なんかケモ耳生えてるわ、女の子拾うわ、どうなってんだこの世界 作:妖妖夢
気づいたら一年経ちそうだったよ
時が経つのは速いね~
なんとかヘルメット団を撤退させることができた
先生の物資と指示はすごいもんだな
流石はあの生徒会長様が呼んでこさせた大人ではあるな
そんで今はさっきまで攻めてきていたヘルメット団を追い打ちみたいなことをしているところだ
ちなみに提案者はあのホシノだ
俺と先生以外が驚いていた
「く、来るなー!」
「やめろー死にたくなーい!!」
「くそったれだー!」
一部の集団がシロウに向かって銃弾をぶっ放していたが
シロウさんは来ている銃弾を難なく最低限の動きで躱している
まるで来る銃弾がどこに来ているのか見えているようだった
「相変わらずですねシロウ先輩」
「嘘あれどうゆう仕組みなの!?」
「ん、兄さんが最強」
後輩たちが異質な目で見てくる
結構悲しくなってくる
一応これでもごく普通のキヴォトス人だぞ
「ホシノこっちは終わったぞ」
「こっちも終わったよ」
アジトにいたヘルメット団は戦いで倒れているのもいれば、逃げだす奴もいた
まぁ逃げ出した奴は俺とホシノの援護していた三人が倒していったが
とりあえずやるべきことを終えた俺たちは学校に戻ることにした
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「いやーこれでヘルメット団からの襲撃はこないでしょう」
「この調子なら借金も何とかなるかもしれませんね」
「借金って?」
「あ」
「いいんじゃない?先生にもこの話を言っても?」
ホシノがそう言うと一人の生徒が反対してきた
「私は大人なんて認めない!!」
「待ってセリカちゃん!」
「私追いかけますね!」
セリカはアヤネに頼むとしよう
「一応先生にも説明しよう」
ありがたいと思え先生
このアビトス高校にはざっと10億もある借金がある
アビトスに突如としておこった砂嵐の多発、それが原因による被害は大きく、このアビトス高校も砂嵐の対策へと動いたがそれも虚しく、結局は状況が悪くなる一方だった
さらに対策のための資金はとある金融業者から融資だが、その業者がカイザーコーポレーションという悪徳でもあり、そのせいでか借金は10億と膨れ上がってしまった
今も利息ありでも返金はなんとかできてはいるがそれで精一杯
「この学校にそんなことがあったなんて」
「まぁセリカの気持ちもわかる、この借金ができたきっかけが大人でもあるからな」
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下校している途中でバイトが終わった後のセリカがベンチに座っていた
今日あった借金のせいでかわいい顔が曇っているぞ
「よぉセリカ」
「あ、先輩…」
俺もそのベンチ座った
少々近い気がするけど我慢してもらおう
「…先輩、あの大人のことどう思います?」
「そうだな…俺も今日会った人だからわかんないけど、あの連邦の生徒会長が呼んだ人だ」
あいつは普段ふざけてるようにしか見えないがやっていることは普通にすごいんだよな
「俺もセリカと同じであの大人を信頼していない、けど今は様子を見ることにした」
決めつけるのは良くないと中学の先輩から教わった
正論の言いつけはしっかりと守るものだ
「さぁ、時間も時間だ。家まで送ってやる、いくぞ」
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「先輩ここまであとは大丈夫です」
「そうか、ならあとは気を付けて帰ってな」
「はい、私これからも頑張ります!」
「まぁセリカは今でも頑張ってるよ」
えらいね~という感じで頭をなでた、そしたらなぜか黙ってしまった
…もしかして頭撫でられて嫌だったかな?
いつもシロコが所望してくるせいで癖になってきた
「す、すまん嫌だったか?」
「これはシロコ先輩が欲しがるわけですね」
あよかったお気に召したらしい
「先輩今日は帰りまでありがとうございました。私少しはあの大人の人信じてみようと思います。あと,たまに頭なでてくれると嬉しいです…」
そういいながら自分の家の方向に振り返った
その時のセリカの頬は少ししか見えなかったが赤くみえた
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いつも通りに登校している途中にアヤネから電話がきた
セリカが行方不明だと
どうやらアヤネが家に向かったが本人が帰宅した痕跡はなかったらしい
その証拠に登校靴がなかったという
つまり本人は家に帰られてない状態だ
事故か事件に巻き込まれたか?
こうなるんだったら最後まで家に送ればよかったな
「情報がなさすぎる…」
久々にホシノが真面目な顔をしてる
失礼だな俺
だがそれくらい余裕ができない
いくら俺でもこの広いアビトス全体は探すのにも時間がかかる
しかも昨日の日で別れた時以降だとすればセリカの身に危険があるかもしれない
なんとも判断しずらい状況なんだ
こういう時で冷静でいないといけないが後輩のことを思えば、
「みんなセリカの場所がわかったよ」
先生はそう言うとアビトス全体の地図のとあるところに指をさした
なぜいる場所がわかるのかが気になるがこの問題を解決してから聞くとしよう
盗聴器でもつけてたんだろうな
「ここはアビトスの郊外だな…まだこの距離なら間に合いそうだな」
走れば数分で着けるだろう
うちの後輩に手を出したことを後悔させてやるからな