「漫画を読んでいるのかい?ダンツ君」
「タキオンちゃん?」
そこはタキオンとカフェの共同ルームだった
今日は同期の四人がそこに集まる事になっていた
今はダンツだけが集まっていたがそこにタキオンがやってきた
「最近ポッケちゃんがハマってて、バトル漫画何だけどすごく面白くて、私も買っちゃった」
「ふむふむなるほど」
「登場キャラが皆かっこよくてね!一人一人にオリジナルの武器があるんだけど特に『弓』を使うキャラがカッコよくて!!」
ダンツはとても嬉しそうにその漫画の事を話す
純粋な笑顔にタキオンも頬が緩んでいた
そしてしばらく話していると
「弓か、、、、ポッケ君のことだから剣とかハンマーとかだと思ったが、、考えてみればポッケ君にぴったりかもしれないねぇ、肉体の構造的に見ても理想的だ」
「?、、どういうこと?タキオンちゃん?」
ダンツがなんとなく聞き返した
それが修羅場の始まりになるとも知らずに
「ほら、弓道をする人は胸当てをするだろあれは弓を引いた後、弓の弦が胸に当たらないようにするためにある」
それを聞いた瞬間ダンツは嫌な予感を感じ取った
「だけどポッケ君の場合何の心配もいらないし胸当てもいらないだろう?サイズ的に」
「ブッ!」
ダンツは吹き出した
タキオンの言動にではなく、、、、、
ちょうど入ってきてタキオンの真後ろにいるジャングルポケットを見て
「もしかしたら本能がそうさせたのかもしれないねぇ!自分の肉体とサイズにマッチした武器に不思議と惹かれていたのかもしれない!新しい研究課題にもできるかもしれないねぇ!」
タキオンはテンションを上げて話を続けるが
ダンツは気が気じゃなかった
いつもならストレートに起こるポッケちゃんが、、、
あのポッケちゃんが、、、、、
『真顔』だからだ
いつもの怒りなら赤いメラメラした炎だが
今ポッケが感じているのは、、、、、、
赤より高温の青い炎だった
「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ポッケは一言も発しないそれが特に怖かった
(タキオンちゃん!!ストップ!!ストップ!!)
ダンツは止めるように言おうとしたが恐怖で舌が動かず心のなかで叫び続ける
「ダンツ君には向いてないかもしれないねぇ、ポッケ君とは全然違うしそれにさらしを巻いておけるサイズにも限度があるから君が弓道をやったら当たりまくるだろうねぇビシバシと!」
(速度を落として!タキオンちゃん!!)
「あぁでもそうゆうことなら忘れちゃいけないのがひとりいるねぇ!!」
「へ!?」
なに!?
誰の話!?
「カフェだよカフェ!ポッケ君以上に弓道にぴったりじゃないか!黒髪だから弓道衣装も似合うだろうねぇ!!」
そして、まるで当然のごとくカフェもタキオンの後ろに現れた
「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴドロドロゴゴゴゴゴ
(タキオンちゃ〜〜ん!!!!お願いだからスパートかけないでぇ〜〜!!!!)
ダンツはそれでも舌を動かせなかった
「「タキオン(さん)」」
「ん?、、、、、、んん!!?」
そしてようやくタキオンは気付いた
「「じっとしてろ(しててください)」」
「さらば!!」(シュバッ!!!!)
「「〜〜〜〜〜 !!!!」」
そして始まったのはダンツを中心としたぐるぐるの追いかけっこだった
「グッ!!ふたりがかりは大人げないぞ!!てゆうことで加勢してくれダンツ君!!」
「ダンツ!!そいつ捕まえろ!!」
「お願いしますダンツさん」
「あはは、、、、、、」
追いかけっこはしばらく続きダンツは三人から頼られてちょっといい気持ちになった
終