大食TSハンターが人型イビルジョーと呼ばれるまで(旧題チート名:一般ハンター) 作:超一星龍編成楽しすぎる
リオレウスを倒した後、アイリとかと相談してリオレウスの死体を売ることにした。
本来なら私が全力で喰っても3食分は喰えるような金がもらえるはずだが、ハンターギルドのクソッタレのピンハネにより、そこそこ気合い入れた3食分程度の金しかもらえなかった。
クソが。
ぐぅ……はぁ……それにしても動いたらお腹減ってきた…… もう狩りと交渉のおかげで30分も何も食ってない……
しかし満腹状態から30分で腹ペコになるとか、まるで私が食いしん坊みたいじゃないか……
ああん? なんか言いたいことあったら聞くぞ、ん?
ごきゅるるるぐきゅる……
ううっ。困った。お腹ペコペコで死にそうなんだけど
前にも言ったがこれがハンターになって困った点だ。
食べても食べてもすーぐ腹が減る。
子供の頃はもうちょっと燃費が良かったんだけれど、鍛えて強くなるにつれどんどんどんどん食欲が増してきてしまっている。
でも今日はクロエちゃんのもとにはアレがある
私は海鮮丼屋の扉を蹴り開けて叫んだ
「じゃーん! ほれほれ見ろ見ろ! リオレウス売って得たお金だ! ほらほら料理人共、私は腹ペコだ! ドンドン飯作ってドンドン食わせてくれ!」
さあ! 喰うぞぉ!
*
次の日。
クロエちゃんハウス(通称ゴミ屋敷)で飢餓の中私は目覚めた。
あっちなみにゴミ屋敷ってのはあくまでも俗称ね。
心が汚い奴等にはゴミ屋敷だの言われているだけだから。
全く常に手の届く範囲に必要なものがある快適さを分かってないクソ共によお。
あいつらたった2週間全く掃除してないだけで文句言いやがって。最近は気が向いたらゴミ箱にゴミを入れたりする時もあるキレイ好きなクロエちゃんに対して失礼過ぎるだろ。
まあ良いか。さーて天気も良いし二度寝でもしますか……と言いたいんだけど今日は新人ハンターの面倒見る依頼入ってんだよなあ……
ああ……めんどくせー……でも行くって言っちゃったしな……
「ううっめんどい……」
私は這うようにハンターギルドへ向かった。
*
「たのもー」
私がハンターギルドの扉を蹴り開けると、
ざわざわと声がする
「げえっ! あの化け物!」
「クロエ来てんのかよ!」
「ひっ!」
全く、どいつもこいつも普通の女の子のクロエちゃんに失礼すぎるだろ、あなたもそう思うよな。
うんうん読者様の「全くもってその通りです! 清楚で可憐で可愛らしいクロエさんを化け物呼ばわりとは奴らの頭にはうんこかなんかが詰まってるんスよ!」と言う同意の声が聞こえたよ。
そうだよなあ、その通りだよなあ!
しっかし……アレだ……
ぐぅうううううう……
お腹減った……
あ! アイリ発見!
「アイリちゃーん! おはよー! ごはんちょーだい」
「おはよう。朝から無駄にテンション高いわね。今日は依頼入ってるの忘れて無いわよね。あとそんな手間かかる料理できないから併設されてる食堂でご飯食べてきて。良い? 依頼の時間までに戻ってくるのよ」
「はーい!」
そしてハンターギルド併設の食堂でメシを食うことにした。
一皿持ってくるだけで給仕さんが顔を真っ赤にするような、5キロはありそうな山脈みたいな熟成堅肉の山積ステーキをいつも通り10皿程ペロリと平らげて、大皿からはみ出すほど詰まれたポポ肉使用ハンバーガーをぽんぽん口に押し込んでは丸々一個を一口で飲み込んでいき、給食の配膳に使われるような大鍋に盛られた胸焼けロースの煮込みを大鍋を持ち上げがぶ飲みして平らげて言った。
「あー幸せー♪ で、君等誰? 新人ハンターさん?」
至福の時間を過ごしているとアイリが二人のハンターを連れて側に来ているのが目に入った。なんだこいつら
「そうよ。ねえ、二人とも、自己紹介してあげて」
「チッ……俺は……」
「あ、そ、そうです、わ……わた」
「あーごめん待ってて、もうちょい喰いたいから、えーと、モスポークの足の酢味噌煮込み60本とポッケポテトサラダ5キロとワイルドチキン30人前くれー、腹減ったよー」
そういった途端二人は目を丸くした。
我ながらイカれた食欲だとは思うが、2g時代のハンター基準の食欲になっているから仕方ない。ちなみに2gハンターはマージでこれ以上喰ってたんだぜ。
私も自分の燃費がwolrd以降の、10人前程度で満足するような少食ハンターレベルだったら良かったとは思ってる。
正直イビルジョー並の
燃費だ。
ただ、今の燃費は最悪の一言なんだけど、空腹は最高のスパイスと言うだけあって、本当に何喰っても美味い、美味すぎる。
だから今の口がパンパンになるまで酢味噌煮込みを頬張っている状態で両手にワイルドチキン掴んでいるのは仕方ない。だって美味しいんだもん。
そこから大量の皿がすっからかんになるのに5分もかからなかった。
「ごっくん。あー食べた食べた。お腹いっぱーい。良いよーお二人さん。自己紹介よろしくー!」
そう言って新人共の方を見るが信じられないものを見たかのように動かない。
「おーい。聞こえてますかー」
目の前に手を差し出し振りながら言うがピクリとも動かない。
「こいつ食欲から言って化け物だけど他にも化け物要素いっぱいありすぎてそのうち気にならなくなるから気にしなくて良いわ。さあ、自己紹介してあげて」
オカマのその言葉と共に、呆気に取られたような表情をしていた14歳あたりのクソガキがフリーズから立ち直った。
生意気そうな表情をしているが、かなりの美少年の部類に入るだろう。正直あと2歳ほど年を食っていたらかなりムラムラしていた。
「あ、ああ……俺はランスロットだ。嫌いなものは女」
「おおう。いきなり攻めすぎだろ。ちなみになんか理由あるんすか?」
「逆に言うがお前はゴキブリ嫌いな事に理由なんかあるか? それと同じだ」
わーお、すげぇ逸材。ちなみに私はG大好きです。主に食料的な意味で。
そして隣の陰キャじみた16歳くらいの少女に目を向けた。しっかしこいつ胸のあたりに無駄にでかい駄肉ぶら下げてんな。全くもって羨ましくないし羨ましくないけど。
「ええと……エレンです。ランスちゃんの姉です。ええと、話すの苦手ですがどうかよろしくお願いします」
「クロエでーす。よろしくねー」
「チッ、エレン姉、こんな奴に敬語使う必要ないだろ」
わぁこいつムカつくぅ♡
いやマジでなんなんすかこいつ。いわば私お師匠様だぞ。
「ダメだよランスちゃん。この人は私達がオオナズチ殺すのを手伝ってくれる人なんだよ!」
こいつもこいつでなんかズレてんだよなあ。
そして私達は初めての狩りに向かう事になった。余談だが、この狩りの中、1名死人が出る事になるが、まあそれはどうでも良いことだろう。