

おお、これが「魔力感知」か。なんか不思議な感じだな。あとユニークスキルは絶対「大賢者」的なのを貰おう。じゃないと魔力感知が満足に使えない。

 

「とりあえず魔力感知の訓練は毎日やるとして、肉体性能確かめるか。見た目は普通の人間だけど魔人かもしれないし」

 

近くにあった木を殴ってみた。ただの人間だった場合痛くならないように軽めに。その結果…

しかし なにもおこらない

 

「くっ…俺は…ただの人間だったのか…」

 

だったらなんでこんなとこにぽつんと立ってたんだ…?いや待て、人間と決めつけるのはまだ早い。まだ俺には秘められし力が(きっと)ある!

 

「うおおお!!!目覚めろ秘められしパワー!!!」

 

しかし なにもおこらない

 

「ナンデ…ドウシテ…」

 

俺は…本当にただの人間だったのか…

そんな俺の元に、嵐の夜の様に黒い巨体が近づいてきた。それが俺に気づかれないよう近づき、舌を伸ばしたところで俺の本能のようななにかが警鐘を鳴らす。すぐさまそれに従いバックステップで回避。伸ばされた舌は俺の目の前を通り洞窟の壁にかなりの音をだしながら衝突。当たった場所を見てみるとヤムチャしたかの様にへこんでいた。

あっっっぶねえ!にしてもなんだコイツ。初期地点にいていい強さのやつじゃないぞ。しかもこんな暗いとこに…ん?

転スラ…洞窟…長い舌…黒い巨体…テンペストサーペントだこれぇ!

え、どうしよう。リムルは瞬殺してたけど俺はただの人間だし無理じゃね?だってこいつたしかA級とかじゃなかった?結構上澄みだよ?つまり俺の転生生活は終わりってことか…終わり?

 

───終わりってことは死ぬってことで、死ぬってことは苦しむってことだ。俺はそんなの嫌だ。死ぬのも苦しいのも嫌だ。ぶっ倒して生き延びてやる。

 

「さあ来いヘビ野郎!顔面ぶん殴ってやらあ!」

 

そうして気合を入れた瞬間、全身に力がみなぎった。青い光が体を包み、全能感が心を満たす。

 

「ピンチになったときに発動するユニークスキルを持ってたってことか。これならこいつをぶっ倒せる気がするぜ。さあて、まずは挨拶代わりの一発目!」

 

拳を突き出す。音を置き去りにする一撃は相手に認識されることなく頭を消滅させた。もしあの世のテンペストサーペントがついさっきまでなんら脅威でもないと感じていた素人丸出しの男に倒されたと言われても、きっと信じないだろう。

 

「…あれ?一発?」

 

俺が自分のスキルの予想以上の強さにおどろいていると、テンペストサーペントの体から何かが放出された。キラキラと光るそれは段々と俺に近づき、俺の体に入った。何故か避けようとは思えなかった。すると再び俺の心が全能感に満たされ、強くなったという確信を得た。

 

「倒した相手の魔素を吸収するってことか?うーん、リムルの下位互換だな。強くはあるんだろうけど」

 

やっぱ捕食者ってチートだよ。なんであんなチートスキルが脱童貞を願っただけで生えてくるんだよ。そこはモテモテになるスキルとか生えるべきだろ。ずりーよ。

 

「まあリムルへの嫉妬は置いとくとして、テンペストサーペントが居たからここは封印の洞窟で間違いない。連鎖して原作開始前か開始直後なのも確定だ。…ヴェルドラ探すか」

 

俺はヴェルドラのファンなんだ。推しに会いたいと思うのはファンとして当たり前だと思ってる。まあヴェルドラ推しというかテンペスト箱推しだけど。あとギィとかヴェルドラ以外の竜種も推しだ。みんなかっこいいよね。

 

「無駄なこと考えてないでそろそろ行くか」

 

早く見つかるといいな

そんなことを考えながら、俺は洞窟の奥へと向かった。




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