尻尾生えたせいで日常生活がヤバい 作:きちゅね
この小説は、深夜テンションの筆者が勢いで書いてます。
頭空っぽで読みましょう。
どうも喧嘩に巻き込まれた俺です。
今は、ファミレスでことの経緯を説明してもらってる。
「俺が資格をもらった後、怒鳴り声が聞こえたんだよ」
「うん」
「見たらネルが怯えた様子でパーティーメンバーから怒鳴られてたんよ」
「うんうん」
「それで聞き耳立てたら、明らかに奴隷みたいな条件で働かされてたから」
「それで、喧嘩をふっかけたと」
「そう」
「馬鹿じゃん」
「ぶん殴んぞ」
いや、普通に運営に通報したら解決だったんじゃね?即断決行がコイツの美点であり汚点だということがひしひしと伝わる。
「ムカつくから殴らないと」
「それはそう」
「あ、あの〜」
今まで蚊帳の外だったネルさんが声を上げる。
「どうして私のことを助けてくれるんですか?」
「俺が気に入らなかったのと...助けたいと思ったからだよ」
うわぁ、くっさいセリフだな。でもコイツの本心なんだからイジれねぇ。
俺?コイツがラーメン奢ってくれるから。決してそのパーティーメンバーにイラついたなんて理由じゃ無い。無いったら無い。
「...」
「...俺ちょっとトイレ行ってくるわ」
「行ってこい」
とりあえず勇利がなんとかしてくれるだろ。あんなくさいセリフ吐けるんだし。泣いてる女の子を、慰めるのも得意だろ。
...やっぱ尻尾のせいでズボンが下ろしずれぇ。
...洋式に座れん。
「さて、そろそろ模擬戦について話すか」
トイレから帰ってくるとめちゃんこええ笑顔したネルさんがいた。そして勇利を見るたびに頬を染めている。ぺッ!
「その前に、スキルを教え合うか」
俺は、一目見ればわかるし、コイツはまだダンジョンに潜ってないため知らないのは、ネルさんだけである。ていうかなんでコイツスキル持ってないのに喧嘩売ってんだ??
「えっと、その前に勇利さんのスキルは...」
「こいつまだダンジョンに潜ってないからスキル持ってないぞ」
「えっ...?」
ネルさんがめっちゃ驚いてる。やっぱコイツ頭おかしいよな。
「でも安心してほしい。コイツは、あの雷同さんとライちゃんの猛攻を3分も耐えたフィジカルエリートだから」
「えっ...!?」
そうスキルを持っていないのにフィジカルがイカれてるのだ。おい、照れるな。
「そういうわけで、コイツは後でダンジョンにぶち込む。それでネルさんのスキルは?」
「えっと、私のスキルは、ヒールです。要するに回復できます」
「oh...」
めっちゃレアなスキルだけど今回の喧嘩じゃ活躍させれそうにない。
「...戦闘技能とかある?」
「今まで後ろで回復してただけなので...」
なら残念だけどパーティーメンバーをぶん殴る役は、勇利に任せよう。
「ならネルさん大将で、俺が中堅で、勇利が先鋒な」
おぉ、ネルさんが小動物みたく慌ててる。勇利は、なんか拳ゴキゴキしたる。ネルさんの元パーティーメンバーに合掌!
「そんじゃあ今日は、ご飯食って解散な。特訓は明日から、ということで俺は、2406と1401」
「俺は、1401と1402と2418で」
「私は、2101と1202でお願いします」
強くなりたければ食えッ!ということで注文しまーす。
はい、祝日だけどダンジョンの四層目に来ました。途中のキングども?彼らは、財布の一部となる予定だ。
『プギョオルオオォォォ!?』
『ギィィィヤアァァァス!!』
『ブゥオゥゥゥワァァァ!?』
ちなみに勇利とネルは、2人で特訓するらしい。
ちなみに模擬戦は、一週間後で既に暇を持て余してる状態だったりする。
ということで金はいくらあっても困らないのでダンジョン攻略に来た。
今回は、事前情報なしで挑んでいる。決して勇利に「え?情報ありでやってんの?...フッ」と笑われたからではない。
それで少し聞き齧った
受付の人に「九里さんは、特に気を付けてください」と言われたせいで少し身構えている。
しばらく歩いていると何かが這いずるような音が聞こえた。
不思議がっているとその音の正体が曲がり角から飛び出してきた。
「ヘビ?」
『キシャアアアァァァ!』
曲がり角から飛び出してきたのは、尾の先端が少し燃えてるヘビだった。
「お前の名前わからんがとりあえず◯ね!」
『ギジャアァァァ!!』
最近新調したナイフで胴を真っ二つに切る。なんの抵抗もなく切り裂く。流石5万のナイフ。
「この調子ならすぐにボス部屋まで...」
『...ギジャア"ッ!!』
「ぬおっ!?」
こいつ最後っ屁で口から火吹いたぞ!?コイツ...出来る...!
「次から顔を狙...なんか焦げ臭くね?」
なんか焦げ臭い匂いがする。どっか衣服燃えてる?...でもどこも焦げてないしなぁ。他の探索者の仕わって熱ッ!?
「うおおおぉぉぉ!?尻尾ォォォ!?」
尻尾から煙が出てるぅぅ!?焦げた匂いの正体尻尾かよ!?
「ぬおおおおぉぉぉぉ!!!」
尻尾を全力で振りまくる!ぬおおおぉぉぉ!!!
「はぁ...はぁ...うわぁ、焦げてる...」
尻尾の一部が黒くなってる...なんかテンション下がるな...
ちくしょう...!あのヘビぜってぇに許さねぇからな!イラブー汁にしてやる...!
『キシャアアアァァァ!!』
「尻尾の仇ぃぃぃ!!!」
1番苦労した4層目を抜けてようやく5層目に辿り着いた。え?ボス部屋?蒲焼さんにしてやったわ!
ちな報酬、
ということで5層目にやってきたがなんか悪寒が止まらない。具体的にいうと雷同さんにあった時みたいな恐怖。実は初対面、ビビってた。
他の探索者は、俺と違ってピンピンしている。
さっきのヘビのせいかと疑っていると、ここの階層の魔物が現れた。
「...」
『グルルルルルッ!』
出てきたのは、オオカミのような魔物であった。
なぜか悪寒がする。なぜか嫌な汗が額から滲み出る。なぜか逃げ出したい。
『グルルルアッ!』
「!!」
オオカミの噛みつきが迫るが反撃できず避けてしまう。いつもの自分なら反撃できるはずなのに。
「...くそっ」
ナイフを持つ手が震えて反撃できない。何故か腰が抜けそうになる。初めての感覚に戸惑いを覚える。
『ガァッ!』
「...はあッ!」
『ギャウンッ!?』
震えを抑えなんとか攻撃を加える。それでも立ち上がるオオカミを見て俺は、逃げ出した。
オオカミって狐の天敵らしいっすね(鼻ほじ)