東方外遠記   作:宗也

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お久し振りです。投稿遅れてしまってすみません。これからきちんと投稿していきたいと思います。


第20話

 

 

 

 

冥界に来てから3日後、俺は妖夢に弾幕の作り方を教えてもらっている。

 

「こうやって、こうか?」

 

「そうですよ。上手いですね!!」

 

「まだまだかな。もっと効率よく作れるようにならねえとな。」

 

ある程度の弾幕は作れるようになった。まあ、霊夢程じゃねえけどな。続いてはスペルカードだな。

 

「妖夢は剣術以外のスペルカードはあるのか?」

 

「あるにはありますが、あまり使えません。」

 

と言ってしゅんとした。うん、気にしてるのな。

 

「いや、剣術以外のスペルも使っていいのか?」

 

「それは大丈夫ですよ。出来るんですか? 剣術以外のスペル。」

 

「じゃあちょっと見せるか。」

 

「お願いします。」

 

「じゃあどこか壊してもいいところある?」

 

「あるわけないでしょう!!何を言ってるんですか!?」

 

と顔を真っ赤にして言った。そんなに怒るなよ。

 

「いや、あるわよ~。」

 

「あんのかよ。」

 

「あそこにある岩を壊してくれないかしら?あれすごく邪魔なのよね~。」

 

「わかった。」

 

「ちょっと幽々子様!!勝手に決めないでください!!」

 

「え~?いいじゃない~♪」

 

「じゃあいくぞ!!想符 フレアスパーク!!」

 

まっ、オレンジ色したマスタースパークを放つだけなんだけどな。

 

ボゴーーーン!!!

 

おう……、岩が木っ端微塵になっちまったよ。

 

「すごい……。」

 

「予想以上ね♪」

 

「まあこんなもんかな。あれでも加減はしている。」

 

「何で魔法が使えるんですか!?」

 

妖夢がありえないと言わんばかりに詰めよってくる。

 

「俺は霊力、魔力、神力が使えるからな。」

 

本当になんでかは知らんけどな。

 

「凄すぎますよ!!」

 

と、唖然としていた。そりゃそうだろうな。

 

「もっと修行すれば強くなるわよ~。」

 

「わかってるよ。」

 

まだまだ無駄が多いからな。

 

「じゃあ剣術のスペルは何個あるんですか?」

 

「えっと、わかんない。」

 

数えた事なかったもんな。今度数えてみるか。

 

「そうなんですか。」

 

「じゃあ~、もう1回勝負してみたら~?」

 

「俺はいいけど、妖夢はどうする?」

 

「はい!!お願いします!!」

 

と、再び勝負することになった。

 

「勝負内容はスペルのみで、一回だけよ~。」

 

「よろしくな。」

 

「こ、こちらこそ!!」

 

んっ?妖夢は緊張しているのか。もっとリラックスすればいいのに。

 

「それでは、始め~!!」

 

「この勝負は勝たなくてはいけませんので、本気で行きますよ!!」

 

「ああ、かかってこい!!」

 

「じゃあいきますよ!!剣技 桜花閃々!!」

 

と言いまるで桜の花が散るような剣技だった。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「っち!!こいつはきついな!!」

 

必死にかわしたり、受け流したりしているが。何時まで持つかわからねえ。

 

「はぁ、はぁ。」

 

剣技が終わると妖夢は肩で息をしていた。あぶねぇ、危うく当たるところだった。

 

「つ、次は聖人の番ですよ!!」

 

「その前に一つ聞きたい。」

 

「何でしょうか?」

 

「本気でいいのか?」

 

「構いません!!本気で来てください!!」

 

「じゃあ、覚悟しろよ!!」

 

そう言い俺は妖夢に高速で近づき足払いをする。

 

「えっ!?」

 

予想外の攻撃だったのか、妖夢は転んだ。

 

「痛たた、これが本気ですか!?」

 

「これからだって。」

 

俺は妖夢に向かって剣を縦に振るう。妖夢はそれをガードしようとする。甘いな。

 

「どこ見てる?後ろだぞ。」

 

「なっ!!どうして!?」

 

妖夢は二本目の剣を取り出して防ぐ。けど防いだ後、俺はすぐ横から斬撃を放つ。

 

「くっ!!どうなってるんですか!?」

 

「知りたいか?じゃあ見せてやるよ。」

 

「なっ!!どうして四人もいるんですか!?」

 

妖夢の視界には四人の俺の姿が見えたらしい。この技は足払いをして、目をそらしたあと残像が残るように高速で動き回る。

 

「さぁ、覚悟しとけよ!!」

 

前や後ろ、右や左、フェイントをかけながら攻撃していく。これが俺の隠し技の一つ 奥義 幻狼風雷破斬。

 

「(けど、感触がいまいちだな。半分くらい防がれたか。)」

 

妖夢はこの攻撃の半分は防いだらしい。半分でも防いだ人はなかなかいない。

 

「やるな!!妖夢!!けど、これで最後だ!!」

 

最後の一撃を放ったが、妖夢は辛うじて防いだ。だが威力に負けて後ろに吹っ飛んだ。

 

「……やり過ぎたか?」

 

まあ竹刀で攻撃したから死にはしないだろう。

 

「…………。」

 

あれ?妖夢の動く気配がないぞ?

 

「ここまでとはね~。でもさらに上があるみたいね♪」

 

幽々子は驚いた顔をしていた。でも、さらに上があることを見抜かれた。どんだけ鋭いんだよ。

 

「妖夢は大丈夫か?」

 

「わからないわ~、様子を見てきなさい。」

 

「……気絶してるし、数ヶ所骨が折れてるな。」

 

「あらあら~、これは聖人が責任持って妖夢を病院に連れて行きなさい♪」

 

「はいはい。」

 

っしょっと、意外と軽いな。

 

「数ヶ所骨が折れてるみたいだ。悪いな、やり過ぎた。」

 

「私もびっくりしたからね~。本気のあなたとは勝負したくないわ~。」

 

「多分勝負することはないし、幽々子が本気を出せば普通に俺を倒せるだろ?」

 

「そうかしらね~♪」

 

「まあいいや。ところで、幻想郷に病院ってあるのか?」

 

「あるわよ~、けど迷いやすいから案内役をつけたほうがいいわよ~。」

 

「わかった、ちなみに案内役は誰だ?」

 

「人里に行けばわかるわ~、いなかったら霊夢に聞きなさい。」

 

……賽銭の準備はしておくか。

 

「じゃあいってくる。」

 

「……行ったわね。あなたより剣術の才能はあるんじゃないかしら妖忌?」

 

「そうですな、でも今のは私も見たことがないですぞ。」

 

「自分でつくったのね。子供の頃か上手かったのかしら?」

 

「いや、下手でした。けど、負けず嫌いなのかこっそりと一人でいつも剣を降っていたからのぅ。」

 

「努力家なのね。さて、私は昼御飯を食べることにするわ~。妖忌、久しぶりにつくってくれないかしら?」

 

「かしこまりました。」

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