メタモンと一緒!!   作:サクラモッチー

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頑張り屋のメタモン

俺とロビンが出会ってから数日後、俺達は友達として森の中で遊ぶようになった。

と言っても、かくれんぼがメインだけどな。

 

ロビンはロビンで俺の生態とかが気になっていたのか、メモ帳か何かに俺についてのことをメモし始めていた。

本人曰く、俺の図鑑を作るらしい。

俺の図鑑かぁ.....なんか照れるなぁ。

 

あと、お気に入りの本を持ってきてはロビンが読み聞かせてくれることもあったな。

ロビンの読んでる本って結構難しいけど、中々面白いんだよなぁ。

 

俺は俺でメタモンらしく姿形を変化する特訓をしているが、これが中々難しい。

見た目はイメージ力でほぼほぼ何とかなると言え、問題は顔の方だ。

どんな姿形を似せたところで、顔が似てなきゃ意味がない。

つまり、今の俺はアニメ版メタモン的な感じなのだ。

 

......そういう点では、さも平然とパーペキに変身できる野生のメタモンって凄いな。

 

「メ、メタァ.......」

「う〜ん、どうしても顔が上手くいかないね」

 

ダメだ、何度やっても顔が上手くいかない。

でも、今後のロビンのために顔も含めて完璧に変身しないと.....!!

そう思いながら、何回も変身を繰り返す俺。

 

そして、特訓を始めてから一週間.....俺はとうとう顔を含めて完璧に変身できるようになったのか

 

「わっ!!メタモンの顔、可愛い!!」

 

ピカチュウ姿の俺を見たロビンからそんなことを言われていた。

 

「メタメタァ!!」

 

ロビンの言葉に対し、ピョンピョンと飛び跳ねながらそう言う俺。

そんな俺を見てロビンもまた嬉しくなったのか、ニコニコ笑っていた。

 

やった....やったぞ!!

これでようやく人間にも変身できる!!

よし!!やってみるか!!

.....なんて思っていた時期もありました。

 

「メ、メタァァァ!?」

 

結論から言えば、人間の姿形に変身するのはめちゃくちゃ難しいかった。

何なんだよ!!この落書きみたいな見た目は!?

ポケモンの姿よりも人間の姿が難しいってドユコト!?

ハリウッド版名探偵ピカチュウのメタモンがいかにチートなのかが見に沁みるわぁ.....

 

「ど、ドンマイ、メタモン.......」

「メタァ.......」

 

うぅ....人間に変身するのがこんなにも難しいとは思わなかったわ。

一つ壁をクリアしたら、もう一つ壁が出てくるとか....現実は厳しいものなんだなぁ。

 

「メタッ!!メタメタ!!」

「メタモン、頑張るのは良いけど....そろそろ休憩したら?」

 

あ、それもそうだな。

休憩して体を休めるのも大事なことだし、何よりロビンが心配してくれているんだ。

その言葉に甘えないワケがないもんな。

 

そう思いつつ、特訓を一時的に休憩する俺。

ちょうどその時、ロビンは森の中に持ってきていたバスケットの中から何かを、食パンを取り出したかと思えば、そこにジャムを塗って俺に手を出すのだった。

 

「メタ!!メッタ!!」

「お腹空いたでしょ?一緒にご飯食べようよ!!」

 

ロビン....やっぱ良い子や。

こんな良い子が後々あんな目に遭うなんて.....許せん、許さんぞぉ!!

 

と言うことはさておいて、このジャムパン美味いな。

久々に人間に食べ物を食べたからか?

それに、美味すぎて何枚でもいけそうだな。

 

「メタモン、美味しい?」

「メッタ!!メタメタ!!」

「本当!!良かった〜」

 

くぅ!!ロビンの笑顔がてぇてぇ!!

そして、飯が美味い!!

こんなに幸せなことがあっても良いのか?

いや、あっても良いんだ!!

 

「メタ!!」

「え?私と一緒に食べたいの?」

「メタメタ!!」

 

友達だから一緒に食べたい!!と主張するように俺がそう言った後、ロビンに向けてジャムパンを手渡すと......ロビンはニコッと笑うと、こう言った。

 

「ありがとう!!」

 

そんなことを言った後、ロビンは俺と一緒にジャムパンを食べ始めた。

その顔には、心なしか楽しげな表情が映っていた。

 

.....この年で母親とは離れ離れな上に、親戚や島の住人達から邪険にされている。

まだ子供なのにハードにも程がある日常を送るなんて、やっぱこの世界はどうかしてるよ....(涙目)

いくら少年誌の看板漫画だとしても重すぎる......

 

だからこそ、俺は出来る限り彼女の友達として頑張らないとな!!

 

「ねぇメタモン、あなたっていつもは何を食べているの?」

「メタァ!!」

 

ロビンの質問に対し、ジャムパンを食べ終えるとこれだよ!!と言わんばかりにベリーを見せる俺。

そのベリーを見たロビンは、このベリーが食べられる種類の木の実だと思い出したのか....それを一粒食べた。

 

「....美味しい!!」

 

頬を両手で押さえながらそう言うロビンの顔はとても可愛くて、まるで天使のようだった。

はぁ.....漫画で読んでいた時よりも生で見るロビンの方が可愛いなぁ。

 

よっし!!それじゃあ特訓を再開しますか!!

 

「......メタモン、今度は顔が前衛的な絵みたいになってるよ」

「メタァ〜!?」

 

でも、中々上手くいかないのは変わらないみたいで.......さっきと同じように、顔関連のことで俺は苦労していた。

チクショー!!何で顔だけは上手くいかないんだ〜!!

ポケモンの姿に変身する時は上手くいってたのに〜!!

 

「メタァ.......」

 

ポケモンの世界って甘くないな.....なんてことを思っていた時、ロビンは何かを考えているような表情になった後、俺に向けてこう言った。

 

「メタモンなら大丈夫だよ!!人間に変身する練習を続けていたら、きっといつかは人間の姿になれるよ!!」

 

ろ、ロビン....!!

そうだよな!!特訓を続ければそうなるよな!!

そんなロビンの励ましを受け、やる気が出た俺は人間の姿に変身する特訓を続けることを決意し、更に頑張るのだった。




メタモン(オリ主)、変身能力の特訓をする。

アニメとかのメタモンって顔がどうしてもアレになっちゃうけど、ゲームとか二次創作の場合のメタモンだとパーペキに変身しちゃうから凄いよね。
しかも二次創作の某漫画に至ってはトレーナーになってるし。
メタモンヤバくね?
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