なんてこった
そんな言葉がナイスネイチャの頭をよぎった
「皆で楽しくやってたのに、、、なんでこんな、、、」
そこは『無人島』の浜辺だった
ナイスネイチャは休日に友達と一緒にミニクルーズに行っていた
しかし、突然の大嵐により船は転覆してしまい
気がついたらそこにいた
服装は水着にパーカーを着ており持ち物など無かった
「もしかして、、、私、、、ずっとこのまま?、、、」
そして想像する
何年もこの島で過ごした自分を
浜辺に書いたSOSにより救助された自分
長い月日で顔にシワができた自分を
そして、帰ってもそこには誰も、、、、
「にゃああああああああああああああああ!!!!!!」
ネイチャは叫んだ、最悪の想像を振り払うように
「いけない!!このままじゃいけない!!しっかりしなさいナイスネイチャ!!ポジティブよ!!こんなときこそポジティブになるのよナイスネイチャ!!」
そして目に光を宿し
背中から炎が出る迫力を出す
「きっと皆生きてる!!皆の凄さを私は一番知ってる!!!諦めないことを教えたターボ!!無自覚でメンタルが強いタンホイザ!!クールだけど熱い心のイクノ!!大人なフラッシュ!!なんか大物感があるゼファー!!マーベラスなマーベラス!!」
一緒にいた友の名を呼ぶ
「むしろ楽しむのよこの状況を!!こんな完璧な孤独、めったに味わえるものじゃないわ!」
そしてナイスネイチャは走った
いつも3着な自分が嫌だった
いつも中途半端な自分が嫌だった
強すぎるライバル達に後輩たちに追い抜かれていく自分が嫌だった
けど今そんなことはどうでもいい
「思い出した、、、子供の頃、ただがむしゃらに走ったあの頃を、、、」
それはウマ娘の本能
自分は走るために生まれてきた
ただ走りたいと願った
そして、走った後についてきたものがあった
「ライバル、、、、家族、、、、応援してくれてる人達」
繋がっている
自分の走りは繋がっている
そして、皆の走りも自分に繋がっている
「そうだ、、、、私はひとりじゃない、、、私はひとりじゃない!!!!」
気が付けば熱くこみ上げる心のままにパーカーを脱ぎ捨てていた
そして
更に手をかけようとしたときに
眼の前から自分と全く同じ事をしようとしているイクノを見つけた
目があった
「い、、、、いたんだ、、、、」
「ぶ、、、無事だったんですね、、、、、」
「「、、、、、あはは、、、、」」
ネイチャは見た
いつも表情が変わらないイクノの顔が赤くなっていることに
そして自分がそれよりも赤くなっていることに
にゃああああああああああああああああああ!!!!!!
続く