まどマギ世界でハッピーエンドを目指す僕のお話 作:洒落た機長
筆がのるときとのらないときの差が激しい…。
時が止まった世界をほむらと一緒に駆ける。急がないとまどかがヤバい!
「…ソラ。」
「何?」
「…なぜ、私をお姫様抱っこしているの?」
「こっちの方が速いから!」
僕がそう言うとほむらは呆れつつも受け入れたらしい。内心ちょっとうれしいくせに。そう思いつつまどかのもとへガンダッシュする。
走って数分廃工場についた。幸い見滝原の廃工場は1つしかないのですぐに分かった。中をのぞくと既にまどかが複数人に囲まれている。
「助けるわよ!」
「もちろん!」
僕はそう言うと手刀で次々と操られていた人を気絶させた。その中に仁美もいたので少しだけ手加減してあげた。まぁ、マジでやったら多分首の骨折っちゃうからね。
「ソラちゃん、ほむらちゃん!」
「助けに来たよ。」
まどかには特にケガはないらしい。ほむらもホッとしていた。
…だがホッとしたのも束の間、僕たちは魔女の結界に巻き込まれてしまった。
「こ、これって!?」
「まどか、私の側を離れないで。」
今回は魔女本体がいきなりお出ましだ。コイツの特性は確かトラウマで相手をじわじわ傷つけるとかいう陰湿な感じのやつだったはず。速攻で片付ける!
魔女はこちらに使い魔を差し向けてきた。
「ほむらは使い魔をお願い、本体は僕が!」
「えぇ。」
僕はそう言うとすぐさま本体へ突っ込む。周りの使い魔が道を阻もうとするが次々にほむらの銃撃に倒される。
僕は魔女へ突っ込む勢いを利用し、そのまま
「いっけぇー!」
魔女を貫いた。あえなく魔女は爆発四散した。ナムアミダブツ。
「ふぅ、一件落着!」
「ありがとう、2人共。」
まどかはそう言いながらホッとしたように笑った。
「あれ、少し遅かった?」
唐突に声がした方に目を向ける。マミさんが来たのかな?
そう思っていたがそこにいたのは…
「…さやか?」
魔法少女姿のさやかだった。
〜〜〜〜
「…さやかは僕をいじめているのかい?」
「…え?」
予想外の言葉に声が詰まる。今日もいつものようにクラシックのCDを持ってきて、いつものように喋るつもりだった。
だけど、恭介の様子がおかしかった。
「何で今でもまだ、僕に音楽なんて聴かせるんだ…。嫌がらせのつもりなのか?」
「嫌がらせって…、だって恭介、音楽好きだから。」
「もう聴きたくもないんだよ!自分で弾けない曲、ただ聴いてるだけなんて!」
そう言いながら恭介はケガしている方の手でCDプレイヤーを叩き割る。CDの破片が突き刺さり、血が飛び散る。
「お、落ち着いて恭介!諦めなければきっとなんとかなるって!」
「…諦めろって言われたんだ…。」
「…え。」
あたしが絶句していると、恭介は涙ながらに説明する。現代の医学では治らないこと、ヴァイオリンは諦めろと医者に言われたこと、今血が流れているのに痛みさえ感じないこと。
「奇跡か魔法でもない限り…、この腕は治らないんだ…!」
苦しそうに呟く恭介を見てあたしはいつの間にか叫んでいた。
「あるよ!奇跡も魔法もあるんだよ!」
〜〜〜〜
遂に契約してしまいましたね…。
果たしてソラちゃんは魔女化を防げるのでしょうか?