博士とセーラの交換日記   作:もちもち物質@布団

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おまけ*作中用語と時系列

<用語>

 

・stella lacrima

読みは『ステラ・ラクリマ』。通称『涙星』。

物語の舞台となっていた星。地球よりかなり小さく、資源も人口も地球よりかなり少ない。そのため、人口管理は非常に重要な問題となっていた。

人口維持と労働力の確保のため、シンセティックユテレッサーやアンドロイドの導入が地球より盛んであった。

が、核兵器の使用により地上は人の住めない場所と化す。生き残った人類は地下へ移住し、先細る未来を直視しながら生きていた。

 

・シンセティックユテレッサー

合成人工子宮機。体外妊娠を実現したテクノロジーの結晶。これにより、ステラ・ラクリマでは女性が自らの体で妊娠する必要が無くなったため、女性の労働と人口の維持を両立できるようになった。

一方、地球では女性の妊娠する権利を脅かすとして普及しなかった模様。

 

・N.B.L=Nourishment-Buffer Liquid

栄養緩衝液。胎児を人工子宮内で育てるために還流させてある代替体液。

 

・TTB-CU=test tube baby – care unit

シンセティックユテレッサーで誕生させた新生児用の保育器。

シンセティックユテレッサーでの対外妊娠出産は相応にリスクも高く、超低出生体重児も多く生まれる。そのため、人工子宮児(≒試験管ベイビー)向けに機能を特化させたケアユニットの需要が高まった。

 

・AE=Artificial Emotion

人工知能ならぬ人工感情。科学の発展により、人間とAEの区別はつかなくなった。

人口管理と労働力の確保を簡便に行うため、多くのAE搭載型アンドロイドが生み出された。

一方で、『人間の紛い物を作るのは神への冒涜』『人権を持たない人間を生み出しただけ』『人間が機械になる第一歩だ』といった批判が寄せられ、AEを開発したアカツキ・ラボラトリーは閉鎖に追い込まれている。

だが、反アンドロイド、反AE主義者の友人知人らの中に、或いは反AE主義者らの中に、AE搭載型アンドロイドが1体も混ざっていないなどと、どうして言えるだろうか。

 

・ローラ・ディルクルム

AE開発の権威にしてアカツキ・ラボラトリー創設者。ステラ・ラクリマの維持のため、AE搭載型アンドロイドを開発、生産する。

だが、反AE主義者によって暗殺される。ステラ・ラクリマ滅亡の1年前のことだった。

アカツキ・ラボラトリーの代表的なAE搭載型アンドロイドである『アカツキシリーズ』は高性能かつ人間味に溢れており、人間との判別は不可能とされている。

 

 

 

<時系列>

 

セーラ3歳:捨て子だったところをダイチ・アカツキに拾われ、保育される。

(この間AE批判、アンドロイドが人間を育てることの批判が隆盛)

セーラ8歳:地下都市へ。

セーラ13歳:コールドスリープされる

コールドスリープ中:ダイチ・アカツキが地上の放射能中和作業を行う。この間にダイチ・アカツキは破損、機能停止。メモリはかろうじて残存。

セーラ13歳(+290年):コールドスリープ解除

セーラ22歳(+290年):日記を発見、本編2話へ




ということで完結しました。後書きは活動報告をご覧ください。
また、本日より『島流し令嬢』を連載開始しております。よしなに。
https://syosetu.org/novel/386140/
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