どうも聖人です。
今は夏祭りに行くための準備をしてます。まあ、俺は普通の格好ですがね。何せ服が少ないもんで。
「お待たせしましたーーー!!」
そう言い早苗が来た。
「やっときた…………のか。」
俺は早苗を見た瞬間、言葉を失った。
「どうしましたか?」
「…………(ツーーーー)」
「何鼻血出してるんですか!!」
「ごめんごめん!」
いやだって今の早苗の姿が凄く可愛いんだよ!!白と青のベースにしてそよ風をイメージした柄の着物を着て笑顔でこっちを見てくるんだぜ!
俺は急いで鼻血を拭き。
「じ、じゃあ行こうか。」
「はい!! 早く行きましょうよ~。」
俺は平静を装っていたが、内心は凄くテンパってる
理性を保っていられるかな?など立ち止まりながら考えていると。
「何ボケッとしているんですか!?早く行かないと混みますよ!!」
そう言い早苗は俺の腕を引っ張りながら飛んだ。
「って引っ張っるなよ!!」
人里
「うわあーーー!!! 盛り上がってますね!!」
祭り会場に入ったら予想以上の人の多さだった。祭りはこうでないとな。
「だな!! 外の時よりも盛り上がってるんじゃないか?」
今までで一番盛り上がってるかもな。提灯がいい味だしてるなぁ。
「早く楽しもうよ!!」
そう言いまた早苗は俺の腕を引っ張る。
「だーかーらー腕を引っ張っるな!!」
早く行きたいのはわかるけどなぁ、早苗はこういうイベントの時はせっかちになるもんなぁ、外にいた時もそうだったしなぁ。
「で、どこに行くんだ?」
「射的屋に行きたいです!!」
射的か、まあ悪くはないな。
「でも何で射的なんだ?」
「最初に食べ物から入ると、たくさん食べちゃうから太るんです。だから食べ物以外の店に行こうかなと」
「早苗も女の子なんだもんな。」
「何ですか!!その言い方は!?」
体型を気にしているんですね、まあ俺は体型なんかは気にしないけどな。
「んじゃ、行こうか。」
「はい!!」
人混みを掻き分けて射的屋の前まで来た。そこにいたのは。
「ううー1発も当たりません……。」
「妖夢ちゃん下手だね~。」
絢斗と妖夢がいた。どうやら先にやってたようだな。
「お前らもいたのか……。」
正直、最初から会うとは思ってなかった。俺が独り言を言ったら聞こえてたらしく絢斗が振り向き。
「お!聖人と早苗ちゃんも来たんだね~。とりあえず、早苗ちゃん久しぶ「はい、離れろ。」ぶへら!!」
絢斗は早苗に抱き付こうとしたので、木刀で頭を殴ってやった。妖夢が隣にいるのに何してるんだが。
「痛てて、何で殴ったのさ~?」
「人の彼女に勝手に抱き付くな!!」
「やっぱり、付き合い出したのか~。おめでとう(にやにや)」
「あ……………。」
くそ、自分で墓穴を掘っちまった。皆にはもう少し後に伝えようと思ったのに。
「ところでお二人さんは何してたんですか?」
「射的をやってたのですが、一発も当たらなくて…」
そう言い妖夢は拗ねてしまった。ちなみに妖夢の服装は緑色の着物を着て、髪をポニーテールにしていた。
「まあまあ、拗ねない拗ねない。」
そう言い絢斗は妖夢の頭を撫でた。
「…………/////」
妖夢は恥ずかしがりながらも嬉しそうだった。仲良くしているようでなにより。
「いいカップルじゃないか?」
「でしょでしょ~?」
「うーーなかなか当たりませんね。」
早苗がいつの間にか射的をしていた。一体何時からやり始めたんだ?
「もう始めてたのかよ。って1発も当たってないじゃん!!」
「あと5発……そうだ!!」
「どうした?」
早苗は何か思い付いたらしく。
「聖人、勝負です!!」
「射的か?」
まあ、それしかないだろう。
「はい、どっちが多く当たったかの勝負です。負けたら何か言うことを一つ聞くでいいですか?」
ほう、負けた時のペナルティが意外と大きいな。
「ああ、いいよ。」
まあ、断るつもりはないけどね。もちろん負けるつもりもない。
「では、私から。」
そう言い早苗は夢中になって射的をしていた。
結果は…………
全部外れた。
「うーーーーー。」
「…………(必死に笑いを堪えている)」
「…………(上に同じく)」
「…………(同情の眼差しを向ける)」
俺と絢斗は必死に笑いを堪えていた。だってあんだけ自信ありげに勝負を仕掛けてきたから、何発か当たるかなと思ったのに、まさか全部外すとはね。
「流石早苗!!俺達に出来ない事を平然とやってのける!!」
「そこに痺れる憧れない!!」
「早苗さん、そういう時もあります。」
「そこ!!笑わないでください!!」
笑うなって方が無理だっての。
「はいはい、じゃあ俺の番だね。」
「ふふふ、難しいですよ。」
俺は早苗から銃を受け取り、やり始める。
「早苗ちゃん。」
「何ですか絢斗さん?」
「この勝負、早苗ちゃんの負けだよ。」
「な!!どうしてですか?」
「見ればわかるよ~。」
「うし、全弾命中!!」
うん、射的の腕は鈍ってないな。
「凄いですね!!」
「聖人は射的は上手いからね~。」
「う~、悔しいです……。」
早苗はそう言い拗ねてしまった。
「大人げないな聖人は~、それだから外の世界の時に変なあだ名を付けられるんだよ~。」
「へぇ~、その事を言うんだ。」
俺は絢斗に腹が立ったので、絢斗の頭を殴った。
「おらぁ!!」
「ぎゃあああ!!!すんません!!」
「もう言うなよ?」
「でも頭頂のツボが刺激されていい感じです……」
「何健康になってんだよ!?」
俺は狙ってないからな!
「動きに合わせて大きく呼吸するのがコツです。」
「コツなんか聞いてねぇよ!!?」
「漫才はさておき、聖人は本当に射的旨いよね~」
「まあ、良太の方がもっと上手いよ。」
そう言い俺は早苗の方を向く。
「じゃあ約束は守れよ。」
「はい……。」
「大丈夫だ、変なのは要求しないから。」
「良かったです……。」
そう言い早苗はほっと胸を撫で下ろす。一体何を想像してたんだ?
「まあ、次は何か食べようか。」
「はい!!」
「じゃあ楽しめよ~。」
「お前もな!!」
そう言い俺は絢斗達と別れた。
「そうは言っても何食べようか?」
「たこ焼きがいいです!!」
たこ焼きか、定番だな。
「はいはい。」
「じゃあ行きますよ。」
そう言い早苗は俺の腕に抱き付いてきた。
「……早苗さん?」
「射的で負けた憂さ晴らしです!!」
そう笑顔で言ってくる。嬉しいんだけどさ、理性吹き飛ぶから!!
「お、着いたな。早苗店で買い物するときは離れてくれよ。」
「嫌です♪」
離れるどころかさらにぐいぐい体を押し付けてくる
「いらっしゃい!!兄ちゃんと姉ちゃん、熱々だねぇ~。」
たこ焼き屋の店主がこっちを見ながらニヤニヤしていた。
「すいません、たこ焼き二人分で。」
「まいど!! お代は500円な。」
500円か、安いな!!
「ここは私が払いますよ。」
早苗はそう言い財布を出そうとするが、俺はそれを手で制止して。
「いや、ここは俺が出すよ。」
そう言い店主に500円を渡す。
「まいど!!兄ちゃんこんな可愛い彼女が居るなんて羨ましいぜ!!」
「ちょ、ちょっと恥ずかしいですね//////」
早苗は俺の腕に抱き付きながら恥ずかしそうにしていた。
「あいよ、たこ焼き二人分!!ついでに飲み物付きだ!!」
「ありがとうございます!!」
「兄ちゃんが男前だったからな、これは俺からのサービスだ!!」
店主の人も中々の男前だけどな。
「あんたもな!!」
「ありあとしたーー!!」
たこ焼き屋を後にして、空いてる席に座る。
「はふはふ、凄く美味しいですよ!!」
「もう食べてたのかよ……。」
いつの間にか早苗はたこ焼きを2個くらい食べていた。
「飲み物は……メロンソーダだな。」
俺はたこ焼きを夢中で食べている早苗と祭りの風景を見ながら飲み物を飲む。しばらく眺めていると。
「聖人、食べないんですか?」
「ああ、忘れてた。」
そう言い食べようとするが。
「 聖人、あーーーん。」
早苗がたこ焼きを割り箸で持ちながら言った。
「ちょっと待て、ここではさすがに……。」
初めてではないけど、人がたくさんいるここでそれはちょっとな……。
「いいじゃないですか!!減るもんじゃないんですよ!!」
「俺のメンタルが減る!!」
「いいからいいから!!」
「わかったよ。」
「はい、あーーーん。」
「あーーーん。 これ旨いな!!」
あの店主、やるな!!
「私にもやってください!!」
ちょっと恥ずかしいな。そうだ、いたずらでもしてやるか。
「わかった、あーーーん。」
俺は早苗にばれないように、熱々のたこ焼きを選び、早苗に食べさせる。
「あーーーん。 んぶぅ!!」
早苗はたこ焼きを口に入れた瞬間、口を押さえて悶絶していた。
「どうした?(ニヤニヤ)」
「はふいじゃはいれすかーーー!!(熱いじゃないですかーーー!!)」
「ごめんごめん、やりたくなったのさ。」
いやー、早苗の反応面白いね!!
「んもう!!ひどいです!!」
「まあまあ。」
そんなやりとりをしながらたこ焼きを食べ終える。
「全部食べたな。」
500円の割りには12個もあったしな。店主サービスし過ぎだろ。
「そうですね、次はかき氷でも食べます?」
「いいね!!じゃ、行くか!!」
「はい!!」
そう言い早苗はまた俺の腕に抱き付く。
「……ひょっとして移動するときは。」
「こうして行きますよ!!」
俺、祭り終了までメンタル持つかな?
「着きましたよ、あっ!!」
かき氷屋の前に行くと、霊夢と魔理沙と良太がいた。
「霊夢さん!!」
「早苗じゃない。それに聖人も。」
「霊夢も祭りに参加してたなんてな。」
正直、意外だな。
「霊夢さんが行きたいって言いましたからね。しかも嬉しそうに。」
「りょ、良太!!それは言わないの!!別に行きたかった訳じゃないんだから!」
霊夢、その台詞はツンデレの人が言う台詞だぞ。
「それに、両手に花じゃないか良太!!」
「どういう意味だぜ?」
隣にいた魔理沙が良太に聞いたが。
「聞かないでください。」
「魔理沙さんも霊夢さんと一緒に来たんですか?」
「違うわよ、私が良太とここに来てたら魔理沙が勝手についてきただけよ。」
霊夢は白と赤の着物を着ていた。頭に付いているリボンはそのままだな。
「寂しかったんですね魔理沙さん!!」
早苗、ストレートに言い過ぎだ。
「うううるさいぜ!!!ちょっと霊夢達が目に入ったからだぜ!!」
魔理沙は顔を若干赤く染めながら言った。
「顔が赤いぞ!!」
俺が茶化すと、魔理沙はミニ八卦炉を持ち。
「うるさい!! マスタースパーク!!」
俺に向かって放ってきた。茶化されたからといってマスパを放つかよ普通。
「魔理沙!!」
「聖人!! 危ない!!」
「はいはい、落ち着こうね。」
俺はマスパを右手で打ち消す。こういう時は便利なんだよな本当に。
「兄さんにそれは無意味ですよ。」
「忘れてたぜ……。」
そう言い魔理沙は悔しそうにする。
「とにかく!!魔理沙、次はこんなことしたらわかるわよね?」
「う……、わかったぜ。」
霊夢の怖いオーラに負けた魔理沙であった。
「じゃあかき氷を頼みましょ。」
霊夢達もかき氷を買いに来たのか。
「俺はブルーハワイで。」
「私はメロンで頼むぜ。」
「私はイチゴで、後、練乳も頼むわ。」
霊夢って意外と甘党なんだな。
「お代は私が払うわね。」
霊夢がお代を払おうとするのを。
「いや、俺が払いますよ。」
良太が止めて、お代を払った。
「どうして皆の分を払ったのよ?ここは自分の物は自分で払うべきじゃないの?」
「魔理沙さんはともかく、霊夢さんに払わせるわけにはいきませんよ。今日はいつも泊めてくれてるお礼と思ってください。」
良太は霊夢の肩に手を置きながら言った。
「そ、そう!!それなら受け取ってあげるわよ!」
霊夢は強がろうとしているが、実際、顔は着物の色と同じくらい真っ赤になっていた。
「そ、それに今かっこよかったし(ボソッ)」
「何か言いました?」
「いい言ってないわよ!!ほら、かき氷が来たわよ!!」
霊夢は話題を反らす為にわざとらしくかき氷を指差しながら言った。
「霊夢さんもあんな顔になるんですね。」
「そりゃそうだろ。」
俺と早苗は後ろでその様子を眺めていた。
「じゃあさっさと空いてる席に行くわよ!!」
そう言い霊夢は良太の首もとを掴み、引きずるようにして移動していた。
「ちょ!!ちょっと待ってーーー!!」
「いいから行くの!!」
「あ!!待てよ!!」
魔理沙は慌てて霊夢達の方に向かっていった。
「霊夢さん、楽しそうでしたね。」
「霊夢はツンデレかもな。」
俺は頼んでおいたかき氷を持ちながら言う。ちなみに俺はオレンジで、早苗はレモンだ。
「夢想封印!!」
遠くからそう聞こえてきたなと思ってたら、7つのカラフルな弾幕がこっちに向かってきた。もしかして聞こえたのかな。
「あいつは地獄耳なのか?」
結構離れていたんだがな。
「や、ヤバイですよ!!」
「しかし綺麗だな、祭りの風景とマッチしていてすごい綺麗だな。」
「何のほほんとしてるんですか!?早くなんとかしないと当たりますよ!!」
「わかってるって。ちょっと持ってて。」
「あ、はい。」
俺は早苗にかき氷を預けて、木刀を抜き、空間を切った。そして切った空間に夢想封印の弾幕を入れる。
そして霊夢の上に空間を出す。
「ふぎゃ!!」
かき氷を食べている最中の霊夢の頭に直撃した。
「霊夢さん、大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫よ。でも何でこっちにきたのよ?」
「ふう。」
「聖人は人間なんですか?」
そう言いながら早苗はかき氷を渡してくる。俺は木刀をしまい、かき氷を受けとる。
「れっきとした人間だ。おっ!!かき氷うめぇ!」
「そうは思えなくなってきましたよ。」
「そうですわね。」
「咲夜、いきなり後ろから表れるなよ。」
何となく気配は感じてたけどさ、やっぱりびっくりするよね。
「うひゃあ!!びっくりしますよ!!」
「ごめんなさいね、ところで妹様は見ませんでしたか?」
咲夜はいつものメイド服だな。一体何着あるのやら
「見てないな。レミリアといるんじゃないのか?」
「お嬢様には美鈴が付いてますから。」
「私は見てませんね。」
「そうですか……、もし見つけたら教えてください。」
「わかったよ。」
「では。」
そう言い咲夜は消えていった。あいつも大変だな、休みとかないのかな?
「さてと、もう出ていいぞ。」
「ありがとうお兄ちゃん!!」
そう言いフランは抱き付いてくる。
「えっ!!いつの間に!!」
さっき咲夜の後ろに隠れていたからな。咲夜にはばれてなかったようだが、俺にはバレバレだな。ついでにもう一人。
「私もいるよーー!!」
「んっ?お前は誰だ?」
「え?え?」
「お兄ちゃん凄いね!!私の姿が見えるの!?」
「いや、普通に見えますけど?」
「ふーん、まあいいや。私は古明地こいしだよ!!よろしくね!!」
こいしは早苗の顔の周りをふわふわ飛んでいるが、早苗は気付いてないらしい。
「ここだよーー!!」
「どこにいるんですか!!」
「こいし、早苗はこいしが無意識の状態だと見えないから。」
「そうなの? じゃあ解くね。」
こいしは早苗の顔の前で無意識を解いた。
「きゃああああ!!」
早苗は驚きのあまりに尻餅をついた。誰でもそうなんわな。知らない人の顔が目の前にあったら。
「アハハお姉さん面白い!!」
「早苗、大げさ。ところでこいしは無意識が関係する能力を持ってるのか。」
「そうだよ、詳しくは言いたくなんだけどね。」
「何で聖人は驚かないんですか!!」
「いや見えてたからな。」
集中すれば見える。そして、こいしはそそくさと俺の肩に乗った、本当になにしたいのやら。
「そしてなぜ肩車してるんですか!!」
「ここにいると落ち着くんだもん!!そしてこのかき氷美味しいね!!」
勝手に食うなよ。まあ半分食べたからいいけど。
「帰ったらしてやるから。」
「絶対ですよ!!」
「私もしてもらいたい!!」
フランが頬を膨らませて言う、俺はこいしを肩車してるしなぁ、そうだ!
「早苗、してやってくれ。」
「わかりましたよ。」
そう言い早苗はフランを肩に乗せる。
「わあ!!高いね!!」
「これからどうなるのやら……。」
何か色々起こりそうな気がする。