「ここはどこ?」
見回せば宇宙であった。
「レイブン。この機体を調べていたらこんな音声を見つけました。再生しますか?」
「うん。」
「621…この音声が流れているということはこの機体を見つけ、かつ俺は死んでいるのだろう…落ち着いて聞いてほしい…お前の出生についてだ…お前はこの世界の人間ではない…日本人であることは確実なのだが…この世界では混血が多く純粋な日本人というものは存在しない…ただお前は純粋な日本人だ…だからこの世界の人間ではないと判断した…そしてお前はこの世界で技研に保護され、強化人間として改造された…そして調べているうちに…刀を見つけた…この刀がアイビスの火を逃れることのできたのは行幸だった…だからこれはお前に返す…そしてこの機体はアイビスの火以前の機体ではあるが…これも託そう…これからは…自由に生きろ…刀はコックピットの座席の後ろにある。確認しろ…」
座席の後ろを確認すると確かに刀があった。
「ウォルター…そこまでしてくれたんだ…」
「不器用な人ですね全く…」
「所でエア…ここはどこ?」
「目の前の星が見えますか?レイブン。」
「うん…」
「地球です。そして通信をハッキングしましたが別の世界の様です。」
「分かった…降りてみよう」
まずは機体の確認をする。機体は万全、さらには降下ポッドの中だった。
「日本ってどこらへんかな?」
「航路を設定します」
エアがすぐに航路を設定する。
「行きましょうレイブン」
「うん…行こう…」
降りてみたら地獄だった。よく分からん生物が都市を物理的に破壊しつくしておりどうしょうもない状態であった。
「エア…とりあえず情報が欲しいんだけど…」
「任せて下さい!」
とりあえずでっかい生き物の頭部にレールガンをぶち込み撃破、ついでにちっこいのは突撃飛行形態で火の鳥状態になり突撃し殲滅する。で、ACのような乗り物が味方を逃がして、盾になっていた。とりあえず、通信を試みる。
「そこの人。私も混ぜて?」
「貴様…何処の部隊所属だ?」
「そんな事を気にしている場合じゃないと思うんだけど?」
「違いない」
レールガンをフルオートで射撃、突撃してきた壁みたいな生き物を正面から叩き潰す。
さらにパルスブレードに持ち替え斬撃を放ち大小さまざまな敵を掃討する。
「なん…だと…!」
これには絶句するしか無い。
「とりあえずここは掃討したけど…貴方はどうする?」
「教え子を…守ってやりたい…」
「分かった。…じゃあ行こうか。私部隊指揮とかしたことないから。私、指揮下に入るね?」
「分かった。名乗るのが遅れたな、真田大尉と呼んでくれ。」
「了解、私のことはレイヴンって呼んで?」
「了解した。こっちだ…」