容姿至上主義の教室へようこそ   作:山内絶対退学させるマン

1 / 2

頭を空っぽにして読んでください

誤字報告ありがとうございます。修正しました


容姿が良ければ学校のアイドルになれる説

 

印象は大事である。

 

この世界は容姿絶対至上主義である。

 

見た目が、良ければ好印象。特に、何をせずとも、みんな良い印象を持ってくれる。

 

もちろん、内面も大事だろう。時間を経て好感度をUPさせるのもいいだろう。だが、多くの時間を要する。

 

だから、時間を必要とせず、好感度を上げれる容姿は大事だ

 

人間は自分の気づかない内に容姿で序列を決めているものである。容姿ではなく、性格で好感度をゲットするには、交流が必要だ。

 

さて、

 

 

 

 

…私の第一印象、いや、私の容姿は、

 

序列でいえば、上位に位置づけされるだろう。

 

 

 

そう、これを世間一般では勝ち組という

 

 

ハイ、というわけで【容姿が()()良ければどこまで許されるか】早速やって行こー

 

 

桜が咲き誇るこの春、私は期待と不安を胸に高度育成高等学校の門を見上げていた。

 

高度育成とか、なんかかっこいいな。

 

 

 

私の名前は玄田佳奈(げんだかな)

 

中学生の時のあだ名は現代仮名遣いだった。

なぜ玄田(げんだ)現代(げんだい)になってしまったのか。「い」とかいう不純物が入ったことは、当時一番の謎だった。

 

その疑問は当時心の中にしまったまま、現在まで残り続けてしまっている。

 

国語の成績はあまり良くなかった。名前負けだねと言われた。悔しかった。

 

その悔しい気持ちも忘れてはいない。

 

 

周囲を見渡すと、同じ制服を着た人たちが私の横を通り過ぎて門を潜っていく。門の目の前で突っ立っているのは私だけのようだ

 

少し恥ずかしくなり、私も小走りでその後に続く

 

 

 

私の高校生活が始まった瞬間だった

 

 

 


 

 

悩みに悩んで選んだ高度育成高等学校。

選んだ決め手となったのは、完全寮制。閉鎖空間のかわりに、国が運営しているだけあり、さまざまな施設が敷地内に完備されている。

一つの高校の敷地が、小さな町程度の機能をしていると言っても過言では無いだろう。

完全寮制という言葉に私は酔い、迷いもなく志望校に決めた。

私はその選択を、現在進行形で後悔していた。

 

 

 

 

 

 

昨日入学式を終え、実質今日から高校生活1日目である

 

初日から目立つのは良くないかなと思い、高校デビューで染めた派手なピンク色の長い髪を大人しく三つ編みツインテールにし、ブレザーを脱ぎ捨てブラウスの上にジャージを羽織り、短いスカートの下に同じくジャージのズボンを履く。生足はミセナイヨ!!箱入り娘なんで、

 

最後にハートのクソダササングラスをかけて、昨日買った大きな鏡の前でカッコよく回って自分の姿を確認すれば、準備完了である。

 

これで、思春期の男子はみんなメロメロになります

 

 

「罪な女」

 

 

学校から生徒に割り振られた部屋には、必要最低限のものしか置いておらず、面白みがない。

自分で選んで購入した趣味の悪いデザインの大きな鏡だけが、存在を主張している。

他には特に取り上げるものの無い、何の変哲もない部屋である。

 

 

これまた学校から昨日支給されたスマホを手に取り、メモアプリを開き一番上に『家具、その他諸々の生活用品の購入』と入力する。

 

忘れっぽいので、スマホは私の生命線である

 

現代っ子はスマホ無かったらなんもできんよ、想像だけでわかんだね

 

 

「とりま、マットレスを購入するのは最優先事項。昨日はさいあくの寝心地だった」

 

 

学校が支給してくれたマットレスは、私の身体にはフィットしなかった。自分の寝床には人一倍うるさいんよ

あと、枕も替える。高さがなんか違う

 

今までと違う環境、しかも自分が寝る場所ともなれば、違和感が半端ない。安心して寝ることなど到底できない。

睡眠不足で、注意散乱で登校中に後ろから刺されるなんて、洒落にならない

 

時計が8時を指している。

重たい瞼を擦り、欠伸を噛み殺してドアを開ける。

 

ドアの隙間から差し込む光が鬱陶しいが、サングラスをかけているので心労は軽減されている。ただ、気分的に直視したくなかったので目を逸らしながら、ドアを開ける。

気怠いことを隠しもせずに私の初日の朝はスタートした。

 

 

昨日、大体の学校マップは把握したので、迷わずにクラスの教室に辿り着く。中に入るとほとんどの生徒が既に登校していた。

 

制服とジャージという私の厚手ファッションに驚きと困惑の視線を向けられるがもーまんたい。無視を決め込みます

 

そそくさと席に移動しましょう

 

 

「遅刻ですよ」

 

 

「うっそだー」

 

 

担任は融通が効かない奴ということが判明した。

 

結果的にその日は腫れ物を扱うように接され、ともだちはできなかったんですね。

 

流石にそうは問屋が卸さない、というわけで

 

放課後になり、みんなが帰ろうとしていたので、近くの手頃な女子に一緒に帰ろうと声を掛けようと動きます。ぼっちはいやだ

 

 

ふと、教壇に立つ赤髪のロン毛が目に留まった

 

 

手が出るのは早かった

 

あっという間だった。

 

 

地べたに腹を痛そうにして庇いながら蹲る不良Aと、うめき声をあげながら這いつくばる外人B、困惑した顔の青髪のスポーティーな少女C、倒れ伏すこの状況を作り出した元凶ロン毛D

 

そして、なぜか殴られた私

 

いたい

 

痛む手をさすりながら、ため息を吐いた

 

 

入学早々に暴力事件起こさせるなよ…

私はやばい学校に入学してしまったかもしれない。

 

とりま、みんなで保健室いこか

 

ロン毛は停学か退学してどうぞ

 

 

 

ふと、女の子と目があった

 

あ、一緒に帰ってくれるの?友達ゲットだせ

私はニコりと微笑んだ

 

 


 

 

朝のチャイムが鳴った。

 

ひとつだけ空席があったが、後はみんな登校していた。入学式が終わった初日から遅刻かな?なんてみんなが言うものだから、思わず笑って「ヤバすぎw」なんて言葉が出た。

担任の坂上が扉を開けて教室に入ってくると、ホームルームが始まった。

 

 

「一人出席せず、ですか…」

 

 

少し呆れたような溜息を吐いた。

 

小さな呟きのような言葉に思わずクラスメイトの面々は苦笑いする。いや、呆れたような笑い方かもしれない。

 

 

ーガラガラガラ

 

 

「おはざます」

 

 

「…遅刻ですよ」

 

 

「うっそだー、またまた先生ご冗談を、お茶目なんだからあ」

 

 

遅刻してきたとうの本人は、反省のひとつもせずどこ吐く風だった。

 

なんならキャピ⭐︎という効果音でもつくようなキメ顔とピースを披露している。教室全員の意識が彼女に向いていた

 

 

容姿も目を惹くものがある。

どぎついピンク色の髪を三つ編みツインテールにして結んでいる。制服は着ているものの、なぜか体操服のジャージ、一式まで着用している。かなりの厚手だ。今、冬かなにかだと思ってんの?…

極め付けはハートのダサいサングラスをかけている。ハートの縁取りはラメなのか、キラキラ光っていて趣味が悪かった。

最後に足元を見ると、学校指定のローファーではなく、ビーチサンダルを履いていた。今、入学シーズンだよ?春?わかる?あと、靴下履け

 

総括、彼女はシーズンを間違えている。

 

どこまでもふざけている女子だった。

 

確か、昨日は普通の格好をしていた筈だ。なんなら短いスカートから見える白い太腿が男子の視線を掻っ攫っていたまである。それになにより、顔が良かった。

自分より、注目されていた彼女にはあまり良い印象は受けていない。

それは他の女子も同様だった。

邪魔なんだよ

 

 

「とりま、席座りますねー、あ、昨日自己紹介とかちゃんとしてないですよね?折角なのでしません?先生もいるし、名前も覚えて貰って」

 

 

遅刻してきた癖に、自分が中心とでもいうように仕切り始めた。

そんなん、なんで私たちがあんたの言うこと聞かないといけないわけ?

 

当然、誰も遅刻してきたヤバい格好のやつの言うことなんかに賛成するなんて、少なくとも私は思っていなかった。

 

 

「良いじゃん!自己紹介の時間無かったし、やろうぜ!」

 

 

鼻の下を伸ばした男子が賛成と言った。

 

それからみんな直ぐに同調の声を上げた

 

 

「「「賛成!」」」

 

は?

 

 

 

 

 

 

 

…ーか、彼女募集中です!、」

 

 

ある男子が女子に向けて、いや…あいつに向けてそう言った。

 

そしたら、その後の男子も「彼女募集中」と言い出した

 

 

そして、あいつの番になった

 

 

「あはは、えーと…玄田佳奈っいいます。気軽にかなって呼んでね。中学の()()()()()()から、仲良くしてくれると嬉しいです。あと彼氏募集中♡」

 

 

語尾に♡マークが付いた最後の言葉は、完全に自分の顔が良いことをわかって言っている。

 

男子が、いや女子も思わず見惚れてしまった。

不覚にも顔が良いと思ってしまったことに、余計に腹が立った。

 

ウザいウザいウザい

 

彼女を見る目が少し鋭くなった

 

 

 

 

 

彼女が話しかけても私は無視した。

 

私の仲の良い子も彼女を無視した。

 

 

 

 

 

「昼ごはん食べるひといなーい、ぼっちだあ」

 

 

クラスで孤立すればいい

 

 

「、…ッじゃあ俺たちと食べる?」

 

 

「っ!たべるたべるう!わーい」

 

 

 

は?

 

なにソレ、ムカつくんだけど

 

喋り方きめーんだよ、ムカつくムカつくムカつく

 

 

 

 

 

 

放課後になった。

 

今日一日、私を含めたほぼ全員の女子が彼女を無視し続けた

 

 

だが、懲りずに彼女は話しかけてくる。

 

 

「ねー、真鍋ちゃん?良かったら一緒にかえ…

 

 

「あ、ごめんねー」

 

 

露骨に無視すると良くないので、適当に流そうと思った。

 

彼女の言葉を最後まで言わせず、お前と仲良くする気はないと態度で示す。

 

私はアンタとは帰らない

 

 

奈々美と咲希に一緒に帰ろうと声をかけようとして教室を見渡す

 

すると、赤髪のロン毛の男が教壇に立っているのが目に留まった。

 

このクラスは不良が多い、そしてこのロン毛もどう見ても不良の部類に属されるだろう。たしか、自己紹介で…龍園と言っていた気がする。

 

名前からして、ヤがつくような人間だろう

 

ロン毛が突然バン!と教卓を叩いた。

 

 

思わず、ビクッと肩が跳ねる

 

 

音に驚き、私以外の生徒もロン毛の方を向く。クラス全員の視線がロン毛に向かっていた。

 

 

「今日から俺がこのクラスの王だ」

 

 

龍園が不敵に笑う

 

言葉を文章にして見れば、バカバカしいと思うが、龍園の目と笑みは冗談を言ってるようにも見えず、それどころか有無を言わさない迫力があった。

 

 

「クク、文句があるやつはかかって

 

 

「「ふざけんな!!」」

 

 

私の隣で、怒声が上がった

 

また思わず、肩がビクリと跳ね、隣に視線を向ける。

 

整った容姿が不機嫌を表していた

 

初めて、目があった

怒りで歪められた瞳は夜の底のように暗く、ドス黒く、深い深い闇の中に吸い込まれる感覚に陥った。

 

私の身体は無意識に後ずさっていた

 

こわい

 

 

「「ああ?」」

 

目が合ったのは一瞬だけだったが、今にも床にへたり込みそうだ

 

足が震えて仕方がない

 

 

「てめー俺の真似すんな!!」

 

 

「あ?バカ崎と一緒にすんな、名誉毀損罪で訴えてやる」

 

 

「ば、バカ崎だと…!?めいよ、ざい?…てめー、可愛いからってなんでも許されると思うなよ!!」

 

 

「可愛いんだ。それ告白?」

 

 

状況の変化に頭の理解が追いつかず、少しの間呆然としていたが、気を取り戻し現実に目を向けると、

 

先程の闇をうかがわせる目では無くなった玄田と不良が言い争っていた。

 

たしか、不良の…石崎だったはず、ガタイが良く如何にも喧嘩してそうな不良である。

 

 

「ッ///!!クソッ、全部お前のせいだぞロン毛!!この野郎!」

 

 

彼女、玄田の言葉に顔を真っ赤にさせながら、恥ずかしさを振り払おうとしてか、大振りで龍園に殴りかかった。

 

大振りすぎて、当然防がれる。

 

そればかりか、ガラ空きになった腹に膝蹴りを喰らってしまう。

 

 

「う、ッ…」

 

 

石崎が腹を痛そうに抱え、床に倒れ込んだ。

 

容赦のない蹴りに教室から悲鳴が上がる

 

そして、隣からも

 

「K.O」

 

「YOU WIN PERFECT!!」

 

 

「ちょっとは心配しろよオ!!」

 

 

「だいしょぶそ?」

 

 

「ッ、大したことねえっ

 

 

イライラする

 

バカ崎と玄田がコントを披露している間に、巨漢の黒人と青髪ショートの女が龍園にやられ、バカ崎と同じように床に倒れ込んでいた。

 

クラスメイトは悲鳴をあげたり、複雑な表情をしたりで、忙しい。

 

情緒おかしくなる

 

そんなふざけた玄田にイラついていたのは、私だけじゃ無かったらしい。

 

龍園もだ

 

 

「おい、お前はなんだ?」

 

 

龍園の表情は心底不機嫌だった

 

 

「告白?ごめんタイプじゃないの、泣かないでね?」

 

 

今し方目の前で暴力を振るった男に臆することなく、平然と、なんなら馬鹿にしてるんじゃないかというほど真剣な表情で言い放つ。

 

 

「ッ…、どうやらお前も殴られたいらしい」

 

 

「うわ、DVかよ萎えるわ。いけバカ崎!私を守れ!!」

 

 

「ッ、クソが…いてえ、龍園、さん。アンタが強いのはわかった…だから、コイツは殴らないでくれ」

 

 

イライラする

 

「お、おい龍園。流石に女子を殴るのはどうなんだ?」

 

「そ、そうだそうだ!」

 

青髪の女子はもう殴られてるだろ。そん時に庇えよ

お前らは女子(玄田)しか興味がないんだな

 

「殴るようなら、先生を呼ぶぞ!」

 

 

「、てめーら」

 

なんだよマジで

 

 

恐らく、私と龍園の心情が初めて一致した瞬間だろう。

 

隣の玄田に目を向けると、なぜか目から水が溢れていた。そう、泣いていた。

泣く姿になぜか、胸が締め付けられる

 

クラスメイトも涙に気づいたようで、特に男子がオロオロとし出した。

女子からも心配する気持ちが表情から読み取れる

 

石崎が玄田に声を掛ける

 

「ど、どうした。泣くなって、ほら

 

 

石崎が涙を止めようと、痛む腹をさすりながら無理して笑顔をつくる。それに玄田はより一層泣いてしまう。

 

涙をぼろぼろと綺麗な瞳から落としながら、震える唇が、開いた。

 

 

 

「うるうる、感動私泣いちゃう。だが、断る!!」

 

 

「あ?」

は?

 

胸の痛みは無くなった

 

 

「喰らえ正義のパンチ!えい」

 

ペチ

 

「えいえい」

 

ペチペチ

 

「怒った?」

 

「怒ってないよ」

 

龍園はニコっと笑った

 

「…………」

 

「ぅッ…」

 

玄田は腹を抱えて倒れ込む

 

 

ざまあ

 

私は笑顔で玄田に中指を立てた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「大丈夫か、!!!??」」」

 

「怪我はない?」

 

「保健室に行こうッ」

 

 

男子たちが慌てて玄田に駆け寄る。

それに思わず、眉間がよるが仕方ないだろう。

 

殴られたのは自業自得だ

 

 

「玄田さん」

 

「佳奈ちゃ」

 

「俺が支えるから、立てる?」

 

「とにかく、保健室に」

 

 

殴られた腹を庇うように蹲っていた玄田だったが、男子の肩をかりてよろけながらもなんとか立ち上がる。

 

 

かと思えば、小さくなにか呟いたが、なにを言っているかは聞き取れなかった。

 

 

 

 

 

…容姿が良ければ、普通殴りかかっても怒らないだろ!?泣いたら怒らないと思って涙まで流したのに、流し損やんけ、ふざけんなあ。お前は私を怒らせた。というわけで怒ってきた不良に懲りずに殴りかかったら、怒らなくなる説スタートお

 

 

玄田は、男子の支えを振り解き、フラフラとした足取りで、しかし龍園に一直線に向かって歩いていく。

 

 

俯いていた顔が龍園の顔をみた

 

 

私からその表情はうかがえないが、龍園の顔はわかる。

わかった、解ってしまった。

龍園の表情は、歪んでいた。

 

恐怖ではないかも、しれない。困惑が強い表情だ。だが、どこか恐怖が見え隠れしていた。

 

龍園は玄田から目を離さないでいた

 

 

玄田は手を少し上げたと思うと、龍園をそっと押した。

 

力などひとつも入っていない、だが、龍園は倒れた

 

 

玄田は倒れて無防備になった龍園に跨ったかと思うと、拳をつくり龍園の顔の上へと持っていき、振り下ろした。

 

 

何分続けていたのだろう。

ようやく、音が鳴り止んだ

 

 

検証完了♡

 

 

玄田は赤で汚れた龍園の顔に自分の顔を近づけたかと思うと、なにかを呟いて立ち上がった。

 

龍園は一瞬ビクッと動いたが、ぐったりとして起き上がる気配はない

 

 

 

玄田はくるりと回ってこちらを向いた。

その表情は怖いくらいに明るい

 

 

「いやービビったー怖すぎなんだけど、みんな怪我凄いよ?」

 

 

保健室いこ?

 

 

あ、あと…

 

 

「真鍋ちゃん、保健室行ったあとさ、一緒に帰ろうね?」

 

 

 

私はその言葉にうんと返事をするしかなかった

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「はー、酷い目にあった」

 

 

「まさか、怒るとは思わなんだ」

 

 

女子に鳩尾はないわ

 

血も涙もねえ

 

 

「君たち、入学早々喧嘩するなんて、若いわねー」

 

 

保健室の先生。名前は星野宮と言ったか

 

人妻感が半端ないぜ

 

 

「三十路先生、…ほしのみやせんせい」

 

「なにかな?」

 

「何カッ「一回黙ろうか」「はい」

 

「思春期真っ只中の男子には刺激が強かったですね、失念していました。あとで、こっそり教えてください」

 

「…もうなにも言わないわ」

 

私は保健室で大人の色気を漂わせる先生に怪我の手当てをして貰っている。手から血が出てるので、地味に痛い

 

バカ崎と黒人の山田アルベルト、スポーティーな伊吹ちゃんと龍園とかいうゴミの愉快な仲間たちも一緒である

 

「石崎怪我大丈夫?」

 

「、ああ、おれは、大丈夫だ。それより…」

 

 

石崎が龍園の方を見る

 

 

「?ああ、龍園くんもいたそーだね。」

 

 

「はあ、あなたたち、怪我が怪我だから処分は免れないからね」

 

「マジスカ、ワタチワルクナイヨー」

 

 

『…………』

 

 

【容姿が良ければ、学校からの処分免れることできる説】

 

 

三十路先生の一言で、私の立てた仮説の雲行きが怪しくなってきた。

 

 

 


 

 

 

 

入学式が終わった、次の日

1台のカメラがある暴力事件を捉えた。

 

 

◯月◯日

放課後、Cクラスの教室にて男子生徒三名女子生徒二名、計五名の生徒が暴力事件を起こした。

特に男子生徒、龍園翔の外傷が酷く、怪我を追わせた女子生徒玄田佳奈には停学処分を下すのが妥当かと検討している。

が、暴力騒動に至った原因は彼女ではないと、処分の見直しを求める意見も複数の教師から上がっているため、生徒会にて当事者たちの話し合いの場を設け、判断は生徒会に一任する。

 

なお、生徒会が下す処分に関係なく、暴力を振るい怪我人が出た事実には変わりないため、Cクラスのポイントは予定通り大幅に減らすものとする。

 

 

 

 





私はアニメの山内退学回で、山内と真鍋が好きになりました。やっぱり、声があると違いますね。声優さんが本当に素晴らしかったです。人間味が凄い出ている神回でしたね。
当作品は真鍋を贔屓します。真鍋の出番を増やします。男の会話なんぞ書きたく無いので山内はカットです
真鍋至上主義です。
ですので、原作と大幅に変わる可能性があります。
二次創作なので、そこら辺はもう仕方ないです
妥協してください

オリ主は魔性の女という設定です
綾小路がチート性能なので、これぐらいしないと対抗できません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。