第44話
あの異変から半年がたった。
絢斗side
「(あれから半年か、時間が経つのは早いな~。)」
「よそ見しないでください!!」
「おっと、危ないねぇ~。」
オッス!オラ絢斗!今何をしてるかだって?絶賛修業中だ!!
「うー、今のは決まったと思ったのに。」
「なかなかいい攻撃だったよ~、でもまだまだだね~。」
この修業は妖夢ちゃんが俺に攻撃を当てれば終わりという修業だよ~。
「どうして絢斗さんはそんなに強いんですか!?」
「ほらほら~力抜いて~、そら!!」
あまりにも隙だらけだから妖夢ちゃんに足払いをしよっと。
「うわぁ!!」
お~、妖夢ちゃんは派手に転ぶね~。
「あはは、受け身とらないと駄目だよ~。」
「体は頑丈なので大丈夫です!!」
いや、指摘したいのはそこじゃないんだけどね~。
「へー、じゃあ妖夢ちゃんはスカートの中見えても大丈夫なんだね~。」
「そそそそそんなとこ、みみみ見ないでくくくくださいよ!!」
妖夢ちゃんは体を縮こませたね~。でも残念!きちんと見てしまったのさ!
「妖夢ちゃんそういうところ初だよね~。可愛いね!」
「わ、私はそういうのに馴れてないだけです!!」
妖夢ちゃんは顔を真っ赤にして言ってきたね。
「わかったよ~。慣れればいいんだね。ほれ~~!!」
「だっ!たからといってスカートめくらないでください!!」
「慣れだよ慣れ!!おっ!今日はドロワースじゃないんだね~。可愛い緑色の下着だね~。」
「~ッ!!ああもう!!」
「ちょっと~?弾幕を放つのはいかんぜよ!!」
「ううううるさいです!!大人しく斬られてください!!」
あっ、妖夢ちゃんの目がマジだ。これはヤバい……。
「幽々子助けて~~!!」
「あら、面白そうね~。せっかくだから見物してるわ~♪」
「見てないで助けて~!!「人符 現世斬!!」シュワット!!」
「頑張って♪」
「覚悟してください!!」
「そりゃないよ!!下着見えただけでそんなに怒んないで~!ちょ、餅つけ~~!!」
30分後
「と、とにかくもうしないでくださいね!!わかりましたか!!」
「はいは~い。お詫びに頭撫でるね~。」
「みょん!!な、何を!?」
「可愛いからついね。このサラサラとした髪がたまらんのよ~!!」
「…………。」
ん?妖夢ちゃんの反応がないぞ?お~い、戻ってこ~い。
「きゅ~~~~。」
「ありゃ気絶しちゃった。ならば今がチャンス!!俺の愛情をたっぷりと注ごうじゃまいか!!」
「あらあら、妖夢も情けないわね。」
「……幽々子、あと10秒ほど遅くきて欲しかったな。」
10秒あればキスはいけたのになぁ。
「そういえば聖人の時は倒れなかったわね。」
「へぇー、あいつがあんなことね~。」
「ふふふ♪」
楽しそうだね、幽々子は。
「幽々子、考えてることわかってるからね~。」
俺は聖人とは違って鋭いよ。鈍感なキャラだけだと面白くないからね!!
「私が妖夢の面倒を見るから絢斗は風呂にでも入ったら?」
「そうしますよ~。」
いい忘れたが今の時刻は午後の9時だよ~。少し騒ぎ過ぎたかな?いや、ここに住んでるの俺らだけだし別にいいか~。
「さて、いつも風呂は五右衛門風呂だったからな~。」
建物の風呂はどうなってるのかな!?
「うおっ!!広いな~!!」
俺は風呂場の広さに感動した!!ってか……この広さもったいなくね?軽くホテルの大浴場の広さ並みだぞ?
「さてと、お~気持ちいい~!!」
いや~、極楽極楽!!天国に行けるかも~。
ガラガラ!!
「???」
「ししし失礼します!!」
そこにはタオルを巻いた妖夢ちゃんがいた。いや!何で!?
「ちょっと妖夢ちゃん?」
「おおおお背中を流したいとおお思いまして!!こここうすれば親近感がふふ深まると思いまして!!」
もじもじしている妖夢ちゃん可愛い!!しかも、綺麗な足をしてますね~!テンション上が~る!!
「(多分幽々子が何か言ったんだろうねぇ。まあいいや♪)」
「いいでしょうか?」
「いいよ~、オッケーだよ~、ウェルカムだよ~!!」
そう言い俺は椅子に座る。こんな美少女に背中を流してもらえるなんて男冥利尽きるぜ~!!
「絢斗さんの背中大きいですね。」
「そりゃ鍛えてるからね~。でも男の人は大体こんなくらいの大きさだよ~。」
と、俺は一つ気になることがあったので聞いてみることにした。
「そういえば聖人はここに来たのかな?」
「はい、ここに来ましたよ。」
「じゃあ聖人と何かしたのかな~?」
「な、何もありませんよ!!何もしてませんからね!!」
必死で否定している姿、最高です!!
「んー必死だねぇ~。やっぱり何かしたんじゃないのかな~?」
そう言い俺は妖夢ちゃんの頭を撫でようとしたが。
「ほ、本当に何もしてませきゃあ!!」
妖夢ちゃんがこっちに倒れてきた。これは受け止めなければ!ついでに妖夢ちゃんに抱き付くぜ!
「大丈夫かな~?」
「はい、大丈夫で……。」
「……(ニヤニヤ)」
俺と妖夢ちゃんは抱き合う姿になっていた。妖夢ちゃんの体柔らかいんじゃあ~!!
「妖夢ちゃん大胆だねぇ~!!だがそれがいい!!」
「あ、あうー……。」
あらら、妖夢ちゃん気絶しちゃった。そりゃそうか。
「やれやれ、妖夢ちゃんはまだまだだね。でもかわいいね~。是非とも彼女にしたいもんだ!」
さて、妖夢ちゃんをお姫様抱っこをして脱衣場に運びますか。普段から筋トレしてるからお姫様抱っこなんて余裕じゃい!
「あら、お疲れ様♪」
何故かそこに幽々子がいた。しかも若干顔が赤いね~。
「……何でいるのかな~?俺は男なんですよ~。襲っちゃうかもよ~?」
「そりゃ妖夢の様子が気になっただけよ♪私を襲ってもいいのよ♪」
幽々子は嬉しそうな顔をしてた。でも襲わないけとね~。妖夢ちゃんに斬られそうだし。
「で、どうなの?」
「俺は妖夢ちゃん好きですよ~!!あとは妖夢ちゃんの気持ち次第かな?」
「妖夢次第ねぇ~。」
「ちなみに彼女募集中の絢斗さんです!!」
「ふふ、わかったわ♪」
そう言い幽々子は妖夢ちゃんを抱えて出ていった。さて、湯冷めしないうちに着替えないと。
「でもすごくやな予感がするぞ~。また何か企んでるな~。」
その後
「そろそろ寝ますかな~。」
俺は寝室に向かった。俺専用の部屋を用意してくれてるなんてほんとありがたや!!
「妖夢ちゃんも奥手だと思えば積極的だったな~。」
まっ、その方が萌えるけどね!!そろそろ寝ますか!
ガラガラ!!
「//////」
「へァッ!?」
「いや、あの、その、いい一緒に寝てもいいでしょうか?」
「(あいつめ~、何か吹き込んだな)いいよ~。」
「で、では失礼します。」
そう言い妖夢ちゃんは布団の中に入ってくる。ヤバい!!今すぐ襲いたい!でも我慢なのだ~!
「絢斗さん暖かいですね。」
「そうでもないよ~。最近冷え性でね~。」
「あ、あの絢斗さん!!」
「どったの?」
「こ、これからもよろしくお願いします!!」
「ふっ、アハハハハハ!!」
やべっ!笑いが止まらねえ!!
「どうして笑うんですか!?何もおかしな事を言ってませんよ!?」
「いやあ~、妖夢ちゃんが何を言いたいのかはわかるからさ。」
「なっ!?」
「でももう少し時間が立ってからね~。」
「……はい。」
妖夢ちゃんはがっかりした様子だった。まだ幽々子の許可を得てないからさ。でもこの表情は見ていて辛いな。ならこうするのさ!!
「……はい?」
「妖夢ちゃんが頑張ったご褒美だよ~!!」
俺は妖夢ちゃんを抱き締めた。そりゃ優しく丁寧にね~。」
「ま、これからも頑張ろうや。」
「……はい!!」
そう言い俺と妖夢ちゃんは抱き締めたまま寝た。
「(俺は妖夢ちゃんのことが好きなんだよね。こんなのは初めてだなあ。聖人、早く帰ってこいよ、早苗ちゃんが悲しむぞ。)」
あっ、この格好だったら厠行けねえじゃん!!