「お兄さんあれ食べたい!!」
「私も食べたい!!」
「私もいいですか?」
「俺のお金……、頼むから持ってくれよ。」
あれからこいし達と一緒に回っている。無邪気にはしゃぐもんだから可愛いもんだ、言っておくけどロリコンではないからな。
「誰に説明してるんですか?」
「全国の皆さんに!!」
「モグモグ(お兄さんとお姉さん何話してるの?)」
「モガモガ(私はわからないよ)」
「モグモグ!!(食べながら喋らない!)」
「聖人……それじゃ説得力ないですよ。」
「そうか?」
「次行こうよーー。」
「どこに行きたいんだ?」
「えっとね、あれやりたい!!」
こいしが指を指したのは輪投げだった。
「わかった、行こうか。」
「いらっしゃい、あれ?何か一人知らない人がいるんだけど?」
「……なんでいるの快?」
輪投げ屋に行ったら、快がいた。
「アリスさんに頼まれたから。」
「へぇー、でもそれが理由じゃないだろ?にやにや」
「アリスさんともっと親密になりたいから!!」
まあ、そんなところだろうとは思ったよ。
「あのな、声が大きい。」
「アリスさんは?」
「ちょっと用事があるみたいで。」
ふーん、ちょっとアリスが来るまで雑談でもしてるか
「快はアリスとはどこまでいったんだ?」
「ちょ!!それは今関係ないから/////」
そう言い快は顔を真っ赤にした。何かはしたみたいだな。
「顔真っ赤!!」
「私も気になりますね。」
「快、教えてくれよ。」
「……キスまで……。」
快は小さな声でボソッと言った。
「お前……、やるな!!」
「そこ感心しちゃうんですか?」
感心するだろ、まさか快がそこまでいってたとはな。俺も見習おうかな。
「それにしてもアリスさんの唇温かったなあ。」
快はその時を思い出していて、顔をにやけさせていた。するとそこに。
「快~?何を話してるのかしら?」
「うわぁ!!アリスさん!! いえ、これは、その、あれですよ。」
「快がアリスとキスした時を思い出していて、顔をにやけさせていた。」
「聖人!!言わないでよ!!」
言った方が面白い事が起きそうだったからな。
「変態!!」
「グサ!!」
「スケベ!!!」
「ぐはあ!!!」
快はアリスの言葉の集中攻撃で地面に倒れた。おもしれー、体がピクピクとしてる。
「やめてあげな、楽しいのはわかるけど。」
これ以上やったら快が拗ねるからな。
「あら、ごめんなさいね。」
「僕のライフはもう0だよ!!」
「返事がない、ただの屍のようだ!!」
早苗は両手を合わせながら言う。それ言いたかっただけだろ絶対。
「僕は生きてますよ!!」
「ねえねえ、輪投げやりたいんだけど。」
フランが俺の服の袖を引っ張りながら言う。快を弄るのが楽しくて忘れてた。
「忘れてた、アリス、輪投げやりたいんだが?」
「いいわよ、皆合わせて500円ね。」
俺はアリスに500円払った。
「よし、やりますか!!」
どうやらこの四人の中で誰が一番入れれたか勝負をして賞品を配るそうだ。
「今度は負けませんよ!!」
「フランちゃん勝負だよ!!」
「負けないよこいしちゃん!!」
皆やる気満々だな。さて、結果は
1位 こいし
2位 フラン
3位 俺
4位 早苗
「また負けた……。」
「やったあ!!」
「はい、景品よ。」
アリスはこいしとフランにお菓子の詰め合わせが入った袋を渡した。
「「ありがとう!!」」
ちなみに賞品が貰えるのは2位までらしい。
「私もアリスさんのお菓子食べたかったです……」
「わかったわかった、俺が作ってやるから。」
「やったぁーーー!!!」
「楽しそうね。」
「あらら、いたのか。」
そこには鼻血を出している咲夜が立っていた。クールな顔してるけど、顔がにやけているぞ。
「鼻血拭けよ。」
「あなたに言われたくはないわね。夏祭りに行く前に早苗の着物姿を見て鼻血出したくせに。」
「な、何で知ってるんだよーーー!?」
おかしい、あそこには俺と早苗しかいなかったはず
「お兄さん慌ててる!!」
「文屋が写真を見せてくれたわよ。」
そう言い咲夜は写真を取り出す。その写真には見事に鼻血を出してる俺の写真があった。
「あの文屋めーーー!!次あったら丸焦げの焼き鳥にしてやる!!」
「なかなか可愛かったわよ。」
「早く捨ててくれ!!」
出来れば今ここで捨ててくれ!!
「嫌よ。」
「即答するなーーー!!」
「さて、妹様、お嬢様のところへ行きましょう。」
こいつ、話題をそらしやがった。
「うん、ありがとね、お兄さん、お姉さん、こいしちゃん!!」
「またな。」
「またね!!」
「じゃあねーー!!」
咲夜とフランは消えるようにして去った。
「私も帰るかな。」
「気を付けて帰れよ。」
「今度遊びに来てね!!」
「わかった。」
そう言いこいしは去っていった。
「さて、俺達も帰るか。」
屋台を片付けてるところも出てきたし。
「はい、今日は楽しかったです。」
「俺も楽しかったよ、久しぶりにはしゃいだしな。」
「外の頃とは大違いです。」
「そう……かもな。」
少なくとも、外にいた頃はこういうところにはほとんどいかなかったしな。
「また、勝手にいなくなったりしないでくださいね。」
「……善処するよ。」
「そこは任せとけとかじゃないんですか!!」
早苗はそう言い両手の拳でポカポカしてくる。可愛いなぁ。
「まあ落ち着けよ。」
俺は早苗の前にいき、早苗より先に歩きだす。
「ねえ、聖人」
「何だ? さな……。」
「んっ…………。」
呼び掛けられて早苗の方をむいたら、早苗にキスされた。いきなりかよ。でも、何かすげえ嬉しいなぁ。
「……ぷは、えっと、これからも一緒にいてくださいね。」
早苗は顔を真っ赤にしながら笑顔でそう言ってきた。
「…………ああ!!」
「それじゃあもう一回♪」
「マヂデスカ、いや、嬉しいんだけどさ、もっと心の準備が出来てからじゃ……。」
「そんなものはいりません!!」
その後、もう一度早苗とキスをした。
「早苗、ちょっと失礼。」
「どうしたんですか?」
俺は銃を取りだし茂みの方へ撃った。
「あいて!!」
「何勝手に見ているんだ?」
そこには絢斗と良太と快と文がいた。全く、周りを警戒しといてよかったよ。
「いやー、聖人のこういうのはなかなか見れないからね~!!」
「兄さんは女性経験ほぼないですし。」
「顔赤いですしね。」
「明日の新聞のネタは決まりました!!」
「はは~、なるほどな。」
そう言い俺はスペルカードを取り出す。こいつらを懲らしめてやらないとな。
「覚悟は出来ているな?」
「わ、私は何も見ていない。」
早苗はまずいと思ったのか、両手で顔を覆った。
「げっ!!」
「あれは不味いです!!」
「やばいよ!!」
「どうしたんですか?」
「あのスペルはとにかく不味い!!」
「ここは……。」
「やっぱり……。」
「「「「逃ぃぃぃげるんだよぉぉぉぉぉぉーーーー!!」」」」
「待ちやがれ!!想符 オーバードライブ level3!」
自分の身体能力や霊力などを強化して、絢斗達のところに回り込む。
「げ!!もう追い付かれた!!」
「あややや!! 私の速度でも追い付かれるなんて!!」
「あ、これは。」
「オワタ\(^o^)/」
「さあ、お仕置きの時間だ!!」
「やめろーー 、死にたくないーーー!!!」
「人間簡単には死なないさ。」
「「「「うわあああああああ!!!!」」」」
「悪い、待たせたな。」
「何をしてきたんです?」
「聞かない方がいいよ。」
簡単に言えば、あいつらをスクラップにしてきた。
「わかりました、帰りましょう。」
その翌日に俺は霊夢と妖夢とアリスと何故か咲夜、魔理沙に呼び出され、めちゃくちゃ怒られた。
「あれは正当防衛だ!!俺は悪くねえ!!」
「「「「「意義は認めない!!!」」」」
「……ハイ。」