まどマギ世界でハッピーエンドを目指す僕のお話 作:洒落た機長
そろそろ物語も佳境とか言ったことがあったな。
あれは嘘だ。
まだ全然続きます(予定)。
自宅に帰った僕は準備をした。何の準備かって?ほむホーム突撃の準備さ!
最近忙しくて行ってなかったからね。たまには行こうという訳。
それではレッツゴー!
ピンポーンとチャイムの音が鳴り、中からほむらが出てくる。
「遊びに来たよー!」
「なんだかあなたがこうして来るのも久しぶりな気がするわね。」
そう言いつつほむらは僕を家に上げる。
「今日も今日とて料理を作らせてもらうよ。」
「あなたも飽きないわね、そんなに私に料理を振る舞うのが好きなのかしら。」
「そりゃあ好きな人には美味しいもの食べててほしい…し…。」
ぎゃあああやっちまったあああ!!
嫌、ほむらのことは好きだけど…ってそうじゃなくてぇ!
前もやったのになんで学習しないのさ僕は!
「…そう。私もあなたのこと好きよ。」
「へ?」
今なんて?
「…早く料理作りなさいよ。」
「う、うん。そうだね。」
聞き間違いかな?あのほむらがデレるなんて…。
明日は槍の雨でも降るのかな?そう思いながらも僕はいそいそと料理に取り掛かった。
「はい、どーぞ。」
今回僕が作ったのは餃子。こいつは上手く作れるようになるまで苦労したよ…。
中々羽根つきでパリパリのが作れなくてね…。焼くのが難しいこと。
「いただきます。」
「召し上がれ。」
ほむらが餃子を口に運ぶ。パリパリと心地良い音を鳴らし肉汁が口の中に広がっていってるのが分かる。
「やっぱりあなたの料理美味しいわね。」
「えへへ〜それ程でも〜。」
ちゃんと上手く出来てて良かった。そう思っているとほむらがこちらに餃子を向けてくる。
「ほら、あなたも食べなさい。」
「そ、それじゃ遠慮なく…。あ〜ん…。」
パクッと自分で作ったそれを食べる。我ながら良い出来だ。
「ふふ…。」
ん?ほむらが笑ってる?珍しいことだらけだな。
「どうしたの?」
「いえ、あなたが余りにも幸せそうに食べるから。」
僕そんな顔してたかなぁ?自分の顔は気づきにくいものだからね。
「やっぱり好きな人と食べる料理は美味しいのかしら?」
「も、も〜!からかわないでよ〜!」
うう、恥ずかしい…。好きなのは否定しないし、好きな人と食べる料理が美味しいのも否定しないけどさぁ…。
こんな調子でからかわれつつ、2人で仲良くおやすみした。
翌朝
今日は学校が休みだから色々できるぞー!
そう意気込んだは良いものの、何しよう?
「ほむらーなんかしようよー。」
「そうは言っても私の家、何も無いわよ。」
うーむ、困った困った。お出かけは昨日皆としたし、魔女狩りにでも行こうっと。
「ちょっと出かけてくるねー。」
「どこ行くつもりよ。」
「どっか適当にぶらついとく。」
そう言い残し僕は街に向かった。
現在街のパトロール中。魔女の反応特になし!
「なんか魔女出ねぇなぁ…。平和なのは良いことだけど…。」
そうは言ってもグリーフシードは魔法少女にとって結構重要だからなぁ…。ないと死活問題!
「おっふ!急に反応が!」
とか思ってたら反応アリ!行くしかねぇ!
魔女の反応がした方へ向かうと結界発見!僕は変身し、すぐさま飛び込み、真っ逆さまに落下した。
「なんじゃこりゃー!」
結界のなかにいたのは委員長の魔女だった。僕はうっかり足を滑らせてしまったようだ。
空中で身をよじり体勢を立て直し、上から降ってくる机を乗り移りつつロープまでたどり着き、それにつかまりぶら下がる。
「どうしたもんかね…。」
魔女までは距離がある。一気に詰めたいけど、足場が細い!
「一か八かやるしかないか…。」
足に力を込め魔力も込める。魔女はその隙を狙い使い魔を差し向け、自身の守りに机をバリケード代わりに使っている。
まだだ、まだ、まだ…。
ギリギリまで力を溜め、そして解き放つ。瞬間、一直線に魔女へ突っ込む。使い魔など歯牙にも掛けず蹴散らし、バリケードもぶち抜き魔女本体までもぶち抜く。
魔女は何が起こったか分からない様子で消滅し、そこにはグリーフシードがコロンと残っているだけだった。
なんとかなったぁ…。なんか集中しすぎてめっちゃ疲れたぁ…。
ぐぅ~と腹の音が鳴る。そういや朝飯も食べずにパトロールしてたわ。まずは腹ごしらえだ。腹が減っては戦はできぬ。
そう思いつつ、近くに良いレストランないかなと探すのであった。
魔法少女化したソラちゃんの餌食になった委員長の魔女は泣いていい。