いつしか”災害の王”と呼ばれてました。【変更再投稿版】   作:魁凪

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閑話休題、日常

クラスメイトと腹を割って話した放課後から時は流れ、俺は出久・響香・優雅の三人と一緒に登校していた。

話題を急に変えるが、雄英高校はヒーロー科がある高校の中でも話題に事欠かない学校だ。その

ためスキャンダルを求めるパパラッチや純粋に取材したい記者なんかが常にいる。そして今年はオールマイトがいる。そしてヒーロー科はそのオールマイトの授業を受けている.....どういうことかと言うと―――

──オールマイトの授業について一言!

──平和の象徴が教壇に立っているという事で、何か感想は!

──教師のオールマイトについてどう思われますか?

「....煩い」

「確かにね.....」

「あははは....」

「でもナンセンスだよね☆」

....見ての通り、ただでさえ煩いマスコミ.....いやマスゴミがどこぞのスライムの様に合体して

さながらキングマスゴミに進化する。とは言えここで時間を食ったら遅れてしまう....ので。

「すいません!オールマイトの授業についt」

「....HRに遅れる、退いて貰えるか?」

『アッハイ』

「....やり過ぎじゃない?」

「これぐらいやらなければ、マスゴミは学習をしない」

「確かにね☆」

蜘蛛の子を散らす様に逃げ帰っていったマスゴミを見ながら、そんな会話をするのだった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

HRには遅れずに出席する事が出来た。因みにマスゴミ共は俺が離れた後に取材を再開しようと

して雄英バリアに弾かれたらしい....結果はともかく、もう少し名称をどうにか出来なかったのか?

さて、相澤先生の話を聞く限り学級委員を決めるらしい。まず委員長を決める事になったが....

「先に言っておくが、俺は委員長をやる気は無い」

『えっ!?』

「やらないの?」

「災我君ならまとめるの上手そうだなって思うんだけど.....」

「...普通ならやってみようと思うんだが....俺の基準でやると少々不味い....!!!

『納得』

良かった、納得して貰えた....すまん、俺の基準は義母さん(師匠)なんだ....!!*1

そんな会話をした後、峰田が馬鹿な事言ったり等騒ぎながら結局投票で決めることになった。

結果は....

「ぼ、僕三票!!??」

「なっ...二票入っている!?一体誰が....」

出久が三票で委員長・飯田と八百万が並んで二票となり、じゃんけんの結果八百万が副委員長となった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「うぅ...僕につとまるのかなぁ.....」

時は流れて昼時、出久と一緒に食堂へ向かっているときだった。

「不安か?」

「まぁ....うん。もっと相応しい人がいるんじゃ無いかなって.....」

「そうか....なら今日過ごしてみて判断しろ。不安でいる()()なら、誰にでも出来る」

「!!...そっか、確かにそうだね」

....やっぱり出久は自信を持った方が良いな、いくら何でも自分を過小評価しすぎている...

「....あ」

「どうかしたの?」

「いや....相澤先生にトレーニングルームの使用許可を貰ってくる予定があった、悪いが先に食堂に行ってくれ」

「そっか、わかったよ」

そんな会話をして、俺は職員室に向かった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『セキュリティレベル3が突破されました!!生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください!!』

「........」

職員室に入出したと同時に、そんなアナウンスが流れた――が、()()()()()()()()()()()()

「チッ...見られたか」

「急いで撤退を....彼は()()()()()()()()()です」

「!...へぇ、なら生け捕りにでもするか.....!!!」

.....顔や腕と言った上半身に人の手をくっつけた男と全身を黒い靄で包んだ男が、目の前に立っているのだから。

(明らかに敵.....だが何故俺を知っている?先生というのは一体.....それに殺害では無く生け捕りにしようとする....?個性関係か?)

そうやって考えていると、手をくっつけた男が俺に向かって手を突き出しながら走ってきた.....

()()()()()()()()()()()()

「.....いや、わざわざ掴める場所を増やしながら襲いかかる奴がいるか?」

そう言いながら、俺はその男の手首を掴んで蹴り飛ばす....あまり飛ばなかったな....

「がっ!?」

「馬鹿な....."ワープゲート"からの完全な奇襲だったはず....!!」

ワープゲート、黒い靄....なるほど。

「....公共の場での個性の使用は禁止されているんだがな....まぁお前達には関係ないか?」

「当たり前だろうが.....!!!」

「死柄木弔、ここは撤退を!!」

「チッ....クソが!!!次あったら絶対に殺してやる.....!!!」

そう吐き捨てながら黒い靄に入っていった。

「....何だったんだ、連中は」

そう思っているとアナウンスの対応を済ませたであろう相澤先生がやってきた。

「おい、此処で何があった」

「実は.....」

と、俺は職員室で起きたことの概要を話した。

「そうか、そんなことが.....」

「はい.....あぁ、それとトレーニングルームの使用許可を貰えますか?」

「あぁ....流石に今日は使わせられないから明日からなら良いぞ」

「分かりました」

そう言って職員室を後にした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

翌日の放課後、トレーニングルーム。1ーA全員で来たが....今回はお馴染みの三人に追加で爆豪を

入れてそれぞれに個別で特訓をした。*2

 

特訓1:緑谷出久

「出久のチェーンジャケット、漏れ出た力を押さえ込もうとしているよな?」

「うん、そうしないと垂れ流した個性がそのまま霧散しちゃって意味が無いから....」

「そうか、じゃあまずそれやめろ「何で!?」

「お前のためにならない、そもそも()()()()だぞ?何で押さえ込む必要がある」

「ッ!!....そっか、僕の力だもんね.....なら押さえ込もうとするんじゃ無くてぶつぶつぶつぶつぶつぶつ

「....流石に怖いからそのぶつぶつ人前でやらないようにしろよ?」

「あっうん!!!」

こうしてアドバイスしながら十分後。

押さえ込まないで....そのまま使う.....フル、カウルッ!!!

そう言った瞬間、出久の身体に緑色のエフェクトが奔りだした。

「よし、形は出来たな?後はこれを何時でも滞りなく出せるようにするぞ」

「うん!!!」

 

特訓2:耳郎響香

「音を探ったり心音を音波として放ったりが主な使い方なんだな?」

「うん、基本的にはそんな感じ」

ふむ....シンプルだからこそ訓練内容が思いつかない.....あ

「他人から発生した音波を吸収したり吸収した音波と自分の心音をあわせたりとかって出来るか?」

「えぇっと、ちょっと待ってね......」

そう言いながら響香は俺に耳のイヤホンをくっつける....かなり伸びるな?

「.....うん、出来そう!!」

「ならこの方向性で特訓するぞ」

「わかった!」

 

特訓3:青山優雅

「.....腰のそれからビームを出すんだよな?」

「そうだね。あっ、昔と変わってお腹は壊さなくなったよ☆」

「普通に進歩だなそれ....」

腹を壊さなくなったなら火力を追求するか?いや非殺傷性に優れたビーム?それとも.....

「....よし、優雅」

「何だい?」

「今からお前には()()()()()()()()()()()()()()()を増やして貰う」

「?威力とかじゃなく?」

「あぁ、そして【どこから撃てるのか・同時に何本撃てるのか】については()()()()()()()()()

「????何で?共有しておいた方が....」

「そうだな....もし俺達が敵に捕まったとする、そこでお前のビームの撃てる箇所や何本同時に

撃てるのかを聞かれてもこっちは曖昧な情報しか渡せない.....捕虜ありの乱戦なら、()()()()()()()()は強力な武器だ。分かったか?」

「了解☆」

 

特訓4:爆豪勝己

「爆豪、お前の個別特訓はものすごく単純だ」

「....内容は?」

「辛い物をひたすら喰え」

「....あぁ....汗腺を広げるとかのアレか?」

「そういうことだ、単純で分かりやすいだろ?」

「だな...で肝心の辛い物は?」

「ランチラッシュに頼んでる」

「わぁった、さっさとやるぞ」

「あぁ」

 

そういった感じで、久しくなかった平凡な日常を過ごした。

*1
起床時間・食事量・運動量等を徹底的に管理された事がある

*2
特訓は一日四人まで災我と一対一で教えて貰える




作者の諸事情により最近ばたばたしていたため、久しぶりの投稿です。次回はUSJに....入るかな?
少し未定ですが、次回もお楽しみに。
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