真人救済ルートin渋谷事変   作:祈月4777

40 / 44
あとがき1——祈月の誕生裏話

ここまで読んでくれてありがとう!!

【真人救済ルートin渋谷事変】、これにて完結!

 

まずね、この作品を書くにあたって、

“真人専用ヒロイン”を設計する必要があったんだけど……

 

性格とか、強さとか、どうしよう!?ってなってさ!

 

だって!

 

良心ヒロイン

→ 真人が従うわけないし、そもそも真人って“悪意の塊”なんだから、存在そのものの否定になっちゃう。

 

最強ヒロイン

→ 真人含めて原作キャラの格が軒並み落ちる。

 

守られるヒロイン

→ 真人が律儀に守るイメージ湧かないし、

順平の二の舞になりそう。

 

無干渉ヒロイン

→ 一応成立はするけど、物語に絡ませにくくて「オマエいなくてよくね?」ってなる未来が見えた。

 

……どの方向も、詰んでて!!

 

で、たどり着いたのが、

“真人と並走する同格のヒロイン”!

 

でも、このヒロインを物語の中心にはしたくなくて。

夢小説なんだけど,あくまで,

呪術廻戦のifルートっぽくしたくて!

 

原作キャラが物語を動かして,

ヒロインは“並走しつつ追従”する立ち位置がよくて。

 

そして。

 

“真人と並走する存在”なら、呪霊じゃなきゃダメ!

 

漏瑚→大地、花御→森、陀艮→海、真人→人間

って来てるから、

それに並べるモチーフ!

 

最初は「砂漠」も考えたんだけど、

デザインが思いつかなくて……

 

術式も,なんかクロコダイル(ワンピース)っぽくない?

ってなってきて、

自由変形系が真人と被るな〜って。

 

で、思いついたのが——“月”!!

 

——-これだ!って!

 

名前は、真人と並べて“モチーフを2文字目に置く”

って決めて。

◯月っていうフォーマットで、

でも現実にいなさそうな名前……で、祈月(きづき)!!

 

性格は、真人が愉快犯だからその逆で合理主義。

真人が無敵ボディなら、祈月は紙耐久。

 

——相反する要素を持たせて、

でも並べたときに噛み合うように。

 

デザインもね、

 

「月 → 餅つき兎」の連想が浮かんだ瞬間に決まった!

真人と同じく人型で、可愛くウサ耳つけちゃお♡って。

 

可愛くても、モチーフが“月”だから許されるよね!?ね!?

って思いながら詰めたのが、コレ。

 

外見:人型、154cmの少女型呪霊(見た目年齢14〜15歳)

髪型:ふわふわミディアムヘア(白茶)

特徴:ウサ耳(餅つき兎モチーフ)

服装:ベージュのプリーツミニワンピース

 +白い和風羽織(花の刺繍入り)

 +赤いリボンのぽっくり下駄

 

……真人の隣に立たせたときに、

負けないビジュにしたかったの!!許して!!

 

 

でね!!

祈月の術式《彩城魔壁(さいじょうまへき)》

なんだけど……

 

これが誕生したキッカケ、

あの!羂索による真人吸収シーン!!!

 

そう、あれ。

アニメで丁寧に描かれてた、

あの魂ごと取り込まれていく絶望の瞬間。

 

……いや、真人推しなら分かるよね!?!?

あれ見た時、

「は??両脚スパーンってやって、

太腿から上だけ担いで逃げれば助けられんじゃね!?!?」

って!!!

そう、その発想がこの救済ルートの原点。

 

つまり!!

このストーリー、

一番最初にできたのは“両脚スパーン”のシーン!!

 

そこから逆算。

「じゃあ“スパーン”できる術式って何?」って。

 

斬撃飛ばすのは宿儺と被るし、

刀で斬るのは全然呪霊っぽくない。

 

だから思いついたのが——

「設置型の切断バリア」!!!

 

薄い刃のようなバリアを空中に固定して、

そこに触れたら即切断!

※ 祈月の呪力量なら、2級相当未満の相手には

直接“肉体座標に設置”も可能

(足切りラインとか呼ばれてる)

 

これなら真人の“魂操作”と並ぶくらい、

呪霊らしい異常性&応用力が出せる!!

 

しかもしかも!

 

真人の“多重魂”みたいな応用技も持たせたくて、

思いついたのが:

足場としてのバリア(移動&空中戦対応)

バリアで呪力を受け止めて→方向反転して打ち返す“逆流波”

 

名前もね!

 

真人の《無為転変》って、

四字熟語の「有為転変」から来てるじゃん?

だからこっちも、四字熟語ベースで対になるようにしよう!って決めて。

 

で、祈月の術式,"バリア"だから,

「守る」「防ぐ」ってイメージから浮かんだのが——

金城鉄壁(きんじょうてっぺき)!

 

ただ!

色は祈月の淡色イメージ→「金」じゃなくて「彩」

バリアの性質→「鉄壁」じゃなくて「魔壁」

「城」は月と和風イメージに合うからそのまま!(雑)!!

 

ということで……

《彩城魔壁(さいじょうまへき)》に決定!!!

 

 

そういうわけで,

“両脚スパーン”での救出シーンは一番最初に決まってたんだけど、

物語の流れ上、祈月は初対面の状態で真人を助けることになるわけ。

 

でもさ、普通に考えて不自然じゃん?

初対面で命がけの救出なんて、

よっぽどの理由がなきゃ成立しない。

 

だから考えたの。

「もし人間だったら?」って。

 

初対面でも命を懸けて助ける状況って、

どんなケースだろう?

 

思い浮かんだのは、相手が自分の血縁の場合。

——たとえば、生き別れたきょうだいとか、

生まれてすぐに離れ離れになった我が子とか。

 

それなら、関係性ゼロでも、

目の前の存在が一瞬で“特別”に格上げされるじゃん?

 

でも。

有性生殖の人間とは違って,呪霊は自然発生。

血縁なんて存在しない。

 

じゃあ、呪霊版・血縁関係って何なんだろう?

って考えた時に、

思いついたのが——生まれ持った,魂の相性。

 

つまり。

あの救出シーンで、

祈月は真人を見た瞬間、魂が共鳴したんだよね。

 

それは人間で言うなら、

“生き別れたきょうだい” や "わが子”を見た感覚に近くて。

言葉も理屈もなく、

魂だけで「この子は大事な存在だ」って分かってしまった。

 

だから私は、祈月と真人の関係性を“呪霊版・血縁関係"

として描いてたんだ。

 

恋愛ではない。

でも、血縁でもないからこそ、

ラブコメっぽいイベントも踏めるし、

バディ感のある戦闘もできる。

 

いろんな関係性の“美味しいとこ取り”をした、

ちょっと…いや,だいぶずるいやつ。

 

あとね。

祈月のバックボーンを考える時、

まず「月→餅つき兎→兎は孤独だと死ぬ」

っていう連想があった。

 

そこから浮かんだのが、“ずっと孤独だった呪霊”

という設定。

 

でも、孤独が極まったらどうなる?って思ったら、

……たぶん、それって“虚無”だな、って。

 

他人にも、自分にも、世界にも、

何の価値も見出せなくなる状態。

 

そうやって、祈月は何も持たずに、ずっとひとりでいた。

そんな祈月の中に、

唯一、価値として入ってきたのが,真人。

 

だから、祈月→真人の感情は“愛”じゃない。

“執着”なんだよね。

 

「君が好き」じゃなくて、

「君しかいない」「君がいなきゃ何もない」

っていう、

依存であり、縋り付き。

 

それが、物語中で祈月がずっと真人に追従していた理由。

 

でも、祈月にとってはそれが,

人生でいちばんの幸福なんだ。

これからも,ずっと。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。