...過去の世界もそれに続くことはできるのか。
※クオリティ低下 キャラ崩壊しまくりに注意。特に後半。
((ドガンッ!!ドガンッドドドガンッ!!!))
ヴィクトワール「チッ!誘導弾全部命中しても損傷軽微とかマジで言ってんのかよッ!」
空母水鬼「...トリマキハ、ハイジョデキタミタイダケドネ」
ヴィクトワール「CIC妖精、VLS格納。」
CIC妖精「了解。VLS格納します」
ガチッ...ウィィィン...
ヴィクトワール「...外部からの攻撃じゃ、大したダメージは与えられないと考えたほうが良さそうだ」
空母水鬼「...ソノヨウネ」
タ級「ダッタラ、ドウスルンデスカ?」
空母水鬼「...ソレハ...」
ヴィクトワール「...じゃあ、俺が奴を内部から破壊します」
タ級「ナイブカラ!?アマリニ、キケンデハ?」
ヴィクトワール「外部から奴の装甲が破れない以上、それしか方法はない」
ヴィクトワール「奴の内部には原子炉が存在している。」
ヴィクトワール「...それを破壊すれば、恐らくは」
空母水鬼「...ツマリ、イキテカエッテクル...ホショウハ、ナイ...ト」
ヴィクトワール「...ええ。」
タ級「...」
ヴィクトワール「お二人は奴の気を引いてください。」
ヴィクトワール「恐らく、こちら側の増援も、もうすぐ着く頃です」
その直後...
((ドガッドガガガガッドガドガァァァァァァンッ!!!!))
暴走個体の上部構造物が立て続けに爆発する。
暴走個体「「「グォォォォォォォッ!!!!」」」
巨大な咆哮が海域全体を震わせる。
ヴィクトワール「...来たか」
攻撃の正体は、空を飛び去っていく艦載機達から容易に推測できた。
―――
蒼龍「奇襲攻撃成功!目標の損傷を確認!」
飛龍「第二次攻撃隊、発艦始め!徹底的に叩きましょう!」
((バシュッ!!バシュッ!!))
次々と矢が放たれ、艦載機が空へと展開されていく。
翔鶴「...私たちも負けていられませんね」
翔鶴「雷撃隊、発艦始め!」
((バシュッ!))
瑞鶴「...未だに私がもう一人居るの、感覚的に慣れないんだけど」
瑞鶴「まぁ、いいか。...攻撃隊、稼働機全機発艦ッ!」
((バシュッ!!!))
瑞鶴(ア)「それは私もよ...まぁ見た目が似てないのが幸いというか」
瑞鶴(ア)「...艦載機は、よし。攻撃隊、全機発艦!」
―――
空母水鬼「...スゴイ、カズ...ネ」
タ級「ザット、サンジュッキイジョウ、イマスカネ」
ヴィクトワール「...それではお二人とも、頼みます」
空母水鬼「...リョウカイ」
タ級「...」
ヴィクトワール「CIC妖精、水流噴進用意ッ!」
CIC妖精「了解。チャージ開始」
キィィィィン...
空母水鬼「カンサイキ、ハッカン」
空母水鬼から、異形の艦載機が次々と発艦していく。
タ級「...ヤツノトドメハ...マカセマス」
ヴィクトワール「ああ。任された!」
CIC妖精「水流噴進、チャージ完了」
ヴィクトワール「よし、健闘を祈る!」
ヴィクトワール「水流噴進ッ!」
((バッシュゥゥゥゥゥンッ!!!!))
―――
((ドガンッ!!バッシャァァァァッ!!!ドガンッドガンッ!!!))
次々と被弾していく暴走個体。
...しかし、倒れる素振りは一切ない。
ヴィクトワール「やっぱり、奴の外皮硬度は想像以上だ」
ヴィクトワール「...あれだけ喰らって、まだ動くか」
ヴィクトワール「CIC妖精、奴の侵入可能箇所は?」
CIC妖精「前回の戦闘データから、恐らく胴体下部に外気吸入用の通気口があるはずです」
ヴィクトワール「了解。そこから入れば良いんだな」
射程内に入ったのか、暴走個体からの猛烈な艦砲射撃を受け始める。
((ガンッ!ギィンッ!!ボガッ!ガシュッ!!))
ヴィクトワール「チッ!シールド展開!」
CIC妖精「了解!シールド展開!」ガチッ!
ヴィクトワールの周りに、半透明のシールドが展開される。
ヴィクトワール「このまま突っ込むぞ!」
CIC妖精「目標まで残り300M!」
俺は、再び大鎌を構える。
CIC妖精「目標まで、残り200!」
ヴィクトワール「...アレか!」
視界の先。
まだ小さいが、外気吸入口と思しきものが見えた。
CIC妖精「残り100!」
ヴィクトワール「水流噴進、上方向へ切り替えッ!」
ガチンッ!ガギギギガチガチンッ!!
その言葉と同時に、水流噴射口が下へ向く。
CIC妖精「水流噴進、全射出!」ガチッ!!
キィィィィン...バシュッ!!
ヴィクトワール「ハァッ!!」
((ザギンッ!!ザギザギザギザギンッ!!))
俺は吸入口を切り裂き、暴走個体内部へと侵入した。
―――暴走個体:内部
((グォォォォォォンッ!!!!))
暴走個体の叫び声が聞こえる。
...まだ、攻撃は続いているらしい。
ヴィクトワール「チッ...気味の悪い場所だ」
ヴィクトワール「CIC妖精、原子炉のおおよその位置はわかるな?」
CIC妖精「はい。そこまで遠い距離ではありません」
ヴィクトワール「道案内を頼む」
CIC妖精「了解」
俺はその後、接敵もせずに原子炉へとたどり着くことができた。
ヴィクトワール「ここ、か」
ヴィクトワール「まぁ、案の定扉なんて無いわけだが」
ヴィクトワール「...主砲、発射用意」
CIC妖精「了解。主砲、発射用意。...装填完了。砲撃準備よし」
ヴィクトワール「...主砲、撃てェ!」
CIC妖精「発射ッ!」ピッ!
((ドガッドドドドドドドガァァァァァンッ!!!))
―――
一方その頃、外では暴走個体にある変化が出ていた。
暴走個体「「「グォォォォォォッ!!!!」」」
暴走個体が明らかによろけたのだ。
空母水鬼「...ドウヤラ、サクセンハウマク...イッテイルヨウ...ネ」
タ級「デスガ、マダヤツハ、タオレテイマセン」
((ドンッドガンッ!!!))
空母水鬼「ソウネ。ナンテ、セイメイリョク...ナノカシラ」
―――
ヴィクトワール「...あれが原子炉か」
...壁を破った先に鎮座していたのは、赤く発光している巨大な原子炉のような装置だった。
CIC妖精「はい。エネルギー量から見て間違いありません」
ヴィクトワール「...よし。砲撃用意。弾種は榴弾だ」
CIC妖精「了解。弾種、榴弾へ切り替え。」
CIC妖精「装填開始。」
...この時、ヴィクトワールの艤装に何かが登ってきていた。
だがそれが何なのか、このときのヴィクトワールは知る由もない。
CIC妖精「...装填完了」
ヴィクトワール「...目標、敵原子炉。撃ち方用意ッ!」
主砲が軋みながら、目標を捉える。
ヴィクトワール「...撃てぇッ!!」
CIC妖精「発射ッ!」ピッ!
(((ドドドガッドガドガガガドガァァァァンッ!!!)))
―――同時刻:外部
先程まで猛烈な砲撃、対空砲火を放ち続けていた暴走個体の動きが突然停止した。
空母水鬼「...?」
タ級「ナンダ...?」
――その瞬間。
(((ドッガァァァァァァァァァァァァァァン!!!)))
奴の後方で大爆発が起こった。
その爆炎の中に、一人の人影が飛ばされていくのが見える。
空母水鬼「...!?」
タ級「アレハッ...!」
暴走個体「「「グォォォォォ....」」」
((ドガッ...ドガンッ!バンッドガドガンッ!!))
その爆発に続くように、暴走個体の各所から爆炎が上がり始める。
タ級「...ヤッタ...ノカ」
暴走個体「「ォォォォォ...」」
暴走個体の巨体が、ゆっくりと傾き始める。
空母水鬼「ヤツガ、タオレルゾ!ゼンカン...タイヒッ!」
タ級「リ、リョウカイ!」
((ズズズズズズ...))
(((バッシャァァァァァァンッ!!!)))
遂に、奴は海面に倒れた。
その直後...
((((ドッカァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!))))
奴の巨体は、巨大な爆炎に包まれた。
...爆炎が晴れた時、既に奴の姿はない。
海面には、波と気泡だけが取り残されていた。
―――
ヴィクトワール「イッテテテテ...結構飛ばされたな」
ヴィクトワール「ここは...どこだ?」
俺は少し周りを見渡す。
...すると、一隻の巨艦が向かってきているのがわかる。
いや。一隻だけではない。その後ろに何隻も付いてきているのが見える。
先頭艦は...CV-6 エンタープライズ
ヴィクトワール「...そうか。俺は救えたんだな。未来を。この国を」
と、感傷に浸っていた矢先、背中に違和感が走る。
ヴィクトワール(...何だ?)
その違和感の元へ手を近づけていくと、何か、得体の知れないものを掴んだ。
俺はそれを見た。
ヴィクトワール「何だコイツ...蜘蛛か?」
外見上は蜘蛛に似ている。
だが、これは明らかに人工物だ。
ヴィクトワール「...潰しておくか」
ギギギギ...グシャッ!
ヴィクトワール「...これで、よし」
ヴィクトワール「...よし。帰るか。母港へ」
俺は真っ直ぐに、その艦隊へ向かっていった...
―――数年後
...日本と深海棲艦太平洋方面軍との講和会議が終結してから、早数年。
日本は、完全に平和な状態...とは言えずとも、次第に良い方向へと向かっている。
それは、ここ横須賀鎮守府でも同じだった。
少し前だが、新しい店がオープンした。
深海棲艦の営むソフトドリンク専門店だ。
ユニオン、重桜などから技術提供を受け、酸素コーラやラムネなどの販売を行っている。
艦娘やKAN-SEN、深海棲艦の休憩所――いわゆる憩いの場ってやつだ。
まぁ勿論、最初からこうだったわけじゃない。
色んな問題や偏見を乗り越えて、この立場を確立している。
―――横須賀鎮守府:ソフトドリンク専門店
ヴィクトワール「ゲッホゲェッホゲホッ!」
中間棲姫「...やっぱり、サンソ濃度が強すぎたんじゃ?」
ヴィクトワール「...酸素濃度85%は...ちときついか...」
戦艦ル級「...だがら...ナレタとしても、50%以上は飲むなとあれほど...ウ゛ッ...」
中間棲姫「...とか言って、アンタ100%ノンデ死にそうじゃない」
戦艦ル級「う、ウルザイ...ハァーッ....ゲッホゲッホ!」
ヴィクトワール「というか、皆さんその喋り方にようやく慣れてきたみたいですね」
中間棲姫「...まぁ、カタコトだとこの国、何かと不便だからネ」
中間棲姫「勉強したワ...自沈シタクなるほど」
ヴィクトワール(一体どんな勉強法を使っていたんだろうか...?)
―――
提督「ウ゛ッ」バタッ
レ級「あ、テイトクが倒れた!」
大和「...レ級さん、貴方、ラムネになにか細工をなさいましたね...?」
レ級「アハハッ!濃度200%ニサンカタンソタブレット!」
大和「...提督を◯す気ですか?」
レ級「スキを見せたのがワルイでしょ!」
―――
ヴィクトワール「...」
戦艦ル級「...あれよりマシかもシレナイ」
中間棲姫「スコシ懲らしめないと、ですね」
中間棲姫「...レ級ちゃん、後でミセウラ...ね」
レ級「ヒィッ!?」
中間棲姫「大和さんはテイトクをイムシツまで運んであげてくれるかしら」
中間棲姫「...レ級ちゃんはしっかり「キョウイク」しておくから」
大和「...分かりました」
中間棲姫「あと、オワビとして、ツギ来た時は何かソフトドリンクを無料にするわね」
―――
という感じで、ある程度日常に溶け込んではいる...のかな。
たまに駆逐艦の子が無理して酸素コーラ飲んでる時もあるけど。
それに対してユニオンの子たちすげえよ。むせずに飲んでるんだもん。
あ、あと、アズレン世界のKAN-SEN達が戻る手段は、まだ完成はしてないけれど、近々試験作動させる予定...らしい。
―――数日後... またもやソフトドリンク専門店
空母水鬼「...いらっしゃい」
ヴィクトワール「あれ?中間棲姫さんは?」
空母水鬼「今日は被災地フッコウに行ってる。ボランティア、ダッテさ」
ヴィクトワール「へぇ...馴染んでるなぁ」
空母水鬼「ワタシタチだって、戦いだけがスベテじゃないもの」
(ガラガラガラガラ)
空母水鬼「お、いらっしゃ...イ」
赤城「ヴィクトワールさんの、奢りと聞いて参りました」
ヴィクトワール(ヤバい。昨日サラっと言ったことを聞かれてた)
空母水鬼「言っておくけど、うちにアイスとか最中とか、今ザイコ無いよ」
赤城「あら?そうでしたか」
ヴィクトワール「...後でカレー奢るので勘弁してください」
ヴィクトワール「って...ん?」
ヴィクトワール「無線?」
ヴィクトワール「...欧州?」
―――次章 烈火に燃える欧州戦線
coming soon...