いつしか”災害の王”と呼ばれてました。【変更再投稿版】 作:魁凪
~side出久~
「....えぇっと、災我君がかっちゃんが呼んでるって言ってたんだけど......」
「.........」
どうしよう、幼馴染と何を話せば良いのか全く分からない.....!!
「.......
「.............え」
今、かっちゃんは何て言った?出久と呼んだ?誰を?僕を!?
「....俺は、"無個性"のお前が嫌いとか、そう言うのじゃ無かった....あの日。お前が俺に手を伸ばしてきたあの日から。俺はお前が....怖かったんだ」
「かっちゃん......?」
「ずっと俺の後ろにいると思ってたお前が、俺のずっと前を走ってるみたいだった。それが、堪らなく怖かった。認めたくなかった......どうしようもなく、嫌だった。」
「........」
「その事実から逃げたいと思って、誰かを傷つけて。その誰かを、ずっとお前が庇ってきた....
アイツ....災我と話して、良くわかった。今までの俺が、どれだけ馬鹿な事をしてきたのか...俺がどれだけ......憧れから遠ざかっていたのか。」
「......がう」
「......?」
そうやってかっちゃんの言葉を聞いていると、自然と言葉が零れていた。
「違う!!!!!」
「!?」
「かっちゃんは、ずっとオールマイトに憧れてきた。今までのいじめに対しては、何やってる
んだって何度も思った......けど!!」
君の"
「君の、"オールマイトすら超える№1ヒーローになる"って言う原点は!!今の今まで揺るがな
かった!!その証拠に、君は個性を磨き続けた!!僕はずっと見てきたんだ!!!」
「出久......」
「僕からすれば君は―――!!!」
―――
「だから、遠ざかってるなんて....言わないでよ。僕はまだ.....
「.......」
~side爆豪~
あぁ.....やっぱり、今はまだ敵わない....だから。
「あぁ、もう言わねぇ......今更何言っても許されねぇのは分かってる。けど、これだけは言わせてくれ」
「......何?」
「俺はもう迷わねぇ.....もう一回、こっから№1目指してやる.....だから、見ててくれ」
「....うん!!」
~side天呑~
こうして、幼馴染二人は無事に和解することが出来た。
『と言う事で
「台無しだよ本当に.....」
.....まぁ、喋るか。
「個性を教える前に......一つの話を聞いてくれるか?」
『話?』
「......」
「あぁ―――」
――――とある、理不尽に虐げられた
昔、とある子供が生まれた。その子が生まれた当初、その子の両親・親族はその子を大変可愛
がった。その二年後、その子に双子の弟妹も生まれた。その子は弟妹とも仲が良く、家族はとても幸せだった....けど―――その子が5歳になった時、その幸せは崩壊した。少年が個性を発現させたとき、家の近くに雷が落ちた。両親は急いで病院に個性の診断に行った。そのとき、
『個性因子が二つある』
医者のその診断で、その子と双子の弟妹の人生は大きく狂った。
その子は周りから、
『こっち来るな化け物!』
『個性が二つって怖~い』
等と言った罵倒を浴びた。兄と仲の良かった双子の弟妹は
『あんな奴の兄弟なんてまともじゃ無い!!』
『あいつらに関わると怪物が来るぞ!!』
『あんな奴と仲が良いなんて普通じゃ無い!!』
と言った言葉を投げかけられた。挙げ句の果てには
『お前なんて産まなければ良かった!!!』
....その、一番言われたくない言葉を....親に言われてしまった。その事実に、少年は心が折れて
しまった。そうやって燻っていたとき、最悪の出来事が起きた。
『....今、何て.....』
『だ~か~ら....あの二人は売ったって言ったの!!!!』
.....弟妹が、売られたのだ。しかも詳しく聞くととある敵に売ったらしい。その事実に、少年は家を飛び出してしまった.....その道中で、
自由に過ごしてきた....けれど。
『個性が二つなんて......気持ち悪いんだよ!!』
そう.....
した......少年は奇跡的に巡回中の他のヒーローに助けられ、突き落としたヒーローはヒーロー免許を剥奪された。だが....
『ようやく見つけた!!!』
その代わり、親に見つかってしまった。
『お前はどれだけ迷惑をかけるんだ!!!!......もう良い』
そのまま
『てめぇら降参しないってんならこのガキ殺すぞ!!!』
挙げ句人質にされた。この時、少年は自由なんて無いと....そう思い込んでいた。
『HAHAHA!!!随分暗い顔をしてるなboy?だが、もう大丈夫――――』
.....とある
――――私が来たぁ!!!!!
....あぁ、言い忘れていたな。コレは―――
疲労がたまったのでここで一度切らせて頂きます。次回は過去の話の終わり、及び個性の説明と
します。前回個性の説明とか言いながら過去の話で一話使ってしまい申し訳ございません。
それでは、また次回。