まどマギ世界でハッピーエンドを目指す僕のお話 作:洒落た機長
そろそろUA数が500を超えそうです。
思ったよりたくさんの方に見てもらえて嬉しいです。
昼休み、僕とまどかとさやかの3人で屋上に集まり、弁当を食べながら願い事について話していた。仁美に今日は3人で弁当食べるねと伝えると、興奮した様子で「キマシ…。」と言って倒れた。仁美さぁ、ホントさぁ…。
「まどかは願い事決まった?」
「ううん、まだ。さやかちゃんは?」
「あたしも。こういうのってしっかり考えなきゃいけない気がするんだよね。ソラは何かないの?」
「いきなり言われても…特に無いよ。」
願い事かぁ、叶えるなら何にしようかな?そもそもどのくらいまで実現できるか分かんないし。なんか魔法少女の仕組みをいい感じに変えれないかな?
「まどかとソラはとてつもない才能を持っているから、その気になれば文字通りどんな願いでも叶えられるだろう。」
ゲッ…QBいんの忘れてたわ。ていうかまどかだけじやなくて僕もそんなに才能あるんかい!なんでや!まぁ、都合良いっちゃいいんだけどさ…。
「やっぱり魔法少女の戦いって危なかったりするよね?」
「えぇ、命懸けよ。」
さやかのQBへの質問に答えたのはたった今屋上に来たほむらだった。ほむらがやってくるのと同時にQBは後ろに隠れ、さやかが身構える。
「アンタ、何しにきたのさ、転校生。」
「別に、ただ忠告しに来ただけよ。魔法少女として。」
「キュゥべえを殺そうとしたアンタの言葉を聞けっての? 悪いけど、信用できないね。」
さやかとほむらの間に険悪な空気が流れる。またかよ!なんか出るたび出るたびギスギスしてないほむら?
「いやいや、あっちにも何か理由があっただろうしさ。ね、ほむら?」
「…。」
何か言ってよ!フォローしたのに誤解解けないじゃん!口下手か!
「昨日の話、覚えてる?」
ほむらは唐突にまどかに話を振る。いや、先に誤解解けや。
「…うん。」
「ならいいわ。忠告が無駄にならないように祈ってる。」
ほむらはそう言い残すと足早に帰って行った。
「…何なの、アイツ?」
どーしよ。印象良くしたかったのに全然ダメだわ。
「…ごめん、ちょっと行ってくる!」
「ちょ、ちょっと!」
僕はそう言うとほむらを追いかけて行った。
幸いほむらは階段を少し下りた所にいた。
「ほむら!」
「…何かしら?」
「少しくらいは事情話しなさいよ!誤解されたまんまじゃん!」
「美樹さやかは思い込みが激しいのだから、何を言っても無駄なのは知っているでしょう。」
ほむらはそう言うとファサッと髪をかき上げた。
「いやいやいや!せめて何か言おうよ!やむにやまれぬ事情があるとかさあ!」
「…それより葵ソラ、今日の放課後のことだけど…。」
人の話を聞けぇ!もうホントコミュ障!
「まどか達の護衛は任せたわよ。私は魔女を狩ってグリーフシードを集めるから。」
まぁ、最初からそのつもりだからモーマンタイ!
「りょーかい!まかせてね!」
「話は終わりね、それじゃあ。」
そう言って帰ろうとするほむらを引き止める。
「待って、最後に1個だけ。」
「…何?」
「僕のことソラって呼んで!」
フルネームで呼ばれるのはなんか嫌だ。ここだけは譲れない!
「分かったわよ、ソラ。またね。」
ほむらはそう言うと今度こそ帰って行った。せめて次会う時までにもうちょっと喋れるようになっててね…。
放課後、僕たちは魔法少女体験コースに参加していた。ちなみに仁美に3人で用事あるからと伝えるとまた倒れた。…もう何も言わんぞ。魔法少女体験コースに参加する時にマミさんから無茶はしないようにと釘を刺された。どうやら昨日2人が僕が使い魔を倒したことを言ったのだろう。大丈夫ッスよマミさん、無理のない範囲で戦うんで。
そうこうしているうちに魔女の結界を見つけた。恐らく薔薇園の魔女の結界だろう。
「さて、行くわよ!魔女退治!」
マミさんはそう言うとソウルジェムを掲げ変身した。相変わらず迫力あるなぁ。結界の中に入ると早速使い魔たちが現れたがマミさんはそれをものともせず、マスケット銃で仕留めていく。
「す、すごい…。」
まどかとさやかは驚いている。ホントすごいよねマミさん、攻守共に隙がないよね。そのまま使い魔を倒しつつ結界の奥深くに進むとようやく薔薇園の魔女とご対面だ。
実際に見てみるとやっぱしグロテスク。頭みたいな所がドロドロでクソキモい。まどかとさやかもドン引きしている。
マミさんは臆することなく攻撃する。銃弾の雨が魔女を襲う。
「やった!?」
さやかお前船降りろ。それやれてないやつやねん。案の定銃弾で巻き上がった煙の中から触手が伸びてきてマミさんを襲う。
「させるかよぉ!」
だが甘いな、それは読めてたぜ!触手がマミさんに届く前に僕が触手を掴む。
「ソォラァ!」
そしてそのまま思い切りぶん投げる!魔女は壁に激突し大ダメージを負った。ザマァみやがれ!
「マミさん!」
「任せて!これで終わりよ!」
僕の掛け声に合わせマミさんは巨大な砲塔を作り、魔女に照準を向け、
「ティロ・フィナーレ!」
そのままぶっ放した。魔女はあえなく爆発四散した、ナムアミダブツ。マミさんはどこからか取り出した紅茶を優雅に飲んでいる。
「2人共すごい!」
「ほんと、カッコよかった!」
まどかとさやかは興奮気味に駆け寄ってきた。
「ふふ、ありがとう。葵さんもありがとう、助けられちゃったわね。」
「全然大丈夫ですよ、気にしないで下さい!」
「でも、もう無茶はしないようにね?」
「ぜ、善処します…。」
僕は苦笑いしながらそう言った。
戦闘描写がムズい。