呪術廻戦 ― あるてぃめっとえでぃしょん ― 作:マスターチュロス
※怒涛の勢いで終わらせるので途中途中話を省きます。ご容赦ください。
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【呪術廻戦第2話│秘匿死刑】
「てなわけで改めて……キミ、死刑ね☆」
「えぇ……?」
呪術高等専門学校1年の教師、"五条悟"から死刑を宣告されたのは、ごく普通の高校生"虎杖悠仁"。彼はとある事件をきっかけに特級呪物である『両面宿儺の指』を取り込んでしまい、それが呪術界の法律に引っかかったことで拉致監禁拘束されていた。
「聞いてた話と違うんだけど……」
「いやいや頑張ったんだよ? 死刑は死刑でも執行猶予が付いたんだから」
五条は虎杖に事の背景と経緯を説明した。
「つまりその宿儺の指ってのは凄い呪いの篭った絶対壊れない指で、俺はそのヤバいヤツを平気で取り込めるヤバいヤツで、ヤバい俺を消せば取り込んだ指も消えるから、ヤバい指全部取り込んでからヤバい俺が消えればヤバいヤツが復活せずに済むって話であってるか?」
「正解正解大正解!」
五条はノリで拍手した。
「死刑が執行されるまでの間、キミは僕と一緒に"呪術高専"に来てもらう。引越しとかそこら辺の手続きは全部手配してるから安心するといい」
「今日からキミは、東京都立呪術高等専門学校1年の"虎杖悠仁"だ」
その一声に虎杖はハッと気付かされた。もう普通の高校生には戻れないと。新しい学校で呪術を学び、人々に危害を加える呪霊たちを倒し、呪霊たちによって引き起こされる理不尽な死から人々を守るために戦い続けなければならない。
そして最後は、内に潜む
「今ならなんとお金も
「……」
軽すぎる五条の態度を見て、虎杖は再び考えを改めた。やはりこの人についていくのはちょっと危ないかもしれない。
「……ちなみにその学校、クラスメイトは何人?」
虎杖が質問に対し、五条はすぐに答えた。
「君を含めてざっと……」
「3人!!」
「少なッ!」
「……の予定だったんだけど、キミと似た境遇の人間があと30人見つかったから、キミのクラスはなんと合計33人!!」
「いや増え過ぎでしょ!!?」
「ちなみに追加の30人は君と同じ
「ぇえ……?」
虎杖は困惑した。話を聞く限り、特級呪物を取り込んで全く平気な自分はかなりのレアケースであり、かつその行動そのものが大罪であることから秘匿死刑を宣告されたのは理解できる。
だが、それと同等以上の問題を引き起こした人が自分以外にも30人いて、全員同じクラスに入れられようとしていることに関しては理解できなかった。いったい何が起きているのか。
「楽巌寺学長も泡吹いて倒れてたよ笑 HAHAHA!!」
「ま、結局僕が全員面倒見なきゃいけないから、こっちも泡吹きそうなんだけど……」
「……てな感じで、これからよろしくゥッ!」
こうして虎杖は特級呪物を取り込んだ呪術高専生、すなわち"呪術師"として生きていくのであった。
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【呪術廻戦第3話│自分のために】
五条悟は虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇および30人の新米呪術師に簡単な任務を受けさせたあと、全員を呪術高専に集めた。
「多すぎだろ……」
新米の呪術師が校庭にズラズラと並ぶという異常事態に、伏黒はただただドン引きしていた。
「はいはーい全員集まったかな〜? じゃあ一斉に自己紹介をしてもらいたいんだけど〜」
「あいにく色んな事情で時間取れないから僕が簡単に紹介するよ〜」
そう言うと五条先生は虎杖をハンドサインで呼び寄せ、いつの間にか用意されていた登壇台に登るよう誘導した。
「まずはエントリーナンバー1番! 虎杖悠仁くん! とある事件に巻き込まれて特級呪物を食べちゃったお茶目さん!! 秘匿死刑者第2号! 絶賛執行猶予付き!」
「うっす! よろしくッス!」
「「軽すぎだろ……」」
とても特級呪物を口にした者とは思えないほどに元気だった。
「次に伏黒恵くん! 呪術界の御三家、『禪院家』相伝の術式、"十種影法術"の使い手だ! 虎杖くんとはズッ友さ!!」
「違います」
「そんな照れんなって伏黒!」
「照れてない」
「そこイチャついてんじゃねぇぞ男子」
「ついてない」
虎杖と釘崎に挟まれ、交互に肘でつつかれる伏黒。それでも仏頂面は崩さない。
彼はとある事情で禪院家から離れており、今まで五条先生や一つ上の学年としか関わりがなかった。しかし虎杖や釘崎が呪術高専に入学したことで正真正銘同い年の仲間ができ、伏黒も内心喜びを感じt「感じてない」
「次は釘崎野薔薇ちゃん! 地方出身の呪術師で、術式は"鄒霊呪法"! 五寸釘と金槌を使って呪力を流し込む能力! 性格はそんなに可愛くないぞ! 」
「……あの先生一発ぶん殴ってもいいかな?」
「やめとけ。無駄だから」
お得意の鄒霊呪法で五条先生の脳天をロックオンする釘崎。しかし伏黒に止められた。
「次は
「オッスお願いしま〜す」
「もうヤバいヤツが来たな……」
「キモイ」
どこかで見覚えのある色黒の大学生らしき人物がガタイの良い3人組と一緒に立ち往生しており、伏黒たちはその場から少し離れた。
「次は
「ンよォやくゥウゥ……呪術高専とやらにィイ……来てみたがァあァ、あ"ぁ"んま"り大したヤツはいないなァ? ベ〇ータ」
「ねぇ、怒られないコレ? 大丈夫?」
「呪術規定に著作権は無いから大丈夫だろ」
「絶対関わりたくない」
次に現れたのは、どこかで聞き覚えのある声をした男性だった。よくよく目を凝らして見てみるとうっすらと緑の皮膚と黒い斑点が見えてきそうな、そんな人物であった。
「次はこの人ォ!
「……」
「弱そう」
釘崎はストレートに言葉を吐いた。
「次は……!」
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五条の紹介の元、次々と現れる呪術高専生たち。その術式は人それぞれ癖が強く、色んな意味でふざけた能力のオンパレードであった。
危機が迫ると自分と相手の時間が停止し『Roundabout』が流れる術式、対象者にトラブルを引き起こし『Anything Goes!』を流す術式、対象者の両腕を肥大化させ特定の言語と動作のみを強制させる術式、対象者が唐突にトラックに轢かれる術式、誰かがシックスという度に強制的に振り返らせる術式、甲賀忍法帖の曲に合わせて強制的に踊らせる術式、対象者が強制的に100日後に死ぬ術式、例の特撮番組の語録しか喋れなくなる天与呪縛を受ける代わりに例の特撮番組に登場するアイテムを使用できる術式、不死身になり死ぬ直前まで無双できるが何度も首を食いちぎられる術式、特定の語録しか喋れない天与呪縛を受ける代わりに全身が太ったネコの見た目になり金色のガンランスが使えるようになる術式、不死身になり神が味方してくれるが何度も死ぬ術式、絶叫しか出来なくなるかわりにビーバーになる術式、不死身になり特定の語録しか喋れなくなるかわりに何度も死に何度も『フリージア』が流れ時に二次元的かつ奇怪な動きを可能にする術式、ティーダのチ〇ポを召喚して気持ちよくなる術式、特定の語録しか喋れなくなる天与呪縛を受けるかわりにコマンドーになる術式、家の間取りに疑問を感じるようになる術式、特定の音楽を流しながら特定の祝詞を述べることで対象者に詐欺罪と器物損壊罪を適用し慰謝料も請求できるようになる術式、とある曲の歌詞に登場する言葉しか喋れない天与呪縛を受ける代わりにデビルマンになれる術式、一度刃を通せば勢いで切断できる術式、特定の語録しか喋れなくなる天与呪縛を受ける代わりに伝説のスーパーサイヤ人になる術式、メンズコーチ"ジョージ"を召喚する術式、見覚えのあるJK2人を召喚し竹書房だけは必ず破壊する術式、ニコニコ本社を爆破する術式、高〇クリニックを爆破する術式、北〇鮮の国歌を流しながら相手を爆破する術式、モナリザを見ると勃〇する天与呪縛を貰う代わりに杜王町の殺人鬼になれる術式、『すしざんまい』としか喋れなくなる天与呪縛を受ける代わりに周囲一帯を爆破する術式……
使える使えないはともかく、ここまで術師が1つのクラスに集合することは史上初であり、その規模は呪術界の御三家に匹敵するほどであった。
「これだけ呪術師が揃えば、宿儺も楽勝っしょ!」
五条先生は満面の笑みでサムズアップした。
この物語はふざけた連中がふざけたことをしながらゴリ押しで物事を解決していく物語。すなわち、