ここまで読んでくれてありがとう!!
【真人救済ルートin渋谷事変】、これにて完結!
まずね、この作品を書くにあたって、
“真人専用ヒロイン”を設計する必要があったんだけど……
性格とか、強さとか、どうしよう!?ってなってさ!
だって!
良心ヒロイン
→ 真人が従うわけないし、そもそも真人って“悪意の塊”なんだから、存在そのものの否定になっちゃう。
最強ヒロイン
→ 真人含めて原作キャラの格が軒並み落ちる。
守られるヒロイン
→ 真人が律儀に守るイメージ湧かないし、
順平の二の舞になりそう。
無干渉ヒロイン
→ 一応成立はするけど、物語に絡ませにくくて「オマエいなくてよくね?」ってなる未来が見えた。
……どの方向も、詰んでて!!
で、たどり着いたのが、
“真人と並走する同格のヒロイン”!
でも、このヒロインを物語の中心にはしたくなくて。
夢小説なんだけど,あくまで,
呪術廻戦のifルートっぽくしたくて!
原作キャラが物語を動かして,
ヒロインは“並走しつつ追従”する立ち位置がよくて。
そして。
“真人と並走する存在”なら、呪霊じゃなきゃダメ!
漏瑚→大地、花御→森、陀艮→海、真人→人間
って来てるから、
それに並べるモチーフ!
最初は「砂漠」も考えたんだけど、
デザインが思いつかなくて……
術式も,なんかクロコダイル(ワンピース)っぽくない?
ってなってきて、
自由変形系が真人と被るな〜って。
で、思いついたのが——“月”!!
——-これだ!って!
名前は、真人と並べて“モチーフを2文字目に置く”
って決めて。
◯月っていうフォーマットで、
でも現実にいなさそうな名前……で、祈月(きづき)!!
性格は、真人が愉快犯だからその逆で合理主義。
真人が無敵ボディなら、祈月は紙耐久。
——相反する要素を持たせて、
でも並べたときに噛み合うように。
デザインもね、
「月 → 餅つき兎」の連想が浮かんだ瞬間に決まった!
真人と同じく人型で、可愛くウサ耳つけちゃお♡って。
可愛くても、モチーフが“月”だから許されるよね!?ね!?
って思いながら詰めたのが、コレ。
外見:人型、154cmの少女型呪霊(見た目年齢14〜15歳)
髪型:ふわふわミディアムヘア(白茶)
特徴:ウサ耳(餅つき兎モチーフ)
服装:ベージュのプリーツミニワンピース
+白い和風羽織(花の刺繍入り)
+赤いリボンのぽっくり下駄
……真人の隣に立たせたときに、
負けないビジュにしたかったの!!許して!!
でね!!
祈月の術式《彩城魔壁(さいじょうまへき)》
なんだけど……
これが誕生したキッカケ、
あの!羂索による真人吸収シーン!!!
そう、あれ。
アニメで丁寧に描かれてた、
あの魂ごと取り込まれていく絶望の瞬間。
……いや、真人推しなら分かるよね!?!?
あれ見た時、
「は??両脚スパーンってやって、
太腿から上だけ担いで逃げれば助けられんじゃね!?!?」
って!!!
そう、その発想がこの救済ルートの原点。
つまり!!
このストーリー、
一番最初にできたのは“両脚スパーン”のシーン!!
そこから逆算。
「じゃあ“スパーン”できる術式って何?」って。
斬撃飛ばすのは宿儺と被るし、
刀で斬るのは全然呪霊っぽくない。
だから思いついたのが——
「設置型の切断バリア」!!!
薄い刃のようなバリアを空中に固定して、
そこに触れたら即切断!
※ 祈月の呪力量なら、2級相当未満の相手には
直接“肉体座標に設置”も可能
(足切りラインとか呼ばれてる)
これなら真人の“魂操作”と並ぶくらい、
呪霊らしい異常性&応用力が出せる!!
しかもしかも!
真人の“多重魂”みたいな応用技も持たせたくて、
思いついたのが:
足場としてのバリア(移動&空中戦対応)
バリアで呪力を受け止めて→方向反転して打ち返す“逆流波”
名前もね!
真人の《無為転変》って、
四字熟語の「有為転変」から来てるじゃん?
だからこっちも、四字熟語ベースで対になるようにしよう!って決めて。
で、祈月の術式,"バリア"だから,
「守る」「防ぐ」ってイメージから浮かんだのが——
金城鉄壁(きんじょうてっぺき)!
ただ!
色は祈月の淡色イメージ→「金」じゃなくて「彩」
バリアの性質→「鉄壁」じゃなくて「魔壁」
「城」は月と和風イメージに合うからそのまま!(雑)!!
ということで……
《彩城魔壁(さいじょうまへき)》に決定!!!
そういうわけで,
“両脚スパーン”での救出シーンは一番最初に決まってたんだけど、
物語の流れ上、祈月は初対面の状態で真人を助けることになるわけ。
でもさ、普通に考えて不自然じゃん?
初対面で命がけの救出なんて、
よっぽどの理由がなきゃ成立しない。
だから考えたの。
「もし人間だったら?」って。
初対面でも命を懸けて助ける状況って、
どんなケースだろう?
思い浮かんだのは、相手が自分の血縁の場合。
——たとえば、生き別れたきょうだいとか、
生まれてすぐに離れ離れになった我が子とか。
それなら、関係性ゼロでも、
目の前の存在が一瞬で“特別”に格上げされるじゃん?
でも。
有性生殖の人間とは違って,呪霊は自然発生。
血縁なんて存在しない。
じゃあ、呪霊版・血縁関係って何なんだろう?
って考えた時に、
思いついたのが——生まれ持った,魂の相性。
つまり。
あの救出シーンで、
祈月は真人を見た瞬間、魂が共鳴したんだよね。
それは人間で言うなら、
“生き別れたきょうだい” や "わが子”を見た感覚に近くて。
言葉も理屈もなく、
魂だけで「この子は大事な存在だ」って分かってしまった。
だから私は、祈月と真人の関係性を“呪霊版・血縁関係"
として描いてたんだ。
恋愛ではない。
でも、血縁でもないからこそ、
ラブコメっぽいイベントも踏めるし、
バディ感のある戦闘もできる。
いろんな関係性の“美味しいとこ取り”をした、
ちょっと…いや,だいぶずるいやつ。
あとね。
祈月のバックボーンを考える時、
まず「月→餅つき兎→兎は孤独だと死ぬ」
っていう連想があった。
そこから浮かんだのが、“ずっと孤独だった呪霊”
という設定。
でも、孤独が極まったらどうなる?って思ったら、
……たぶん、それって“虚無”だな、って。
他人にも、自分にも、世界にも、
何の価値も見出せなくなる状態。
そうやって、祈月は何も持たずに、ずっとひとりでいた。
そんな祈月の中に、
唯一、価値として入ってきたのが,真人。
だから、祈月→真人の感情は“愛”じゃない。
“執着”なんだよね。
「君が好き」じゃなくて、
「君しかいない」「君がいなきゃ何もない」
っていう、
依存であり、縋り付き。
それが、物語中で祈月がずっと真人に追従していた理由。
でも、祈月にとってはそれが,
人生でいちばんの幸福なんだ。
これからも,ずっと。