うちのレ級ちゃんは多分おそらく戦闘狂です。
いつか日常系も書きたいなぁ・・・。
もうすぐ作戦海域に着く。 第一艦隊はそのまま直進し、第二から第四艦隊は他の鎮守府の艦隊と合流。
敵艦隊を第一艦隊がおびき出してくるまで潜伏しておくそうだ。
ケルマデック「・・・来たな。」
レーダーでおよそ100km以上先にこちらに向かってくる六人の人影、そしてそれを追いかける多数の人影が見えた。
よし。味方艦隊の包囲までもう少しだ。艦載機発艦準備をさせておいたほうがいいか。
ケルマデック「赤城さん、加賀さん、蒼龍さん、飛龍さん。艦載機の発艦準備をお願いします。」
ケルマデック「自分も砲撃準備を行います。自分からはできるだけ離れておいてください。反動で衝撃波が出る可能性があるので・・・。」
赤城「わかりました。敵はどのくらいの距離にいますか?」
ケルマデック「約130kmです。速度平均25ノットほど。包囲侵入までおよそ50分。」
赤城「敵が包囲侵入直後に攻撃を浴びせるなら33分後に艦載機を発艦させる必要がありますね・・・。それまでに装備換装を終わらせておきます。」
ケルマデック「了解しました。」
―――20分後
赤城「装備換装、完了しました。いつでも発艦できます。」
ケルマデック「そのまま後13分ほど待機でお願いします。皆さんにも伝えておいてください。自分は電力充填に入ります。」
ケルマデック(俺の主砲の最大射程距離は92km・・・射程ギリギリの砲撃になる。)
ケルマデック「電力充填95%!原子炉の動力をすべて主砲に転換。急速充填!」
CIC妖精「電力充填開始。完了まで20分。」
ケルマデック「艤装、耐衝撃体制に移行。主砲、冷却系統フルオープン。射撃に備えよ!」
艤装から四本のアウトリガーが展開され、主砲塔の周囲に衝撃吸収用のミニジェットエンジン、冷却用の液体ヘリウム注入用大型ポンプシステムが展開する。
ケルマデック(このまま行けば充填は航空機部隊の攻撃完了と同時ぐらいになるはずだ。上手くいくといいんだが)
そんなとき、「ビーッ!ビーッ!」と警報音が鳴る。レーダーを確認すると未確認の敵艦隊だった。
ケルマデック「クソッ!哨戒部隊か!赤城さんたちは近くの島裏に身を隠していてください!ここは俺がなんとかするので!」
赤城「ですがケルマデックさんだけでは数的不利になってしまいます。ですからここは全員で隠れてやり過ごしたほうがいいのでは?」
ケルマデック「いえ。見て分かる通りで自分の艤装は巨大です。島裏に隠れても見つかってしまいます。あと、空母部隊の戦力がもし削れでもしたら大変ですからね・・・。まぁとにかく、六隻程度自分の敵ではありませんから大丈夫です。」
赤城「そ、そうですか・・・。わかりました。くれぐれも沈まないでくださいね。」
ケルマデック「わかってます。」
ケルマデック(とはいったものの、赤城さんが全員で隠れることを勧めてくるのもわかる。そりゃ識別したらほぼ全部フラッグシップかエリートだもんな。でももしコイツらを見逃して後々で包囲部隊に被害が出たら作戦は総崩れだからな。ここでコイツらを沈めておかないと。)
ケルマデック「主砲ではなく副砲で敵艦隊を撃破する。主砲に充填中の電力の5%を副砲に充填!」
CIC妖精「了解。主砲電力転用。いつでも射撃可能」
ケルマデック「副砲、全砲門開け。冷却と同時に砲撃開始!」ドカドカドカン!
―――同時刻 敵艦隊
突然軽巡ホ級eliteとリ級flagshipが轟沈した。
ル級flagship「イッタイドコカラノホウゲキダ!」
レ級elite「スウキロサキニカンエイ!カンサイキ、トベトベーッ!」
レ級の尻尾から艦載機が次々と発艦していく。大半が爆撃機、雷撃機だ。
―――
ケルマデック「仕留めきれなかったか!対空射撃開始!敵機を近づけるな!」
ドダダダダダ!ドダダダダダ!ブォォォォンバババババババババ!
24式自立電探連動機関砲、自立AI搭載型20mm機関砲「ハンマーシリンダー」が濃密な対空弾幕を敵航空部隊に向けて浴びせ始めた。
敵機も回避行動をしていたが、それも意味をなさず、まるで七面鳥落としのようにバタバタと落とされていく。
だが、そんな中巧みに弾幕をくぐり抜けた敵機が爆弾を投下した。
―――その爆弾は動けないケルマデックに命中した。
巨大な爆炎が彼を覆う。
しかし、爆炎が晴れた先にいたのは装甲がすこし焦げた程度の損傷しかないケルマデックだった。
ケルマデック「副砲第二射、用意。照準、敵レ級elite。」
ケルマデック「副砲、撃てェ!」ドカドカドカン!
―――
レ級elite「イイネェ!ソノツヨサ!オモシロイ!」
ル級flagship「レキュウ!アマリソイツ二チカヅクナ!」
レ級elite「キャハハハ!」
ル級flagship「ヒトノハナシヲキケ!ハァ・・・。ホキュウ!チキュウ!アイツノエンゴニマワルゾ!」
―――
ケルマデック「突っ込んできたか!副砲、全門射撃開始!」ドカドカドカドカドカン!
((ズガン!))
ケルマデック「よし!命中!」
―――
レ級elite「イマノコウゲキダッタノ?ゼンゼンイタクナイヨォ?」
―――
ケルマデック(嘘だろ!?あいつ腕であの速度の砲弾をはたき落としやがった!)
ケルマデック「おもしろい・・・!だったらこちらも本気でやらないと失礼だな!」
ケルマデック「艤装、耐衝撃体制を解除!固定型自立形態に移行!艤装解除!軽巡形態に移行する!」
ガンッガチンッ!ザバッ!
ケルマデック「超軽巡ケルマデック、抜錨!」
――――
レ級elite「ギソウヲヌイダ?キドウリョクヲアゲテ、カクトウセンヲスルキカ!」
レ級elite「シュホウ、ウテー!」ドドドン!
―――
ケルマデック「そんなもんッ!当たるか!」シュシュシュン
ケルマデック「主砲発射!」バババン!
((ズガン!))
「命中!このまま押し切る!」
―――
レ級elite「クッ・・・!シュホウトコウクウカンパンガ・・・!」
レ級elite「キャハハハハハ!ソウコナクッチャ!」ガチッ!バシュゥゥゥゥゥ!
――――
ケルマデック「あいつも格闘戦をする気か!」
ケルマデック「受けて立つ!」
ケルマデック「フッ!」ブンッ!
((ガァァァァァン!))
―――艤装と艤装がぶつかり合う音。今までに前例のない深海棲艦と艦息の格闘戦が始まった。
ケルマデック「防がれたか!」
レ級elite「ミエミエのコウゲキニアタルモンカッ!」ブンッ!
((ガァァァァン!))
ケルマデック「引っかかったな!」バババン!
((ズガズガズガン!))
レ級elite「ヒッカカッタノハソッチダ!」
((ガァァァァン!))
ケルマデック「クソッ!主砲が折られた!」
レ級elite「アハハハ!ユダンハキンモツダヨ!」
ケルマデック「その言葉・・!そっくりそのままお前に帰すぜ!」ガチン!ギュイイイイン!
艤装の艦首が開き、中型の速射レールガンが出てくる。
ケルマデック「喰らいやがれ!」バシュバシュバシュバシュン!
レ級elite「ナッ・・!」
((ズガガガガガン!))
レ級elite(中破)「アレェ?スコシイタイナァ、デモ、マダアソベルヨネェ!」ブンッ!ブンッ!
ケルマデック「くッ!」((ガァァァン!))ブンッ!
ケルマデック(明らかに攻撃の速度と数が増している!このままではまずいッ!)
((ドガドガァァァァァァァァン!))
ケルマデック「何だッ!・・・うおッ!」((バシャアアアアアン!))
―――巨大な水柱が上がる。
ル級flagship「レキュウ!ハヤクテッタイシロ!コンカイノモクテキハテキノセンメツジャナイ!」
レ級elite(中破)「デモ、マダ、アソビタリナイ!」
ル級flagship「コレハメイレイダ!シュリョクガコウゲキヲウケテイル!エンゴニマワルゾ!」
ル級flagship「ホキュウ!チキュウ!ジカンカセギヲタノム!」
レ級elite(中破)「ニゲルノ?タノシカッタノニ...ククク...マタコロシアオウネェ!」
―――ル級とレ級は水柱の中に姿を消した・・・。
俺の前にホ級、チ級が立ちふさがった。
だがeliteクラスでもflagshipクラスでもなかったので敵ではなかった。
ケルマデック「ヤバいヤツを取り逃がした・・・!」
ケルマデック「・・・ッ! 赤城さん!加賀さん!蒼龍さん!飛龍さん!攻撃隊を発艦させてください!」
「「「「了解(しました!)」」」」
赤城「攻撃隊、発艦!」バシュッ!
加賀「攻撃隊、全機発艦」バシュッ!
蒼龍「蒼龍隊、発艦します! みんな、行くよーっ!」バシュッ!
飛龍「第一次攻撃隊、発艦!」バシュッ!
――――――
ケルマデック「発艦したようだな。俺は自分の艤装に戻ろう」
ケルマデック「艤装装着。戦艦形態へ移行。艤装、耐衝撃体制。電力充填はどれくらい終わってる?」
CIC妖精「電力充填、現在90%。充填完了まで残り2分。」
ケルマデック「よし。砲撃用意!目標、敵姫級主力艦!」
次回から艦隊決戦に入ります