水の都で命は踊る   作:盆回

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長めの閑話休題章。
オリキャラいっぱい出てきます。


Chapter.5 豹は街から世界を夢見る
夢見る宝石


 

 絵に書いたような快晴と陽気な日射しが、煉瓦造りの建物の隙間から降り注ぐ。こうした洗濯日和には、水路上に色とりどりの布たちがはためくのである。

 

 

 二つ並びのヤガラブルに揺られながら、そんな空を金髪の男が見上げている。日光が反射してゴーグルがきらきらと光った。

 

「造船日和、買い出しにもいい日だなァ今日は」

「そ〜だねえ……パウリーさんは仕事してても良かったのに。別にぼく一人でもできることだし」

「ばっかお前、また水路に落ちたら誰が助けるんだよ?」

「そろそろ忘れてくれないかなァ!? あれ以降落ちてないんだし!!」

 

 

 

 ガレーラでのおれの立ち位置は、所謂『雑用係』である。

 造船に直接関わる仕事がない訳では無いが、基本的には仕事内容は簡素なものとなっている。これは意図して評価を調整している故。仕事はきっちりこなすが、よくドジを踏むため根幹の仕事にはまだ関わらせられない、といったように。

 上手くやればこの年齢だろうと上のポジションに行ける自負はあるが、いずれは必ずガレーラカンパニーから離れる身。おれは間違っても責任のある立場に就くべきではない人間だから。

 

 

 

 

(自信過剰……じゃないんだもんね。平均はよくわかんないけど、ルッチって器用な部類なんだっけ?)

(まァ、大抵の事は出来る。自分で言うのもなんだがな)

 

 ──この身体の本来の主。R.L-050と接触できるようになって、はや一ヶ月。

 最初は一つの口を使い交互に話していたが、ある程度集中すれば心の中でも会話が行えることに暫くして気付いた。これで人の目がある外であっても、虚空に話し掛ける変人扱いを回避しつつ意思疎通を図れるという訳だ。

 

 

 

 とまあ、それは置いておいて。

 

「お使いすら一人で行かせてもらえないのは情けないにも程があるって……」

 この甘さは如何なものか。侮られている訳ではなく、またその寛容さに恩恵を受けているからこそ、扱いに不満を言い難いというもの。ヤガラの上で肩を落とせば、からからと笑い声が隣から飛んでくる。

 

「はっはは、冗談だっつの。いくらお前がドジだっつっても仕事はちゃんとやる奴だってのは分かってるからな!」

「そーお? ならいいけどさ」

「そーそー! 今日はあれだ。働き過ぎだってことで休暇を取らされたんで、荷物持ちに着いてきただけだぜ」

 力こぶを作る動作をするパウリーを傍目に、社長からの流れで渡されたお使いリストを眺める。確かに、一人で片付けるには少しばかり多いような気もするが……これも気遣いの結果だろうか、おれに誰か着いてやれ、という。あの人はそういうことをする人だ。

 

 

 

 

 

 

 

「……ン?」

 ぴくり、とパウリーが肩を挙げ、岸の方へと視線をもたげる。何かあったのだろうかと目で追えば、そこには。

 

 

 人混みの中にひら、と舞う赤い装束が視界に入る。次いで、これまた赤いトリコーン(海賊帽)。断片しか見えないが……街の方のがやがやとした喧騒の中に、こちらの世界で随分と見慣れてしまった荒くれ者の姿を認める。

 ここはウォーターセブン、海賊も政府も関係なしに仕事を引き受けるガレーラがある為に、指名手配犯だろうが何だろうが堂々と闊歩していてもおかしくはないけれど、……どうやら何か騒ぎになっているらしい。

 

 

「……あー、海賊? 何かあったのかな」

「危ねェからお前はそこにいろよ、見てくる」

「いやァぼくも一緒に行くよ。戦力は多い方がいいでしょ?」

 

 そう言いながらヤガラを降りたパウリーに着いて歩き、身構えながら人混みを通り抜けたところで──吹き抜けた、ファンファーレのような音。

 

 

 

 

 空気に反響しているのはトランペットの高音。そしてその音の出処は、今まさに足を向けていたざわめきから。

 

 

 

 

 人集りの中心の姿が完全に見えた。

 ぱっと目を引いたのは先程も見えた赤い衣装の男。器用にボールだの短剣だのを両手両足で取り回し、踊る道化のように観衆を沸かせている。仲間らしき黒子を被った数人が光を当て、風を起こし、紙吹雪を舞わせ。トランペットに追随するかの如くもう一人の奏者がアコーディオンを弾き、繊細な音色が交差した。

 

 何気ない道端をステージに変えて堂々と立つ少人数、武器を帯びた衣装は分かりやすく海賊である者達。

 けれど彼らが織りなす光景は、どう見てもサーカス団のそれであった。

 

 

 

 

「……大道芸?」

「なんだ大道芸人か……紛らわしいな」

 揃って肩から力を抜き、首を傾げる。芸は十分に上手いようなのに何故わざわざ海賊の格好を? 色鮮やかな無法者の衣装は確かに注目を集めるかもしれないが、それは警戒の一種。好印象を抱かれるものでは無いだろうに。

 

 

「どうせだし、ちょっと見ていくか」

「……お使いはいいの? 部下をサボり魔の道に引き込んじゃうんだ、職長なのに」

「人聞き悪ィことを……いいんだよこのくらい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 じゃん、と音楽が鳴り止みショーが終われば、集まっていた観客から拍手が上がる。即興舞台の前に置かれた帽子の中にいくらかのベリーが投げ入れられた。

 

 

 

 

 人混みがある程度散った後もパウリーは動かない。仕方がないと何となく団を眺めていると、六人が集まって投げ銭の中身を見、揃って肩を落としていた。

 

「これじゃ足りないよな、船長……」

「流石に、か……」

 ……船長。微かに聞こえたその単語から、一座はサーカス団ではなく一応は海賊であるらしいと分かった。この世界では、政府の許可を取らない航海者はおしなべて海賊に分類されるので。

 

 

 そわ、と隣の気配が動く。

「……なァヒョウ太」

 前へと姿勢の向いたまま、此方へと今にも了承を取りに来そうな連れに、はあ、と息を吐く。

「話聞きに行きたいって? お金の困り事っぽいよ、パウリーさん、金欠な癖に」

「よく分かったな!?」

 驚く背中を押しながら一座へと近づいていく。

 

 ……パウリーは普段、海賊に対してあくまで仕事相手としての態度を崩さず、警戒心という一線を引いている。だというのに気にかかる、とは珍しいこともあるものだ。一体彼らの何がそんなに関心を引いたのだろうか。

 

 

 

 

「おにーさん方、ちょっとお話いいかな?」

 

 歩み寄るおれ達に気が付いたのか、眉を寄せてトリコーンを持っていた船長と呼ばれている男が首を傾げる。

「……? なんだ、はっ! 投げ銭か!?」

「お話次第ならそれもやぶさかじゃないかなーって! ……ほらパウリーさん」

 目を見張って帽子を掲げた赤毛の男に言いながら、隣の背中をぐぐいと押し出す。話しかけた理由はパウリーにある、おれが話すことではないだろう。

 

「お、おう? あー、アンタらなんか困ってるんだろ? こんな時代だ、困り事なんざ溢れてるはずなんだが……虫の知らせってやつかね、どうにも気になっちまってな」

 ……そんなぼんやりとした理由だったのか。海賊相手とはいえいっそ不審だぞと思っていた、いたのだが。そのふわふわな言葉に、きらん、と船長らしき男の目が輝いた。

 

 

 

 

「それはつまり……おれ達に魅了されたということだな!!?」

 

 

 きらきらと、満天の笑顔が此方へ向く。

 ……おかしな人に話し掛けてしまったかもしれない。

 

 

 

「ふふん、ファンになってしまったというのなら無理もない! おれ達カッスン海賊団のショーはそれはもう魅力的だからな!」

「あー、サーの言うことはあんまり気にしなくっていいヨー……」

 堂々と胸を張って笑う船長を横目に、紙吹雪の入った籠を持った目の死んだ男が此方へと声を掛けてくる。……カッスン海賊団、それが彼らの名前か。

 

「で、困り事がなにかって?」

「そそ! 見たところ、キミらは海賊でしょ〜?なんでサーカスの真似事なんてしてるのかなって気になっちゃって」

 顎に指を当て、こてんと傾げてみる。名前を聞き、顔を正面から見て──思い出した。

 

 サー・カッスン。懸賞金3142万の賞金首。

 情勢把握のために欠かさず買っている新聞、それに挟まっている手配書は知っている顔知らない顔問わず、全てファイリングしている。新世界中学校や百獣中学校等に在籍している生徒と同名の手配犯の存在についても把握しているが、目の前の男は元の世界では見た事のない顔である為、記憶を掘り起こすのに時間が掛かった。

 

 

 

「真似事ではない! おれ達の本業はサーカスだ!」

「はいはい〜、真面目な話だから船長は下がっててね〜」

 横から飛んできた声を諌めるようにして、トランペットを持った女性が船長の首元を引っ張る。……ノリが軽く、濃い。大道芸人というのは皆こんなものなのだろうか。

 浮かんでくるのは一年の道化の顔。大体あんなのだったような気もすると納得した。

 

 

 

「……病気になっちまったのヨ、仲間の一人が」

 籠を抱えた手とは反対の手でがし、と榛色の髪を掻き、気落ちした声で男は話し出す。

 

「伝染るような病気じゃないんだケド、内臓がどうとかで結構危険、治療も複雑みたいなんだヨ……んで今、危篤状態なワケ」

「この海賊団にいるのは七人だけ、普通に航海する分にはサーカスで得られる収益でやりくり出来ていたんだが……大きい病院に長くかかるとなるとなあ」

 ううん、と呻く団扇(うちわ)を持った地味目の男。この集団は海賊であるというのに随分と真っ当なことばかりを言う。

 

「お前ら海賊……なんだよな? 海賊行為してねェのか。いや、しないのが一番いいし勧めもしねえが!」

 今まで静観していたパウリーが訝しげな顔で訪ねれば、彼らは一様に嫌そうな表情を浮かべる。

 

「いや、略奪は、なあ?」

「略奪はなあ……」

「なんでキミら海賊やってんの?」

 顔を見合わせて苦い顔をする彼らに思わず突っ込む。略奪を行わない海賊、ワンピースという浪漫を追う冒険家寄りの海賊なのだろうか。

 

 

 

「あはは〜、私ら天竜人に目を付けられちゃったんだよね〜」

「そうなんだよなァトラット、これもおれのサーカスが素晴らしいばっかりに!」

 トランペットをケースに入れながら緩く話す女性、船長が呼ぶにはトラット。その声色に反して、内容は深い闇に触れていた。

 

 

「……天竜人」

 ごく、と息を飲む。この世界の治安は、おれの世界と比べるまでもなく終わりきっている。そしてその因果の一端である天竜人についての情報は、情勢を少しでも調べればある程度知れるもの。伝聞であってもその事情は凄惨であるだろうに、にこにこと笑顔を絶やさないのは呑気であるからか、それとも気丈であろうとしているのか。

 

「それを無視して逃げたら懸賞金掛けられたわけだ、この船長は。所々で芸をしている私たちが逃げ切れているのは奇跡だぞ奇跡」

「リフターすまんなあ、おれがあんまりにも輝かしいせいで!」

 レフ板を抱え溜め息を吐いた男、船長が言うにはリフター。どうにも苦労性の気配を感じる長身の男は、船長のポジティブ極まりない返答で首を振る。既に刻みついていた眉間の皺がさらに深まっていった。

 

「それなら名実ともに海賊になってやろうって旗揚げしたんだヨー、ホント思い切り良すぎ……」

「そうだコンフィ、それがおれ達カッスン海賊団!」

 紙吹雪の入った籠を抱えた死んだ目の男……コンフィが呆れたような声で呟く。それに呼応してばあん、と決めポーズを取る船長にわあ、と無感情な拍手を飛ばしている彼もまた振り回されているように見える。

 

 

 

 取り敢えずわかったこと。この船長、めちゃくちゃにうるさい。

 

 

 

 経緯が経緯であるというのに、そこに関してはどこまでも悲愴感のない連中だ。

「なるほどねェ〜、それでお金足りないって言ってたんだ」

「ははっ、情けない話だけどな……でもおれ達に出来る金稼ぎなんてこれくらい。時間は掛かるかもしれないけど、略奪してあの人を助けるよりずっといいはずだから」

 地味目の男が困り眉で笑う。……気のいい連中ではある、が。医者でもないおれ達にはどうすることも出来まい。出来てお捻りを投げるくらいだろう。

 パウリーとしてもそれは同じこと。くい、と服を引けば此方を見て、分かっていると頷いた。

 

 口を開き、労りの言葉でも投げようと────

 

 

 

 

 

「ね、サーカスっておれにもできる!?」

 

 

 

 ────は?

 

 

 

 

 内側から発された、完全な不意打ちに面食らう。おれ、ではない、おれの声。ならその主はたった一人だけ。

 

 どうした050……?

 

 

「なんだ興味があるのかサーカスに! 将来有望じゃないか!!」

 船長の満面の笑みがこちらへと向かう。これは、きっちりと否定しなければ面倒なことになりそうだ。

 

 

 

「いやちがっ、うん!! さっきの凄かった!!」

 050!?

 

 

 

 

「そうかそうかァ! おれ達の魅力をよーく分かってるなお前!!」

「ひ、ヒョウ太……?」

 おいコラおい050!! 一歳児!!!! 喋っているおれの口乗っ取ってまで言うことかパウリーが怪しんでるだろうが!!

「すっごくキラキラしてて、ぴかぴかしてて、ステキで! 魅力? サーカス? やれるんならやってみたい!」

 ダメだ口が止まらない。というか口だけじゃなくて身体もおれでは動かせなくなっている。ええいお前はカラスか!? そのよく分からない派手男に憧れるんじゃない!!!

 

 

 

「ふーむ! いいぞ、少年少女の好奇心には応えるのが魅力的なおれ達! 満足するまで存分に教えてやろう!」

「ホント!?」

 050の憧れの視線に気を良くしたらしい船長が大仰な身振り手振りで持ち掛けてくる。本当に050お前どこからその感情を獲得した? おれを模倣したって嘘だろ、未だかつておれがそんな風になった覚えはないんだが?

 

 

「サー、ストップだ。普段なら構わないだろうが、今はその時間が惜しい。治療費を稼ぐ為に少しでも多く公演すべきだろう」

「む、リフター……ううむ、それもそうなんだが……」

 苦労性が滲み出た男が船長を諌め、カッスンはその提言を唸りながらも素直に聞き入れている。そうだそのまま流してくれ、050には悪いが諦めてもらわなければ。

 

 

 

「じゃあ……授業料払うよ、時間分!」

 

 

 

  ──ルッチが!

 

 

 

  ──粘るな!! でもって結局おれが払うのか!!!?

 

 

 

 

 

 脳内で響いた一心同体の声に向け、口には出せない全力のツッコミを叫んだ。

 

「授業料?」

「だいじょーぶ、ちゃんとお金はあるんだから! 使い切れなくって困るくらいには!」

 意表を突かれたようなオウム返しに、力強く頷いて念を押す050。……確かに最初に手に入れてしまった一億以上の賞金は殆ど残っている上、ガレーラでの給与もある。入院代として少しばかり過剰に出したとしても全く問題は無いのだが。それはそれとして色々と待ってほしい、戻ってきてくれ050。

 

「そんなに言うなら……な! いいだろリフター!?」

「いいでしょー!?」

「ぐ、二人でキラキラさせるな顔と目を! 眩しいな!」

 おれの顔は一体今どんな顔をしていると言うんだ。いや表情筋の動きで何となくは分かるが見たくない。

 

 

 

「ヒョウ太、おれが思うよりずっとこういうの好きだったのか……?」

 ああほらパウリーがあまりの態度の違いに考え込んでいる。どう言い訳したものかと意識の奥で思考を回転させていたところで。

 

 

 

「さっきから騒がしいんだけど……何?」

 裏で楽器を仕舞っていた、サーカスの一員にしては暗い空気を纏っている女性が近付いてきた。

 

 

「あ、遅かったねディオン〜! 今小さいパトロンさん候補と話してるところ〜」

「……は? パトロン? ……この子どもが? 何言ってるのトラット」

 まじまじと此方を見つめてくる、先程アコーディオンを奏でていた目付きの悪い女性。バッサリ切ってきそうな常識人寄りの雰囲気を感じ、一縷の望みを掛けて祈ってみる。この流れを断ってくれ。

 

 

 ディオンと呼ばれた女性は腰に手を当て、呆れたような様子でかぶりを振る。

「……楽しく見えるかもしれないけど。ガキの遊びじゃないよ、これは」

 怒りすら込められたような声に一切臆することなく、050はにこにこと笑みを絶やさない。

「ぬっは〜〜そりゃ分かってるよ! だから、ええとパウリーさんペン持ってない?」

「あ? お、おお」

 隣に手を差し出せば乗せられる、船大工故か賭博師故か、常備しているらしい鉛筆。それを借りて050はお使いの紙の裏面にさらさらと金額を書いていく。

 

 

 ……おい? 050? 桁おかしくねェか?

 

「ありがと〜〜えっとね、このくらいで……どう?」

 ぴら、と前に突き付けた字面を追って、ディオンは更に顔を顰めた。

「……正気?」

「正気も正気、んでもって本気!」

 

 胸を張る050に最早慄いてさえいる彼女の肩に、やかましい船長の腕が組まれた。横から紙を覗き込んで一瞬面食らったものの、満面の喜色を浮かべている。

「なあディオン、これだけあれば治せるよな!」

「……そりゃ、そうだけど……」

「あー、怪しすぎるって?」

 それまで蚊帳の外だったパウリーが話に割り込んでくる。

 

 

「大丈夫だ、こいつのことはおれが保証する。ガレーラカンパニー一番ドック職長、パウリーがな!」

「パウリーさん……!」

 見慣れた顔を見上げればびし、と親指が立てられた。050は目をキラキラさせるな本格的におれの味方がいなくなったんだが。

 

 

「おれ達としてもありがたい話だ、よーしリフター、ディオン! これで文句はないな?」

「……まあ、代わりの収入源になるならいいだろう」

「ン。助けられるんなら、いい」

 常識人らしき者達の砦は崩れ、この場の全員の意見が統一された。おれ以外の。

 

 

 

 

 

 

「カッスン海賊団船長、サー・カッスン! このおれが、お前を見習いと認めよう。よろしく頼む!」

「ガレーラカンパニー雑用係、ヒョウ太です! よろしく、師匠!」

「師匠、師匠か! いい響きだ!」

 

 

 

 

 

 からりと笑うカッスンと050。意識の中で揺蕩うことしか出来ないおれはその眩さに頭を痛めながらも、後でしなければいけない叱り文句を考えていた。

 

 




オリキャラ紹介

【サー・カッスン】
名前は安価で決まった。サーカスのもじり。懸賞金3142万の賞金首。額はダイスで決まった。大道芸してるのもダイスで決まった。性別もダイスで決まってる。ちなみに料理の腕もダイスで決まって最大値の100を出したのでサンジ並の腕前ということになった。
赤毛金目が特徴的な、堂々とした海賊らしくない海賊船長兼コック。武器は細めの双剣。
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