帰還系サキュバス魔法少女   作:エルフスキー三世

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白濁液のノルマ達成しました
謎の白濁液は謎の白濁液なのでよろしくお願いします!

それと今回で一応完結とさせていただきます
また書きたい話が浮かんだら投稿する予定なのでその時はよろしくお願いします


魔法少女リリム

 

 

 うひートイレトイレ、トイレはどこかなー!

 変身するためにトイレを探してさまようボク、ただの一般サキュバスだ。

 普通のサキュバスと強いて違うところをあげるとすれば、男の子より女の子のほうが好きってことかな~。

 

 幸運にもすぐ近くに公衆トイレを見つけた。

 

 これだけ大きな公園だもん、あると思ってた。

 迷うことなく飛び込むと、個室に鍵をかける。

 よし、ここなら誰にも見られない……はずだ!

 ギュッと拳を握ると、無駄にデカいおっぱい……略して駄乳の谷間に挟みこむ。

 

「変身」

 

 呟くと同時、ボクの身体が淡い紫色の光に包まれる。

 

 ワンピースの服が光の粒子となって溶け、次の瞬間には黒を基調とし妖しいピンクのアクセントが入ったセクシーで露出度高めのゴスロリ衣装へと変わる。

 お腹部分は大胆に開き、胸元は下乳が見えて谷間も強調。

 スカートはロングだけど所々に縦の切れ目が入っていて、帯を腰から何枚も垂れ下げたような形状。

 とうぜん、切れ目の隙間から下半身は丸見えである。

 インナーは相変わらずのハイレグレースパンツ……うは、お尻が食い込みTバッグになってたわ。

 腰から生えるのは、蝙蝠のような形状の漆黒の翼。

 いつもより長く伸びた髪は金色に輝いて、ツインテールへと変わり、先端には紅蓮の宝石が嵌め込まれた髪飾りが装着された。

 見えないけど瞳は血のような赤に染まっているだろう。

 最後に頭の二本角の間にちょこんとティアラが載る。

 

「サキュバスクィーンリリム、参上!!♡」

 

 ボクはエヘ顔ダブルピースをとりながら力強く叫ぶ。

 どうやら今回の変身では、かなり過剰に露出が多いスタイルのようだ。

 ボクのやる気に応じて衣装も微妙に変わるんだよねぇ。

 まぁ、サキュバスだし?

 さて、早く佐伯さんの元へ行かないと!

 トイレの個室から飛び出し、全力で駆け出すと……

 

「おっと!?♡」

 

 足が地面にめり込んだので、慌ててバランスをとる。

 爆発的な加速!

 どうやら力も上がっているようだ。

 周囲の風景が一瞬で後方に流れ、衝撃波と共にボクは弾丸のように疾走する!

 目的地はもちろん、佐伯さんが戦ってるであろう現場だ!

 ……っと、現場に到着!

 ボクが走ってきた速度でそのまま着地すると……公園の地面に、栽培マンの自爆で倒れたヤムチャなサイズの穴が空いた。

 

「あれれー!?♡」

 

 佐伯さんの気配を感じる方へ向かうと、そこには壮絶な光景が広がっていた。

 狼型怪人は巨大な黒い影のように立ちはだかり、背中の複数本の触手を鞭のように操り、鋭い眼光を放っている。

 対する魔法少女アイス……佐伯さんは、空中で美しい氷の造形魔法を使って迎え撃っていた。

 

「はぁい、魔法少女ちゃん♡」

 

 声をかけると、彼女は一瞬だけ驚いたようにこちらを見て……すぐに嬉しそうに微笑んだ。

 

「リリム! 来てくれたのね!」

「ふふ、遊びに来ちゃった♡」

 

 しかし、安心するのはまだ早かった。

 狼型怪人が大きく口を開け、炎のブレスを吐き出す。

 それを予知した魔法少女アイスは後ろに下がり、空中で回避しようとするが……

 

「きゃあああ!」

 

 小さな子供の悲鳴が聞こえた。

 なんと、ベンチの後ろに隠れていた小さな女の子がいるじゃないか!?

 逃げ遅れたのか……!

 

「くっ!」

 

 魔法少女アイスが咄嗟に回避を中断し、女の子の前に飛び出した。

 炎のブレスからその子を庇うように両手を広げ……氷の防壁を張り……衝撃を受け止める!

 

「佐伯さん!?」

 

 氷の壁が割れ、沸き上がった水蒸気が晴れると、魔法少女アイスはその場に立っていた。

 しかし彼女の体は限界を迎えているのか所々に焼き焦げ、血を流し、力なく膝を崩して苦しそうに肩で息をしている。

 狼型怪人の触手がニュルンと数本伸びてきて、魔法少女アイスに襲い掛かる!

 魔法少女アイスは辛うじて一本を避け、もう一本を手で受け止めようと試みた。

 

 ……けれど、

 

「っ……!」

 

「お姉ちゃん!?」

 

 庇われた女の子の悲痛な叫びが響く。

 避け損ねた触手が魔法少女アイスの右手首に絡みつき、さらに別の触手が彼女の左腕に巻き付いた。

 残りの一本が彼女の後頭部にまわって猿轡のように口を塞ぎ、さらにもう一本が足に絡みつく。

 完全に動きを封じられてしまった。

 

「……うぅ!!」

 

 抵抗する彼女だが、力が入らないのか腕を振りほどくことができない。

 その間に他の触手が魔法少女アイスの体を這い回るようにしてさらに拘束していく……

 

「くぅ……」

 

 くぐもった呻き声を上げながら懸命にもがくも……

 無情にも拘束はどんどん強くなって魔法少女を大の字に吊り上げた……

 そして彼女のスカートに触手が迫り……

 ボクがそんな傍若無人を黙って見ているわけがなかった。

 というか、ボクはかなり怒りを覚えていた。

 

 思い出したのだ……前世の記憶を。

 

 あの、頭おかしいゲームの売りだったメインイベントを。

 普段は深夜にしか現れないダークプリズンの怪人が衆人環視のもと、昼間に現れる。

 戸惑いながらも戦いに挑む魔法少女。

 そして魔法少女が戦闘に敗北すると……

 守るべき民衆の目の前で触手に吊り上げられ下半身を丸裸にされて強制射……廃棄魔力を強制排出させられ正体をあばかれる尊厳破壊をされるのだと……!

 ああ、ゲームの中だと、そういうシーンだと納得していたし、むしろこのシーン抜けるわ~とアホみたいに喜んでいたさ。

 矛盾してるけど、その頃のボクを殴ってやりたい!

 だって、この世界の魔法少女たちは一人一人に人格があり、喜怒哀楽を持ってて、確かに生きてきた人生があるんだから。

 決して彼女たちは不条理に嬲られるだけの、シコられるだけのNPCなんかじゃないんだよ!

 佐伯さんと触れ合って、今日一緒に遊んで、どこかあやふやだった()()をはっきりと実感できた。

 ひどく胸糞が悪い。

 

 許せるかな……許せないよね?

 

 だって魔法少女アイスは……

 佐伯氷菓さんは……ボクの……大切な……大切な……

 

 

 

 

 

 

 

 

 大切な、つがいなんだもん!!♡*1

 

 

 

 

 ボクの中で何かが切れた。

 

「おい♡」

 

 口から出た声は自分でもゾッとするほど冷たいものだった。

 自分の体に起こった異変に気づいていた。

 魔力が急激に膨れ上がり体内で渦巻いているのだ。

 

 ボクの中の淫魔女王がアレをヤレと言っていた。

 

「お゛い゛♡」

 

 ボクだけが自由にしていいはずのスカートが裂かれる音がした。

 体が熱い、まるで全身の血管が沸き立っているようだ。

 視界が真っ赤に染まり、頭がフットーしそうだっ。

 

「お゛い゛!!♡」

 

 ボク以外がふれてはいけない純白のインナーショーツに触手が無遠慮に手をかけようとした……

 弾かれるようにボクは飛び出した。

 一瞬にして最高速度に達し、空気の壁を突き破りながら魔法少女アイスの元へと急接近する。

 

「グワッ!?」

 

 狼型怪人がボクの動きに気づいて慌てて防御姿勢を取ろうとするが……もう遅いよ。

 奴の前で急停止する。

 

 ♡淫魔煉獄殺♡

 

 トン、と、ボクは人差し指で、狼型怪人の胸元を突いた。

 その軽い、触れるに近い一突きだけで、狼怪人は動きを止めた。

 先代淫魔女王の秘奥義であり、そしてボクが継承するまで誰も使い手のいなかった、淫魔界の歴史の闇に葬られた絶技である。

 あの絶倫(タフガイ)揃いの淫魔界でも文字通り『必殺』といえる威力だったため、半ば封印していたんだけど……

 魔法少女アイスを……佐伯氷菓さんの人としての尊厳を汚そうとするやからには遠慮はいらなかった。

 ボクは静かに残身し、立ち尽くす怪人に背を向けた……もう、全て終わったとばかりに。

 

「え、リリム?」

 

 状況を理解できない、魔法少女アイスの唖然とした声がかかる。

 ボクは解放され倒れ伏した彼女の元に行くと、すぐそばにいた女の子のまぶたを覆うように、そっと手のひらをかぶせた。

 

「魔法少女の……お姉ちゃん?」

「うふふ、良い子は見ちゃ、だ・め・よ♡」

 

 そう告げた途端、呆然としていた狼型怪人がハッと正気を取り戻し、背中を見せている隙だらけのボクに襲い掛かってきた。

 

「リリムあぶない!!」

 

 魔法少女アイスの叫び。

 だけど……

 

 

 

 

『おまえはもう、死んでいる(絶している)

 

 

 狼型怪人は、全身の触手から謎の白濁液*2を大量にまき散らして……声もなく消滅した(テクノブレイク)

 

 

 *

 

「ばいばーい! 魔法少女のお姉ちゃんたち!」

「はいはーい♡ ばいば~いね♡ おチビちゃん♡」

 

 女の子は探していた両親と無事に合流でき、ボクたちは手を振って見送っていた。

 若い夫婦はボクたちにペコペコと頭をさげるも、なぜかボクをまっすぐに見ず、頬を染め気まずそうに視線をそらしていた。

 あ、ボク履いていたスカートを、パンツ丸出しだった佐伯さんに渡してしまったから、ハイレグレースのTバック姿でした!

 

「……あの魔法は一体なんなの?」

 

 剥き出しになった自分のデカ尻*3を両手でぺちんぺちんと叩きながら、ゆっくりと振り返る。

 ボクのスカートを履いた魔法少女アイスが緊張した面持ちで質問してきた。

 まあ、気になるよね、町の平和を守る魔法少女としては……

 

「うふふ♡」

 

 ボクは妖しい笑みを浮かべ。

 

「ひ・み・つ♡」

 

 そう、口元に人差し指を立てる。

 何故か魔法少女アイスは喉をゴクリと鳴らした。

 

「それよりも魔法少女ちゃん♡ 私にかまってていいのかしら?♡ 待たせている子がいるんじゃないの?♡」

「え?」

「眼鏡をかけたほうのおチビちゃんよ♡ たまたま通りかかった私なんかに、泣きながら助けを求めてきたのよ♡」

 

 そう言って手を広げて「捕まえてごらんなさ~い♡」とばかりにクルリと一回転。

 うん、下半身パンイチと相まってどうにも怪しすぎる痴女(かっこう)だ。

 

「ゆめさんが!?」

 

 魔法少女アイスが驚きと不安の入り混じった声を漏らした。

 

「ええ、あんなに必死だったんですもの♡ きっとあなたを心配して今も待っていると思うわ♡」

 

 ボクは優しく嘘の言葉を伝えながら、そっと目を細めた。

 彼女が語らなくても、佐伯さんのボクに対しての感情は伝わって来てる……

 

「行きなさい魔法少女ちゃん♡ 向こうの噴水のほうにいるはずだから♡」

 

 指をさすボクの言葉に魔法少女アイスは一瞬迷ったものの、すぐに力強く頷いた。

 

「ありがとう、リリム。行ってくるわ」

 

 そう言うと彼女は地面を蹴って空高く舞い上がる。

 そして、ボクのほうを振り向くと……

 

「それから、私の名前は魔法少女ちゃんじゃないわ……アイス! 魔法少女アイス! 覚えておいて()()()()()()()!」

「!……ふふ♡ はいは~い♡ 覚えておくわよ♡ 魔法少女、ア・イ・ス♡」

 

 魔法少女アイスは微かに笑うと、その背中に輝く光輪が美しい弧を描き、あっという間に青空の中に溶け込んでいく。

 

「さて、と♡」

 

 ボクは辻褄を合わせるために、噴水に向けて、どたばたと全力ダッシュをしたのであった。

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 翌日の学校

 

 

 ボクは屋上で佐伯さんと二人きりだった。

 佐伯さんの顔色も、噴水で合流した昨日よりもずっと良さそうだった。

 あのあと、佐伯さんが疲れているだろうといったん別れ、翌日である今日に簡単な説明をしてもらう……という約束をしていた。

 

阿江木(あえぎ)……いえ、ゆめさん。昨日は本当にありがとう。そして、色々と迷惑をかけてごめんなさい」

 

 佐伯さんは深々とボクに頭を下げた。

 

「気にしないでくださいよ。佐伯さんが無事でよかったですし」

 

 ボクは本心からの言葉を告げ、穏やかに微笑む。

 

「それにしても、佐伯さんが魔法少女だったとは、本当に驚きましたよ」

「ごめんなさい、流石に言うことはできなかったの」

 

 気にしないでといった感じでボクは小さく首を振った。

 

「それで? どうして佐伯さんは魔法少女になったのですか?」

 

 ボクの質問に佐伯さんは言葉を選ぶかのように目を伏せた。

 

「実は、私の母親がかつて魔法少女だったの……それで、遺伝的に私も能力を持っていたらしくて……」

 

 なるほど。遺伝か。

 それは初めて聞く情報。

 魔法少女になるには何かしらの素質が必要なのだろうか。

 

 あっ……マジカルスティックかぁ!?

 

「魔法少女のことについては……あまり詳しくは話せないけれど、とにかく私は魔法少女の一員として、ダークプリズンから街の平和を守るために戦っているわ」

「大変そうですね……」

「……そうね。でも慣れたわ。それに選ばれてしまったからには務める責任と義務があるから」

 

 佐伯さんの表情は少し硬い。

 決意……と言えば聞こえがいいが、やはり色々と抱え込んでいるのだろう。

 

「それでね、ゆめさん。一つお願いしたいことがあるの」

「はい?」

 

 ボクは首を傾げる。

 

「私が魔法少女であること……できれば秘密にしてもらえると助かるわ」

「あ、それはもちろんですよ佐伯さん。私、絶対に誰にも話しません!」

 

 と言って両掌で口を押えるジェスチャーをすると、佐伯さんが軽く噴きだす。

 そうそう、佐伯さんはそうやって笑っているほうが素敵です。

 まあ、そもそもボク自身が異世界転生してきた元男で、サキュバスで、しかも淫魔女王ですからね!!

 うはは、秘密の数だけ言えばボクのほうが多いね!

 

「ありがとう、ゆめさん」

 

 佐伯さんは安堵したように微笑んだ。

 その笑顔を見ていると、もっともっと力になりたくなってしまう。

 

「それともう一つ……これは個人的な頼み事なんだけど」

「え? なになに? 何でも言って下さい佐伯さん!」

 

 佐伯さんは急に顔を赤くし、俯いてしまった。

 

「あの……その……」

 

 なかなか言葉が出てこない様子だ。

 一体なんだろう?

 ただ、淫紋を通して感じるのは……ボクに対しての熱い感情。

 

 まさか……これは、これが世にいう告白というやつなのでは!?

 

 恋人同士のステディなお付き合いを申し込まれるのでは!?

 ボクの期待値は急速に高まっていく。

 え!? マジ!? マジなの!?

 ボクと佐伯さんが!?

 愛の契りを結ぶの!?♡

 おほっ、やばいよおぉ!!♡

 これは来るよ来るよ!来てるよ!♡

 キスするのにタイミングとかあるのかな!?♡

 最初のお泊まりデートとかはどっちの家でする?♡

 ああ、想像しただけでなんか漏れてきちゃうよぅ!♡

 あ、ダメダメ……落ち着いて、まだ確定したわけじゃないんだから……落ち着けボク。

 いやでも佐伯さん昨日あれだけボクに感謝してくれたし、何よりボクと佐伯さんは運命のつがいだし……*4

 つがいってことは恋愛関係も前提としてるよね!?♡

 婚前交渉もオッケーだよね!?♡

 ね、ね、そうだよね?♡

 

 と、佐伯さんはついに顔を上げた。

 

「……あなたの……パンツが欲しいの!!」

 

 ……なんて?

 

「……なんて?」

 

 スンッと真顔になった。

 ボクは一瞬聞き間違いかと思った。

 ぱんつ? ええっと、パンツがほしい?

 ……なんで?

 え、どういう意味?

 何どういう展開なの??

 まさか魔法少女の力ってパンツ課金システム?*5

 

 え? ええ??

 

 混乱するボクに佐伯さんは、しどろもどろに話を続ける。

 

「いえ、その……私の魔力消費量が多くて廃棄魔力がすぐに溜まっちゃうんだけど……その……ゆめさんのを……貸してもらえたら、効率的に廃棄魔力を放出できる……と思うの」

 

 廃棄魔力?

 廃棄魔力……廃棄魔力……廃棄魔力……?

 

 ……あっ(察し)

 

 ボクの頭の中で閃光が走った。

 なるほどそう言うことか!!

 そして気がついてさらに混乱する。

 ボクは表面上は平静を保ちつつ、内心で大混乱に陥っていた。  

 いや待て冷静になれ。

 普通に考えたら変態以外の何者でもないよ佐伯さん。

 パンツ寄こせとか。

 魔法少女のマジカルスティックの廃棄魔力排出システムを知ってても知らなくても、どちらでも、どう考えても変態だよね?

 

 それにボクのパンツで……マジカルスティック片手にレッツパーリィーするつもりなんでしょう!?*6

 

 頬を染めているものの佐伯さんの表情は至って真剣だ。

 凛としていると評してもよい。

 ……いやでもやっぱり変態だよね!?

 ボクは佐伯さんの表情をじっと見つめた。

 その探るような視線に対して……佐伯さんは明らかに動揺を浮かべた。

 耳まで真っ赤だし、目がきょろきょろと泳いでる。

 それから、恥ずかしそうに、泣きそうに下を向いて、制服の裾をぎゅっと握りしめた。

 あ……やば……これやば、そんな仕草されたら可愛すぎて母性がみなぎる……*7

 

 ボクの中で何かが音を立てて崩れた。

 

「いいよ佐伯さん! 私のパンツでよければいくらでも使って!!」

 

 ボクは勢いよく宣言し、座っていたベンチから立ち上がる。

 佐伯さんは驚いたように顔を上げたが、自分の要求の恥ずかしさのためか、すぐに俯いてしまう。

 

「で、でも……本当にいいの?」

「全然大丈夫です佐伯さん! だって魔法少女として活動していくのにとても必要なことなんでしょう? すごい重要なんですよね? 私、佐伯さんの力になりたいので、なんでしたら今穿いてる()()でも渡しますよ!!」

 

 ボクはそう言って制服のスカートの中に手を突っ込み、履いているパンツに手をかけた。

 

「えっ!? ゆめさん!? ちょっちょっと!?」

 

 慌てる佐伯さんを無視して、一気にパンツを下ろした。

 

 ふぉー! 屋上の風がパイパンに染みるぜ!!

 

 それだけでテンションが上がってくる*8

 なにより、つがいである*9佐伯さんに喜んで頂けるならこれくらい安いものですよ♡

 ボクはそのままパンツを脱ぐと、満面の笑みで、佐伯さんに召しあがれって感じで差し出した。

 

「はいどうぞ、佐伯さん!」

 

 まだぬくもりの残る()()を、真っ赤になった佐伯さんは震える手で受け取った。

 

「あ、あ、ありがとう……」

「あ、それから、それからですねぇ」

「え、え、なにかしら?」

 

 ボクは佐伯さんの顔に、自分の顔を近寄せると手のひらを立てて小さな声でささやいた……

 

「恥ずかしいから、匂いとかは嗅がないでくださいね?」*10

 

 

 先ほどから、なぜか深い前傾姿勢なっていた佐伯さんは「うっ……」と短く呻いて股間に両手を当てたのであった。

 

 

 

 

*1
取り返しがつかないレベルでチョロい淫魔界の肉食系女子

*2
謎の白濁液は謎の白濁液である

*3
96センチオーバーの一品

*4
淫魔的ガバ認定

*5
ある意味でそう

*6
薄い本みたいに

*7
母性はみなぎるものではない

*8
脱げば脱ぐほど戦闘力が高くなるのは淫魔の習い。ちなみに最強の淫魔装備はブラジャー、ガーターベルト、ストッキングのみである(♂♀共用)

*9
つがいじゃない

*10
上目づかいで恥ずかし気に伝える眼鏡をかけたトランジスターグラマーな美少女




@阿江木ゆめ

よし!よし!
昨日と今朝の回数は全部ボクだった!
ボク、邪悪な淫魔に勝ったよ!!


@佐伯氷菓

ゆめから頂いたおパンツはフリージングパックに入れて大事に保管している
直接には匂いをかいでいない


@サキュバスクィーン

いや、つがいになりなさいよ貴方たち……

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