いつしか”災害の王”と呼ばれてました。【変更再投稿版】   作:魁凪

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入学、どうやら俺は問題児らしい?

試験から数日後、俺は響香と通話していた。

「そう言えば、そっちは試験どんな感じだ?」

『う~ん、ちょっと不安かな....特に実技が』

「実技か....そう言えばこっちの会場に0ptを殴り飛ばした奴がいたな

『それどんなマッチョでも無理じゃない?』

「オールマイトならやれる」

『確かに』

そんなことを話していると、玄関のチャイムがなった。

「悪い、チャイムが鳴ったから出てくる」

『わかっt、アレ?こっちも鳴った』

.....響香の家も?

「試験結果かもな」

『確かに』

そんなことを言い、一度電話を切る。そのまま玄関へと向かう。

「はい、何ですか?」

「すいません、雄英高校から郵便です」

案の定雄英からの試験結果だったのだが、配達員から受け取ったのは少し厚めの封筒だった。

中の物を取り出してみると小型の機械が出てきた。

「投影機器か何か、か?」

そう考えながらスイッチらしき部分をタップすると―――

『私が投影されたぁ!!!!』

「.....何で?」

いや、何でオールマイトが投影されるんだ?

『色々と疑問はあるだろうが、あいにく撮影時間が押していてね。手短に説明すると、今年から私も雄英で教鞭を取ることになることになったということさ!!では、時間も押してるので早速本題に入らせてもらおう!』

なるほど、オールマイトが......この人教師出来るのか?*1多分師匠(義母さん)の方が教え方上手いぞ?

『不安を取り除くためにもまず結果から!天呑災我少年!!君は周りと大きく差をつけて首席合格だ!!おめでとう!』

あぁ、良かった。あれだけ頑張ったのに不合格と言われたらどうしようかと....

『筆記試験は文句なしの満点!!きっととても努力したのだろう....だが!君が聞きたいのはこちら

だろう?実技試験、敵pt"は"何と3000pt!!!雄英初の四桁ptだ!!()()()()()()()()()、凄まじい成績だ!!』

!!義母さん、オールマイトに話してたのか....と言うか雄英初の偉業を....ん?敵pt"は"?

「....明記されていないptがある?」

『さて、君は感づいているかも知れないが、この試験には隠された合格基準があった!!』

やっぱり....なにか言い方がおかしかったしな。それで?

『敵を倒していなくとも人救けをした人間を排斥しちまうヒーロー科などあってたまるかって話

だよ!力よりもヒーローに一番必要なもの!人を救わんとする意思も見ていた!!』

.....なるほど、動けなくなっていた受験者達を助けていたのが評価されたのか

『その名もレスキューpt!しかも審査制!我々雄英が見ていたもう一つの基礎能力!!天呑災我少年151pt!!君は合計3151ptのぶっちぎり合格だ!!!』

......

「嘘だろ?」

聞いたことのない数字の合格結果を聞いて、俺の頭は一瞬固まった。

『それと同時に、君に一つの待遇を用意した』

待遇?何だ?

『本来合格人数は限られているのだが、あまりに一人だけ突出しすぎていてね....特別枠、

【英雄に最も相応しい志を持つ生徒】"雄志生"として迎え入れたいと思う!!と言っても学費の免除くらいしか用意出来る物はないのだが....それに安心して欲しい。そういった枠を急遽作っただけなので他の受験者たちとは何ら変わらないぞ!不正でもなんでもなくな!』

特別枠、か.....確かに学費のためにバイトをしたり義母さんに金を借りなくてすむのは有り難い。

しかし結論を言うのなら.....俺はどうやらやりすぎてしまったようだ。まぁ別に後悔とかはないのだが.....

『来いよ天呑少年!君のヒーローアカデミアに!!』

.....ま、これを言って貰えるだけ嬉しいんだがな.....()()()()()()()()()()()()()()()()()

そのまま、投影機器はプツンと音を立てて消えてしまった.....あぁ、そうだ。響香にどうだったか聞かないとな

「もしもし、響香。そっちは試験結果どうだった?」

『なんとか合格したよ、災我の方は?』

「あぁ、まぁ合格はしたんだが....」

『??どうかしたの?』

「....首席合格で、尚且つ特別枠で入ることになった」

『何やらかしたの?』

その後、お互い受験でどんなことをやったのかを話し合って通話を終えた....さて。

「....もしもし、()()()()?」

『お、どうしたんだい?()()()

響香との通話を終えた直後、俺は義母に電話をかけた......因みに、実の親とは()()()()()()

「いや、雄英に合格したことを伝えようかと」

『お!!やっぱり受かって「それから」....ん?』

俺は前置きを言い、そのまま本題に入る。

「あんたオールマイトに何処まで喋ったんだ????」

『.....テへッ!☆』

「おいゴラ....」

その後、電話越しに約一時間の説教を開始した。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

合格通知が届いて数日。俺h...いや、()()は雄英高校に来ていた。

「行くか、響香」

「うん、さっさと行こ!」

....入試当日の朝に仲良くなった女子、耳郎響香と一緒に教室に行くことになったのだ....夢か?

「どうかしたの?」

「ん?....あぁ、初日の朝から可愛い女子と登校してるのが夢みたいでな」*2

「っつ!!かっ可愛いって、冗談やめてよ!!!」

「....?冗談で言うわけないだろ?」*3

「~~~っつ!!もっ、もう行こ!!」

「あ、あぁ.....」

...何で響香は顔を赤くしてるんだ?*4

そんな雑談をしていると教室に着いた。幸いなことに二人とも1ーAだったのでクラスでもぼっちを回避できた.....さて。

「......!見つけた」

「えっ?」

「お前だろ、0ptを殴り飛ばしたの」

「!!うっ、うん.....君は?」

「あぁ、俺は天呑災我、気軽に名前で呼んでくれ」

「うん、わかったよ。僕は緑谷出久(みどりやいずく)、よろしくね災我君!!」

といった感じで、0ptを殴り飛ばした男子、出久と仲良くなった。

「....そう言えば、出久の個性は何なんだ?ぱっと見は増強系に見えるが.....」

「え、ええっと....」

.....あぁ、言いにくいのか。

「言いにくいなら言わなくて良いぞ?」

「ありがとう、災我君」

「別に良い.....さて、他はどんなやt」

 

「机に足をかけるのをやめたまえ!先輩方への失礼だとは思わないのか!?」

「思わねーよ!端役(モブ)が!!」

 

.....随分とキレてるな?

「あいつ本当にヒーロー志望か?」

「...幼馴染がごめん...」

......アレが幼馴染って、今まで良く耐えてこれたな?

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「お友達ごっこがしたいなら他所に行け....ここは雄英だぞ」

...いや、教師なのは分かるぞ?うん。だが...何故寝袋に入って移動している??

あっ、寝袋脱いだ....

「はい静かになるまで8秒かかりました、時間は有限だ、君たちは合理性に欠くね」

....先生、その言い方は敵を作るだけかだと思うのだが.....?

「担任の相澤消太だ、よろしくね」

『た、担任!?』

ほら、こう言う反応になる.....何で寝袋あさってるんだ?

「早速だが、お前らこれ着てグラウンド出ろ」

『え?』

何故????....まぁ着替えるか

「行くか、出久」

「うん、行こっか」

 

そんなわけでグラウンドに集まった....が。

「お前ら全員性別を勘違いしてるって何事だ?」

『申し訳ございませんでしたぁ!!!!』

.....そう。出久と響香、昔からの友人の()()を除いた全員が、俺の性別を勘違いしていたのだ。

「.....文句は終わったか?」

「はい、時間をとらせて申し訳ありません」

「いや、コンプレックスなんだったら仕方ない....それでは、これから個性把握テストを行う」

『個性把握テストぉ!?』

入学式やガイダンスは無し、か....で、内容としては個性使用ありの体力テストか

「実技のトップは天呑だったな、この成績優秀問題児

「褒めてるのか貶してるのかどっちですか?」

「どっちもだ」

この人は全く.....周りからの視線が痛いんだが?

「失礼ですが、何故天呑君をそのように言うのですか?」

「それはコイツが実技試験で前代未聞のptを獲得したからだ」

「.....災我、結局何pt獲得したの?」

......嘘ついたところで事実は言われる、か.....

「....3151pt」

『はぁっ!?』

「ほらな?大抵はこう言う反応をするんだよ、筆記試験まで満点とりやがって....」

『完璧超人だ!?』

全く、教師が一人の生徒をここまで言うのは如何なものか....あと出久の幼馴染...爆豪だったか、何故そうも睨む?

「まぁ良い。中学のソフトボール投げの記録は?」

「....85m、だったかと」

「....随分飛ぶな?」

「個性のコントロールのために、体を鍛える必要があったので」

「そうか....なら個性を使った上で全力で投げて見ろ、円から出なければ()()()()()()()

「.....わかりました」

何をしても良い、か......よし、全力・最大出力で投げよう。*5

「―――雷鳴をここに、狂風をここに。」

その呟きが誰かの耳に入ることはなく。

「空の鼓動を、ここに示す。」

ただ、その異様な雰囲気に言葉をこぼす。

『何だ?(?)アレ.....』

その先には、風が、雷が。渦を巻いて何かを象っている。

「―――――吹き飛べ」

 

Boost!!!!

 

『はぁ!!!!!!!?????』

.....やり過ぎたか?まぁいい

「.....まずは、自分の限界を知る。それがヒーローの素体を形成する合理的な手段....何だがな」

先生がスマホを見せてくる。そこには.....

「.....少しやり過ぎたな」

『少しじゃない!!!!』

エラーと表示されている。おそらく圏外まで飛んでいったのだろう。

「って言うかエラー!!?」

「何これ面白そう!」

「個性が思いっきり使えるなんて、流石ヒーロー科!」

.....いや、面白そうは違うだろ芦戸。

「なるほど....「面白そう」、か」

....この感じは....

「ヒーローになるための三年間を、そんな腹づもりで過ごす気でいるのか?」

――静かに怒ってるときの、師匠(義母さん)と同じだ。

「よし、八種目トータル成績で最下位者は見込み無しとして、除籍処分としよう」

『はぁぁぁ!?!?』

.....前言撤回、義母さんより容赦ない。

「生徒のいかんは俺達の自由、ようこそ雄英高校ヒーロー科へ!」

地獄の間違いでは?

*1
言ってやるな

*2
クソボケ

*3
クソボケェェェェェ

*4
お前の所為だ

*5
は?




変更前と比べてかなり変えることになると思いますので、変わるのが嫌かどうかをアンケート
しようかと思います。ご協力お願い致します....ついでにハーレムを減らすか、そもそもハーレムじゃ無くすかどうかもアンケートしようと思います。

ハーレムをどうするか

  • 変更前と変わらず
  • 少し減らす
  • 響香一人に絞る
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