転生者。
これはごく稀に生まれる、一度死んだ代わりに、特殊な力を持った者達。
これは、鬼滅の刃という作品の中に転生してしまった、青年の話である。
俺の名前は吉祥寺洋介。今は、影山陽。転生しちまった。なんでだよっ!って言いたくなるが、事故に遭ったから、仕方ない。まあ、仕方なくはないか。ところで、この世界は……
鬼滅の刃みたいだ。鬼がいるらしいし、鬼狩りっていう人たちが助けるらしい。まんまやん。
今は転生してから15年たった。鬼滅全話読んでるから言うけど、たぶん今炭治郎たちは柱稽古編のとこだと思う。うん、非常にまずい。無惨くるって。あと、能力としては……影の呼吸っていうのが使える。影移動とかできるから、めちゃ便利。
「おい、陽、仕事だよ!」
「はいはい」
(めんど)
「いらっしゃーい。お!陽じゃないか!ほらほら、座って!」
「はい」
たくさん世間話をして家に帰る時……
「いや~すっかり遅くなった。夜になったよ~。ん?鬼来るじゃん!早く帰ろ」
その時だった。
「ふぇ!」
「くそ、どこ行きやがった」
(やべえ、鬼じゃん!間一髪でよけれたけど……次は当たる。刀があれば……まあ、とりあえず呼吸を整えよう)
「フー……フー……」
そこに、何かが浮かび上がってくる。
「刀が作れた!テキトーに影の部分を切り取って、出来たぞ」
「ふっ……食ってやるぞ……あれ」
ん?何処へ……
ザクッ!
「う…わああああ!」
「ふう、なんか倒せた!」
そこへ、足音が近づく。
「何者だ!私は鬼殺隊だ!正体を表せ!」
(やべ、鬼殺隊じゃん!逃げ……)
ベン!
「は?」
「は?」
「は?」
(ちょっと待って……これ無限城じゃね?ってことは…無惨いるな。じゃあ、まずはそこらへんの鬼をぶち転がしますか)
「影の呼吸…1の型…陰影黒宴」
「えっちょま」
ザクッ!
「う…うわああああ」
ザクッ!
「くっそ!おらあ……」
ザクッ!
オラァオラァオラァ!
(もういなくなったよ。ん?あと一匹いるじゃん!)
「よし!お前が俺の50匹目の獲物だ!光栄に思え!」
「お、お前は……」
「俺は、鬼みたいな精神の人間だ!」
「うううううがあああああ!」
「弱い !」
「なんだこれ……鬼が沢山死んでる」
「うははは!なかに強え奴がいるみてえだな!」
「いや、伊之助……こんな実力なら柱だ……なのにどの柱の太刀筋とも合わない……まるで後ろから暗殺したみたいに……」
「そういえば……そうだな」
「あそこに……人がいる!でも鬼殺隊の制服を着ていない」
「ってことはあいつか!うははは!戦おうぜ」
「あれ?居なくなった?」
「おい丹次郎!後ろに鬼が!」
(まずい……反応が遅れた!刀を抜かなければ!」
「うがあ!」
(鬼の首を切った!)
「ふう……これで103匹目」
「くっ……」
「いやいや、俺敵じゃないから!鬼じゃないから!」
「あ……そうなんですか。すいません」
「いや、いいよいいよ」
「そういえば、名前は?」
(まあ、分かってるんだけどさ)
「竈門丹次郎です!」
「でも、なんで隊服を着てないんですか?」
「ああ?これは鬼殺隊にいないからだよ」
「な……!」
(道理で柱の太刀筋と合わない訳だ)
「でも、なんで刀を持ってるんですか?」
「この刀、影から作れるんだよ」
展開が早いですが、よろしくお願いします。