魔法少女が終わらない! ~陰謀もギスギスもドロドロもありな全員死亡のバトルロイヤル展開から時間逆行魔法を駆使して目指せ大逆転ハッピーエンド!~ 作:天都ダム∈(・ω・)∋
今更だけれど、魔法少女は皆《
《
その色彩もまた、魔法少女によって異なる。私の透明な《秘輝石(スフィア)》が生み出す《魔力》はその通り無色透明で、メアのそれは濃い茶色――そして小さな石の色の違いが、魔法少女の最大の差異であり、個性だ。
大雑把な傾向だけで言うと、
黒に白を混ぜたら黒に飲み込まれてしまうように、濃い《
この関係は、そのまま色相環で表すことが出来る。例えば赤い《
で、改めて我らがメアの飛ばす《
「えいっ!」
「やあっ!」
「とうっ!」
可愛い掛け声と共に手のひらから放たれるのは、直径30cmを超える《
これをぶつけられた魔物がどうなるかと言うと。
『ジュッ!』
『オギュっ!』
『バギエッ!』
ご覧の通り、爆発四散である。急所を外してしまった最初のウッドマンを除くと、現状、邂逅した魔物は全員一撃で吹き飛ばされている、凄まじい破壊力。
一応言っておくとこれは魔法少女の標準火力ではない、メアが火力砲台として優れているってだけだ。
例えば、私がわずかに回復したなけなしの《
「えい」
バシュッ、ボムッ、よし、顔面にヒット!
『ジュッ……ジュ?』
「うーんノーダメ……」
仮に一般人にぶっ放したら数m吹き飛ばして悶絶させるぐらいの威力はあるけれど、魔物相手じゃこんなもんだ。角が軽く欠けたくらいで、ウッドマンは『今なにかしましたぁ?』みたいな感じでボリボリと被弾部位を掻いている。
そう、私の《
濃淡で優劣が決まる《
簡単にいうと私はどんな色の《
高等部以降ではあの《
そしてこの程度の反撃しかできないなら殴り放題なんじゃね? と気づいた彼は、そのまま私に対して突撃を選択、横から飛んできたメアの《魔弾》にふっとばされて生涯を終えた……木の根の塊を生きてるって言っていいのかわかんないけど。
「リーンちゃん、怪我はない? あと、《魔弾》通じた?」
「正直、無駄弾だなって気はする」
この感じなら、やっぱり戦闘はメアに任せたほうが良さそうだ。
「メアこそ、さっきからバンバン撃ってるけど、補給は大丈夫?」
「ん、この辺は《
空間に満ちる自然の《
でもって、色が近い《
色の濃い《
つまりメアはこの《迷宮》において、高火力、高回転のスーパーアタッカーなのだ。
というか、他の入り口……洞窟のほうは土に囲まれてるわけだから、濃い茶色の《
「あ、メア、また来た」
「はい、どーんっ!」
……しばらくは楽が出来そうだ。