クオリティ(以下略)
ケルマデック「オラァ!」ザンッ!
((ドガァァァァァァン!))
ケルマデック「これで何隻目だ!?まだまだ出てきやがるぞ!」
エンタープライズ「上位個体が居ないとはいえ・・・このままでは・・・!」
CIC妖精「後方10時の方向、距離約千、ワームホールです!」
ケルマデック「今度は何なんだ!」
―――
???「主砲、全門一斉射ァ!」((ドガドガドガァァァァァァン!))
((ヒュルルルル...ドガァァァァァァァァン!))
???「単艦で演習していたのが裏目に出たな・・・。まさか単艦でワープしてしまうとは」
―――
ケルマデック「うおッ!?艦砲射撃!?後方の艦か!」
セイレーン「・・・」ガチンッ!ウィーン...ドガドガドガァン!
ケルマデック「チィッ!見ていられる時間はないってか!」ガァン!ギィン!
ケルマデック「今だ!主砲、全門斉射!」ドガドガァァァァン!
((ドガァァァァン!))
ケルマデック(最前線組は補給をしに俺以外下がっている・・・まだ耐えなければ・・・!)
CIC妖精「・・・ッ!敵機直上!急降下!」
ケルマデック「対空砲火は間に合わない!電磁シールド展開!ダメージコントロールを最優先!」
ケルマデック「ロボットアーム展開!鎌を盾代わりにする!」ガチンッ...ウィーン...
ロボットアームが鎌を空へ向け、回転させ始めた。
―――敵機が爆弾を落とそうとした、その瞬間だった。
―――ザキンッ!
((ドガァァン!))
機体と爆弾が真っ二つになり、そのまま爆発した。
爆炎の晴れた先に居たのは・・・
???「危なかったな。君が気を引いてくれていたおかげで切れた。」
ケルマデック「大和・・・さん?」
大和(ア)「ああ。だが正確には「別世界の」大和だがな。」
大和(ア)「・・・いや。君は私達の世界を知っているか」チラッ
大和(ア)(ユニオン最強の戦士が何故こんなところに・・・)
大和(ア)「まぁそんな話は後だ。まずはこいつらを片付けよう。」
大和(ア)「さぁ、かかってこい。」
―――そう言った瞬間、後方を狙っていたセイレーンの砲口がすべて彼女に向いた。
ケルマデック(ま、マズイ!)ガンッ!バチバチバチッ!
ケルマデック(こんなときに限って・・・!)
俺の艤装は蓄積ダメージからか火を吹き、動けなくなった。
セイレーン「・・・」ウィーン...(((ドガドガガドガドガガドガン!)))
大和(ア)「・・・。」(((ヒュルルルルルルルル...)))
―――ザキンッ!
(((ドガドガドガドガァァァァァァァァン!)))
ケルマデック(砲弾を・・・切った!?)
大和(ア)「主砲斉射ッ!」ドガドガドガァァァァン!
(((ドガァァァァァァァァン!)))
ケルマデック(中破)「すみません大和さん・・・援護できなくて・・・。」
大和(ア)「良いんだ。それに見たところ損傷も酷いようだしな。・・・君は下がってくれ。おそらくもう少しで救援も来るだろうしな」
ケルマデック「いえ・・・このまま戦います。損傷もこいつを艤装に使えばどうとでもなります。それに、後ろには修理、補給中の仲間がいるんです。退くわけには行きません。」
俺は錠剤型の高速修復材を持ってそう言い、錠剤を艤装に入れた。
CIC妖精「艦隊後方にまたワームホールが開いています!」
ケルマデック(小破)「何ッ!」
大和(ア)「・・・噂をすればなんとやら。か。」
ブォォォォォォン...
ケルマデック「あれは・・・。九七艦攻と零戦?しかもあんなに」
大和(ア)「よく知っているな。・・・さて、ここからが本当の戦いだ。」
ケルマデック「そうですね・・・。」ウィーン...ガシャン...
ケルマデック「主砲、射撃用意!目標、前方接近中のセイレーン!」
ケルマデック「艦載機到達までの時間を稼ぐ!主砲斉射ァ!」ドガドガァァァァァァン!
大和(ア)「主砲斉射ッ!」ドガドガドガァァァァァァン!
(((ドガドガドガァァァァァァァァン!!!)))
ケルマデック「敵艦二隻沈黙!」
大和(ア)「航空隊到着まで二分だ!持ちこたえてくれ!」
CIC妖精「・・・!?前方十二時の方向!機影多数!」
ケルマデック「チッ!敵も艦載機を出してきやがった!」
大和(ア)「しかも距離が近いな。あっちのほうが先に来そうだ。」
ケルマデック「対空戦闘!VLS開放!順次発射始めッ!」
ガチンッ!...バシュゥゥゥゥ!バシュゥゥゥゥゥゥゥ!
(((ドガドガドガァァァァァァン!)))
CIC妖精「敵航空機隊、全機撃墜。」
ケルマデック「片付いたか。残るはこのセイレーンの艦隊だけ・・・!」
大和(ア)「艦載機到達。航空攻撃が来るぞ。」
ブォォォォォォン!ガチンッ!バシャッ!
(((ドガァァァァン!)))
セイレーン「・・・」ドガガガガガガガガガガガガガ!
ブォォォォォォォン!ガチンッ!バシャッ!
(((ドガァァァァァァァァン!)))
ケルマデック「圧倒的・・・だな。」
大和(ア)「時代はKAN-SENと航空機・・・。艦船に居場所など無いのかもしれないな。」
―――セイレーンの通常個体は懸命に対空砲火をした。だがそれも無意味同然で次々と沈められた。
ケルマデック「・・・空母はどこに?」
大和(ア)「確かに敵に艦載機がいたとなると空母がいるはず・・・。」
ケルマデック「CIC、レーダーに艦影は?」
CIC妖精「レーダーにあるのは沈んだ残骸と航空機隊だけです。他には何も・・・。」
ケルマデック「そうか。」
ケルマデック(じゃああの艦載機はどこから・・・?)
CIC妖精「・・・ッ!敵機急接近!時速・・・約マッハ3!」
ケルマデック「超音速機か!?」
―――
???「遅かったか。戦闘機隊は壊滅と見て間違いないな。」
???「敵艦載機を撃墜するか。今の装備では艦船には効果がない。」
グッ...バシュゥゥゥゥゥゥン!
???「凄まじい加速だ・・・!だが操縦できないほどではない!」
―――
CIC妖精「敵機さらに増速!マッハ3.5・・・マッハ4!まだまだ上がってます!」
CIC妖精「もう目視可能距離です!」
ケルマデック「何だと!?対空射撃開始!艦隊に近寄らせるな!」
CIC妖精「VLS開放。攻撃開始。」カチッ!バシュバシュバシュバシュゥゥゥゥゥゥン.....
―――
???「遅い!」
グッ...ギギギギギギギギ...
―――
ケルマデック「嘘だろ!?あの高速域でコブラ機動!?どんな頑丈さしてやがるッ!?」
CIC妖精「ミサイル、回避されました!」
―――
???「ターゲットロック。・・・ミサイル発射。」バシュッ!バシュバシュバシュッ!
―――
大和(ア)「航空隊が!?」
ケルマデック「対空射撃用意!弾種空中炸裂弾。目標、敵超音速機!」
CIC妖精「目標ロック。弾種空中炸裂弾。」カチッ
ガガガガガ...ガコン...
CIC妖精「装填よし。砲撃準備完了。」
ケルマデック「砲撃はじめッ!」
ドガガガガガガガガン!
―――
((Warning! Warning! Cracks appearing in various places on the wings!))
???「・・・もう厳しいか。最後にこいつをお見舞いしてやる!」カチッ!
ガシュッ!ボシュゥゥゥゥゥゥン!
(((ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!)))
???「チッ!対空砲火か!タイミングの悪い!」ガッ!
―――
ケルマデック「何だあれは!?」
ケルマデック「CIC!解析を頼む!」
(((ドガァァァァァァァァァァァァン!!!)))
ケルマデック「なんて威力だ!」
大和(ア)「今の爆発で空中に居た機体が五機巻き込まれた!」
CIC妖精「解析の結果「FAM-11」空対空 気化炸裂弾の可能性が高いと出ました!」
ケルマデック「何でこの時代にそんなものが!?」
CIC妖精「わかりません。ですがあれも異世界の産物なのかもしれません。」
ケルマデック「はぁ・・・一体この海域で何が起こっているんだ。」
大和(ア)「・・・何か分かったのか?」
ケルマデック「あの兵器が貴方がたと同じく異世界から迷い込んできたものかもしれない・・・ということだけです。」
大和(ア)「そうか・・・。」
ケルマデック「・・・なにはともあれ敵機は撤退しました。私は今からエンタープライズさんのところに行こうと思います。」
大和(ア)「私もそうしよう。・・・私の仲間もこっちに来てしまったようだからな。」
ケルマデック「固まって行動したほうが良いですからね・・・。」
ケルマデック(後のことは後で考えよう・・・。)
今回も間隔が空きましたね。
次回はちょっと番外編というか特別編?みたいなのを書こうかなって思っています。