まどマギ世界でハッピーエンドを目指す僕のお話   作:洒落た機長

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友達が凹んでたら慰めるのが友達!

さやかちゃんとマミさんのメンタルケアに奔走するソラちゃん。

頑張れ!


翌日の昼休み。僕はまどか、ほむら、マミさんの3人と一緒に屋上で弁当を食べながら昨日の件について話していた。さやかは学校を休んだらしい。昨日あんなことがあったからね…。

そう考えると普通に学校に来てるマミさんメンタル強いなぁ。原作だと豆腐メンタルとかイジられたりしたけど、やっぱタイミングが悪かっただけだよね。

 

「…昨日家でずっと考えていたけど、やっぱりすぐには受け入れられないわね…。今まで正義の味方気取りで魔女を倒してきたのに、その正体が魔法少女で私や美樹さん、暁美さんまでいずれ魔女になってしまうなんて…。」

 

「「…。」」

 

いや、やっぱ結構メンタルにダメージ負ってたわ。それが普通っちゃ普通だけど。ここはフォローするしかねぇ!

 

「でも、マミさんがやってきたことは絶対無駄なんかじゃなかったです。マミさんのおかげで救われた命もある。僕やまどか、さやかもその内の1人です。」

 

「葵さん…。」

 

「そ、そうですよ!それに人のために戦うマミさんはとても素敵でカッコよくて、私もあんな風になりたいなって思えたんです。だから自信を持ってください!」

 

「鹿目さん…。」

 

ナイスアシストまどか!よし、イケる!

 

「…そうよね。私がやってきたことは無駄なんかじゃなかった。こんなに良い仲間たちにも恵まれたし私、幸せ者だ…。」

 

「仲間じゃなくて友達ですよ!ね、ほむら!」

 

「…まぁそう呼べなくもないわ…。」

 

素直じゃないんだから…。

 

「…ありがとう葵さん。友達のためにも、この町の人たちのためにも、そして魔女になってしまった魔法少女たちのためにも私正義の魔法少女として戦うわ!」

 

「もー!友達なんだから葵じゃなくてソラって呼んでください!」

 

「えぇ、これからもよろしくソラさん。」

 

ひとまずメンタルケア成功!これてマミさんが錯乱することはなくなった。後はさやかだけだ!

 

 

 

 

 

放課後、さやかのメンタルケアのためにさやか宅へ向かった。パトロールはマミさんたちに任せてある。迷いが吹っ切れたマミさんがいるし大丈夫だろう。いざという時はほむらがなんとかしてくれる。そう思いつつさやかの元へ向かっているとさやかと杏子が歩いている所が見えた。

コレあれだ、教会で杏子が自分の過去話すやつだ。僕は気付かれないように後をつけた。

 

 

 

 

 

しばらくついていくと廃教会に着いた。ここが杏子の父親の教会だろう。物陰に隠れつつ、話を聞く。自分の父の話を聞いて欲しくて魔法少女になったこと、願いのおかげで信者が増えたこと、自分の願いの仕業で信者が集まっていたことがバレてそこから段々父親が病んでいき最後には一家で心中したこと。

 

「奇跡ってのはタダじゃないんだ。希望を願えば同じ分の絶望が撒き散らされる。そうやって差し引きをゼロにして世の中は成り立ってんのさ。」

 

「…どうしてそんな話をあたしに?」

 

「アンタも開き直って自業自得の人生をやっちゃえばいいのさ。」

 

「…それって変じゃない?あんたは自分のために生きてるのにあたしの心配してくれる訳?」

 

「アンタもアタシも同じ間違いから始まった。これ以上後悔するような生き方を続けるべきじゃない。」

 

「…あんたのこと誤解してたみたい、それは謝る。でもあたしは人のために祈ったことを後悔しないって決めたの。だからこの生き方を変えるつもりはない。」

 

「それからさ、あんたはその林檎どうやって手に入れたの?」

 

「…。」

 

「…言えないんだね。だったらあたしはその林檎はもらえない、もらっても嬉しくない。」

 

「…っ。バカヤロウが…。」

 

さやかはそのまま教会を去って行った。…でもこの後後悔しそうな出来事が割とすぐ起こるんだよね…。

…さやかが抱え込まないようにしないと。そう思い僕も帰ろうとすると、

 

「おい、そこのアンタ!つけてきたのバレてんぞ!」

 

声をかけられた。

…ヤッベバレてたわ。観念して姿を現す。

 

「ご、ごめんね、さやかが心配で…。盗み聞きするつもりはなかったんだけど…。」

 

「…お前かよ…。」

 

「…杏子もやっぱ色々あっただけで根は優しいんだね。」

 

「ハッ!盗みで生計立ててるやつに言うかよ?」

 

「た、確かに…。でも人のこと思いやれるいい子なのは間違いないし。」

 

「アタシはそんな大層なやつじゃないよ。」

 

「…それと、僕も人のために戦うことは別に悪いことじゃないと思う。」

 

「…その思いが踏みにじられたとしてもか?」

 

「うん。大事なのは誰かを思いやることだと思う。例えそれが無駄になったりしても何十回、何百回も続ければきっと思いは届くと思うから。」

 

「…なんでそんなに真っ直ぐでいられるんだ…?魔法少女は魔女になる運命だってアンタも知ってんだろ、なのになんで…。」

 

「僕は諦めが悪いからね。それにそんな運命僕が変えるって言ったでしょ?」

 

「…。」

 

「それじゃ、僕はこの辺で。」

 

そう言って僕は立ち去る。


そろそろ物語も佳境!

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