「霊夢ーー!!大変だぜーー!!」
「何よ魔理沙。朝から騒がしい。」
フランが暴れた事件から3日経ち、結界は修正された。しかしあれから聖人の姿を見た人はいなかった。
「それよりも大変なんだぜ!!」
「一体何が大変なのよ?しょうもないことだったらぶっ飛ばすわよ?」
「あ、アリスが、拐われてしまったんだぜ!!」
「魔理沙!!その事詳しく話して!!」
「わ、わかったぜ!!あれは今日の早朝のこで……。」
「おはようだぜ、アリス。」
私はいつもの様にアリスの家の前にいたんだぜ。でもアリスの家からは悲鳴が聞こえたんだ。
「アリス!!今行くからな!!」
そう言って私はアリスの家の中に入ったんだ。するとそこには。
「なんだもう見つかったか。」
「魔理沙!!」
そこには謎の男と縛られていたアリスがいたんだぜ。
「アリスに何するんだ!!離せよ!!」
「離す?フハハハハハ!!まさかこのガキに指図されるなんてな!!」
「魔理沙、逃げて!!」
「うるせぇ!!黙りやがれ!!」
「きゃあ!!」
なんとその男はアリスを殴ったんだぜ。
「アリスに何をする!!食らえ!!恋苻 マスタース「遅 えな。」何!?」
気が付けば男は何かを私に向かって放ったんだ。そのあと私は体が痺れて動けなかった。
「フハハハハハ!!いいざまだな!!」
「ち、く、しょう……。」
「おい、くそガキ。大人に会ったらこう伝えておけ。俺は聖人の命令でやってるとな!!」
「どう、して、あいつが!?」
「さらばだ、くそガキ!!」
「魔理沙ーーーーー!!!」
「そんなことがあったのね。」
「こうしちゃいられないだぜ!!」
「待ちなさい、どこに行くのよ?」
「決まってるだろ!!アリスを助けに行くんだよ!!」
「敵の場所もわからないで行くのかしら?」
「……くそっ!!」
「とりあえず、情報収集するわよ。」
「わかったぜ。」
そう言い霊夢と魔理沙は人里に向かった。
人里
「やけに騒がしいわね。」
人里の中は色んな人が叫び、走り回っていた。
「ああ、まったくだぜ。」
と、一人の子どもが道で大泣きしていた。
「どうしたの?」
「うわああああああん!!先生が、先生が!!」
「おい、マジかよ!!」
「慧音先生が拐われちゃったんだ!!」
「嫌な予感はしてたけど当たりとはね。」
霊夢が顔を曇らせていると。
「霊夢?霊夢なのか!?」
「その声は妹紅!!」
「どうしたんだ!?ひどい傷だぜ!!」
「ああ、慧音と話してたんだが、突然謎の男がきて何かを撃ったんだ。すると、体が痺れて動けなかった。私も捕まるところだったけど、炎をだして回避したんだ。そこから慧音を助けようとしたんだが、また、同じようなものを撃ってきてそこから私は気絶したんだ。」
「まさか人里まで被害に遭ってるなんて。」
「それだけじゃない。阿求も拐われてしまった!!」
「マジかよ!!くそ、どうなってるんだ!?」
「お前たちも何かあったのか?」
「ええ、アリスが拐われたわ。」
「くそっ!!被害はどんどん増えていくな。」
「残念だけどもっと増えていくわ。」
人里の入口から永琳がやって来た。
「永琳、無事だったのね。」
「無事……ではないわね。身体中穴だらけだし。私以外拐われたわ。」
「そんな、輝夜までもが!?」
「ええ、私の身代わりになってくれたのよ。」
「これは危険な状態ね。とりあえずうちに来ない?」
霊夢の提案に全員が頷く。
「そうするわ、永琳はどうする?」
「私も行くわよ。」
「でも誰がやったんだ?」
「簡単な話よ。こんなことできるのは外来人だけ。そしてそれを指示してるのは……。」
「聖人ってところかしらね。」